渾身の令和一発目の投稿ですが、気付けば既に二週間経っています。遅れてすいません……その上今回はいつもよりも少なめの字数です。
「よろしいのでしょうか、エギル様?」
「ああ、もちろん。どんとこい!」
たまからの問いかけに、エギルは真剣な眼差しで答えた。現在二人は勝負の真っ只中であり、共に見つめ合いながら集中力を高めている。営業中のスナックお登勢に訪れた戦場の嵐。酒を片手に客は面白そうに観戦し、お登勢やキャサリンも二人の勝負の行方を見守っている。その勝負方法は――
「ソレデハイキマス! レディーゴー!!」
「フゥゥゥ!!」
腕力が重視される腕相撲であった。元の世界ではどんな相手でも平たく勝ち、無敗を誇っていたエギルであったが、この世界では規格外の猛者達によってその勢いに陰りを見せ始めている。
「まさかエギルから勝負を申し込むなんて、思わなかったけどね」
「最近ジャ万事屋ノ怪力娘ヤ、タマサンニモ負ケタノデ示シヲ付ケタインデショウネ」
「確かにね……」
お登勢やキャサリンの言う通り、その敗因は神楽やたまが大きく関係していた。戦闘民族である夜兎の血を引く神楽のバカ力や、カラクリ家政婦であるたまの機械的な力によってエギルは敗北を喫していたのである。そこで今日リベンジを行うために、自ら勝負を申し出たのだ。賭けを作り負ければ相手の言う事になんでも従わなければならない。彼自身のプライドの為にも、懸命にたまの力に抗っていたのだ。
「グゥゥ! たまさん! 本当に腕に力を入れてんのかよ!!」
力んだ表情をしながら話しかけるエギルに対して、たまは
「入れていますよ。たったの二パーセントですけれども」
「えっ!?」
無表情のまま本音を返す。その言葉を聞き、油断したところで――
「フッ!」
「……あっ」
あっけなくねじ伏せられてしまった。リベンジを果たせずに、彼の挑戦は虚しくも終わった。
「あーあ。また負けたのかよー!」
「結局、たまさんの圧勝かー!」
「エギルさんでさえねじ伏せられちゃ、人間に勝ち目はねぇなー」
観戦をしていた男性客達は次々と不満を呟いていき、元いた席へと戻っていく。お登勢らは「やっぱり」と思い始めており、早くも仕事に戻っていた。勝負に惜しくも敗北したエギルは、大きなため息を吐きつつも自らの負けを素直に認めていく。
「はぁー。負けたよ、たまさん。やっぱりアンタは強いな」
「いいえ。私は皆さんと違ってカラクリですので、力に差が出るのは当たり前ですよ」
「そうか……でも約束は約束だ。たまさんの言う事は何でも聞いてやるよ」
「言う事ですか……」
たまは特に願いを持っていなかったので、数分悩んだ後に話しかけてきた。
「それでは、明日の有給に付き合ってもらえますか?」
「えっ……そんなことでいいのか?」
「はい。よろしくお願いしますね」
予想とはかけ離れた願いに驚きつつ、エギルはすんなりと了承する。こうしてお登勢にも許可をとり、彼の明日の予定が埋まったのであった。
翌日。予定通りにエギルはたまに連れられて、共にかぶき町を歩き回っていた。晴々とした晴天の中で、二人はたわいない会話を交わしている。
「本当にこれで良かったのか、たまさん?」
「構いません。銀時様が言っていたのですよ。休みの日は同僚とはしゃぐべきだと。これを機会にエギル様と羽目を外そうと思うのですよ」
「いや、心なしかそういう風には見えないんだが……」
「気にすることはありません。いつも通りに接していれば大丈夫ですよ」
「そ、そうか……」
