カチューシャと愛里寿の朝鮮戦争 Ep.1 北鮮軍地吹雪の電撃的奇襲、ソウル占領「栄光の大祖国戦争の勝利、ソウル解放!」   作:Brahma

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その1 李一味、米帝をたたく正義の奇襲(大演習)はじめるんだから!

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1949年3月5日、中華人民真理(プラウダ)共和国連邦の首都莫斯科(モスクヴァ)では、肌寒い中にも春のうららかな日差しがさしていた。

朝鮮真理(プラウダ)主義人民共和国、すなわち北朝鮮の指導者、金髪の小柄な少女金喀秋莎(カチューシャ)は、その日莫斯科を訪れていた。彼女は、抗日の英雄として国家主席の地位にある。莫斯科での会談の相手は、中華真理共和国連邦の国家主席、長身、黒髪長髪の美人で毛諾娜(ノンナ)といった。

「南朝鮮には。いまだに島田米利加軍が駐留しているわ。わが北朝鮮への策動を狙っているにちがいないわ。強力なT34/85部隊はあるけど海はがらあきだから。助けてよ。」

「島田米利加の部隊はどのくらいいるのですか?同志カチューシャ、いえ国家主席。」

「一万五千から二万くらいだわ。」

「南朝鮮には軍隊がいるのですか?」

「六万人くらいね。」

「その数字には、常備軍だけなんですか?警察隊は含まれないのですか?」

「常備軍のみの数字だわ。」

「日本によって作られた造船所はあるのではないのですか。」

「あることはあるけど規模が小さすぎるの。」

「わかりました。援助します。でも、軍用機は用意してください。それから南朝鮮にはスパイは侵入させているのですか?」

「侵入させているけど....今は姿を現す時期じゃない。」

「それでいいです、でも北にもスパイが潜り込んでいるかもしれません。南側が侵入してきていくつかの拠点が奪われた話は聞いています。それを奪還したとお話を聞いていますがそれは事実なのですか。」

「スパイについては警戒しているわ。必要な措置も講じてはいる。江原道に敵が侵入してきたのを退けたわ。」

「南側を追い払ったのですか?それとも南側が自ら退却したのですか?」

「戦って、南を撃ち破って、退却させたに決まってるじゃない。」

1949年5月...

「ノンナ、コホン、ノンナ主席、南朝鮮を攻めるのに朝鮮人民軍の強化と技術的装備が必要だわ。組織化計画に関連する追加依頼にこたえてくれないかしら。航空機を除く機械化部隊は今月中に、航空隊は9月に追加編成を終わらせる予定よ。」

「ノンナ先輩、北朝鮮では、機械化旅団として、おのおの33両の戦車を持つ二個戦車連隊、16両のSU-76を配備した自走砲大隊、砲兵大隊、駆逐対戦車大隊、自走砲連隊を49年5月までに完了させるとのことだべ。」

「戦車33両を持ってる独立戦車部隊は元山に配備するそうだべ。それから戦車搭乗員の訓練用に独立連隊として戦車訓練連隊を確保するそうだべ。各砲兵師団内には、SU-76自走砲大隊を編成するそうだべ。ZIS-3型火砲24門をもつ砲兵連隊を編成するそうだべ。攻撃機および戦闘機を各43機づつ保有する二個連隊で構成される混成航空師団を編成するそうだべ。航空師団の編成は9月に実施するとのことだべ。北朝鮮は、戦車搭乗いいと考えているようだべ。」

「南の同志たちの動きはどうですか?同志カチューシャ。」

「あたしたちが攻撃すれは、一斉に蜂起する手はずになってるわ。李一味をこっぱみじんにできる。」

「わかりました。同志カチューシャ。援助しましょう。ただし、島田米利加の軍事力は世界最強です。わたしたちが背後にいることがわかれば容易に手出しはしないでしょうが綿密に作戦計画をねって下さい。また一層の軍事力の増強をはかってください。」

「軍事力の増強は切実な願いだわ。ノンナ主席、とりあえずは、金属、貴金属10万トンに引き換え115万丁の小銃を用意して。」

「南には、平和的統一を望む使者と文書を送ってください。おそらく受け取らずにはねつけるでしょうから、それが付け目です。」

「わかったわ。」

「それからわたしたちの顧問団を派遣します。鷲理江武と歩須戸忍呼武です。よく話し合って綿密におこなってください。」

---【推奨BGM;ベムラーゼパレス】終わり

6月8日、韓国労働党によってビラがまかれ、李一味を除く全朝鮮半島統一についての演説を各所でおこなわれた。李承晩は、これを無視した。国連挑戦委員会は、調停しようとしたがどうにもならなかった。

6月10日、「朝鮮独立戦争の長老」曹晩植ととらえられた工作員李と金を交換してほしいとの申し入れをした。

6月19日、統一政府樹立のための協議団を派遣してほしいと申し入れたが、李承晩は冷笑し、形だけ応じさせて、はねつけた。

1950年6月下旬

【推奨BGM;ボラー連邦のテーマorBOLAR】

「いよいよ全師団をあげて、一大演習を行うことになったわ。わたしたち朝鮮人民軍が創設されて以来、この演習は、最大かつ最重要な演習になる。だから完璧に行うことが必要なの。演習がどれくらい続くかわからないけど、みんなは数週間続いてもいいように下着や靴下を十分用意しておくこと、持ち物は重要なものに限ること。来るべき「演習」は、最重要国家機密だから、奥さんにもお友だちにも親戚にも話しちゃダメ。いいわね、」

「はっ。同志カチューシャ」

「李一味の傀儡軍は、一週間前に後方の武器補給所に修理のために送っている。しかも陸軍会館の落成式で飲んだくれている状態よ。いまこそ米帝からの自由と独立、民族統一のための正義の大祖国戦争をおこない、米帝の配下李一味の傀儡軍をたたきつぶすチャンスよ。」

「第二軍金光侠(キムヴァンショップ)の第五師団馬相喆(マションチョル)は、東海岸沿いに南下して三陟(サムチョク)に進出、」

「はっ。同志カチューシャ」

「第十二師団の崔忠国(チェチョンググ)麟蹄(インジェ)から洪州(ホンチョン)をへて原州(ウオンジュ)に進出。第二師団の李青松(イチョンソン)は、春州(チュンチョン)を占領したのち、漢江沿いに水原(スウォン)に進出し、傀儡軍の退路を絶って、これを撃滅。」

「「はっ。同志カチューシャ」」

「第一軍、金雄(キムウン)の第三師団李英鏑(イヨンポ)は、抱州(ポチョン)から議政府(ウィジョブ)を経てソウルを占領。第1師団崔光、あんたは、高浪浦(コウワンポ)汶山(ムンサン)から漢江(ハンガン)から北岸沿いにソウルを攻撃、第6師団万虎山(パンホサン)は、開城から漢江南岸沿いに、金浦(キムポ)を経て永登浦(ヨンドンポ)を占領、李権武(イグオンム)、第四師団を率いて東豆川(トンドウチョン)から、議政府を経てソウルを占領せよ。」

「「はっ。同志カチューシャ」」

「それから、柳京洙。」

「あんたの第105機甲旅団、金雄についておもいっきり暴れてやりなさい。T34/85の威力で、島田米利加のあやつり人形の李承晩がびびって逃げていくのをこのカチューシャ様に見せるの。わかった?」

「はっ。同志カチューシャ。」

「じゃあ、攻撃は、25日0400から。祖国を李一味から奪還する正義の戦いよ。」

「マンセー、マンセー、マンマンセー!」

カチューシャは微笑み

「解散!」と宣した。

 

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