剣魂    作:トライアル

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 グラブルの銀魂コラボにネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲があって爆笑してましたw


第七十七.五訓 Aの切り札/万事屋逃走中(延長版)

「フッ。どうやらあの子供を見つけたようね」

 リュウガ(野卦)の連絡を聞きつけて、ソーサラーこと宇堵も動き始めている。彼女は一旦ミラーワールドから出ると、辺りを確認してからソーサラーへと変身。ユイを確保するために、リュウガの元に向かうようだ。

「さぁて、とっとと終わらせますか」

 手っ取り早く彼女は、テレポートの魔法で目的地まで瞬間移動しようと企む。魔法の指輪をベルトにかざそうとした時である。

「あぁ! ちょっとどけてください!!」

「ん? って、ギャァァア!!」

 ふと横の路地から人の気配を察して、ソーサラーの注意はそちらに向いていた。顔を向けた途端に彼女は何者かと衝突。大勢の下敷きとなってしまう。

 ソーサラーとぶつかってきたのは……妙から逃げていたシリカやリズベット達である。

「ナー?」

「痛て……みんな大丈夫?」

「どうにかね。でも流石にもう振り切れたわよね?」

 リズベットからの呼びかけに、シノンが真っ先に返答していた。衝突への痛みを確認すると共に、シリカらは妙の行方を確認している。

「とりあえず一安心ですね。後はお妙さんの熱意が冷めてくれれば……」

「そんな都合よく冷めるのかなぁ? あの人」

「「「「はぁー」」」」

 リーファの言葉と共に、四人と一匹は深いため息を吐いていた。妙の融通の利かないところには、毎度困っている様子である。

 何が起きたのかと言うと、彼女達は修業中に妙から差し入れを貰っていた。当然の如くそれはとても人の食えたものではない暗黒物質だが。危険を察知して逃げたところ、妙が追いかけたせいで現在に至る。要するに妙の料理が原因だ。

 恒道館に戻るべきか悩んでいると、彼女達はようやく下敷きにされている人に気付いている。

「アレ? って、誰か下にいるわよ!」

「あっ、本当です!? ごめんなさい、大丈夫ですか!?」

 四人はすぐに場を離れて、その人の様子を確認した。しかしその正体は、予想外の人物である。

「よくもやってくれたわね……!」

「えっと……やっぱり怒っていますよね?」

「違うわ! これだから妖精はいつもいつも私の邪魔を……許さない!」

 ようやくソーサラーは起き上がり、彼女達に正体を見せていた。その態度は数分前と異なり、激昂に駆られている。妖精の憎しみが怒りの制御を外しているのか?

 ソーサラーの姿を見ると、リーファ達も徐々に表情を一変させていく。

「って、アナタは!」

「マッドネバー!? いつの間に地球へ来ていたの!?」

 険しくなった表情で、マッドネバー及びダークライダーがいることに驚きを感じていた。警戒心も強めており、いつでも戦闘が出来るように準備を整えていく。

「うるさい! もうこうなったら、アナタ達の息の根を止めてやるわよ!! 行けぇ、グール共!」

「ウゥゥゥ!」

 そしてためらう間もなく、ソーサラーは怒りのままに石をまき散らし、戦闘員のグールを生成。自分の気が収まるまで、彼女達を痛めつけるつもりである。

「望むところです! 今度こそリベンジを果たして見せます!」

「ナー!」

 一方のシリカ達も、恐れることなく戦いの士気を高めていた。ダークライダー達との戦いで敗北した経験から、負けられない気持ちが湧いている。

 特にシノンは一段と気持ちが引き締まっていた。

「アナタだけは絶対に……私達の手で倒して見せるわ!」

 ソーサラーを名指ししつつ、自身の想いを伝えている。次元遺跡にてソーサラーと因縁が出来た彼女だからこそ、今度こそリベンジを果たすと強く誓っていた。

 こうしてかぶき町を舞台に、ソーサラーやグールとの戦いが始まる。

「おらおら、行けや!」

「みんな、行くわよ!」

 

 

 

 

 

 一方で亜由伽ことダークキバも、ソーサラーと同じような事態に陥っていた。

「さて、そろそろ行こうかしら」

 頃合いを見ていた彼女は、ミラーワールドから現実世界に戻っている。もうすでにダークキバに変身しており、このままリュウガの元に戻ろうとした時だ。

「ひぃぃ! 助けてくれ!!」

「あぁ? なんだコイツ?」

 彼女の元に見知らぬ男が這い寄って来ている。何者から追われているようで、ビクビクと怯えている様子だ。鬱陶しいと思い、男を掃おうとすると……

「見つけたぜ! 攘夷志士! ドーン!」

「今度は――えっ!?」

〈ドカーン!!〉

男を追ってきた人物が乱入してくる。ためらいもなく彼はバズーカを解き放ち、ダークキバへ命中させていた。その正体は沖田総悟であり、どうやら指名手配の攘夷志士を追う最中で、強硬手段に出ていたようである。