相変わらず無表情を貫くたまの雰囲気に、エギルはつい圧倒されていた。彼女が感情を露わにしないのは周知の事実なのだが、二人っきりになることが滅多にないので、やはり若干の気まずさを感じている。
(いつも通りのたまさんだな、こりゃ……まぁ、気にしても仕方ないし、今日限りは彼女に任してみるか……)
それでも彼は心の中で、今回の休日に期待を寄せていた。特に目的地は決まっていないが、たまに任せるままに進んでいき、何が起こるか分からないハプニングを楽しみにしている。その表情も密かにそっと微笑んでいた。それぞれの想いを持ちながら二人が歩き回っていると、ある知り合いと偶然にも遭遇する。
「う~ん……こりゃ困ったな」
「ん? どうかしましたか、源外様?」
通りかかったのはからくり堂と書かれていた店。そう、たまとも関係の深い平賀源外が営む修理屋であった。彼は店の前にて、首を傾げながらずっと悩み続けている。その目の前には年季の入った冷蔵庫が置かれていた。すると早速源外も二人の存在に気付き始める。
「おお、たまか。実はな、頼まれていた冷蔵庫の修理をしていたんだが、どうもうまくいかなくてな……また力を貸してもらえないか?」
「了解しました。そういうことでしたら、難なくお任せください」
どうやら源外は依頼されていた冷蔵庫の修理をしており、途中で息詰まっていたようだ。仕方なく彼は奥の手でもあったたまへ協力を要請していく。了承すると彼女は、急に目を閉じて冷蔵庫に近づき手を合わせ始める。
「ん? たまさんは一体何をしているんだ?」
突然の行動にエギルが疑問を呟くと、すかさず源外が返答してきた。
「おや? お前さんは知らないのか? たまはな、機械と会話することで瞬時に修復することが出来る能力を持っているんだよ。カラクリならではの特権ってところだな」
「そ、そうだったのか……!?」
「なんだ、知らなかったのか? まぁ、無理もねぇか。たま自体あんまり自慢したがらないからな」
初耳であったたまの特技を知って、エギルは内心驚きを隠せずにいる。機械との会話を通じて故障部分を直すなど、聞いたことすらなかったからだ。
(たまさんにもそんな能力があったとは……一体どんな腕前を見せるんだ?)
つい気になってしまい、たまの方へ顔を向けている。彼女なりの修復方法にも興味を示し、ずっと目線を集中させていたのだが――目にしたのは意外な光景であった。
「ハァァァァ!!」
〈ブゥワァン!!〉
「えぇぇぇぇ!?」
急に奇声を発したと思いきや、突然拳を握りしめて冷蔵庫の正面を勢いよく殴りかかっていく。唐突にも粗暴な扱いをするたまに、エギルの驚きは別の方向へと向かっていた。
「ちょっと、たまさん!? 素手で思いっきり殴ったんだけど、大丈夫なのか!?」
「大丈夫です! 学園ドラマでもある通り、殴り合って悪いところを直すのは定番でありますから。ご心配なく」
「いや、心配だよ! 本当に直っているのか!?」
ツッコミを入れられても、彼女は淡々と自らの理由を口にする。もちろんエギルは納得してはいなかったが……。この方法で本当に合っているのかは疑わしかったが、
「一応大丈夫みたいだな……。さすがたまだよ。手を貸してくれてありがとうな」
「ありがとうございます、源外様。お役に立てたのなら光栄ですよ」
「えっ? 直ったのか……?」
結果として冷蔵庫の修理は成功していた。源外曰くどうしても修理できなかった部分が、無事に機能を戻したらしい。たまの思い切った行動が、意外にも吉と出た瞬間である。あまりの強引さに、エギルも思わず言葉に詰まってしまう。
「すごいな、たまさん……まさか拳一発で直すなんて」
