魔女と剣士と少女たち   作:sakuya-syu

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EP18 久々と怒りと

「と言うわけで、義妹の茜だ」

 学校の屋上、時間は昼休み、俺は今日転入してきた茜を皆に紹介している。

「1年の日暮茜です、よろしくお願いします」

 ペコリと頭を下げる。

「アリサ・バニングスよ」

「高町なのはです、よろしくね茜ちゃん」

「アリシア・テスタロッサだよ、よろしく!」

「妹のフェイト・テスタロッサです、よろしくね?」

「八神はやてや、よろしくな」

「東雲藍莉です、よろしくお願いしますね」

「如月「キャッツアイ」だよ、―――って竜馬だよ!よろしく」

「えっと、月村すずかです、よろしくね」

「・・・・・・・・・」

 すずかの自己紹介が終わると茜がピクッと反応した。

「おい、茜?」

 茜さん!?殺気が!殺気が漏れてますよ!((((;゚Д゚))))

「えっと、茜さん?どうかしたんですか?」

 ほら!藍莉ですら冷や汗かいてるよ!?

「あ、いえ、なんでもないです」

 藍莉に声を掛けられて、何とか殺気を抑えてくれた。てか、怖がったアリシアが俺に抱きついている。・・・・・・役得だぜ!O(≧▽≦)O

「お兄様、後でお話があります」

「お、おう」

 死刑宣告いただきました。(゚ロ゚)

 それから皆で弁当を食べたのだが、茜は終始、すずかを見ていた。

 

 

 

 放課後。

 俺と茜は二人で帰路についていた。

「月村さんが以前、お兄様にキスをしていた方ですよね?」

 茜の言葉は疑問系だけど、確信した言いようだった。そして目がすわってます。( ̄O ̄;)

「それに、普通の人間ではないですね」

 おぅ、なんと鋭い。流石妹弟子。

「まあ、キスの件は前も話したけどお礼だからさ」

「好きでもない人に、頬とはいえキスをするとでも?」

 ですよね〜(ーー;)まあ、嫌われてはないと思ってたけどさ。

「だいたい、お兄様はいつも―――」

「ああー、ああー、きーこーえーなーいー」

 茜のお小言が始まりそうだったので、俺は聞こえないふりをして早めに歩く。

 長いんだよ、ほんと(; ̄O ̄)

「もうっ、待ってくださいお兄様っ」

 そんな俺の後を頬を膨らませながら追ってくる茜。・・・・・・ういやつよ。

「っと」

 俺は立ち止まる。目の前に人がいるからだ。

 只の一般人だったら、そのまま通り抜けるだろう。しかし、明らかに俺に向けて殺気を放っている。なってないなε=(・д・`*)ハァ…

「こんなところで奇遇だな、イケメン君w」

 そこにいたのはイケメン君、名前はもう忘れたw

「貴様、俺の嫁たちに近づくなと言ったはずだが?」

「了承した覚えはないし、俺が誰と話そうがお前には関係ないはずだが?」

「ふん、なのはたちは俺のものだ。よって、貴様が近づくことも許されん」

「・・・・・・・・・」

 どうすっかな~、ちょっと切れかかってる俺がいる。人をモノ扱いって、クズなの?カスなの?生きる価値あるの?

 そんなことを考えていると後ろからため息が聞こえた。

「お兄様」

 案の定、茜である。

「この物(誤字にあらず)は私が殺ります」

「お、おう」

 そういえば、茜は人を、特に女子供をモノ扱いする奴が大嫌いだったな。

「お前が相手になるのか?俺は女相手でも手加減はしないぞ?」

「構いません。ただし―――

 

 

―――消えてください」

 

 

「なっ―――」

 イケメン君が気づいたときには、茜は既に懐に入っていた。

「掌破(しょうは)」

 掌をイケメン君に当てる。するとそこから衝撃波が発せられ、イケメン君が吹っ飛んで轟音を立てながら塀を壊した。

 流石、と言っていいだろう。茜も師匠に育てられて剣術を学んでいた。その過程で体術も学び、素手でも十二分に強くなった。

 切れた茜は俺でも手を付けられないし(´;ω;`)

