学園艦誕生物語   作:ariel

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なんとか今年中に第三章を終了させる事が出来ました。この話は、知波単学園と黒森峰女学園の練習試合の後日談的な話になり、次章への繋ぎを担当するパートになります。次章はかなり第一章に近い形の話が展開されると思いますので、再びガルパンの世界感から少し離れることになりますが、ようやく大洗艦をこの小説で誕生させる事が出来そうです。


第43話 一つの時代の終わり

1962年 練習試合終了後 東京 某料亭

 

知波単学園と黒森峰女学園の練習戦が終わったその日、東富士演習場で陛下を送り出した岸達は、東京に戻るとその足で赤坂の某料亭に移動した。岸が指定された部屋に入ると、そこには既に実弟の佐藤栄作が待っており、岸達を迎えた。

 

「岸さん、池田さん、それと田中君、先に一杯やらせてもらっていましたよ。しかし、今日はなかなか面白い物を見せてもらいました。陛下も満足されたようですし、岸さんとしては万々歳ではありませんか?」

 

「陛下に満足していただいてホッとしているのが本当の所だな。それに栄作も楽しんでくれたようで良かったよ。一般観客も多いに盛り上がったし、これなら来年度から始まる戦車道プロリーグについても問題はなさそうだな。」

 

佐藤の言葉に、岸は満足そうに答えた。実際に今回の練習戦の観戦席は超満員となり、改めて戦車道の人気の高さを見る事が出来たのと同時に、会場を後にする一般観客たちも非常に満足そうな顔をしていたため、今回の試合を主催した戦車道連盟としては非常に満足の行く結果となっていた。また、天皇陛下を始め招待された政治家達も、岸に対して口々に『楽しい物を見せてもらった』と言っていたことから、戦車道に対する理解も深まっただろうと岸は考えていた。

 

「戦車道に、岸さんがのめり込んだ理由もなんとなく分かった気がしますよ。たしかに、あれだけ白熱し国民が楽しめる物であるのならば、国を挙げて協力する価値はありそうですね。おそらく今日私達を岸さんがここに呼んだ理由は、その辺りの事だと思いますが、あれだけの物を見せてもらった以上、私も腹をくくって岸さんの話を聞かざるを得ないですね。」

 

「招待だったはずが、高い観戦料を取られる羽目になりそうですが、私も岸先生に協力しますよ。」

 

「池田君も田中君も、本当に助かるよ。まぁ、今回の試合はおそらく戦車道の試合の中でも特にレベルの高い試合だったから、皆が熱中出来たのは当然といえば当然なのだが。それでもあそこまで盛り上がったというのは、連盟会長の私としては嬉しい限りだよ。まぁ、とりあえず何か少し腹に入れてから話をしようか。」

 

池田勇人と田中角栄の言葉に岸は答えると、料亭の女将を呼び料理を運ぶように伝えた。しばらくすると、四人の前には様々な料理と酒が並び四人はそれらに舌鼓を打ちつつ、今日の練習戦の結果など、とりとめもない会話を楽しんだ。特に大蔵大臣の田中は、今日の練習戦の最終局面、九七式中戦車5両がかりで、ドイツの重戦車2両を撃破した事に感動したようで、しきりにその話題について話をしていた。しかし、もうそろそろ頃合だろうと感じた岸は、今日この場に四人で集まった本題を切り出した。

 

「さて、そろそろ真面目な話をしようと思うのだが、今回ここに君達に集まってもらったのは学園艦の件だ。池田君、君の内閣では学園艦計画を凍結しようという話も出ているようだが、これには私は反対の立場だ。今日の戦車道の試合はその副産物に過ぎないが、海の上に学園を都市ごと移動させる事で、学生の自主独立を育むという思想はこれからの日本にとって必要な事。また、今建造計画が出ている学園艦は基本的に女子校ばかり。肝心の男子用の学園艦がない状態で計画凍結というのは、いささか問題だと私は思うのだが、池田君はこの事についてどう考えているのかね?」

 

「岸さん。まず私の意見ですが、私自身も現時点での学園艦計画凍結には反対です。そしておそらく大蔵大臣の田中君も同じ意見でしょう。今問題になっているのは、学園艦建造に投入する資金があるのならば、他の事に使った方が良いのではないか?という意見が官僚を中心に出てきている事です。実際に現在景気が良いのは造船業関係ばかり。土建屋の方にも多少の予算を回した方が良いという意見は、一定の説得力がありますからね。」

 

「なるほど、池田君自身は計画凍結に反対しているのだね。しかし、田中君が賛成しているのは少々意外だな。君は『日本から田舎を無くす為に地方のインフラ整備をする』というのが持論だったはずだから、今の池田君の話からすると土建屋に金を回す側の人間ではないのかね?」

 

