魔女と剣士と少女たち   作:sakuya-syu

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息抜きのはずなのにこっちがメインになってる?


EP04 転生者と友達と

-放課後-

 

「日暮君、一緒に帰らないか?」

 昼休みに一緒にいたハーレム野郎が現れた。どうやらわざわざ別のクラスから来てくれたらしい。・・・・・・案外いい奴?

「おう、いいぜ」

 本当は美少女と帰りたかったんだが、いいだろう。ハーレムの秘訣でも聞こう。俺らは学校を出る。

「ハーレムの秘訣を教えろ、今すぐに、早急に!」

 道を歩きながら俺は秘訣を聞くためにハーレム野郎に詰め寄った。

「ちょっ、ちょっと待って!ハーレムってなんのこと!?」

 こいつはあの状況でとぼけるのか。

「ああ?昼休みに一緒にいた高町、テスタロッサ、八神、東雲、テスタロッサ、月村、バニングスはお前のハーレムじゃないのか?あれ?テスタロッサが二人?」

「ち、ちがうよ!あの娘たちとはなんでもないよ。あとフェイトとアリシアは双子の姉妹だよ。てか、よくあの一回で全員の名前覚えたね」

 お前もよくしゃべるな。

「美少女の名前を忘れるわけがないだろう」

「ちなみに僕の名前は?」

「知らん!」

「予想はしてたけど、即答とは思わなかったよ」

「褒めるなよ(^^ゞ」

「褒めてないよ。改めて言うけど、僕は如月竜馬だよ」

「うーん、きさま?」

「最初の二文字と最後の文字だけつなげていうのやめてくれないかな?」

「じゃあ、キャッツアイ」

「もう好きに呼んでよ・・・・・・」

「仕方ない、じゃあ、竜馬で」

「そこは普通に呼ぶんだね。じゃあ僕も空って呼ぶよ」

「おう。ところで竜馬」

「なんだい?」

「俺の家のテレビは一台だ」

「そんなこと聞いてないよ!?」

「そんなこととはなんだ!!」

「逆ギレ!?」

「ところで俺は東雲に待ち伏せされていたんだがどうすればいい?」

「話変わるのはやっ。てか、藍莉?」

 俺の視線の先を竜馬が見るとそこには東雲藍莉が立っていた。

「あなたに聞きたいことがあります」

「彼女はいません」

「あなたは転生者ですか?」

「え?今のスルーなの?てか、藍莉はいきなり何言ってるの!?」

「答えはイエスだ」

「えぇええええ!?」

「「竜馬(さん)うるさい(ですよ)」」

「ごめんなさい」

 何なんだこいつは。さっきからツッコミしかしてないぞ。まあ、ツッコミ役は貴重だが。

「意外に簡単に白状しましたね」

「美少女には極力嘘はつかないようにしてるんだ」

「そうですか。・・・単刀直入に聞きます」

 東雲は目を細めた。冷たい目がちょっとゾクゾクする。

「あなたは敵ですか?」

「美少女の味方」

「ふざけないでもらえません?」

「ふざけてないぞ」

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

 しばらく無言で見つめ合う俺と東雲。・・・・・・恥ずかしい(/ω\*)

「・・・わかりました。今は信じます」

「マジか」

「そのかわり、あなたの特典を教えてもらえますか?魔力反応がないから魔力をもらったっていうことはなさそうですが・・・」

「特典?」

「そうです。あなたも神様に3つの特典をもらったでしょう?」

 え?神なんているの?

「・・・・・・あなた、神に会わなかったんですか?」

「悪いが俺は無宗教なんだ」

 神がいるなら俺は神を殺すよ?

「転生者なのに、神に会ってない?そんなことがありえるの?」

 どうやら考え事をしてるご様子。

「ねえ、空。本当に神様に会ってないの?」

「神なんざいるわけねえだろ」

「「・・・・・・」」

 俺の否定の言葉に無言になる東雲と竜馬。なぜ?てか、

「てか、お前らも転生者なの?」

 俺の問いに頷く二人。転生者ってことはこいつらも禁術を?いや、でもそれはあいつしか使えなかったはずだし・・・・・・まさか?

「東雲」

 俺は東雲の手を取り、真剣な眼差しで彼女を見る。

「はい」

「前世から好きでした」

「・・・はい?」

「・・・・・・」

 突然の告白に呆気にとられる東雲と呆然とする竜馬。あれ?違った?

「な、何を、言ってるんですか?」

「なんでいきなり告白したの!?」

「・・・美少女に告白しないのは失礼かなと思って」

「美少女だったら誰でも告白する方が失礼だと思うよ」

「そんなこと誰が決めた!」

「いや、誰も決めてないけども!」

 ならいいじゃん。

「ん、んー」

「ま、まあ、とりあえず今は空が敵じゃないっとことでいいんじゃないかな?」

 竜馬は話を元に戻してまとめた。うん、それでいいと思う。だって東雲も可愛いから敵になるつもりないし。今なんて頬を赤らめて、さっきと違う感じがイイね!( ・∀・) イイネ!

「そうですね、神にも会っていないみたいですし」

「女神には会ったがな」

 東雲を見る。

「―っ/////」

 顔を赤くして目を逸らされた、・・・・・・かわええなあ(*´`)

「・・・よくそんな恥ずかしいセリフ堂々と言えるよね」

 それが俺クオリティ。( *`ω´)

「ちなみに神谷、空に絡んでいった奴も転生者だよ」

 なんですと?

「マジで?」

「マジで」

「おいおい、なんでこんなに転生者が大量発生してるんだよ」

「えっと、僕は3人しかいないって聞いたんだけど」

「私も聞きましたね」

「え、俺イレギュラー?」

「そうかもしれないね」

「マギカ」

「マジだよ」

「とりあえず、この話はここでおしまいにしましょう。これ以上話しても混乱しちゃいますから」

「だね、あ、どっか寄ってく?」

「なら、翠屋に行きましょう」

「翠屋?」

「なのはの家が経営してる喫茶店だよ」

「おお、そうなのか。なら行くしかないな」

「そこのシュークリームがすごく美味しいんだ」

「へえ、それは楽しみだ」

 俺らは翠屋に向かった。

 

 




ちなみに東雲藍莉のモデルは「終わりのセラフ」の柊シノアです。名前もそこから取りました。竜馬は・・・・・・どうしよう?
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