剣魂    作:トライアル

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 アスナの誕生日回までに長篇が間に合わなかった……という事で九月最後の投稿は本編で使われることの無かった没シーンをご紹介いたします。軽いオマケ程度でご覧ください。新長篇は十月の上旬頃に投稿いたします。
※2025年3月19日更新


没シーン集+第四章出番表

・第十六.五訓より シリカら女子達が初めてひのやを訪れた場面

 

 堅苦しい話はそっちのけに、月詠の寝言をネタに場は盛り上がっていた。

「それにしても、アンタ。寝言で言っていたわよね。妹が欲しいって。良かったじゃないの、四人もできて夢が叶ったわね!」

「そ、そんなこと言っておらぬぞ! 日輪、嘘はやめなんし!」

「そう? 例え嘘でも本当は内心嬉しく思っているんじゃないの? この子素直になれない時があるから、そういう時は思いっきり攻め立てて大丈夫よ!」

「な、なんてことを……」

 日輪により話の主導権を握られ、言い訳すらも出来なくなってしまう。悪ノリの幕開けであった。

「そうだったんですね!! 月詠お姉ちゃん!!思いっきり可愛がりたいんですよね!?」

「って、シリカ!? 急にキャラを作るでない!! 妹っぽくせんでいいから!!」

「もう~! 本当は月姉も隠しているんでしょ? この機会に言ってもいいんだよ! 妹分が出来て嬉しいって!」

「リーファまで……モロホンの妹感を出さんでよい!」

 まずはシリカとリーファがつぶらな瞳を見せつけて、月詠へ可愛さをアピールする。いたずらっぽく演技しているとはいえ、抜かりなくあざといキャラを演じ続ける。

 さらに、場の空気に乗っかってリズベットやシノンも加わってきた。

「まったく月姉ってば……もっと素直になろうって! ぶっちゃけ甘えてもいいんだからさ~!」

「そうよ! それに、私は月姉さんに尻尾や猫耳を触られても別に……構わないんだからね!」

「何ツンデレっぽくしとるんじゃ! もうツッコミが追い付かんぞ! 四人共、止めるんじゃ!」

 妹または後輩感をアピールする四人に、月詠は手も足も出ずに困り果ててしまう。一方で、この状況を作った日輪は呑気にも傍観するだけだった。

「なんだかんだで、月詠とはもう仲が良いのね。後は晴太とも顔合わせくらいはしてほしいものよね……」

 そう言って彼女は、後ろを向き戸の隙間の方へ目線を合わせる。そこには、ずっと影を潜めていた晴太がいるのだ。日輪は最初から気付いており、彼の様子を伺っていたのである。そして晴太も、ついに目を合わせてしまいこの状況を察し始めていた。

「ま、まずい! 母ちゃんに気付かれた! これじゃ、もう出るしか――」

 隠れ場所が見つかった以上は、もう隠し通すのは不可能である。動揺しながらも晴太は腹を括り、外へと出る準備を始めていた。

そんな時、思わぬ邪魔者が彼の目に入ってくる。

「ナー?」

「えっ……竜?」

 隙間越しに見えたのは、シリカのペットである小竜のピナであった。彼はいつの間にか別行動をとっており、独自にひのや内を飛び回っていた。そんな中、偶然にも戸の隙間から晴太を見つけたのである。

「ナー!」

 するとピナは急に大声を上げて、羽を大きく羽ばたき始めた。その振動を利用して羽を戸へ触れさせると、力任せのまま開けようと行動に移していく。

「ま、まさか開ける気!? って、うわぁ!?」

 防ごうにも時すでに遅い。戸は開けられてしまい、勢いのまま晴太は床へと倒れ込む。そしてようやく、一同の前にその姿を晒したのだ。

「って、晴太?」

「晴太……そこに隠れておったのか?」

 突然の登場に動揺する日輪と月詠。さらに、

「晴太……って、まさかこの子が息子さんなの!?」

「そうよ。……でも、ずっと隠れていたの?」

リズベットら女子四人も同じく戸惑っている。シノンだけは晴太と対面したことがあるためリアクションは薄めであったが、それ以外のメンバーはこれが初めてであり驚きの表情を浮かべていた。一方で表舞台へと出てしまった晴太は、

