っといっても、ギャグセンスがないので辛いものがありますが・・・宜しくお願いします。
それから、挿絵機能を見つけたので、順次載せていきたいと思います。
ちなみに、 著作権がナンチャラカンチャラで拾い物は面倒臭いので、これまた面倒臭いですが、下手なりに自分で頑張って描いていこうと思います・・・許してください(涙)
6年生1日目。
この時期、連絡事項などを述べる事意外にする事もなく、ホームルームを終えた午後、ルナ達いつもの三人にジャックを加え、街へ繰り出す事になったスバル。
訪れた場所はスピカタウンーーー
「ゲッ!!何だぁこの人盛りは!?気持ち悪!」
「まぁショッピングモールだししょうがないよ。いっつもCMで宣伝してるしね」
『ありゃCMって奴はムカつくぜ!特にドラマの途中で挾間まれるとテレビをかち割りたくなるぜ!』
「しょうがないよ。CMがあってのテレビだし・・・ジャックはこういう場所嫌いなの?」
「ああ!身の毛も弥立つ光景だぜ・・・!あんなにうじゃうじゃされると殺してやりたくなる・・・」
「ダメだよジャック!!」
「殺らねぇよ!!」
「ねぇちょっとアナタ達。この服どうかしら?」
ルナは通りかかった衣類店の商品を手に取ると、自分の体に当て、唐突に尋ねた。唐突にーーー
「「・・・」」
((来た!女の子特性の この服どうかしら? 攻撃・・・!こんな早くに来るとは・・・ボク等にやれることは1つ・・・))
(今、この場で、四人の使命はたった一つ。
ーーー穏便に済ませる事ーーーーー
理解した・・・イヤ、理解していた。初めから。
ショッピングモールという女の聖地で、衣類という女の象徴を貶す事は愚の骨頂。天に召される!)
(「ちょっとー!空気読みなさいよ!」とか、
「せっかくの気分が台無しぃ~」とか言って
罪滅ぼしをさせられるのが関の山。
「こっちの服とこっちの服どっちが似合う?」等と言われたあかつきには、核弾頭が撃ちだされるようなもの。
手の打ちようがない。)
(そして否応なしに財布の紐が解かれ・・・じり貧にーー
最悪のシナリオ!男の威厳は失われ、待つのは生き恥のみのなんの生産性もない人生だけ!)
(特に、委員長の気勢の荒らさは身近にいるため、誰よりもよく知っている。
怒らせたら何すかるか分かったもんじゃない!
あんな事やこんな事をさせられる!
穏便に・・・そうーー穏便に済ませる!
怒らせれば死ぬ!!)
((穏便に・・・穏便に!穏便に!!))
委員長テンションー63%
「さ、流石委員長!素晴らしいチョイスです!こんな素晴らしい服は委員長にしか似合いませんよ!きっと委員長の為に作られたに違いありません!私のマロ辞典にもそう書かれています!!ね、ゴンタ君!?」
「お、おう!流石がだぜ委員長・・・!」
(な、なにがなんだか分かんねぇけど・・・まあいいや)
委員長テンションー87%
「本当に!?ねぇアナタ達はどう思う?」
「知らねぇ。オレ、オシャレとかよくわかんねぇし、スバルに聞けよ」
撃沈。
ルナのテンションは一気にマイナス18%
「ッ・・・!スッスバル君はどう思うかしら・・・この服・・・?」
「えっ、う、うん!よく似合ってるよ・・・!ハッ、ハハハハァー・・・」
プッツ~ン
「この私に向かって・・・なぁなぁとは・・・いい度胸じゃない・・・!!」
委員長テンションー -192%
ー臨界点突破ー氷点下192℃により精神氷結ーー
伝導率上昇中ーーお客様の心が凍結
周囲に被害あり 被害あり
「ど、どうしたの委員長!?なぁなぁだなんて・・・ほ、本当に似合ってるよ!?ね、ジャック!?」
しれっーー
「知らねぇー」
((ジャックゥゥゥゥゥッ!!??))