 辺りに黒い煙が噴き出していたところで、他の真選組のメンバーも駆け寄ってきた。

「おい、総悟! またやったのか!?」

「大丈夫ですよ。みねうち程度に抑えてやすから。恐らくあの攘夷志士の体力は一になってやすよ」

「そんなポケモ〇みたいに上手くいくわけねぇだろ!!」

「ちょっと、沖田隊長! 本当に大丈夫なんですか!?」

 近藤、土方、山崎と沖田の所業を心配するが、彼はまったく罪悪感が無い。沖田の容赦のない性格は仕事中でも出ており、今回が特別というわけではなかった。それでも過激なことをすれば真選組の評判も落ちかねないので、近藤らはそれを危惧している。沖田はまったく気にしてないが。

「大丈夫ですよ。あの通り生きてやす……?」

「おい、総悟。まさかやっちまったわけじゃないよな?」

「まぁまぁ、落ち着いてくだせぇ。アレは……」

 一応志士の様子を確認していた沖田は、とある違和感に気付き始める。そのまま煙が消えるのを凝視していると、そこには予想外の人物が立っていた。

「ったく、急に何するのよ」

「アイツは……!?」

「何だと!?」

 煙の中から現れたダークキバを目にすると、近藤、土方、沖田の三人は顔色を変えている。全員の警戒心が強まる中、山崎だけは状況を読み込めていなかった。

「えっ? どうしたんですか、皆さん? お知り合いなんですか?」

「あぁ、ちょっとな。因縁深い相手さ」

 そう近藤から聞かされるも、やっぱり何のことか理解していない。山崎だけは次元遺跡に行っておらず、故にダークキバを見てもピンと来ないのである。

 真選組が戸惑っているうちに、攘夷志士は隙を見て逃げようとした。

「ヒィィィ!」

「あっ、逃げた」

「おい、ザキ! 追いかけろ!」

「は、はい!」

「頼むぞ!」

 逃げた志士は山崎に任せて、三人はダークキバの動向に注意を向けている。

 一方のダークキバは、呼びかけよりも真選組の戦いに興味を示していた。

「どうする、亜由伽よ。こいつらと戦うか?」

「当然。ちょうどあの子もいるしね……!」

 ベルトのキバットバットⅡ世からも聞かれるも、彼女の意思は変わらない。沖田とも戦いを繰り広げた経験があり、今度こそ彼を負かすために歪んだ気持ちが沸き上がる。

 一方の沖田も曖昧になっていた決着を付けるべく、着々と戦闘準備を整えていた。

「面白れぇ。近藤さんに土方さぁん。ここは一緒に戦いやすかい?」

「もちろんだ! ダークライダー達に負けっぱなしだと気が済まないからな!」

「俺も同じだ。ていうかお前、そのねっとりした言い方は止めろ」

 近藤と土方にも戦闘の意思を確認するが、二人ともに相違は無い。土方は沖田の言い方に若干イラついてはいたが。

「フフフ。さぁ、かかって来なさい」

「行くぞ、てめぇら!」

「だからお前が仕切るなって!」

 沖田が船頭を切りつつも、真選組はダークキバとの戦いに身を投じていく。今度こそ勝利を掴むべく、皆全力で突き進む。

 

 

 

 

 

 そしてポセイドンも、まったく別のトラブルに巻き込まれている。

「ようやく見つけたらしいな。さぁ、俺に続け!」

 現実世界に戻ってきた彼は、早速セルメダルを介して屑ヤミーを大量に生成。リュウガの情報を元に、万事屋のいる場所へ向かおうとした。そんな時である。

「ウゥ!?」

「どうした? 何かに当たったのか?」

 屑ヤミーの一体が、突然頭に何かをぶつけていた。手に取るとそれは、何の変哲もない宝くじである。

「なんだ。ただの紙屑か」

 ポセイドンはその券を拾い、地面に捨てようとした――そんな時だ。

「あっ! 桂さん、あそこです!」

「でかしたぞ!!」

 タイミング良く目の前には、刀を携えた侍の集団が現れる。その大半が野武士のような野暮ったい容姿をしており、皆眼光を鋭くさせていた。

 そんな彼らの正体は、桂小太郎率いる攘夷党である。中心にはリーダー格である桂がおり、左右には相棒であるエリザベスと新人攘夷志士のクラインもいた。他にも攘夷党に所属する浪士が出揃い、皆ポセイドンの持つ宝くじに狙いを付けている。

「って、なんだ?」

「皆の共!! あやつの持つ宝くじを奪い返せ! 何としてもこのチャンスを無駄にするな!」

「よっしゃー! やってやるぜ!」

[青っぽい奴よ。大人しくしていろ!]