「アレ、みんな……? ハハ、失礼――では、さらば!!」

苦笑いを見せた後、何事もなかったかのように逃走を図り始める。しかし、同じ手は二度も通用などしなかった。

「ナー!!」

 逃げる晴太へ狙いをつけて、ピナは鳴き声と共に透明な泡を放射させる。泡に当たってしまった晴太は、早速異変が生じ始めた。

「ん? うわぁ!? って、アレ? 急に動かなくなったんだけど!? 何これ!?」

 急に体の自由が効かなくなり、またも倒れ込んでしまう。そう、相手の動きを封じるピナの得意技、バブルブレスが晴太にも効いたのである。

「な、何が起こったの?」

「これは、ピナの技です! 相手の動きを封じるバブルブレスって言うんですよ!」

「ナー!」

 技が決まり勢いよく鳴き声を放つピナ。役に立ったことが、よっぽど誇りに思っているようだ。一方で日輪や月詠は、初めて見たピナの技に驚きを隠せずにいる。

「そんな技があったのか……ということは、今晴太は金縛り状態と言う事じゃな?」

「えっと、そうですね」

「そうか――なら」

 バブルブレスの効力を知った月詠は、表情を険しくさせると真っ先に晴太の元へ向かう。そして、動けないのを良い事に彼を体ごと持ち上げたのだ。

「なぜこそこそと隠れていたのか、じっくりと話してもらおうか」

「って、待って!! 月詠姐!! これには深い訳があるんだ!! 決してやましいことじゃないから!!」

 月詠に捕まってしまい、晴太は抵抗できないまま連れていかれてしまう。金縛り状態のため体の自由はまったく効かず、万策が尽きてしまった。虚しい叫び声が家中に響き、晴太は思わぬ初披露を飾った後、とばっちりを受けてしまったのである

「えっと……アレはアレで良かったのでしょうか?」

「いいんだよ。恥ずかしがっているのに、すぐに来なかった晴太も悪いんだからさ」

 軽く罪を感じているシリカに、日輪が励ましの一言をかけた。ピナの予想外の行動が、思わぬ結末を導いた騒動である。

 

没理由・晴太が不憫すぎるから

 

・第十九訓より 養鶏所での結末

 

「こ、これって……?」

「お願いします! 俺達に、極道らしい演技を教えてください!!」

「……はっ!?」

 なんと急に頭を下げた養鶏場の方々。どうやらアスナの迫真溢れる姿に、感銘を受けたようだ。本人はもちろん困惑している。

「って、それどういうこと!? 私のどこが極道だっていうの!?」

「何をおっしゃいますか! あなた様の本気になった表情と怒りは、早々見かけないのですよ! さながら極道を支える姐さんや姫さんのようでしたぞ!」

「そんなんじゃないって! そもそも意識したことすらないわよ!!」

「意識せずにあの演技力……ますます教え欲しいです!」

「なんでむしろ食いついているのよ!!」

 幾ら否定しようとも、中々食い下がらない大人達。対応に困り果てたアスナは、とうとう最終手段へと出る。

「もう限界だわ!! 神楽ちゃん! 卵持ってて! 私はこの場から立ち去るから!!」

「って、アッスー!? どこ行くのネ!?」

「ほとぼりが冷めるまで! もう極道とかドッキリとか関わりたくないんだから!! それじゃ!!」

「あっ! 待ってください! 我が姐さん!!」

 そう現実逃避だ。羽を広げて空を飛び、この状況を放りなげてしまう

こうしてアスナにもう一つ弱点が加わった。極道のような強面な男性が、苦手になったのである。

「もう~! 私は極道になんて、なりたくないのよー!!」

「こち〇みたいな終わり方アル」

 

・第二十一訓より シリカとお妙さんの会話

 

「えっ!? は、はつ、初恋なんですか!?」

 思ってもいない答えを聞かされて、シリカは取り乱してしまう。まさか恋にまで発展しているとは予想外だったからだ。動揺が収まらない中、妙はさらに補足を加える。

「そうよ。ピナちゃんだって異性には興味があるはずだから、友情を越えた愛を求めるのは当然のことなのよ」

「ま、まさかピナに限ってそんなこと……」

 真実を確かめるべくシリカは、ピナの表情から本心を読み取ることにした。正面を向かせて表情を確認してみると――

「ナ~!」

「えっ?」

彼の顔は真っ赤に恥ずかしがっている。妙の予想通りの結果となった。

「ピナが恋をしている……!? アタシの知らないところで?」

「本当驚きよね。ピナちゃんも飼い主と同じく発情期を迎えるなんて、おめでたいことじゃないの」

「……そうですよね。アタシと同じく発情しているなんて――って、お妙さん!? なんてこと言わせるんですか!? 冗談も程々にしてくださいよ!!」

 妙が言い放った冗談によって、再びシリカは取り乱してしまう。ノリツッコミを交わして、ピナよりも顔を真っ赤にしていた。感情的になる彼女に、妙は穏やかに謝りを入れる。

「ごめんなさいね。ついからかっただけよ。心配しなくても、人間なんて年中発情期だから、キリちゃんの前で言っても何も問題は無いわよ」

「大ありですよ!! キリトさんの前で発情期なんて……そんなこと……破廉恥すぎて言えませんよ!!」

「いや、そこまで恥ずかしいことじゃないと思うけど……」

 ピナよりも顔を真っ赤にして、シリカの動揺は止まらない。

 

・第二十二訓より 刀鍛冶屋での会話シーン

 

「凄い入れ込みようね。よっぽど大事にしていた刀なのかしら……」

 用意周到な九兵衛の姿を見て、刀に思い入れがあると感じていたリズベットであったが

「いいや、それほどでもないんだ。つい先日にネットオークションで売っていたのを落札しただけだからな」

「そ、そうだったの……?」

その思いは簡単に打ち破れる。意外にもインターネットを利用して購入したようだ。この世界特有の刀事情に、彼女は心の中で疑問を叫び始めていく。

(ていうか、刀がインターネットオークションで売っているってどんな時代よ! 九兵衛さんはともかくとして、他の人が落札したら廃刀令の意味ないじゃん! もっと規制しなさいよ!)