ジャック・・・彼は恐れ知らずか、それとも・・・ただのバカかーーー
1人の使命怠慢より、男達は足下から崩れ去った。
男の威厳ーーいや、人としての尊厳すら失って・・・
ーーーーー
「そこのアナタ!」
「は、はい!」
ルナはお店の店員を呼びつけると、手に持っていた服をまるでクレーマーの様に投げつけた。
「このお店の服全部包んで頂戴!!」
そう言ってルナは、端末からブラックカードを提示した。そして指を指し、ズバッと決めーーー
「荷物は全部、あの二人に持たせてもらえる!?」
「えええぇえぇぇええ!?」
「何ぃぃいぃいいぃい!?」
「荷物を受け取ったら後を追って来なさい!いいわね!?」
ルナはスバルとジャックに吐き捨ててズタズタと歩いていった。
「何でボクが・・・」
「ちくしょう!何様だアイツ・・・!でもあれだな・・・何か逆らえねぇんだよな・・・」
不満を垂れる二人にヤレヤレと言わんばかりにキザマロが口を開く。
「はぁ、自業自得ですね。二人とも」
「何でボクまで入ってるのさ」
「何でってスバル君!君の演技力がなかった為に起こった結果とも言えますよ?委員長の扱いがまだまだですね!それに、よりにもよってフォローをジャック君に任せるなんて、委員長に止めを刺すようなもんですよ!」
「そう言うキザマロだって、フォローをゴンタに任せてたじゃないか!ゴンタだってろくにフォロー出来てなかったのに・・・」
「ウッ・・・!」
うろたえるゴンタを他所に、スバルは文句を吐く。
キザマロはそれに対し、
「まぁーーそこはドンマイと言うやつです!」
流した。
「都合のいい奴。オラ!テメェ等も手伝え!」
「行きましょうゴンタ君!」
「お、おう!」
ジャックに荷物を押し付けられたキザマロは、ゴンタを連れ、せっせと面倒を避けるように歩いていった。
「オイ!無視すんなッ!手伝って行きやがれコラァ!ちくしょうチビ助がァッ!ボケッ!アホッ!ちんちくりん!このスットコドッコイ!」
ジャックは去っていくキザマロの背中に数々の罵声を浴びせる。
その姿に男の威厳失った者の惨めさが滲み出る。
「ちくしょう!転入そうそうこんな目に遭おうとは思わなかったぜ・・・!」
「ジャック・・・委員長にはお世辞でも何でも褒めなきゃ・・・」
「ンな事言われてもよォ・・・ちェッ、今はつべこべ言ってる場合じゃねぇか・・・!」
「そうだね・・・。よし!」
よし!っと気合いを入れた二人。
これから次々運ばれてくる荷物を黙って運ぶのかと思いきや・・・
「・・・ウォーロック」
「・・・コーヴァス」
コーヴァス。
ジャックのパートナーでFM星から来た電波生命体。
『『な、何だ~・・・?』』
「「・・・・・・・・・・・・」」
『『ど、どうした~二人とも黙りこくって・・・』』
二人はゆっくり振り向くと、笑った。
ニヤリッ
「「・・・・・・・・・・・・」」
『『イヤ、ちょッ・・・二人とも~・・・?あの、え?イヤ・・・イ、イヤァァァああァあァああ!!』』
ーーーーーーーーー
時ほんの少し巡り・・・
「ぁ~・・・委員長どこ~・・・」
「居やがらねぇ~・・・どこ行った・・・」
二人は大量の荷物を抱え、あちこち探し回っていた。
だが、まるでわざとかと思う程ルナ達の姿を捉えることができない。
今にも挫けそうな二人は開き直ることにした。
そして、心の安定をもとめて辺りの見学を始めた。
「もういいや。ほっとこうぜスバル」
「ほっとくにもこの荷物じゃ・・・」
「どうせ見つけようが見つけまいが同じことよ!どうせ持たされるんだ。しかもどうせ荷物も増えるんだ。どうせ見つけたって精神的苦痛しかねぇぜ・・・どうせ・・・どうせ・・・」
「そうだね。せめて精神的快楽だけでも・・・」
「そういうこった!ところで、こりゃ何処の国の拷問なんだ?こんな効率的な拷問があるなんて初めて知ったぜ・・・恐ろしい」
「これは、独立国家こだま小学国独裁者、白金ルナ考案のーパトリオットーさ」
「パッ、パトリオット・・・!な、なんて恐ろしい響だ・・・!この独裁政権を打ち崩す手はないのか・・・!?」
「フッ・・・どうだろうね。ボク等が生きている内に・・・とはいかないだろう。だけど、未来を生きる子供達ならば・・・!信じよう!子供達を・・・!」
「お、おう・・・!グズッ、信じようぜ・・・!!」
身体中ボロボロ、顔は涙でクシャクシャ。
だが、希望に満ちた表情で遠くを向く二人。
何処かの名も無い雑兵の様な感じだ・・・
『・・・何の茶番だ?』
この下らない茶番劇の一部始終を見て、言わずにはいられなかったようだ。
だが二人は茶番劇と言われようがお構い無し。
とても満ち足りた表情をしていた。
『おいジャック!このゴミクズはいつまで持ってりゃいいんだ?いい加減捨ていいか?』
「OKィ!」
『そうか』
ポイッ
「と言いてぇが、流石にそれは不味い気がするぜ・・・パトリオット改!ってなっても困るしな」
『ん?何か言ったか?』
「あ?・・・コーヴァス・・・荷物どうした?」
『OKって言ったじゃねぇか』
「最後まで人の話聞けぇ!!何処捨てた!?」
「その穴」
コーヴァスが指差す穴は一階から五階までの吹き抜け。
ここは四階。
「何やってんだァア!今すぐ拾って来い!!」
『ケッ!面倒臭せぇ!』
「いいから行けボケェェイッ!」
『アァアァァアァアアアァアア・・・!!』
ドスンッ!!