 桂が勢いよく声を上げると、クライン、エリザベスと仲間達が次々に賛同していた。

(エリザベスはプラカードを上げるだけであるが)

 どうやら攘夷党はポセイドンの持つ宝くじに狙いを付けており、意地でも奪い返すべく躍起になっている。実を言うと宝くじの特別賞に当たり、その券が風に飛ばされて現在に至っていた。もちろんポセイドン側は何が起きているのか理解していない。

「チッ。面倒なヤツに絡まれたな」

 ただ一つ分かることは、そう簡単に事態は片付かないことだ。面倒になって券を捨てようとすると、

「あっ、貴様ぁぁぁぁぁ!!」

「そうはさせるか!!」

[皆の者、続け!!]

「「「おう!!」」」

桂達は急に声を荒げている。エリザベスの指示のもと、全員が券を取り返すべく、ポセイドンに勢いよく駆け寄っていく。

「おい、何をする!? そこをどくのはお前らだ!!」

「じゃ、券をよこせ! 俺達の今後の活動費がかかっているのだ!」

「知るか! いいからどけろ!!」

 全員が束になって突進しており、その様子はまるでおしくらまんじゅうである。桂達は券を取り戻すべく、ポセイドン側は目的地に向かうべく、拮抗とした状況が続く。

 様々な事情が重なり、ソーサラー、ダークキバ、ポセイドンの三人はリュウガの元に向かうことが出来ずにいた。

 

 

 

 

 

 ちょうど同じ時間帯。幹部怪人に真正面から立ち向かっているのは、銀時やキリトと言った万事屋の面々である。彼らはユイと新八、ウサギ(ユウキ)の逃げる時間を稼ぐべく、懸命に戦いへ挑んでいた。

「そこだぁ!」

「ドゥ! ズッ!」

 木刀を手に取り銀時は、対峙するゴ・ガドル・バに向けて次々と斬撃を浴びせる。しかしそれをギリギリで受け止められてしまい、大したダメージは入っていなかった。

「ボンバロボバ。ビガランボグゲビパ(こんなものか。貴様の力は)」

「何言ってんのか、さっぱり分かんねぇよ。せめて翻訳機使え、コノヤロー!」

 未知の言語に困惑しつつも、銀時は変わらぬ軽口で応戦。そしてガドルが武器持ちでないことを知ると、ある作戦を閃いている。

「ブサゲ!(くらえ!)」

「よっと!」

 渾身のパンチを回避して、相手に隙が生まれているうちに――

「脇ががら空きだぜ! カブト虫さんよ!」

「バビ!? ブッ!(何!? くっ!)」

カウンターのように木刀で打撃技を与えていく。不意打ちを防ぐことが出来ず、ガドルは近くの廃墟にぶつけられている。

「これなら……!」

 確実的なダメージを与えられたと確信する銀時。呼吸を整えて、相手の様子を伺っていく。するとそこには、

「グゥ……」

「な、何?」

唸り声を上げるガドルの姿が見えている。ダメージは受けたものの、そう簡単には引き下がらない。幹部級の強さとしぶとさを発揮していた。

 さらに彼は落ちていた物干し竿を手にして、戦い方を変貌。目の色をオレンジから青に。物干し竿も槍型の武器に。従来の格闘体から身軽さに優れた俊敏体に一新していた。

「こいつ……! 武器を自在に作れるのかよ!?」

 不可思議な能力を目の当たりにして、銀時はつい驚きの声を上げている。冷静さを保ちながらも、変わりゆく状況を見定めていく。

「はぁぁぁぁ!!」

「ガゲスパ!(させるか)」

 

 

 

 

 

「ホワチャー!」

「ヘヘーン! 効かないようだー!!」

「うわぁ!?」

 一方で神楽が交戦しているのは、ホロスコープスの一体ジェミニ・ゾディアーツ。見た目通りの身軽さを武器に戦い、彼女の拳も軽く跳ね返している。何よりも子供っぽい仕草が、神楽の怒りを余計に買っていた。

「って、調子が狂うアルナ! 何様アルか?」

「おっ! 怒った、怒った! じゃもっと痛めつけてあげるよ!」

 激高して怒りをぶつけるも、ジェミニはまったく気にしない。それどころか、神楽を煽るように更なる攻撃を仕掛けていく。

「それ! それそーれ!」

「な、何アルか……うわぁ!?」

 ジェミニが神楽に投げてきたのは、謎の模様が描かれた赤いカード。これはリュンケウスと呼ばれる特殊なカードで、相手に触れるとその瞬間に小さな爆発を引き起こすことが出来るのだ。