 廃刀令を例に上げてリズベットは、ひたすらツッコミを入れていた。他にも疑問は浮かんでいたのだが、全てにツッコミを入れたら負けだと思っており、今はグッと堪えるしかない。

 

・第二十九訓より 源外のカラクリ説明

 

「へぇー凄いじゃないですか! さすが源外さんですよ!」

「久々に完成度の高いカラクリを見せてもらったアル!」

「まぁ、困った時には源外が一番頼りになるってことか。四次元ポケット並みに優れているじゃねぇかー」

「俺をドラえも〇扱いすんじゃねぇよ。軽口言っていたら、製作費をてめぇらに請求するぞ」

 某猫型ロボットまで話題に上げられて、彼は思うままにツッコミを入れてくる。万事屋の調子の良さは、何度会ってもまったく変わっていなかった。そんな浮き足気味の彼らを差し置いて、源外はキリトら三人の元へ近づいていき、ある会話を交わしていく。

 銀時からの問いに源外は自信良く答えると、同時に手に持っていた一台のカラクリを一行へ見せびらかす。その正体は――何の変哲もない黄色の工事用ヘルメットであった。

「カラクリっていうか、ただのヘルメットじゃないのか?」

「これで夢世界への転移が可能アルか?」

 不思議そうにキリトや神楽は疑問を呟く。仲間達も物珍しそうにヘルメットを見回す中、源外は自信良くカラクリの説明を話し始める。

「ああ、もちろんだとも。久々に手の込んだカラクリだからな。瞬時に精神を相手の夢世界へと転移させる装置……題してドリームギアだ!」

「ド、ドリームギア!?」

 意気揚々と名前を発表したのだが、キリトら三人だけは驚きよりも既視感を覚え始めていた。心に引っかかっている理由は、かつて使用したことのあるフルダイブ装置、ナーヴギアが大きく関係している。

「なんだかナーヴギアと似ている名前ですね」

「そりゃそうだ。なんせ、お前さん達の世界にあったカラクリを元に作ったんだからな」

「えっ!? じゃ、源外さんはナーヴギアを知っているの?」

「この前教えてもらったんだよ。エギルと話す機会があってな」

「い、いつの間に……」

 何気なく源外から明かされたのは、疑問に思っていたナーヴギアとの関連性だった。密かにエギルから存在を知らされたようで、そのアイデアを元にドリームギアを製作したようである。キリトらが違和感を覚えるのも仕方ないことであった。しかし彼らには、たった一つだけ気になっている部分がある。

「でもなんで、工事用のヘルメットなの? 確かナーヴギアって、バイクのヘルメットみたいに顔を覆うタイプだったけど……」

「ああ、そうか? アイツからはヘルメットを被って、仮想世界とやらに行っていたと聞いたぞ。ヘルメットと言えば、工事現場用に決まっているだろ?」

「源外さん。多分根本から間違っていると思う……」

 それは異なっている見た目であった。どうやら源外はヘルメットを間違った意味で解釈してしまい、ナーヴギアとはかけ離れた外観で、ドリームギアを製作したらしい。実物を見たことない為仕方ないことではあるが、キリトら三人はどこか複雑な気持ちを心に宿している。勘違いで解釈されたことに、妙な違和感を覚えていた。この一連の流れは、ずっと見ていた銀時ら三人にも伝わっている。

 

・第二十九訓より 夢世界で起きた出来事

 

 彼は何気なく前を向いていると、ある不可思議な物体を発見していた。

「えっ? って、銀さん! もしかして、アレの事か?」

「アレ? 一体何の事だよ……」

 思わず動揺するキリトに釣られていき、銀時も前の方へ目線を向けていく。すると、そこで見たものは――

「ん? 自販機?」

話題に上げたばかりの自動販売機がひっそりと佇んでいた。販売品もほぼ高額な歩狩汗しか置いておらず、銀時の記憶通りに再現されている。もちろんそれを知った彼は、大いに衝撃を受けてしまった。

「って、さっき話した内容と同じじゃねぇか!! なんで夢世界にも歩狩汗が売っているんだよ!! おかしいだろうがぁぁ!!」

「夢世界故に何でもありと言う事なのか……恐ろしいな」

「おい、キリト! お前は考えすぎだ! すぐに考察するんじゃねぇよ!」

 ツッコミを入れる銀時とは対照的に、キリトは疑い深く推測を立て始めている。折角初めて見つかった手がかりなのだが、あまりにも唐突すぎたので素直に受け止められずにいた。      