ジャックはコーヴァスを一階から五階までの吹き抜けへ投げ捨てた。
『へッ!パートナーがバカってのは大変だなスバル』
「少しは分かってくれた?」
『おう!・・・え?スバル?どういう意味?』
力強い応答。
だが直ぐに「アレ?」っと思った。
返ってきた台詞に違和感を感じたのだ。
ウォーロックは慌てて聞き返すが、そんな事お構い無しでスバルはスタスタと無表情で歩いて行った。
『スバル!?オイ、スバルッ!?』
「・・・」
『無視すんなよォスゥバァルゥァ~・・・オイィッ!』
「?・・・あ!」
ウォーロックの必死の呼び掛けに表情を変えたかと思ったが、スバルの視線の先には幾つものテレビに映る懐かしい人物の姿が。
「どうしたスバル?・・・ん?あ?誰だ?どっかで見たような」
ジャックも顔馴染み?の人物。
「ミソラちゃんだよ。響ミソラ。覚えてないの?ジャックも会ったことあるじゃん」
「あ?そうなのか?ん~~・・・思い出せねぇ。っつうかよォ、なんなんだコイツ?何でテレビでてんだ?何様なんだ?」
「アイドル様だよ」
アイドル様。
その響にジャックはプッツンした。
「・・・スバル」
「?」
「オレは見損なったぜ!テメェアイドルなんてもんにうつつを抜かすたぁ英雄の名が廃るぜ!?」
「しょうがないじゃないか」
「しょうがない!?しょうがないってなんだ!好きになっちまったからしょうがないってかッ!?情けなさ過ぎるせスバル!!」
「いや、そういう事じゃなくて・・・アイドルどうこう以前に、ミソラちゃんはボクの大事な友達なんだよ。友達を応援するのは当然だろ?」
「・・・え?じゃあ何だ・・・仲間だからか?アイドルとかそういうのの前に友達だからか!?」
「うん。それと、委員長の前でアイドルの事バカにするとパトリオットが・・・」
ゾクッ!
「何ッ!!??気をつけねぇと・・・」
「委員長以外にも人前であまりそういう事言わない方がいいかも。ミソラちゃんの場合アイドルの前に国民的が付くから、沢山の人を敵に回すよ?」
「おいスバル。オレは世界を敵に回した人間だぜ!?」
反省しているのか、していないのか、世界の敵であった事を自慢してきた。
もう苦笑いするしかない。
「あ!そうえばそうだったね・・・!」
『誇れることじゃねぇけどな』
「でもミソラちゃん自身、委員長に勝るとも劣らないから気をつけてね」
というスバルの顔は青ざめていた。
何を思い出したか、お腹を抱えている。
「・・・スバル・・・オメェの周りにゃろくな奴がいねぇんだな・・・今までよく耐えた・・・!」
「ありがとうジャック・・・!」
スバルの苦労を悟ったジャックは、慰め、讃えるように肩を優しく叩く。
スバルはジャックから伝わる
「次からはオレがいる!1人じゃねぇんだぜ・・・!」
っという都合のいい自己解釈に溺れ、仲間に背を預け涙ぐむ。
暑苦しくも微笑ましい、屈強な戦士が目的を達成し歓喜の叫びをあげる・・・そんな様な光景。
しかし、どんな世界にも一難去ってまた一難。
ハッピーエンドでは終われなかったーーーーー
「見事な友情だこと・・・」
「「・・・?」」
二人は声のする方へと振り向く。
そこには、良く言って、サンタクロースのソリのような・・・
悪く言えば、
悲鳴をあげ、
生命の自由を奪われ、
締め上げられ、
無理を言わせぬ強要による体罰・・・
目の前には、喉元を掴まれ、伸びた体に山の如く荷物を積まれ、引きずり回されたボロボロのコーヴァスと、
鬼の仮面を被った刑の執行人、ルナの姿があった。
((し、しまったァァアァアアアァアア!!))
「その見事な友情を、少しだけでも私に向けるこは出来ないのかしらね・・・!!」
(あ、あれは!!)
(パ、パトリオット!!否・・・)
((パトリオット真ンンンンンン!!))
その後、二人がどうなるのか・・・いや、どうなったのか、言うまでもないだろう。
何故なら、目の前には既に存在しているのだから・・・はっきりと目にする事が出来る未来がーーーーーーーー