「ほらほら! まだ一杯あるよ!!」

「来るなアル! って、中々近づけないネ!」

 まんまとジェミニのペースに乗せられてしまい、神楽は思うように攻撃が出来ずにいる。現在は彼女の飛ばしてくるカードから、必死になって避けていた。それでも攻撃の姿勢は崩さず、

「今ネ! ホワチャー!」

「あっ!?」

相手の隙を見て傘に仕込ませた弾丸を解き放つ。乱射させると瞬時にジェミニの持つカードに命中。数枚ほど持っていたカードは辺り一面にばらまかれていた。

「カードが使えないなら、こっちのものネ!」

「あぁーあ。でも、どうかな!?」

 この勢いに乗っかり攻めの姿勢を取り戻す神楽に対して、ジェミニは無邪気にも格闘戦で応戦している。

 

 

 

 

 

「ヤァ!!」

「くっ、同じ二刀流使いか!」

 そしてキリトは、自身と同じ二刀流を武器にしているギラファアンデッドと一戦を交えていた。彼の武器はヘルターとスケルターと呼ばれるハサミ状の双剣。常時接近戦を展開しつつ、一進一退の攻防が続く。さらには、

「フッ、ハァ!」

「おっと! ……光弾まで放つのか!?」

二本の剣を光らせて光弾を作り出す。思わぬ奇襲にキリトも、羽を広げて回避していた。

「遠距離戦も可能なのか……だったら!」

 空を浮遊しながらキリトは、ギラファの攻略法に知恵を振り絞る。すると彼は一つの策を思いついていた。

「振り下ろしてやる……ハァ!」

 一方のギラファは空を飛ぶキリトに狙いを付けて、再び光弾を解き放っていく。撃ち落とそうとするも、キリトは羽を上手く扱い華麗に回避。手に持っていたエクスキャリバーも巧みに操り、こちらに向かう光弾も切り裂く。

「やっぱり……行ける!」

 僅かな時間の中で彼は、作戦の成功を確信した。するとあえて、光弾が当たりやすいように防御を無防備にしている。

「諦めたか? これで最後だ!」

 好機だと捉えたギラファは、今までよりも強いエネルギーを高めて、キリトに向けて全身全霊の光弾を飛ばしていく。だがこの状況は、ギラファではなくキリトの好機である。

「今だ! ハァァァ!!」

 キリトは光弾に怯えることなく、エクスキャリバーを前に出して勢いよく突進。するとどうだろうか。光弾は消滅せず、エクスキャリバーに受け止められていた。

「何だと!?」

「いけぇぇ!!」

 ギラファが気付いた時にはもう遅い。キリトの作戦はエクスキャリバーの強度を利用して、あえて相手の光弾を利用する作戦だった。飛行速度を上げつつ彼は、ギラファに光弾を返していく。

「はぁ!」

「くっ……トゥ!!」

 一時は光弾に押されたギラファだが、力づくで受け止めて相殺している。ギリギリのところで踏みとどまっていた。

「そう上手くは行かないか……!」

 作戦の失敗を痛感しつつも、キリトは考える間もなく地上に着陸。ギラファとの接近戦を再開する。二人の戦いは激しさを増すばかりだ。

 

 

 

 

 

「ハァァァ!!」

「グワアァ!」

 そしてこちらは、レオイマジンと戦うアスナ。剛烈な力で押し切ろうとするレオに対して、アスナは繊細な動きで攻撃を受け流して応戦する。

 互いに一歩も引かない戦いが続くが、アスナはレオの声に違和感を覚えてしまう

「女にしては中々の腕前だ。こりゃ戦い甲斐がありそうだ」

「くっ……なんかこの声、調子が狂うのよね!」

 直感だが彼女は、レオと自身の父親の声を照らし合わせている。無意識にも声を聞く度に父親の姿が脳裏を過ぎっていた。(実際にも二人の声は同じ声優さんが務めているが……)

「まだまだだ。ハァ!」

「何!?」

 その隙を突きレオは所持していたロッドで、アスナの胴体を目掛けて突き付ける。彼女は相手の殺気を感じて、軽やかな動きで回避。同時に背中の羽を広げて、空中からも攻撃を仕掛けていく。

「ここよ! ハァァァァ!」

「空からの攻撃か。面白い!!」

 右往左往に飛び回るアスナに対して、レオは地上にて一歩も動かずに彼女の攻撃を相殺していた。目立つ特殊能力は発揮せず、ただ己の実力でねじ伏せようとする。ひたすらに攻撃を緩めない姿に、アスナも彼の能力を見透かしていく。

(まさか特殊な能力は持っていないの? いや……使わないほど自分の実力が高いってこと?)