 そんな二人に続いて、新八ら仲間達も自動販売機の存在に気付いていく。

「二人共! もう手がかりを見つけたんですか!」

「おー自販機がアルネ! ちょうど喉を潤したかったところアル!」

「って、お前らも食いつくんじゃねぇよ! 値段を見ろ、値段を! 夢世界なのに全然良心設計じゃ無いからな!!」

 テンションが高くなる神楽に対しては、真実を見るようにと銀時が忠告を促してくる。終始ツッコミに徹している彼の姿を見て、アスナやユイはふと疑問を頭へ浮かべていた。

「そういえば、銀さんのツッコミがいつもよりも激しいわね」

「私達の知らない間に、何かあったのでしょうか?」

「まぁ、あったけど……説明するのはややこしいかな」

 言葉を濁したキリトの返答を聞き、二人はつい首を傾げてしまう。

 

・第三十訓より 自分との戦い

 

 ところが夢世界のキリトだけは、自信を失って戦闘を放棄しており、もう一人の自分から慰められていた。二人の異様な光景は仲間内でも気が付いており、彼らの様子を図るために一旦集まってくる。

「キリト君! 大丈夫よね?」

「もちろん。そんなに戦っていないからね」

「随分と楽ちんだな。こっちは手ごわくて、そんな余裕なんかねぇよ」

 決闘の最中でも互いの無事を確認して、高い信頼度を見せる本物の万事屋三人。その一方で夢世界側の彼らはと言うと、

「何をやっているんだ、キリト! 弱音を吐かずにちゃんと戦えよ!」

「敵にお情けでもかけたら、承知しぇねぞ!! 分かってんのか!?」

「わ、分かっているけど……」

痺れを切らせた銀時とアスナが弱気なキリトに対して、こっぴどく一喝していた。まともに戦おうとしない姿に怒りを覚えており、厳しめに接している。

 

・第三十三訓より 本来の次回予告

 

次回予告

銀時が出会った男は、仮想世界の研究に没頭する一人の科学者だった。

キリトが出会った男は、行き場のない子供達に学びを与える一人の先生だった。

「君のような人間が、世界全体を変えるのかもな」

「何も無理することなく、信じた道を行けば良いのですよ」

夢幻解放篇七 二人の師

 

・第三十三訓より 銀時と茅場の邂逅

 

 難しい単語が立ち並び、到底自分には理解できない内容だが、レポートや雑誌の見出しから、ここの学者は量子学を研究しているようである。

「量子学? そんな学問あったか?」

 初めて聞く単語に銀時は、首を傾げて本音を声に出していた。その間自然と恐怖心は薄らいでいき、むしろ近くに人がいる事に安心感を覚えている。落ち着きを取り戻しつつある彼は、研究器具や材料だけではなくある変わったモノまで発見していた。

「ん? これは一体……」

それはフラスコ内に閉じ込められている光り輝く種である。灯りが少なくとも構わずに発光する姿は、例えようのない神秘性を醸し出していた。銀時自身も興味深く種に見とれていた、ちょうどその時である。

「そこで何をやっている?」

 背後から突如として男性の声が聞こえてきた。彼の手には拳銃が構えられており、銀時へ向けて容赦のない脅しをかけている。この一連の行動には、銀時も周りの鏡越しで気が付いており、両手を上げつつ冷静に応対していた。

「ようやく研究者の登場かよ。人様に銃口を向けるなんざ、随分と野暮じゃねぇか」

「ほぅ……背を向かせたままでも気が付くのだな。だが機密情報を知ったからには、帰すわけにはいかないな」

 依然として男性も拳銃を手にしたまま警戒心を解こうとはしない。お互いに落ち着きながらも、緊迫した状況が無情にも続いている。すると、ここでようやく銀時が意を決して動き始めた。

「そうかい。だったら――」

 相手の一瞬の隙を確信し、木刀を手早く握ったところで――

「はぁ!」

「何!?」

 振り返り様に男性へ向けて攻撃を加えていく。拳銃を手にしていた右手に狙いを定めており、反撃する余地を与えないまま奇襲を成功させた。一方で拳銃は男性の元を離れて空中を舞うと、そのまま銀時の手へと渡っている。

「これで帰らせてくれるんだろ? モデルガン所持の理系おじさんよ」

 さらにはモデルガンさえも見透かしており、彼は余裕の表情で男性からの策略を完封させた。正確な判断力や行動力を目の当たりにして、男性も薄い反応を示しながらも言葉を詰まらせている。

「この一瞬で偽物まで見抜くとは……貴様只者ではないな」

「まぁな。一応これでも元攘夷志士だからな。緊迫した状況には慣れてるんだよ」

 意気揚々と銀時は高い自己評価を打ち出す一方で、男性は彼からのある言葉に疑問を抱いていた。

「攘夷志士? なんだそれは? 聞いたことが無いぞ」

「はぁ? 何を言ってんだ? お前らの世界でも起って――まさか、また別の世界の住人か!? どんだけパラレルワールドを出せば気が済むんだよ! ウチの投稿者はよ!」

 まるで初めて聞いたかのような反応に、銀時は即座に学者風の男性も別世界の住人であると察している。分かるや否や彼は複雑性を感じて不満を口にしているが、対照的に男性は銀時が別世界の住人だと知り大きな興味を沸かしていた。

