K TUNDORA STORIES   作:Seli

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6話

〈アンナ Side〉

 

私は意識を戻した。

すると目の前には、出雲が私をかばいながら前に立ち此方に向かってくる、黒装束にウサギの面をつけた人がいた。

青のセプター4の副長の前にも同じ格好をした人がいた。

 

その二人を見た瞬間、私は涙が止まらなかった。

 

草薙「アンナには、手出させへんで。

止まらんと攻撃するで。」

 

それでも此方に向かって歩いてくる。

 

 

「いずも。この人達は大丈夫。敵じゃない。」

 

 

草薙「アンナ? 泣いてるのか?」

 

 

出雲が驚き固まっていると、

ウサギの仮面をつけた人が檻の前に来て

 

 

???「お前の心の中にある暖かい赤は、お前の赤だ。人を守ることができる力だ・・・・・・。 アンナ。」

 

と言い、火の力を纏った手で私の頭を撫でた。

 

 

私は覚悟を決め、

 

 

「ノーブラッド、ノーボーン、ノーアッシュ!」

 

 

と言い、赤の王の力を解放した。

 

 

草薙「!? 」

 

???「それで良い、アンナ。俺は周りの敵を片付けてくる。」

 

ウサギの仮面の人物は去っていった。

 

私は後で話をしようと決め、仲間を守る為に頑張るのだった...。

 

 

〈アンナ Side out〉

 

 

 

〈世里 Side〉

 

私は、目の前にウサギの仮面をつけた人物が現れてから、不安が消え、涙が溢れていた。

 

 

???「怪我はないか?」

 

 

「無い・・・・・・・よ。」

 

 

 

???「そうか。赤の王は目覚めたみたいだな。ここは大丈夫だな。周りの敵を片付けてくる。」

 

 

「待って! 後で、また会えるよね・・・?

話したいことがたくさんあるの。」

 

 

???「ああ、もちろんだ。それじゃあ、またな。」

 

暖かい光を纏った手で、私の頭を撫でて去っていった。

 

私はやる気を出し、面の下の素顔を見て話す為に頑張るのだった。

 

〈世里 Side out〉

 

 

〈ハル Side〉

 

世里と別れ、俺は尊と合流した。

 

「あとどのくらいいるんだ? そっちは上手くいったみたいだな。新たな赤の王の誕生だな。

それとこの戦いが終わったら、素顔を出すぞ」

 

尊「良いのか?」

 

「ああ。緑の王 比水 流(ひすいながれ)には御柱タワー経由で、俺たちの存在はバレたからな。シロもそろそろ動き出すだろう。」

 

 

尊「分かった。それじゃあ、残党狩りといくか。」

 

 

「アイツらが逃げれるようにしておきたいしな。行くぞ!」

 

尊「ああ!」

 

俺達は緑のクランの残党を倒していった。

全員倒し終えると、空から緑の莫大な力を感じた。

 

尊「何だ!? この力は?」

 

「不味いぞ! 今のアンナの力では、この術を防げない! 最悪俺の力も解放して防ぐ!

お前も力を解放できるようにしとけ!

尊の力も借りるようになる!

ここまでするのか、緑の王よ。お前の仲間がまだ残っているだろうに、くそったれが!

急いでもどるぞ、尊!」

 

尊「ああ!」

 

俺達は急いで、世里やアンナ達がいる場所へ戻るのだった...。

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