 一つ一つの行動を見落とさず、より強く気を引き締めていた。さらなる手の内があることを考えて、決して攻めを崩さないよう集中力を高めていく。

 こうして万事屋一行は幹部怪人を相手に、真剣勝負を繰り広げている。一方の定春は、

「ワフー!」

レオソルジャーをはじめとした戦闘員の大群を相手にしていた。体当たりや噛み付き、足で引きずりまわすなど、自由奔放に暴れまわっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

「こっちだよ、ユイちゃん!」

「はい!」

 一方でこちらは、一足先に逃げていた新八、ユイ、ユウキ(ウサギ)の一幕。マッドネバーと戦う万事屋を心配しつつ、彼らの足取りは早くなる。目指すは真選組の屯所。その一点だけを目指して走り続けていた。

「よし! このまま無事に着けば!」

 徐々に屯所も見えており、ユウキも逃げ切りを確信する。このまま何も起きなければ良いが……そう易々と上手く行かない。

「ハァァァ!」

「キャ!」

「ウワァ!?」

「ユイちゃん!? ウサギさんも!?」

 何の前触れもなく新八らの元に、謎の光弾が直撃してくる。爆発の余波によりユイやユウキは軽く吹き飛ばされてしまう。さらに不運なことに、ユウキの所持していた手拭いも衝撃で破れてしまった。

「あっ、メモリが!」

 縦横無尽に散ったメモリは、周りの地面に撒かれている。さらにメモリの一部とスロットは、近くにあった自動販売機の隙間に入ってしまった。

「大丈夫!? ユイちゃん? ウサギさんも!」

「私は平気です……ウサギさんも無事です。それよりも、メモリが!」

「早く回収しないと……!」

 新八はユイらの無事を確認すると、散らばったメモリを回収しようとする。だがしかし、

「フッ!」

「えっ? 何だ……?」

唐突にも彼は謎の気配を察していた。近くにいるはずなのに、何故か視認できない存在を。皆が戸惑っている時に、あっさりとその正体が明らかとなる。

「まさかメモリを持っていたとは。こいつは返させてもらったわ」

 そう言って彼女は、奪還したガイアメモリを全て見せつけていた。姿を見せたのは幹部怪人の一体であるナスカ・ドーパント。赤い体色をした強化形態であり、光弾や剣技、超加速移動や飛行移動を得意とする。新八らの襲撃には光弾の発射、ガイアメモリの回収には超加速移動を用いていた。いずれにしろ、新たな敵の登場により一行の警戒心は強まっていく。

「メ、メモリが……!」

「まだ敵がいたのか……」

 ユイ、新八共に不安な表情を浮かべて、ナスカを睨みつけている。一方でユウキは、彼女の特殊能力に警戒していた。

「アイツ……結構厄介な能力を持っているよね」

 いざという時は自分が戦えるようにと、そっと剣を口にくわえていく。

 そんな矢先である。

「さて、次は貴方ね。はぁぁぁ!!」

「キャ!」

「危ない、ユイちゃん!!」

 ナスカは不意を突くように、超加速移動でユイを連れ去ろうとした。すかさず新八は木刀を手にして、ナスカからユイを守ろうとする。

「させるか!」

 もちろんユウキも同じだ。彼女は相手の動きを見切りつつ、瞬時の口先の刀剣で攻撃を仕掛けていく。

「エイヤァァ!」

「くっ!?」

 一か八かの賭けだが、ユウキは見事にナスカの動きを止めている。超加速も途切れており、一応は最悪の事態は回避していた。

 その直後である。ユウキの体にある異変が起きていた。

「負けるかぁぁぁぁ!!」

 気合の入った声と共に、眩い光を放ちながら体が変わり始めている。

「ウ、ウサギさん!?」

「アレは……?」

 ユイと新八も固唾を飲みながら様子見すると、ユウキの体からは一本のガイアメモリが抜け出していた。と同時に本来の妖精の姿へと戻りつつある。

「そこだ!」

「何!? くっ……!」

 そして姿が完全に復元されると、ナスカの動きを見切って刀剣を振るっていく。思わぬ伏兵の登場に、ナスカも対処が出来ずに怯んでしまった。

 かぶき町の道端に突如として現れた、別の星の誇り高き剣士ユウキ。彼女の姿を見て、新八とユイは各々違う衝撃を受けている。

「えっ……!? ウサギが人間に?」

 新八は本当の姿を披露したユウキに驚きを示していた。一方でユイは、

「これって……どういうことなのですか?」

この世界のユウキについ戸惑ってしまう。元の世界でも交流があり、ユウキの顛末を知っている分、この場に彼女がいることが信じられなかった。事情を知らずに彼女はより声を震わせていく。