「パラレルワールドだと? まさか貴様は、この世界線とは違う世界線からやって来たのか……? 詳しく私に教えてくれないか!?」

「えっ? ああ、そうだな。めんどいけど」

 態度を変えて食い気味に銀時へ話し合いを迫ってくる。その強い探求心には彼も心を引かせているが、逃げるタイミングも失った為仕方なく応じていく。

 こうして研究室にて二人の話し合いが行われるが、銀時はまだ気付いてはいない。白衣の男性の正体が、かつてSAO及び仮想世界を作り出した立役者である茅場昌彦である事に……

 

・第四十三訓より アスナの料理評価

 

「それじゃ、結果を知りたいんだけど……一体どの料理が一番良かったかしら?」

 勝負が一段落したところで、アスナは次第に心を落ち着いていき、改めて料理の評価を土方ら三人に求めていた。今日作った料理の品々から、将軍様のぴったりの一品を決める本題へと移っている。

 味見を終えた面々は、自身が気に入った料理を口々に声へ上げていく。

「俺は断然和食の煮物だな! 健康志向で、将軍様にもぴったりだと思うぞ!」

「いやいや、洋食のバーグがぴったりですよ。野菜も入っていますし、食べ応えはそれなりにありますよ」

「俺は中華だな。これまでの料理の中では、マヨネーズがぴったりと合っていた。それが理由だよ」

「……見事に分かれたわね」

 偶然にも三人の意見は真っ二つに割れている。近藤は和食、沖田は洋食、土方は中華をそれぞれの評価として上げていた。この結果には、アスナも返す言葉に困ってしまう。

 すると間を置かずに、真選組の間ではより激しい主張が繰り出されていく。

「って、どうなっているんですかい? 土方さんは、あのマヨ天ぷら一択じゃないんですかい? 何で急に、中華に変えたんでい?」

「はぁ!? 俺は元々、あの天ぷらは気に入ってねぇんだよ! マヨネーズに合わない料理は、意地でも認めねぇからな!」

「まぁ、落ち着け二人共。ここは間を取って、俺の薦めた和食で……」

「「それは無しだ」」

「なんでそこだけ、気が合うんだよ!?」

 意見がぶつかり合っていき、依然として三人の話は噛み合わずにいる。次第に険悪な雰囲気が漂っていき、今にも口論が激しくなろうとしていた。そんな状況の中で、アスナはただ場の空気を呼んで、ただ黙っているしかない。

(結局、全然決まらないわね。これからどうしようかしら……)

 心の中ではそっと本音を呟いている。口論に割って入るべきか、まだ状況を鑑みるべきか。

慎重に悩みを積み重ねていた。

 本題が一斉進まずにいた――その時である。予想外の人物が屯所を訪れており、この調理場へと足を踏み入れてきた。

「ならば、申し付けた余が吟味しようではないか」

「えっ?」

 聞こえてきたのは、しっかりとした男性の一言である。アスナは反射気味に振り返っていたが、真選組の面々は聞き覚えがあり、表情を変えてから顔を向かせていた。入り口の前に堂々と佇んでいたのは――豪勢な法被に身を包んだ丁髷姿の男性である。

「だ、誰!? この人!?」

 

没理由・最後に将軍様を出したかったものの、オチが上手くまとめられなかったから。

 

・第四十七訓より フレンドラリーの紹介

 

 時期は八月も終盤へと差し掛かっていた頃。連日続いていた暑さも一段落して、子供達の過ごす夏休みも終わりを迎えようとしている。みなが秋に向けて準備を始める一方、かぶき町では渾身の新企画が着々と進められていた。

「「「「かぶき町フレンドラリー?」」」」

「ですか?」

「そうなのよー。町内会で決まったイベントで、是非銀さん達にも参加してほしいのよ」

 もちろん銀時らにも、その情報は伝えられている。万事屋へ遊びに来ていた妙から、宣伝も兼ねた内容が発表されていた。穏やかな表情で、一行に企画の参加を促している。

「へぇー、姐御が企画したイベントアルカ」

「結構楽しそうな響きだな。一体何をするイベントなんだ?」

 興味本位でキリトが聞いてみると、彼女は概要を簡潔に伝えていく。

「まぁ、簡単に言うとスタンプラリーよ。かぶき町内にある指定の場所まで行って、とあるミニゲームをクリアすることで一つもらえるの。それが三つ集まったら、景品と交換できるのよ」

「家族向けのイベントってことですか。結構楽しそうですね!」

「自由参加みたいだし、私達も参加していいんじゃないかしら?」

「そうですね。銀さん、万事屋としてこのイベントに出てみましょうよ!」

 詳しく話を聞いていると、一行も次々に興味を持ち始めていた。家族向けと言う事もあり、特にユイの心には深く刺さっている。この流れからすんなり決まると思われていたが……銀時だけは気だるい表情でイベントに乗り気ではなかった。

「えっ、マジで行くのかよ? どうせ新型ウイルスのせいで中止になるんだから、行くだけ損だって。今の内から止めとけよ」

「いや、なりませんよ! ていうかアンタ、時事ネタを挟みたいだけでしょうが! 季節感が違って、無理矢理すぎますよ!!」

「別にいいだろ。ネタとか関係なく人混みは嫌だから、俺はパスしてもいいよな」

「むしろ開き直るんですか、そこ!?」

 だらだらと持論や小ネタを挟みつつ、彼だけは否定的な態度を続けている。新八にツッコミを入れられようが、無関心な素振りは変わっていない。イベント自体を面倒くさく思っていた銀時だが――

