魔女と剣士と少女たち   作:sakuya-syu

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EP02 転校生と告白と

「「「「「待てぇええええー!!!」」」」」

「捕まえるもんなら捕まえてみな!」

 現在、黒髪の少年は数十はいる男子達に追われている。場所は学校の中、少年も男子たちも学校の制服を着ている。

 全速力で追いかける男子たちを少年は息一つ切らさずに逃げていた。さて、何故このようなことになったのかというと、数十分前までに遡る。

 

 

 

-数十分前-

 

「今日は転校生を紹介します」

 学校の教室で一人の女教師が入ってくるなり言った。転校生という言葉に教室にいた生徒たちは気になって騒ぎ始めた。生徒たちは中学二年生で皆、同じ制服を着ている。

 ここは私立聖祥大附属中学校。割と金持ちが通う学校である。そんな学校に時期はずれの転校生がやってきた。

「先生!男子ですか、女子ですか!?」

 一人の男子生徒が聞く。

「男子よ」

 教師が答えた瞬間、男子は落ち込み、女子は黄色い声を上げた。ちなみに、黄色い声を上げられた転校生はたまったものではない。

「どんな人なんだろうねー」

「どうせロクでもないやつよ」

「もう、アリサちゃん、ダメだよ勝手に決め付けちゃ」

 クラスの中で一際目立つ少女たち。金髪の女生徒が二人と紫がかった黒髪の女生徒が一人。彼女らを見るとほとんどの人は美少女と呼ぶだろう。

「じゃあ入ってきて」

 教師の声と共に扉が開く。

 入ってきたのは黒髪黒目の少年で、背丈は160センチくらいだろうか。

「どうも、転校生の日暮 空(ひぐれ そら)です。よろしく」

「日暮君は家庭の事情でこの街に引っ越してきて、まだ間もないから皆さん仲良くしてあげてください」

『はい!』

 元気よく返事をする生徒たち。

「それじゃあ、日暮君は・・・、月村さんの隣ね」

 教師が言う方向には窓際の空いた席だった。隣には月村と呼ばれた紫がかった黒髪に白いカチューシャをつけた少女がいた。

 空は言われたとおり、月村の席の隣に向かった。

 そして―――

 

 

「前世から好きでした」

 

 

 突然、月村と呼ばれた少女の手を取り、告白した。

「・・・・・・え?」

 言われた本人も一瞬なんのことだか分からずに呆然としていた。当然、周りにいた生徒や教師もだ。

 少しの間の沈黙。

「「「「「えぇえええええーーーーー!!??」」」」」

 次の瞬間にはクラス中に驚きの悲鳴が響き渡っていた。

「え!?な、なに!?どういうこと!?」

「なんでいきなり告白!?」

「おい!転校生!どういうことだ!」

「我らが聖祥の天使に告白だと!?」

「キャーッ、大胆!」

 騒がしくなるクラス。告白された月村は未だに呆然としている。

「ちょっとどういうことよ!?」

 見るからに活発そうな金髪のショートカットの少女が空に詰め寄る。

「い、いきなり告白なんて、あ、アンタ何考えてるの!?」

 自分が告白されたわけではないのに顔を真っ赤にして詰め寄ってくる少女。そんな少女に、いや、クラスに聞こえるように空は言った。

 

 

「そこに美少女がいたからだ!(`・ω・´)キリ」

 

 

「アンタ、ケンカ売ってんの!?」

 金髪少女は手をグーにして空の顔面に突き出す。

「おっと、美少女がそんな乱暴するなよ」

 しかし、空はそれを難なく受け止めて金髪少女を引き寄せる。

「レディはお淑やかにな?」

「な、な、なっ」

 唇同士がくっつくくらいの近さに金髪少女は顔を湯気が出るくらいに真っ赤にした。

「貴様!月村さんだけでなく、バニングスさんまで!」

 一人の男子生徒が叫ぶ。

「そうか、バニングスっていうのか」

 そう言って、自分の席にバニングスをそっと座らせる。

「野郎ども!奴を生かして返すな!」

「「「おう!」」」

「物騒な奴らだな」

 血の気だった男子生徒達に慌てる様子もなく、肩を竦める空。

「じゃっ」

 そう言って、空は窓の淵に飛び乗る。

「アデュー」

 そして、彼はそこから飛び降りた。・・・・・・ちなみにここ二階。

 

 ̄|

 

 ̄|

 |

   ☚ここ

 ̄|

 |

  

 ̄|__✝☚人____

 

 

『・・・・・・・・・』

 しばらく沈黙する生徒達。

『はっ』

 我に返る。

『追えーーーーー!!!』

 鬼ごっこの始まり。

 

 

 

-現在-

 

 今?今は普通に授業受けてるけど?男子たち?知らん!ちなみに席は

 

 |

 |空 月

外|

 |  バ

 |

 

 という感じ。

「・・・・・・」チラッ

 右を見る。

「(/ω\*)」

「・・・・・・」チラッ

 その後ろを見る。

「(〃ω〃)」

 うん、目を合わせてくれない。仕方ない・・・・・・

 

 

 諦めよう。

 

 

「ぐぅ」

 俺は諦めて眠った。

 

 

 

 そして、クラスの男子達はというと・・・・・・

「くそっ、どこに、奴は、行ったんだ」

「逃げ足の、早い、奴」

「奴に、制裁を・・・」

 校内のいたるところでバテていて、放課後になるまで放置されていた。

 

 




書きたいように書いてみた。書き方は変わるかもです。
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