「二人共! ここは僕に任せて早く行って!!」

 彼らの反応などは気にせず、ユウキは新八らへ早く逃げるように促していた。話しつつもナスカ・ドーパントを相手にしている。

「と、とりあえず! ユイちゃん、行こう!」

「はいです!」

 ユウキの言葉を信じた二人は、この戦いを彼女に任して走り出していた。ウサギことユウキの詳しい事情は、後で聞くことにしている。

「ま、待て!」

「行かせないよ!」

 ナスカも彼らを追いかけようとするが、ユウキが必死に足止めしていく。

「この……ならば!」

 けん制されたナスカは、奥の手として再び超加速移動でユイらに追いつこうとした。しかしユウキもそう簡単には諦めない。

「だから行かせないって!」

 彼女は羽を広げて、風の流れに乗っかって上空からナスカに追いついている。そして勢いのまま、

「エイヤァァァ!!」

「ナ……ファ!?」

刀剣で相手に斬撃を与えていく。この攻撃を防ぎきれなかった彼女は、次第に超加速移動が止まり、近くの住宅の壁に叩きつけられた。そのままナスカは行動不能へと陥ってしまう。

「よっしゃ! これでしばらくは追いかけられないでしょ。僕も早くユイちゃん達の元に……」

 気絶したことを確認すると、ユウキはつい達成感を覚えている。にこやかな表情で、心配していたユイらの元に向かうことにした。ところが、

「へ? うわぁ!?」

不意にもまた不幸が降りかかる。ユウキは近くに落ちていた空き缶に気付かず、足を滑らせてしまう。さらに落ちた先には、先ほど外れたばかりのラビットメモリが置かれている。

 そして――

「痛ぁ……って、またウサギになっちゃったの!? 折角かっこよく決まったのに……!」

瞬く間に彼女はウサギの姿に戻ってしまう。安心したのも束の間、またも不穏な雰囲気が漂っている。彼女のテンションもダダ下がりだ。

 失意に暮れながらも、ひとまずはユイらの元に向かおうとした時……彼女はとある物を発見している。

「ん? アレは……?」

 目線が低くなったことで、自動販売機に隠れていたガイアメモリとスロットの存在に気が付いていた。ユウキは体を丸めてそれらを回収している。

「やっぱりメモリとスロットだ。いつの間に……」

 見つかったのは黒いスロットと三本のガイアメモリだ。AとLとOのメモリであり、オンラインメモリを除いて、どんな効果はユウキ自身も知らない。果たしてこれらのメモリはどんな効果だろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 一方で新八とユイは、屯所を目指して未だに逃げ続けていた。目的地とも距離も縮まり、この長い逃走劇も終わりが近づいている。

「よし! このまま行けば!」

 新八も逃げ切りを確信するが、対照的にユイはあることが引っ掛かり足が進まなかった。

「待ってください、新八さん!」

「えっ? どうしたの、ユイちゃん?」

 一旦新八を呼び止めると、彼女も足を止めている。そしてずっと気になっていたウサギの件を話すことにした。

「一つ気になっていることがあって……あのウサギのことなのですが!」

 と確信に迫ろうとした時である。

〈strikebent!〉

 ここでまたもあの邪魔者が妨害を仕掛けていた。容赦なく新八らへ漆黒の炎を解き放っていく。

「キャ!」

「今のは……」

 偶然にも攻撃をかわせたが、彼らの近くには誰も人の気配は無かった。それもそのはず。襲撃者は鏡の中にいるからだ。

「流石の俺も我慢の限界だ。もう手段は選ばないぞ」

 ゴミ捨て場に置かれていた鏡には、ドラグクローを装着したリュウガが映っている。ようやく新八らに追いつき、意地でもユイを連れ去るべく息を殺して狙っていた。

「新八さん……」

「大丈夫だよ。僕が絶対に守るから。最後まで諦めるか……!」

 見えぬ脅威に再び恐怖を覚えるユイだが、新八はそっと優しい言葉をかけて安心させていく。その言葉を信じて彼女はゆっくりと頷いていた。期待を一身に背負い、新八の使命感はさらに高まる。侍としての誇りに懸けて、この難局を乗り切ろうとしていた。