「アラ、残念だわ。折角景品に結野アナのサイン色紙も加えたのに、銀さんったら参加しないの?」

「……ん!?」

妙のさり気ない一言をきっかけにして、気持ちに変化が訪れている。大ファンでもある結野アナのサインが景品ならば、話は別のようであった。徐々にやる気も上がっていき、真剣な顔色へと変わっている。

「よし、お前等! さっさとスタンプ集めて、豪華賞品をかっさらうぞ!!」

「いや、変わりすぎだろ!! どんだけ結野アナのサインが欲しいんだよ!! さっきと言っていること真逆すぎだろ!!」

 その結果、キリトらに向かって自らが士気を取る始末であった。あまりにも分かりやすい心変わりに、新八のツッコミも激しく決まっている。当然仲間内でも、彼の単純さに皮肉が飛び交っていた。

「やっぱり銀ちゃんは単純アルナ」

「良い意味で銀さんらしいよな」

「もうすっかり見慣れちゃったわよ」

 呆れを通り越して、もはや慣れすらも感じてしまう。キリトやアスナも苦笑いで、神楽らと気持ちを同調していた。

 ともあれ、万事屋一行も全会一致でイベントへの参加が決まったが――ここで妙から、とある条件が言い渡されてしまう。

「あっ、そうだ! 大事なことを言い忘れていたわ! このフレンドラリー、参加上限が五人までなのよ! だから六人としては、参加できないのよ」

「えっ、そうなんですか!?」

※商品の内容は本編にて変わりました。

 

・第四十九訓より 万事屋チームの一幕

 

「ちなみに銀時さんは、家賃の件で日ごろからお登勢さんと揉めているんですよ。何ヵ月も滞納して、こっぴどく怒られたりして!」

「へぇー……そこまで銀さんって、だらしなかったのね」

「そうですね!」

「って、ユイ!? お前なんか言いやがったな!? 誤解を招くことは止めろって!!」

 赤っ恥な内部事情を暴露されており、それを悟った銀時が激しいツッコミを繰り出していく。自身の弁解の為に彼は躍起となっていた。

 悪意はなくとも満面の笑みで話すユイの無邪気さと、内情を知ったシノンの哀れんだ目線が印象的に残っている。お登勢に続き、ユイらにも惑わされる銀時であった……

 とそんな一悶着はさておき、土方は身内話よりも試練の概要に興味を寄せている。

「もう家賃云々はいいから、さっさと試練について教えてくれねぇか?」

 彼はもう一人の主題者であるエギルに話しかけていく。

 

・第五十五訓より リズベットの目覚め

 

「ス~ヤ~」

 穏やかな朝を迎えた吉原は日輪の実家。その寝室ではリズベットが一人、寝言を立てて心地よく寝込んでいる。寝間着姿のまま、布団を抱き枕のようにして寝転がっていた。今日の彼女は手伝いが入っていない休日であり、普段よりも心が緩み切っている。

 そんなリズベットの元に、とうとう月詠が起こしにやって来ていた。

「入るぞ、リズ。いつまで寝ておるんじゃ? いい加減起きなんし!」

「うむぉ~後五分だけ~」

「またか……なんでこうも休みの日には、寝相が悪いんじゃ?」

 積極的に呼びかけたが、リズベットの反応は微々たるものである。気の抜いた声を上げながら、夢の中から離れようとしない。これには月詠も頭を抱えてしまった。

 幾ら呼んでも目が覚めない為に、彼女は偶然にも訪れていた知り合いに任せてみる。

「仕方がない。ここはたまさん、主に任せてもいいか?」

「了解しました。この箒で起こして見せます」

 ちょうど側に立っていたのは、カラクリ家政婦のたまだった。箒を両手で持ち、先端部分をリズベットに向けて差し出している。そして、

「発射です」

そう一言だけ告げると寝室に簡易的な空気砲を発射させていく。辺りでは〈バーン!〉と言った轟音が響き渡り、疑似的な爆発音を生み出していた。

「って、な、何事!? 一体何が起きたの!?」

 これにはリズベットも仰天しており、一瞬にして目を覚まし起き上がっている。あたかも爆発だと信じ込んで、思わず辺りを見渡していた。しかしそこにいるのは、呆れた表情の月詠と無表情にこちらを見つけるたまだけである。

「えっ、月姉? と、たまさん?」

「おはようございます、リズベット様。夢からの帰還、ご苦労様でした」

「……はい? さっきの爆発は?」

「あれ全部嘘じゃぞ」

 未だに彼女は全体の把握を理解していない。折角の休日を迎えたのだが、その始まりは実に刺激的であった。

「正確には嘘ではありませんが」

「結局どういうことよ!?」

 

・第五十八訓より 冒頭の入り

 

