あっというますぎますた(゚д゚)
ジャン・オーランドを捕まえたあと、俺は藍莉に連れられてフェイトの家に来ていた。なぜフェイトの家?と聞いたら、どうやらここに管理局の責任者がいるらしい。
ここには藍莉とアリシア、それとフェイトとアリシアの母親のプレシアさん、管理局員のリンディさんがいる。なのはたちは治療中らしい。ちなみに配置は
リ プ
テーブル
藍 俺 ア
「あなたがソラ君ね?はじめまして、リンディ・ハラオウンです」
「私はプレシア・テスタロッサよ。あなたのことは二人から、特にアリシアから聞いているわ」
「ちょっ、お母さん!?」
「ほー、それはいいことだと思いたいですね」
「さあ、それはどうかしら」
「空さん」
「おっと」
おふざけに入るところで藍莉に止められてしまった。そこでリンディさんが咳払いをして本題に入る。
「まずはこの度はジャン・オーランドの逮捕の件、協力ありがとうございます」
「いえいえ、みんなの怪我が大したことがなくて良かったです」
「それもあなたのおかげよ。フェイトの怪我もあなたのおかげであの程度で済んだわ、ありがとう」
「いやー、そこまで言われると流石に照れますね」
美人に褒められると流石に照れる(〃ω〃)
「・・・・・・・・・」
「むぅー」
おっと、藍莉とアリシアに見られてる、ちゃんとやろう。
「それで、お礼を言うためだけに呼ばれただけじゃないですよね?」
「あら、鋭いわね」
そりゃあ、今までいろいろな人に会ってきたから、この人がどんな性格かは見たら大体わかるんだよね。
「まず、聞きたいのだけどあなたに魔法が通じないというのは本当ですか?」
「はい」
「それはレアスキルかしら?」
「レアスキル?」
焼き加減のスキルか?
「焼き加減のスキルではありませんよ」
「藍莉、人の心を読まないで」
「顔に書いてます」
俺ってそんなにわかりやすい?
「レアスキルは簡単に言えば、個人の特別な力みたいなものだよ」
アリシアが説明してくれた。てか、そのままの意味じゃん。
「まあ、そんなものかな」
「そう、それとあなたの剣なんだけど」
「これですか?」
俺は左腕のブレスレットを見せる。これが件の魔剣だ。・・・・・・聞くまで知らなかったけどΣ(ノ≧ڡ≦)。
「それはロストロギア級の剣という結果が出ました。なのでそれはこちらで管理致します」
「リンディさん!それは!」
「(つ´∀`)つ マァマァ」
俺は何か言おうとするアリシアを宥めた。
「でも!」
「いいからいいから」
「うぅー」
唸りながら大人しくするアリシア。めんこい!撫でたい!
「リンディさん」
「何かしら?」
「これに触れたらいいですよ」
「・・・・・・どう言う意味かしら?」
「そのまんまの意味です」
俺はブレスレットをテーブルに置く。
「もしリンディさんがこれに触れたら、これはそちらにお渡し致します」
「・・・・・・・・・」
「もし触れなかったら、色々と諦めてください」
「色々?」
「まあ、この剣と俺の勧誘ですかね」
「っ、あなた結構鋭いわね」
「いやあ、それほどでもありますよ(^^ゞ」
ぶっちゃけ俺の勧誘は確証はなく、なんとなく思っただけだけど、まさか当たってたとは。
「どうします?チャンスは一度ですよ」
「・・・・・・わかりました、いいでしょう」
「空さん、いいんですか?」
「大丈夫、大丈夫」
藍莉が怪訝そうに聞くが、まあ、実際大丈夫だし。
「では」
そっと、テーブルの上のブレスレットに手を伸ばすリンディさん。
そして、手がブレスレットに触れようとした瞬間、
――シュン
「え?」
ブレスレットが消えて俺の左腕に現れる。
「・・・・・・どういうことかしら?」
「まず言っておきますけど、魔法とかレアスキルじゃないですよ?」
「ならどうしてブレスレットが消えたのかしら」
「はっきりとはわかりませんけど、これが俺以外の人間には触れないということですね」
「それはそのブレスレットが持ち主を選ぶというの?」
「そんなところです」
「はあ、まあロストロギアですものね」
深いため息をつくリンディさん。
「リンディさん」
「ええ、その剣もソラ君の勧誘もしません」
「よかったね!ソラ」
まるで自分のことのように喜ぶアリシア。・・・・・・なんていい子なんだ!
「でも困ったわね、そうなると民間人にロストロギアを所持させることになるし」
「それならいい方法がありますよ」
リンディさんの悩みに提案したのは藍莉だった。
「なにかしら?」
「このブレスレットはただのデバイスで、空さんは民間協力者になってもらえばいいじゃないですか」
「まあ、それが一番無難ね」
「というわけで空さん、協力者になってください」
本人いないところで話を進めるなよ。
「まあ、協力だけならいいさ」
「ありがとうございます、空さん」
「お、おう」
微笑む藍莉に一瞬ドキッとしてしまったじゃないかドキ(((*〃゚艸゚))ドキ
「むう、ソラ!これ美味しいよ!はい!」
差し出されたのはテーブルに置いてあったクッキーだった。
「おう、サンキュー」
「空さん、こっちも美味しいですよ」
そして藍莉からも違う種類のクッキーを差し出された。
「あらあら」
「まあ、彼なら大丈夫そうね」
リンディさんは頬に手を当てて微笑み、プレシアさんは一人でうんうん納得している。ダメだ、二人は助けてくれない。
「「はい、ソラ(空さん)」」
まあ、美少女二人からあーんされるのも悪くない、むしろちょーうれしい!
それから、少し談笑して俺と藍莉は帰路についた。
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