 彼は過去の経験から、気配の正体をすぐにリュウガだと確信。近くに反射物が無いか探ると……

「見えた! はぁぁぁ!!」

「何!?」

ゴミ捨て場にあった鏡を見つけている。新八は木刀を振るい、鏡を一突きで破壊。リュウガが現実世界に来ないよう仕掛けていた。

「さぁ、行こう! ユイちゃん!」

「はい!」

 そして更なる反射物に警戒しながら、ユイを連れて屯所まで逃げ込もうとする。もはや逃げ切りは目前。後はひたすらに突き進むだけである。

 一方のリュウガは、襲撃の失敗により大変悔しがっていた――

「ったく、コノヤロー……なーんて言うと思ったか?」

はずだった。そうここまでは彼の想定内。確実にユイを捕まえるべく、最後の手段を打っていたのだ。

「「「ドラァァ!!」」」

「うわぁぁぁ!!」

「新八さん!?」

 突然建物の隙間からゾロゾロと出てきたのは、シアゴーストとその進化系のレイドラグーンの大群。彼らは数の差を良いことに、新八にのしかかって取り押さえていく。

「離せ! 早く離せ!」

 身動きが取れずに抵抗するも、やはりこの状況では押し返せない。ジタバタとこの大群から抜け出そうとした時である。

「キャァァァ!!」

「ユイちゃん!!」

 とうとう隙を突かれてしまい、ユイはリュウガの手により捕まってしまう。彼女の悲痛な叫び声と共に、そこには嫌がるユイを抑え込むリュウガの姿があった。

「ようやく手に入れたぞ。ったく手間をかけさせやがって……どんなに足掻こうと無駄だったな!」

「野卦……お前!!」

 念願が叶って高らかに笑うリュウガに対して、新八はどうすることも出来ないやるせなさを感じている。強く失望はしたものの、まだ完璧には諦めていない。どんな状況になろうとも、助け出そうと最後まで踏みとどまっていた。

「離してください! ……うっ!」

 一方のユイは抵抗して暴れまわったが、リュウガの横にいたライオトルーパーに腹部を殴られてしまう。これにより彼女は気絶してしまった。

「こいつは一旦黙らせたぞ」

「ご苦労。後は連れ去るだけだな」

 ライオトルーパーに軽く礼を伝えると、彼はすぐに散らばった仲間達へユイの確保を伝える。

「全部隊に継ぐ。僕達の目的は達成された。即時ソーサラーの元に集結せよ。ALO星に退却するぞ」

 集合地を独断で決めて、手っ取り早く元の星へ逃げようとした。リュウガの報告を聞いて、地球へ来ていたマッドネバーの一味が応答する。

 

 

 

 

「退避か」

「了解!」

「アレ? なんで急に逃げるんだよ!?」

「もう怖気付いたアルか?」

 万事屋と戦っていた幹部怪人や戦闘員は即座に撤退。あまりの変わり様に、キリトとアスナはユイらの身に何かが起きたと推測している。

「いや、違う。もしかして、ユイと新八に何かあったんじゃ!」

「そんなこと……早く屯所に向かいましょう!」

「ワン!」

 ひとまずは彼らの向かった道筋を追いかけていく。

 

 

 

 

「チッ! 良いところで!」

「って、アレ?」

「逃げた?」

 一方でダークライダー達も、各々頃合いを見て撤退している。ソーサラーは集合役を任された故に、無理矢理戦いから逃げていた。

 

 

 

 

「亜由伽よ。一旦引くぞ」

「分かっているわ」

「おい、何逃げてんだ!?」

「ったく、また勝負つかずか」

 キバットバットⅡ世から促されて、ダークキバも逃亡する。

 

 

 

 

「もう終わりか」

「あぁ、待て!」

「宝くじ! おい、あそこだぞ!」

 ポセイドンも屑ヤミーを率いて逃げるが、桂達は彼らよりも宝くじに躍起となっていた。

 

 

 

 

「おっと!? アレ? 行っちゃった?」

 ずっと倒れていたナスカ・ドーパントも、指示を聞いてすぐに向かう。幸運にもユウキは見つからず、相手にはされなかったが。

 

 

 

 

「さて。シアゴーストにレイドラグーンよ。後は適当に始末しておけ。じゃあな、万事屋よ。フハハハハ!!」

「待て! ユイちゃんを返せ!!」

 そしてリュウガは、新八の後始末を戦闘員達に命令。自分はユイを連れて、元の星に戻ろうとしていた。このまま負けたままではいられずに、新八も気力を振り絞って追いかけようとするも、戦闘員の大群に阻まれて上手く身動きが取れない。