「帰りましょう、お兄様」

 だが、まだ甘いんだよな。

「茜、相手の状態がわからないうちに背を向けるな」

「え?」

 茜が振り向くと、瓦礫の中からイケメン君が立ち上がった。

「シールドが間に合わなかったら危なかったな」

 立ち上がったイケメン君を見ると先程と服装が違う。

「バリアジャケットか」

 白銀の鎧を纏っている。

「・・・・・・魔導師ですか」

「ほう、魔導師を知っているのか」

「ええ、嫌というほどに」

「そうか。よく見るとお前、良い女だな、俺のモノになれ」

 イケメン君はいやらしい目つきで茜を見る。・・・・・・こいつ、半殺すか?

「汚らわしい、誰があなたのモノになりますか」

「照れてるのか?まあいい、お前を倒して、そこの野郎を殺して、お前を俺のモノにしよう」

「・・・・・・・・・」

「どうした、震えて声も出ないか?」

 あー、やばいね。茜がマジギレする。

「まあいい、とりあえず気絶してもらおう」

 イケメン君は手元に一本の剣を出すと、茜に斬りかかる。しかし、

「―――陽炎」

 茜は文字通り、陽炎のごとく剣を躱した。

「俺の剣を躱したか!ますますお前が欲しくなったぞ!」

 イケメン君は言いながら剣を振るい続ける。しかし、どれも茜には当たらない。

「くっ、ちょこまかと!なら!」

 イケメン君は茜から距離を取った。

「これでどうだ!王の財宝<ゲートオブバビロン>!」

 イケメン君の後ろの空間から様々な種類の剣が現れる。

「これなら躱せないだろう!」

 うん、確かにこれは陽炎では躱せない。陽炎のデメリットは二つある。一つは剣筋が見えてないと使えない。もう一つは複数の攻撃を同時に受けたとき。まあ、陽炎以外にも躱す技はあるけどな

「ふっ、降伏するなら今のうちだぞ?」

「笑わせないでください、あなたごときに誰が降伏しますか」

「ふん、ならばお前を倒して、さっさとそこのモブ野郎を殺してやる」

「先程からお兄様を侮辱して、許せません」

「ふん、何がお兄様だ。お前ら本当の兄弟ではないだろう?顔立ちや目の色が全く違う」

「だからなんだというのですか。血は繋がっていなくとも兄妹です」

「はっ、どうせあのモブは兄妹なんて思ってねえよ。まあ、お前は一般的な中学生より小柄だが、俺が可愛がってやるよ」

 

 

―――プチン

 

 

 おっと、久々にキレちまった。俺が茜を妹と思ってない?さらには茜を可愛がるだと?想像しただけで吐き気がする。

「―――茜」

 自分でも驚くくらいの冷めた声色だった。

「は、はいっ」

 茜も怖がってしまった、後で謝らないと。

「代われ」

 勝負に水を差すのは嫌だが、これは我慢できそうにない。

「わ、わかりました」

 俺が切れていることが伝わったのだろう、茜は反論せずに引き下がる。

「なんだ?先にお前が死にたいのか?」

「・・・・・・・・・」

 こいつ、どうやって殺そう。

 頭を切り落とす?心臓を一突き?手足を切り落として、出血死?身体を切り刻むか?それとも剣を使わずに首を絞めてじわじわ殺すか?男として終わらせるか?