「岸先生、たしかに先生のおっしゃる様に、私の持論は田舎のインフラ整備による都会との格差の是正です。ただ教育格差という物についてもこの田中、関心をもっております。現状、東京と私の選挙区がある新潟では教育格差は大変な物がありますが、もし学園艦のように海上での教育に我が県から一定量の生徒を送れるのであれば、地理的な不利はなくなり、都会の学園艦との条件は同じになります。ですから、インフラ整備は私の信条ですが、教育格差を無くすという意味で、私は学園艦を各県に少なくとも一艦作るという事に賛成しています。ですから、現状での学園艦計画の凍結は問題外ですな。」

 

岸は池田内閣において、学園艦計画の縮小の動きが出ている事に少し不安を感じていたが、少なくとも総理大臣と大蔵大臣は計画の縮小派ではない事を知り、まず安堵した。大蔵大臣の田中の考えは少し微妙な物もあるが、少なくとも各県に一艦という数の学園艦であれば、彼の協力を得ることも出来るだろう。そう考えていると、実弟の佐藤が田中に更に質問した。

 

「田中君の考えはなんとなく理解出来た。しかし、学園艦を各県に一つという部分について、もう少し詳しく聞きたいのだが…。今現在既に学園艦がある県については、どのように考えているのかね?例えば知波単学園は愛知県の所属、黒森峰女学園は熊本県の所属になる。ということは、愛知県と熊本県の学園艦はもう造らないという事かね?」

 

「いえ、佐藤先生。流石に今存在している学園艦については事情が異なります。ですから、今ある学園艦以外で各県に最低一艦というのが私の持論です。政治的な駆け引きもある事でしょうし、多少の増減はあってしかるべきでしょうな。それに今回練習試合を行なった知波単学園と黒森峰女学園は、一応権限は国が握っているにしろ、実際は私学に極めて近い特殊な学園艦でしょうから、通常の学園艦とは異なると考えた方が良いでしょう。それに外国が絡んでいる学園艦もありますから、これらは国が管理していくしかないでしょうな。それと、全ての学園艦で戦車道を行う必要はないわけですから、これから建艦する通常の学園艦はもう少し規模の小さい物にして、各県でそれぞれ管理する体制を取らせれば国の負担は少なくできるでしょう。まぁ、いわゆる…国立の学園艦と公立の学園艦と言ったところですな。」

 

田中の言葉に佐藤も岸も頷いた。たしかに、今存在する学園艦は建艦事情が大幅に異なり、さらに外国が建造に大きく関与している学園艦もある。岸は、現在ある学園艦については国が直接管理する国立の学園艦として、これから建艦する比較的小規模の公立の学園艦は別枠で考えるべきだろうという田中の考えが、一番現状に則しているのではないかと考えた。

 

「流石に田中君の頭の回転は素晴らしい物があるね。たしかに、今の田中君の考えが一番良いだろう。まぁ、知波単学園と黒森峰女学園の建艦には外国は絡んでいないが、この二つの学園艦は建艦経緯がかなり特殊だから、国が最後まで直接管理するというのは賛成だ。まぁ、これから建艦する公立の学園艦といえども国の予算をかなり出す事になるだろうから、国が大きな権限を持つことには違いないのかもしれないがね。」

 

「岸先生、やはりあの二つの学園は、今ある学園艦の中でも特別という事ですか。建艦経緯については、私は人づてにしか聞いていないので詳しくは知らんのですが、特に一号艦の方は陛下も絡んでいるという話を少し小耳に挟みましたし…。」

 

「田中君が言っているのは、知波単学園の方だね。あの学園艦の規模はそれ程大きくないとはいえ、陛下のお召艦でもあるから、特に扱いに注意が必要なのだ。ただ今年もそうだったが、入学希望者が急増しているためそれに対応する規模拡張を考えると、近いうちになんらかの改装が必要になるだろう。その辺りの事を考えると、田中君にはそのうち予算措置をお願いしなくてはならなさそうだよ。」

 

「岸先生、その時はこの田中にお任せ下さい。私は一度口にした約束は、必ず守る男ですから、ご安心を。」

 

今年、知波単学園では新設学科が出来、それに合わせて生徒数も急増していた。そのため、新しく増えた学生を生活させるスペースや都市機能の更なる充実により、既に学園艦のキャパシティーは一杯の状態だった。そしておそらく近い将来、更に知波単学園の規模を大きくせざるを得なくなることを岸は知波単学園の学園長である細見から聞いていた。しかし、肝心の学園艦の大きさの問題からこれ以上の対応出来なくなっており、なんらかの形で学園艦を大きくせざるを得ないだろうという問題を岸は認識していた。とはいえ進水式での経緯から、現在の学園艦を廃艦にして新造するという選択肢はありえず、大規模な改装で乗り切るしかないというのが岸の考えだった。実際に岸はそれに必要な費用の見積もりなどを既に行っていたが、おそらくは新造艦を作る以上の金が必要だろうという試算が出ており、岸としては非常に頭の痛い問題だったが、ここで現大蔵大臣の田中の確約がもらえたのは大きかった。