「ウゥゥ!!」

「うわぁ!?」

 幾度も攻撃や不意打ちを受けてしまい、その数の差に押し流されてしまう。気が付けばもうリュウガの姿は目に映っていない。

「そんな……!」

 失意に暮れながらも、ただひたすらに戦いへ身を投じようとした時である。

「「ハァァ!!」」

「ウッ!?」

 ここでようやく仲間が加勢へと入っていた。銀時とキリトはお見舞いがてらに、レイドラグーンへ蹴りを入れている。そのまま木刀や聖剣を持ち、徹底的に斬りかかっていた。

「大丈夫、新八君?」

「アスナさん、神楽ちゃん!」

「ったく、こんな雑魚にやられている暇はないネ!」

「ワン!!」

 さらには神楽、アスナ、定春も同じく加勢に入る。新八を労わりつつ、目の前にいる戦闘員を蹴散らしていく。

 そして数秒も経たないうちに、

「「「ハァァァァ!!」」」

「グルルー!!」

辺りにいた戦闘員は全て倒しきってしまった。

 戦いを終えると彼らは、新八に何が起きたのか聞くことにしている。

「よし、新八。やったネ……って、ユイとウサギはどこに行ったアルか?」

「……ごめんなさい。アイツらに捕まっちゃいました」

「えっ!? 嘘でしょ……」

 彼は一段と落ち込んだ表情で、仲間達にあられもなく真実を話す。それを聞いた万事屋の仲間達は、皆衝撃から表情を暗く一変させていた。

「守り切れなかった。僕らの手で……!」

 特に新八は悔しさからうなだれており、酷く自分を責め立てている。右手を握りしめて地面を強く叩いていた。

 彼の話を聞いた仲間達も、その事実を重く受け止める。気持ちを整理したいところだが、そう上手くはいかない。

「アァ! アイツらめ……!」

「なんてことを。絶対に許さないぞ……!」

 銀時やキリトも、次々と卑劣な手を使うマッドネバーのやり方に強い怒りを覚えていた。だからこそユイを守り切れなかったことに、悔しさも感じている。彼らと同じように神楽、アスナ、定春も失意の底に沈んでしまう。

 とうとう起きてしまった最悪の事態。ショックや悲しみから万事屋全員が打ちひしがれる中、ユウキはガイアメモリを背負ってようやく仲間達の元に戻っていた。

「到着……って、えっ!? この雰囲気ってまさか……あの子捕まっちゃったの?」

 彼女はすぐに万事屋の重たい雰囲気から、静かに空気を読んでいる。どう接したらいいか分からず、息をそっと潜めるが……

「あっ、アッスー! ウサギは無事だったアルよ!」

「ちょ、ちょっと!?」

神楽にまんまと見つかっていた。ユウキは慌てて逃げようとするも、アスナはそんな彼女をギュッと抱きしめていた。

「えっ?」

「……良かったわ。アナタは無事だったのね。もう大丈夫よ……!」

「って、アッスーさん? 泣いてるの? 無理しているのかな……?」

 新八らとはぐれてしまったと思い、心配させないよう温かい言葉で励ましている。慈愛に溢れた行動にユウキ自身は驚いたが、すぐに彼女の心意に気付いていた。本当は不安な気持ちで一杯だが、悟られないように安心感を与えている。アスナの芯の強さ、精神力の強さをユウキは感じ取っていた。

 

 ユイを連れ去られてしまった万事屋一行。依然として気持ちが収まらない中で、徐々にユイを助けるために切り替えなければならない。だがしかし、起死回生の一手はあるのか?

 

アルヴヘイム! 

 

 そんな時。ユウキの背負っていた一本のガイアメモリが輝きだしていた――

 

 ちなみにだが、ドラグブラッカーもリュウガの元に戻っている。

「ちょっと待て! つーか、雰囲気考えろ!!」

 長谷川もそこは空気を読んでいた。




 それにしても、アリエスだのナスカだの幹部級の怪人と対等に渡り合えるユウキ、強すぎんか?
 はいと言うわけで、延長戦も終了して如何だったでしょうか? ダークライダーとの再戦はさることながら、桂さん達は思いっきり私情でしたね……
 バトルシーンは本来文字数の関係で大幅にカットする予定でしたが、延長戦と言うことで伸び伸びと書かせてもらいました。
 特にジェミニ・ゾディアーツは、SAOともだいぶ親和性の高い怪人だと思います! 双子座の怪人かつ変身者がユウキ(本当にカタカナの名前)は見ていて驚きました。まさに今回の長篇に相応しい怪人だと思います。
 そして肝心のユイですが……とうとうマッドネバーに連れ去られてしまいました。失意に暮れる万事屋に果たして希望は見えるのでしょうか? そのカギを握るのは、奪われなかったガイアメモリかもしれません。

 ここで裏話を少々。予告編から本編にかけて、変更された箇所が多数ありました。下記に記しておきますー

・リーファと真選組が共闘してダークキバと戦う場面
・マダオがホームレスメモリでパワーアップする展開
・ドラゴンメモリの力でドラゴン隊長が呼ばれる展開
・フリーズロイミュードがナスカと共に襲い掛かる展開←尺の都合でカット

 と言うわけで次回は! 10月中(もしくは11月上旬)には出せると思います。





次回予告

銀時「アイツは俺達の大切な仲間なんだよ!!」

高杉「バリアが張られたのか?」

ユウキ「僕が何とかしないと!」

沖田「これは……」

リーファ「この世界のアルヴヘイム……?」

キリト「みんな……行こう!」

アスナ「誰もいない……?」

妖国動乱篇四 Aの切り札/仲間を取り戻せ

これで決まりだ!!
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