「死ねぇえええ!!」

 あいつは大量の剣を俺に向けて射出した。

「ハッハッハッ、これは避けれないだろ!」

 は?何言ってんの?この程度避けれないわけないじゃん。俺は魔剣を抜いて、駆け出した。

 俺は降り掛かる多数の剣を躱しながら、奴との距離を詰めていく。

「なっ、ば、バカな!」

 剣の雨を掠りもせずに駆ける俺を見て驚愕するイケメン。俺に当てたいならこれの十倍は持ってきな( *`ω´)

「なぜだ!なぜ当たらない!」

「あの程度の剣で当たるか」

 俺はイケメンの叫びに、奴の懐から答える。そして一閃、剣を振る。

「ぐあっ」

 胴から血は出たが傷は深くない、むしろ浅い方だ。しかし、それでもこいつには十分だった。

「ひ、非殺傷じゃないのか!?」

 切られた反動で尻餅を付いて、後ずさりながら叫ぶ。

「非殺傷?そんなものあるわけないだろう?」

 俺は怯えるイケメンに剣を振り上げる。

「お前が剣を抜いた時から、ここは戦場なんだから」

「ひっ」

 そして俺はそのまま剣を―――

 

 

「ダメェエエーーー!!」

 

 

「グホッΣ(゚д゚lll)」

 

 

―――振り下ろせなかった。横から猛スピードで何かにタックルされた。なにっ、なんなの!?

「今、何をしようとしたの!?」

 一番最初に目に入ったのは金色。これは髪か?そして赤い瞳。

「フェイト?」

「答えて!」

 顔がさらに近づく。ああ俺、フェイトに押し倒されてんのか。あれ?これ、キスできんじゃね?その距離、約5センチ程。

「何って、脅し?」

「ウソ!今、止めを刺そうとしてた!」

「そ、そんなことないぞ?ほら、真横に刺してビビらせようとしたんだぞ?」

 本当だぞ?本当なんだからな!

「ホントに?」

 さっきは殺るって言ったけど、流石に色々とまずいだろう。

「お、おう。あと、近いんだが?」

「えっ?」

―――ボンッ

 

 あ、爆発した。

「ご、ゴメンなさいっ」

 フェイトは慌てて俺の上から立ち退いた。ああっ(゚ロ゚)

「フェイトちゃん!」

 そこへなのはがやってきた。イケメンのところにははやてもいる。

「管理外世界での無許可の魔法使用で逮捕します」

 とはやてがイケメンを逮捕していた。その際、なぜだとか色々叫んでたけどどうでもよかった。

「えと、お兄様?」

 不安そうな声が後ろから聞こえる。

「茜、悪い」

「いえ、もう大丈夫ですか?」

「おう!いつもの茜大好きなお兄様だ!」

「もうっ、お兄様ったらっ/////」

「「空くん(ソラ)?ちょっとO・HA・NA・SHIしようか」」

 俺は気づいたらなのはとフェイトに両腕を拘束されていた。

 ちょっ、まっ(((゜Д゜;)))

 

 

―――アァアアアーーーー!!

 

 

 その日の記憶はほとんど残ってない・・・・・・ちゃんちゃん♪

 




最後までお読みいただきありがとうございますm(_ _)m


というわけで、


空「どういうわけなんだ?まあ、いいや。始まりました、新コーナー!(*'▽'*)♪司会は俺、日暮空と」

藍「えと、なんで私なんですか?東雲藍莉です」

空「このコーナーは作者があとがきに何を書けばいいかわからないからとりあえずトークさせてみようというものです」

藍「えーと、じゃあ何も書かなくていいんじゃないですか?」

空「それを言ったらおしまいだろ!これは作者の気まぐれでもあるんだから!それにこのコーナーで藍莉の出番が増えるよ?」

藍「う、それを言われると・・・・・・」

空「ちなみにこのコーナーは特に目的があるわけじゃないので悪しからず」

藍「本当にやる意味あるんですか?」

空「(つ´∀`)つ マァマァ、じゃあ終わりも近いので早速、はい、これ読んで」

藍「なんですか?えーと、今日のヒトコト?何ですかこれ」

空「これは今日の気分を言うコーナーだ。まずは俺から」

『妹は誰にもやらん!』( *`ω´)

藍「・・・・・・・・・」

空「藍莉?何か喋って!これ生だよ!放送事故だよ!」

藍「シスコンさん、黙っててもらえます?」

空「あ、はい、すみません」

藍「では、次は私ですね」

『私を変なことに巻き込むなぁあああーーー!!!』

 音声が乱れましたので今日はこの辺で。
 次?やるかわかりません、気まぐれですから!
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