「これが私の特技ですから。俗に言うワイルドみたいなものですよ」
「ワイルド?」
「はい。世間一般的にはそう言うみたいですよ。青いデニムベストと短パンを着こなしていた中年男性がおしゃっていました。「ワイルドだろー」って」
「たまさん……それ多分、意味が違っていると思うんだが」
某ピン芸人の決め台詞まで言い放ったたまを見て、彼は静かにツッコミを入れている。機械の修理のみならず、意外な知識や天然ボケまで惜しげもなく披露していた。
(前々から思っていたが、たまさんは広い意味で器用だよな……強引な一面もあるし、自然なボケまで見せるし、意外過ぎるな……)
思わず口を開いたまま、彼女の汎用性には脱帽するしかない。
「いやー。一仕事を終えましたので、ありったけのオイルが飲みたいですね」
「そんなに力を使ったのか?」
「はい。あの拳一発で半分くらいは使いましたよ」
「力の配分を間違っていないか……」
天然なのか本気なのか分からないたまの一言に、エギルは半信半疑な反応で返した。からくり堂を離れた二人は、再びかぶき町を歩き回り、目的地を決めないまま歩き続けている。気温も徐々に上がってきたところで、エギルは休憩を提案してきた。
「それじゃ、どこかで水分補給でもするか」
「そうですね。私の場合はENEO〇かコス〇石油が近場にあると嬉しいです」
「どこかで聞いたことあるような名前ばかりだな……」
「気にしないでください。いつものことです」
たまに至っては冒頭で呟いていたオイルを欲しているようで、好みである会社名まで声に出している。世界線が違うためか、エギルは引き気味に言葉を返すことしか出来なかった。と二人が休憩場所を探し回っていると、またもある知り合いと鉢合わせすることになる。
「おお、誰かと思ったらお前達じゃねぇか」
「って、この声は……長谷川さんか?」
「おう! 久しぶりだな、エギル! それにたまさんも!」
声をかけてきたのは、エギルとの親交が深い長谷川泰三だった。振り返ると彼はスムージーを売る屋台の前に立っており、ひしゃげた煙草を片手に一服している。しかしその表情はまったく浮いておらず、どこか落ち着きがないようにも見えた。
「長谷川様? 一体ここで何をしているのですか?」
「ああ、これか。実はよ、知り合いに店番を任せられていて、スムージー屋を手伝っているんだよ。ところがさっき一休みしていたら、肝心のミキサーが盗まれて困り果てているんだ。二人共、どうにか手伝ってくれないか?」
手痛くも彼が話したのは自らのミスであった。店番をしていた長谷川であったが、目を盗んだ隙にスムージーを作るミキサーを盗まれてしまい途方に暮れているという。情けなくも二人に全てを打ち明かし、ワラをもすがる気持ちで頼っていく。
「そんなことがあったのか……でも、ミキサーの代わりになるものなんか近場だと見つけづらいだろうな……どうするたまさん?」
「ご心配なく。そんなことをしなくても、ミキサーの代わりはここにありますよ」
何気なくたまへ聞いてきたエギルだったが、彼女は即答である対策案を思いついていた。
「えっ? どうするんだ、たまさん?」
興味本位で聞くとたまはそっと進んでいき、屋台の前にあった多くの果物に目を付けている。
(食材をじっと見つめているな。まさか腕を変形させて、自らミキサーになろうとしているのか!?)
何が起こるのか分からないエギルは、静かに見守るしかなかった。するとようやく動き始めていく。
〈バク〉
(た、食べた!? 勝手に店のフルーツに手を付けてもいいのか!?)
