ハンターと仮想の世界   作:黒牙雷真

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ハンターと剣の世界5

 

 

リズベットとの依頼から7ヶ月過ぎて、現在の最前線は50層。通称、第2クウォーター・ポイントと呼ばれる階層だ。何故、そう呼ばれるのかは25層の時にバカなアインクラッド解放軍が単独でボスに挑み壊滅したからである。

 

そして俺は今、とあるギルドの本部の前に来ている

 

リュウガ「どうも、採取屋のリュウガです。アスナさんとユウキさんに面会を頼めますか?」

 

門番「少々お待ちを」

 

とあるギルドとは血盟騎士団である。今では最強ギルドと名を馳せている

 

門番「許可がおりましたので、こちらに」

 

門番が指示する方向へ、俺は歩きだす。

 

リュウガ「どうも」

 

それなら中に入ると・・・。

 

ユウキ「リュウガアアアア!!」

 

と毎度のこと。ユウキが俺に飛び付いてくる。

 

何の?俺のこと好きなの?勘違いしちゃうよ?

マジで

 

とボッチを孤高だと言っている少年の真似を脳内で

していると……

 

アスナ「ユウキ。毎度毎度、リュウガ君に飛び付つくのは、止めなさい。女の子としてはしたないわよ?」

 

ユウキ「ちぇ~、アスナは硬いな~」

 

リュウガ「まあまあ、その辺にしとけよ。二人とも。ハンターからの伝言を伝えにきたぞ」

 

アスナ「分かったわ。場所を移しましょう」

 

リュウガ「了解だ」

 

 

リュウガ「今回のボスは雷を使う狼らしい」

 

アスナ「雷を使う狼……」

 

リュウガ「師匠が言うには、他のゲーム……。それも今から10年くらい前のゲームに出てくるモンスターに行動パターンがほぼ同じだってさ」

 

アスナ「そう。なら安心ね」

 

リュウガ「これが、行動パターンをメモした紙だ」

 

俺はアスナに今回のボスの行動パターンを書いた紙を渡す

 

アスナ「なっ!あの人、一人でHPバーを一本まで減らしたの!?」

 

ユウキ「へぇー!やっぱり凄いな、ハンターは!」

 

 

そりゃあ、双剣のエリアルでボコボコにしましたもん

 

 

ユウキ「でも、なんで倒さなかったのか?」

 

アスナ「それは、ハンターと団長が何やら取引をしたらしくて。単独でのボス攻略はしない契約みたいなの」

 

ユウキ「なるほどね」

 

リュウガ「それと名前なんだけど、ジンオウガってのが呼び安いってさ」

 

アスナ「ジンオウガ……。そうね、一々【Rising of OGRE】なんて呼びにくいものね」

 

ここで、皆さんは当たり前の如くお気づきだろう。今回のボスは、まんまジンオウガです。なぜか40層辺りからモンハンの大型モンスターがボスとして現れることになったのだ。

 

40層はダイミョウザザミ。

41層、ガララアジャラ

42層、ゲネル・セルタス&アルセルタス

43層、ディアブロス

44層、リオレウス&リオレイア

45層、ウラガンキン

46層、グラビモス

47層、ライゼクス

48層、ディノバルド

49層、ドボルベルグ

 

 

ときている。いまいち、どんな順序や関係性で絞られているのか分からない。

それから話しは進んで行き三日後にボス攻略を行うこととなった。

 

アスナ「君も、レベルは攻略組と変わらないんだからボス攻略に参加してほしいんだけな?」

 

リュウガ「悪いな。俺は腰抜けだから。じゃあ、師匠には俺から伝えておくから」

 

アスナ「うん、お願い」

 

リュウガ「じゃあ、また。狩人印をご贔屓に」

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから三日が経ち、今は・・・・

 

リュウガ「チャージし始めたぞ!アタッカー、フルアタックをきめろ!」

 

ボス攻略が始まってから3時間が経過している。

攻略組の皆はかなり疲弊している。HPはアーサーが真・回復笛の術と硬化笛の術で、犠牲者を出していない。

 

