K TUNDORA STORIES   作:Seli

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5話

〈世里 Side〉

 

 

私達は御柱タワーが見える位置に来て、様子を伺っていた。

 

 

「どうするの? 御柱タワーに来たのは良いけど、中には緑のクランの連中がたくさんいるわ。」

 

狗朗「ここは作戦を考えて突入した方が良い。強行突破なんか愚作中の愚作だ。」

 

クロエ「そうね。無闇に行っても敵の思うつぼだわ。」

 

 

レイ「そうじゃの。」

 

 

と話していたら、吠舞羅のヤタガラスが、強行突破して御柱タワーの中に入っていった。

 

 

ネコ「あー。愚作がいっちゃったよ?」

 

 

 

世里「私達も行くしか無いんじゃない?

青のクランには私が説明しておくわ。」

 

 

 

狗朗「作戦変更だ! 俺達も行くぞ!」

 

 

私達は御柱タワーに入り、最上階を目指して向かうのだった。

 

 

〈世里 Side out〉

 

 

 

〈ハル Side〉

 

八田ちゃんと世里達が御柱タワーに突入してから、一時間ぐらいたっていた。

 

 

「うわぁ。御柱タワーの周りめちゃくちゃ取り囲んでやがる。中には緑のクランがうじゃうじゃいるし。どうするよ、尊?」

 

尊「ああん? 作戦考えるのは、ハルの役目だろうが。俺だったら正面突破して燃やす。」

 

「お前に聞いたのがバカだったよ・・・。ってか俺らの方が先に、御柱タワーに向かってた筈なのに、到着はこっちの方が遅いってなんなの?」

 

 

尊「しょうがねーだろ。緑のクランの連中の大半が俺らに向かってきて、戦闘してたんだからよ。」

 

 

「ホンマあいつら邪魔だったな。弱い癖に数だけ、ワラワラワラワラワラワラと。あんだけ削ったにも関わらず、御柱タワーにこれだけいるのかよ。」

 

尊「力使えりゃ、余裕なんだが。

ん? アンナの力が揺らいでんのか?」

 

「どうやらそうみたいだな。アンナに迷いが無くなれば、王として目覚めるはずなんだが。

力の流れからして、使うのを拒んでる感じもするな。」

 

 

尊「そんなことまで分かるのか?」

 

 

「光の王なめんな。光は全てを照らす。つまりだ。他の性質の力も使え、感応することもできるわけだ。まあ、他の性質の力使った場合、本来の出力よりだいぶ落ちるけどな。ちなみにお前にも出来るぞ。光のクランズマンは王ほど強くはないが、この力が使える。」

 

 

尊「やれやれ。規格外な王様に付いたもんだ。

まあ、退屈はしないがな。

んで、どうする? 正面から突破するか?」

 

 

「それしか無いだろ。宗像が来る前に行こう。アイツが来るとマジでめんどいことになる。

それに力使わない状態で、王とやりあうのはキツイ。」

 

尊「だな。行きますか。」

 

 

俺達は、強行突破して御柱タワーの内部に入るのだった・・・。

 

〈ハル Side out〉

 

 

 

〈世里 Side〉

 

 

私達は、最上階まで来ていた。

櫛名アンナを助ける為に動きたいが、緑のクランの猛攻に追い込まれていた。

 

 

レイ「これは、ちっと不味いの~。

王がおらんから、妾達の力も弱っておるし、緑のクランが厄介すぎて石盤にも近づけんぞ。」

 

 

クロエ「クロくんとヤタガラスも苦戦してるわね。逆転の手立てがあるとしたらアンナちゃんが王として目覚めることね。

でも、その前に私達がやられそうね。」

 

 

世里「流石に不利ね。!?」

 

 

と話ていたら、目の前に緑の砲弾が飛んできていて、咄嗟に青の力を使いガードしようとしていたら、赤の砲弾が飛んできて、緑の砲弾を、粉砕した。

 

 

草薙「やれやれ。大丈夫かいな世里ちゃん?

それと、全体的に不利みたいやな。」

 

「ありがとう。」

 

八田「草薙さん! 遅いっすよ!」

 

 

草薙「八田ちゃん。ちょっとアンナと話させてや。頼んだでヤタガラス。それと世里ちゃんにええ情報あげたる。ウサギの二人組が、御柱タワーに入ったみたいやで。ここを目指しとるみたいや。」

 

「本当なの!?」

 

草薙「ああ。青のクランともちょっと戦闘したみたいやし、まあ敵なんか味方なんか分からんけどな。」

 

 

「ええ、分かったわ。敵か味方かは直接相対してから判断するわ。それと、貴方達をどのくらい守れば良いの?」

 

草薙「助かる。五分ぐらい頼むわ。」

 

私はそれを聞き、赤のクランズマンが落ち着いて会話できるように守護するのだった。

 

5分ほどたった頃、目の前には大量の敵がいた。

 

流石に不味いわね。

ここでダメなのかしら?

私は不安になり、ハルの剣を握った。

助けてよ、ハル!

会いたいよ!

と願うと、風がふき目の前には

ウサギの面をつけ黒装束を来た人物が私を庇いながら立っているのだった・・・。

 

〈世里 Side out〉

 

 

〈アンナ Side〉

 

私は檻の中に閉じ込められていた。

みんなが戦っているのに、私は何もできない。

うつむいてると

 

草薙「堪忍な。何とかしたくてドイツまで行ったのに間に合わんかったみたいやな。これ以上目そらしとったらアカン。アンナ。

いや、・・・。」

 

 

「!?」

 

 

私は気づいたら、ベッドにいた。

目の前には多々良がいた。

 

 

 

 

多々良「アンナ、辛そうだね。」

 

 

 

「多々良。多々良がいなくなって、尊も多々良の仇をうっていなくなっちゃった。それにハルも・・・。」

 

 

 

多々良「そっか。アンナはどうしたいの?」

 

 

「私は・・・・。」

 

 

 

多々良「アンナは、不幸で終わらせない子だよね? 向こうで、他の二人にも聞いてごらん。」

 

「!?」

 

私はその言葉を聞き意識を戻すのだった・・・。

 

〈アンナ Side out〉

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