なんとたまは、唐突にも近くにあったリンゴを口にして体内へと入れ込んでしまった。未だに行動の意図が読めないエギルは、ただ唖然とするしかないのだが……
(いや、違う……アレは)
ここでたまの真意に勘付き始めている。果物を入れたと思いきや急に下へと倒れ込み、目の前には大きめのコップを用意していた。そして、
「オェェェェ! ブフォォォ!」
嗚咽音と共に口から出てきたのは、シャーベット状と化したリンゴのスムージーである。
「で、出来ました……特製スムージーです……」
「って、口から出てきたぁぁぁ!? 完全にアレにしか見えないんだが、本当に大丈夫なのか!?」
そう、彼女は体内を通してスムージーを作り出していたのだ。つまり自らの体でミキサーの代わりになろうとしている。これにはエギルも肝を潰されたようで、数分前よりも大きく驚嘆していた。つい本音を丸出しにして、激しいツッコミまで交わす始末である。
「た、たまさん! 今のは……」
「ああ、これですか? 私なりの調理方法ですよ……体内に入れてミキサー代わりにスムージーを作り出したのですよ」
「で、でも変な液体まで付いているんだが……」
「これはオイルです……気にしないでください」
「気にしない方が無理だと思うんだが……」
盛大に口から出したせいか、たまの表情は悪く調子が出づらくなっていた。エギルは引いた表情のまま、様子を確認することしか出来ずにいる。ちなみに長谷川はたまの調理方法について知っているので、そこまで驚きはしていない。すると彼女はコップを手に取り、目の前にいたエギルへ急に勧めてきた。
「百聞は一見にしかずです……エギル様も是非飲んでみてください」
「えっ? ちょっと待ってくれ、まだ心の準備が……」
若干抵抗を見せていたが、飲むことには状況が進まなかったので、覚悟を決めてスムージーを味わうことにする。その反応は、
「アレ? おいしい?」
意外にも受け入れていた。調理方法こそ常軌を逸していたのだが、その味はリンゴらしい甘みも凝縮した程よい味わいのスムージーとなっている。自分でもここまで口に合うことが信じられずにいた。
「そ、そうですよ……私の調理する腕には、自信がありますからね……」
「それは腕と言っていいのだろうか……」
ぎこちない口調のまま自画自賛するたまに対して、エギルは微妙なツッコミで言葉を返している。一方の長谷川は、一連の流れからたまの提案を好機として捉えていた。
「たまさん! まさかアンタ、ミキサーの代わりに手伝ってくれるのか?」
「そうです……。さぁ、早く果物を持ってきてください!」
「分かったぜ!」
成功を確信して、彼は作り置きできるように原料である果物を選別していく。無理をしてまで人助けをするたまに、エギルは若干の心配をかけている。
「たまさん……そこまでして」
「心配ありません……私は人の役に立つカラクリですから、大丈夫ですよ……」
「いや、それもそうだが……ミキサーを買い直した方が早くないか?」
無理をするよりは、代わりのミキサーを購入した方が手っ取り早いと思っていたようだ。しかし頑張りすぎる性格のせいで、あっさりと断られてしまう。結局たまは七つほど作り置きのスムージーを生成したようだ。
「ああ、気分が良くないです……勢いよく吐いたせいでしょうか?」
「だから無理をするなって言ったんだが……」
「そうかもしれませんね……でも、幾ら言っても後の祭りです。気を取り直しましょう」
「本当に大丈夫か?」
エギルに抱えられる形で、たまは調子が戻らないまま引きずられている。スムージーを作りすぎたせいで、似合わないため息まで吐く始末であった。調子が悪いままではいけないので、仕方なくエギルは偶然にも見つけた日陰付きのベンチへと彼女を座らせて、安静するように言い聞かせている。
「とりあえず休んでおけ。何か代わりに買って来てやるから」
「そうですか? ではどこのガソリン屋でもいいので、ハイオクをお願いできますか?」
「わ、分かった。ちょっと待っていてくれ」
「ポリタンクに入れて、持ってきてくださいねー」
一番欲しているハイオク燃料を求めてきたところで、エギルは場を離れて近くにあるガソリンスタンドへと足を進めていく。そしてたまも、涼しげな日陰に当たり休んでいたところで徐々に調子を戻していった。すると急に、近くにあった古着屋からある服に目を付けている。
「ん? アレは……」
つい気になってしまい、ベンチを離れ店へと入ってしまった。そこで彼女は、以前から探し求めていたある服と遭遇することになる。