 イメージチェンジ、通称イメチェン。自分の印象をガラッと変えることを意味する。

 リズベットのようにアバターの髪色を変更したり、山崎退のようにモヒカンヘアーを辞めたりと、両作品にも外見からイメチェンしたキャラは多々いる。

 今回の話の主役は、万事屋に所属するキリト、アスナ、ユイの三人。タイトル通りに自身の印象を変えるようだが……

 

「それじゃ銀さん。俺達は出かけてくるよ」

「おうよ。夕方頃には戻って来いよ。さっさと替えを洗いてぇから」

「そんなに急かさないでよ。ちょっと散歩するだけだから」

「とりあえず、行ってきますね」

 そう会話を交わすと、キリト、アスナ、ユイの三人は万事屋を後にした。時刻が正午を迎えた九月の日のこと。三人は珍しくも揃って散歩に出かけている。

 懐かしい組み合わせだが、一つだけいつもと違う部分があった。

「本当にあの格好で行ったよ、アイツら」

「キリトさんが銀さんの着物を着ると、少し違和感があるような……」

「それを言うなら、アッスーもアルよ! あんな格好、絶対童貞を殺しにかかっているネ」

「だろうな。それはそうと、なんでユイは新八の幼少期の服にしたんだよ」

「僕に言われても困りますよ。雰囲気と数合わせじゃないですか?」

 出かけた途端に銀時らは、次々と思ったことを声に出していく。今日のキリトらは気分を一新して、銀時達の普段着に着替えたようである。以前にもあやめとリーファが衣装交換したこともあり、それに感化されたアスナが今回の件を提案したようだ。

 改めて三人の風貌を振り返ると、色々と思うことが浮かび上がってくる。だがそれでも、本人達が楽しんでいるなら十分であった。

 

・第六十三訓より 観覧車の会話

 

銀時「ったく、ようやく気付きやがったか。まぁ、見直してくれるなら何よりだよ」

シリカ「いや、やっぱり前言撤回で」

シノン「キリトと違ってすぐ調子に乗るんだから」

シリカ「そういうところが、銀時さんの悪いところですよね」

銀時「いや、手のひら返しすぎだろ! どんだけくるくる変えるんだよ!? つーかキリトも、結構調子に乗る時あるぞ! そこに気が付け、バカヤロー!!」

 

・第六十四訓より 飲み会の会話

 

※初期案では桂小太郎も参加しています。

 時は八月の下旬頃。剣魂の時系列では、フレンドラリーが終わって数日が経った頃である。夜を迎えたスナックお登勢には、銀時、長谷川、桂、クライン、エリザベスの男五人が集まって、仲良く飲み会を始めていた。皆カウンター席に座り、ビールを片手に飲みながら、早くも酔いの気分へ浸っていく。

「いやー久々だな、みんな! フレンドラリー以来か?」

「そうだな! あの時は、俺もはっちゃけいたからな! クライン殿やエリザベスと共に、配管工に化けたものだ」

 長谷川の問いに、桂が自信満々に返答している。フレンドラリーを含めた昨今の出来事について、思うままに語っていた。

 するとすかさず、銀時が話に横やりを入れてくる。

「よくもまぁ、真選組に見つからなかったな! テメェらの悪運には、つくづく呆れるぜ」

「何ってんだよ、銀さん! その悪運が、俺達攘夷浪士の売りなんだよ!」

 皮肉っぽく言ってきた彼に、今度はクラインが口出ししてきた。

[クラインも言うようになってきたな]

「なにせ今の俺は、立派な攘夷志士だからな!」

「よくぞ、言ったクライン殿!」

「「ハハハ!!」」」

[笑いが止まらん!]

 自らの悪運を高らかに自覚した上で、侍三人は愉快にも笑い声を上げる。クライン自身も攘夷浪士の誇りを掲げて、自信良く振る舞っていた。良くも悪くも、桂やエリザベスの影響を大いに受けている。

 相変わらずのマイペースさに、銀時はまたも本音を発していく。

「ったく、コイツの将来が心配だな」

「そう言うなよ、銀さん! クラインが楽しいなら何よりじゃないか」

 調子よく長谷川がフォローを入れると、カウンター側にいたお登勢やエギルも口を開いてきた。

「そうだねぇ。こんな清々しいバカの方が、生き方に困らないだろうねぇ」

「まぁ、一直線なのが売りだからな。アイツは」

「一直線ね……」

 共にクラインの真っすぐな生き方に共感している。昔からの知り合いであるエギルはともかく、付き合いの浅いお登勢も彼には一目置いているようだ。

クラインの性格が度々話題に挙がる中で、彼にはある不安を抱えている。

「あぁー。でも心配事ならあるぜ。一回でも良いから、彼女ってモンが欲しいよなぁー」

「彼女? お前元の世界で作ってねぇのかよ?」

「そりゃ経験はあるが、上手くいった試しは無いんだよ! 付き合っては別れの繰り返し……女心は難しいぜ」

 

剣魂 第四章登場キャラクター

 

・万事屋

坂田銀時(第四十~四十八・五十一・五十四・五十六~六十四訓)

キリト(第四十・四十二~四十八・五十~五十二・五十四・五十六~六十四訓)