俺は今回、アタッカーとしてだけでなくタンクとしても前に出ている。装備は防具がグラビXの一式、武器がランスの『ロストバベル』。盾の範囲がデカイのが嬉しい。それとスキルだが、ガード性能+2、攻撃力up【中】、ガード強化、スタミナ急速回復がついている。

 

リュウガ「アタッカー下がれ、放電するぞ!タンクはさっきと同じように交代して守りを固めろ。メインのタンクは俺とヒースクリフが行う」

 

タンクたち「了解!」

 

それから1時間。ようやくジンオウガのHPバーがラスト少しになり。咆哮をしたので一度様子を見ようとしたが・・・

 

リュウガ「念のため、一度様子を見るぞ!」

 

ユウキ「ボクが決めるよ!」

 

リュウガ「おい、バカ!」

 

ユウキが俺の指示を聞かずにジンオウガに突撃していき、ソードスキルの構えをするとジンオウガは一度距離を取った

 

ユウキ「え?」

 

リュウガ「クソ、間に合え!」

 

俺はランスを投げ捨てて、ユウキの前に出てユウキを守るとように抱き締める

 

ユウキ「は、ハンター!?」

 

次にジンオウガが取った行動は背中から落ちてくる。フライングボディアタックだった。俺はそれをモロに背中から体全体にジンオウガによって生み出される電撃と衝撃を受けてしまう

 

リュウガ「グハッ!?」

 

ユウキ「きゃあああ!?」

 

そのまま、ユウキを抱き締めなかだら壁に叩きつけられて俺は意識を失う。幸い、意識を失う寸前にユウキの安否は確認できた。

 

 

 

 

 

《sideユウキ》

 

ボクはハンターのお掛けでボスの攻撃から守ってもらったのわかる、けど今は何故、壁際にいるのか分からないでいた。

 

アスナ「ユウキ!大丈夫?」

 

ユウキ「う、うん。ボクは大丈夫……」

 

アスナ「そう。よかった……」

 

アスナが心配して駆け寄って来た時にはもう、ボスは倒されていた。

 

ユウキ「そういえば……ハンターは?さっき、助けてもらったからお礼が言いたいんだけど」

 

アスナ「それが……」

 

アーサー「にゃ、にゃー!んにゃーお!(起きてよ、ご主人!ねぇ、起きてってば!)」ポロポロ

 

キリト「おい、ハンター!ハンター!」

 

 

ハンターのテイムモンスターで確か……アーサーとか言ったっけ。なんで、アーサーは泣きながらハンターを揺すってるの?キリトも凄いな血相でどうしたんだろ?それになんであんなに叫んでも起きないんだろ?

 

ユウキ「ねぇ、ハンター。キリトとアーサーが呼んで……」ビチャッ!

 

ボクはハンターの元にいくと、足で何かの液体を踏んだ様な音が聞こえた。足元を見ると赤い液体を見た。

 

ユウキ「え?嘘……嘘だよ?ハンター、ねぇてば!」

 

ボクはその赤い液体がハンターから流れる血だとすぐに分かった。けど周りの人たちは分かってないみたい

 

キリト「クソ!?なんで失血状態が治らないんだよ!?」

 

ユウキ「やっぱり、これって……ハンターの……」

 

ボクは自分のせいでハンターが血を流したことに後悔と、ハンターが死んでしまうのではないかという恐怖にへたりこむ

 

アスナ「どうしたの、ユウキ!ってこれは……」

 

ヒースクリフ「どうしたんだね、アスナ君。なんだこれは………」

 

ヒースクリフ団長もボクの様子がおかしいと思ったのか心配に来てくれた。

 

ヒースクリフ「急いで彼を血盟騎士団のホームに運ぶんだ!急げ!」

 

とヒースクリフは血盟騎士団の団員たちに指示を出す

 

「「「「了解!」」」」

 

団員たちはハンターを運ぼうとする時に誰かの手がハンターの甲冑に当たり、ハンターの甲冑が取れてしまう

 

「「「「「え!?」」」」

 

キリト「嘘だろ……」

 

アスナ「そんな……」

 

ユウキ「え?リュウガ……そん…な。いや……いや、いやああああ!?」

 

アスナ「ユウキ!」

 

ボクはハンターがリュウガだと分かると好きな人をボクは傷付けてしまったことに恐怖して気を失った。

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