それから数分後。
「買ってきたぞ。たまさん……って、アレ? どこ行ったんだ?」
エギルはたまの要望通りに、ポリタンク一杯にハイオクを詰めてきて戻ってきた。しかしベンチに彼女の姿はなく、辺りを見渡しても気配すら感じ取れずにいる。探し回っていると、たまはようやく古着屋を出て姿を現してきた。
「あっ、エギル様! 申し訳ありません、場を離れてしまって」
「ああ。それはいいんだが、どこへ行っていたんだ?」
エギルが問いかけると、彼女はすかさず服の入った袋を見せびらかしてくる。
「探していた服が見つかったのでつい買っていたのですよ。エギル様に似合う私服を」
「えっ!? 俺の服なのか?」
そう。彼女が持っていた袋の中身は、エギル用として買っておいた私服だった。思ってもいない展開に、彼自身も三度驚きを隠しきれていない。今日で一番のサプライズに、思わず心を震わせていたのだ。するとたまは、優しい口調で理由を呟いていく。
「はい。この世界へ来てからずっと男性用の浴衣しか用意できなかったので、ずっとアナタに似合う私服を探していたのです。ハイオクを買ってくれたお礼に、是非着て見てください。きっと似合うますから、エギル様なら」
「まさか今日の外出はこのために……?」
「少しハプニングや寄り道はありましたが、本題はこちらです。受け取ってもらえますか?」
そう言ってフッと笑い、愛らしい笑顔を浮かべてきた。たまにとって珍しいサプライズに、エギルは恩を感じて優しく袋を受け取っていく。
「ああ、もちろん。ありがたく着させてもらうよ!」
「良かったです……。それでは戻って着替えましょうか」
こうしてたまにもポリタンクを渡して、お互いに似合わない笑顔で返答していた。この休日を通じてエギルとたまの間にも、密かな絆が強まり始めている。こうして穏やかな空気が続いたまま、貴重な休日を終えていった。
と思っていたが、帰宅後のスナックお登勢にて一つの事件が発生してしまう。
「どうですか、着替えましたか?」
「まぁ……これで本当に合っているのか?」
「問題ありません。ぴったりの服なのですから、堂々と出てきてくださいね」
「分かった……本当に私服なのか?」
楽しみにしていたたまからのプレゼントであったが、いざ着てみるとエギル自身は微妙に感じている。気乗りしないまま、お登勢やキャサリンにも披露することになった。
「それでは登場してください! エギル様の概念を壊す新衣装……ワイルドエギちゃんの登場です!」
一段と気合の入ったたまの一言によって、彼は表舞台へと上がっていく。その姿は――
「私服って言うか……」
「タダノ出オチデスネ」
たまが話していた某ワイルド芸人と同じ風貌である。袖を引きちぎった青いデニムベストと短パンへ着替えており、涼しげではあるがどこか違和感のある格好であった。さらに手には意味深にもキャップの付いていないコーラを持ち上げており、完全に確信犯である。もちろんエギルも、これが私服だとは思ってすらいない。
「たまさん……何か間違っている気がするんだが」
「気のせいです。自分を信じてください。ワイルドエギちゃん」
無表情にもたまは煽るように言葉をかけていく。お登勢らにも微妙な反応で返されたエギルが感じることはたった一つである。
(絶対キリト達に知られたくねぇ……)
これ以上広まってほしくない事であった。こうして今回の物語は、エギルの出オチ衣装で幕を閉じたのである。
エギルとたまの話はもっと多めに構成したのですが、ちょうどよい着地点が無かったので今回は少なめとなりました。といっても、オチが上手く生かせたのか不安しかないですが……
これにて第二章である「盛夏の日常回篇」は終了致します。改めて振り返ってみると、バラエティに富んだ話を多く作ったと思います。その中には、文体が多かったり、描写が多くて伝わりづらかった部分もあると痛感しています。今後はその反省も踏まえて、より面白い話を作っていきますので、応援のほどをよろしくお願いします!
と言っておきながら、少しお知らせがあります。来週は予定が立て込んでいて、次回の投稿は再来週になります。本当にすいません……さぁ、気を取り直して次回からはお待ちかねの長篇が始まります! その舞台は、夢の中です!
次回予告
? 「アレは一体誰なの?」
? 「ようこそ別世界へ……」
キリト「最近変な夢を見るんだよ」
アスナ「キリト君もなの?」
神楽 「銀ちゃん宛にこんなに手紙が来てるネ!」
銀時 「だから、少しは自重しろぉぉぉ!」
次回 夢幻解放篇一 知らない方が幸せなこともある