志村新八(第四十二~四十九・五十一・五十六~六十四訓)

アスナ(第四十二~四十九・五十一・五十六~六十四訓)

神楽(第四十二~四十八・五十・五十一・五十六~六十四訓)

ユイ(第四十二~四十八・五十一・五十二・五十六~六十四訓)

定春(第五十一・五十九・六十訓)

 

・真選組

近藤勲(第四十三・四十七・四十九・五十一・五十六・五十九訓)

土方十四郎(第四十三・四十七・四十八・五十一・五十四・五十六・六十一~六十四訓)

沖田総悟(第四十三・四十七・五十~五十二・六十一~六十三訓)

山崎退(第六十四訓)

 

・攘夷党

桂小太郎(第四十二・四十七・五十一・五十四・六十四訓)

クライン(第四十二・四十七・五十一・五十四・六十四訓)

エリザベス(第四十二・四十七・五十一・五十四・六十四訓)

 

・スナックお登勢

お登勢(第四十八・五十八・六十四訓)

キャサリン(第四十八・六十・六十四訓)

たま(第四十二・四十八・五十三・五十五・六十四訓)

エギル(第四十二・四十八・五十三・六十・六十四訓)

 

・超パフューム

志村妙(第四十二・四十七・五十一・五十六訓)

シリカ(第四十~四十二・四十七・五十・五十一・五十五・五十八~六十三訓)

ピナ(第四十・四十二・五十一・五十五・六十訓)

柳生九兵衛(第四十二・五十・五十七・六十四訓)

リズベット(第四十~四十二・四十七・四十九・五十一・五十五・五十七・五十八~六十・六十四訓)

猿飛あやめ(第四十二・四十八・五十六訓)

リーファ(第四十~四十二・四十七・五十・五十一・五十五・五十六・五十八~六十・六十四訓)

月詠(第四十一・四十二・四十九・五十五・六十訓)

シノン(第四十~四十二・四十七・四十八・五十一・五十五・五十八~六十三訓)

 

・ダンボール

長谷川泰三(第四十二・五十・六十四訓)

 

・超パフューム関係者

日輪(第四十二・四十九・五十五・五十八訓)

晴太(第四十・四十二・四十六・四十九訓)

村田鉄子(第四十九・五十七・六十四訓)

東城歩(第五十訓)

 

・サブキャラクター

いずみ(第四十・四十六訓)

いずみ兄(第四十訓)

よっちゃん(第四十一・四十二訓)

けんちゃん(第四十一・四十二訓)

平賀源外(第四十四訓)

白水〇×子(第四十四・四十五訓)

兄ヶ崎百々(第四十四・四十五訓)

桐ケ谷翠〈愛チョリスの妄想内〉(第四十五訓)

ハタ皇子(第四十六・五十三訓)

じい(第四十六・五十三訓)

アゴ美(第四十七訓)

小銭形平次(第四十八訓)

ハジ(第四十八訓)

本城狂死郎(第四十九訓)

西郷特盛(第五十訓)

寿限無寿限無ウンコ投げ機一昨日の新ちゃんのパンツ新八の人生バルムンク=フェザリオンアイザック=シュナイダー三分の一の純情な感情の残った三分の二はさかむけが気になる感情裏切りは僕の名前をしっているようでしらないのを僕はしっている留守スルメめだかかずのここえだめめだか……このめだかはさっきと違う奴だから池乃めだかの方だからラー油ゆうていみやおうきむこうぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺおあとがよろしいようでこれにておしまいビチグソ丸(第五十訓)

脇薫(第五十七訓)

屁怒絽(第五十七訓)

チビ屁怒絽(第五十七訓)

屁怒絽次郎(第五十七訓)

屁怒絽三郎(第五十七訓)

屁怒絽四郎(第五十七訓)

屁怒絽五郎(第五十七訓)

寺門通(第五十八訓)

 

・ゲストキャラクター

ちはる(第四十一・四十二訓)

一派の天人達(第五十二訓)

マッサージ店長(第五十四訓)

吉原の親子(第五十五訓)

トンキー(回想)(第五十六訓)

ソリート(第六十・六十三訓)

宇宙猫達(第六十一~六十三訓)

動物ハンター達(第六十一~六十三訓)

 

サプライズゲスト

高杉晋助(第五十二訓)

木島また子(第五十二・五十三訓)

河上万斉(第五十二・五十三訓)

武市変平太(第五十二訓)

神威(第五十三訓)

阿伏兎(第五十三訓)

坂本辰馬(第五十三訓)

陸奥(第五十三訓)

徳川茂々(第五十四訓)

佐々木異三郎(第五十八・五十九訓)

今井信女(第五十八・五十九訓)

星海坊主(第五十八・五十九訓)

坂田金時(第六十四訓)

 

そして物語は、妖精の国に移り変わる!




 ここまで見て頂きありがとうございました。小説を製作する中でどうしても使われないシーンやカットした場面は多くあるので、今後もこのような形で溜め込んでいた失敗話が出来ると有難いです。
 そして今度こそ! 次回から長篇が始まります!
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