 

その後岸は、田中から知波単学園の建艦経緯を詳しく話してくれとせがまれ、終戦後から学園艦が建造された経緯、そして戦車道を復活させるための長い道のりを当事者の一人として話すなど、夜遅くまで四人の会合は続いた。

 

 

 

1962年11月初旬 知波単学園 学園長室

 

 

知波単学園と黒森峰女学園の『練習試合』が終わって一週間、ようやく知波単学園でも勝利の興奮が薄まり、通常の日々が戻ってきた。試合が終わってからの一週間、学園艦あげての祝賀ムードもさることながら、マスコミなどの取材も過熱化し、これまでどんな状況でも学園艦内は平穏であった知波単学園ですら、通常とは全く異なった雰囲気がそこにあった。しかしそれらの狂乱騒ぎもようやく一段落ついたのか、学園長室から眺める学園艦の町並みは落ち着きを取り戻していた。

 

そんなようやく落ち着きを取り戻した知波単学園だったが、現状は嵐の前の静けさである事を学園長の細見はよく分かっていた。全てにケリがついた今、自分自身の出処進退を明らかにしなくてはならない。そう考えた細見は、学園長室に戦車道関係の人間を呼び出していた。その中には、戦車道連盟会長の岸や、西住流家元である西住かほなどの姿も見られ、同席した池田流家元の池田美代子を始め、師範の美奈子は一体何があるのだろうか?と少し不安な表情を覗かせていた。また、知波単学園の戦車道顧問である星野利元は、『いよいよあの事を、公にする気になったようじゃな』と考え、黙って席についていた。

 

「皆さん、忙しい中こうやって知波単学園まで来ていただき本当にありがとうございます。実は、公にする前に皆さんには直接伝えなくてはならない事態が生じまして、こうやって集まってもらった次第です。これからお話する事は、今しばらく公にはしたくない事なので、今日知った事はしばらくの間だけで良いですから、胸の奥にしまっておいて頂けると助かります。」

 

細見の言葉に、岸はおそらく先日陛下から聞いた事だなと確信したが、陛下との約束もあり、自分は知らなかった振りをするべきだろうと考えた。池田流家元である池田美代子は、先日の練習戦が終わってまだ日がそれほど経っていないこの時期に、急に知波単学園への呼び出しを受けたため少し驚いていたが、自分達池田流に帝国陸軍の戦車を手配してくれた大恩ある細見から重要な話があると聞き、予定を調整しこの場に来ていた。しかし重要な話と言われても特に身に覚えがないため、一体何の話なのだろうかと不安を感じていた。

 

「本当は、もう少し早くお話をしなくてはいけなかったのかもしれませんが、私の体はもう学園長の仕事に耐えられる状態ではありません。おそらく早晩、退任する事になるでしょう。そこで後任を、そこにいる同期の星野さんにお任せしようと考えました。今日はその事を皆さんに伝えるため、この場に集まってもらった次第です。私を親任してくれました陛下には、先日の練習戦の前に上奏していますので、陛下は既にご存知です。」

 

細見はあっさりと自分の健康状態について告白し、自らの退任の意向を集まった人間に伝えた。そのあまりにも事務的な口調から、集められた人間は当初あまり反応を示さなかったが、徐々にその意味する事を理解し、特に池田美代子や美奈子は驚愕のため目を見開いた。

 

「細見閣下、それは本当ですか?健康上の問題と言うことですが、それ程までに体調が悪いようでしたら、一端静養していただき改めて復帰していただいても良いと思いますが。」

 

「いや、美代子さん。もう少し端的に話しますと、もう長くはないのですよ。おそらく来年中には…」

 

先程の細見の言葉でなんとなく予想はしていたが、改めて細見の言葉を聞いて、自分の予想が間違っていなかった事を美代子も理解する事が出来た。また岸は、陛下からの言葉だけではなく、本人の口からも直接事実が語られたということで、残された時間がもうほとんどないという事を確信した。そして細見に対して自分が出来ることは、細見の望み通り後任として星野を知波単学園の第二代学園長に就任させる事だと考えた。

 

「細見さん、これまであなたには迷惑ばかりかけてしまったと思っている。一番大変な時期を乗り切ってくれて本当にありがとう。後任の件は了解した、私は学園艦関係については直接の権限は持っていないが、担当大臣にはきちんと伝えて、細身さんの希望通りにするから安心してくれ。他に何か望みはないかね?」

 

「岸さん、たしかに知波単学園の初代学園長という職務は大変でしたが、初代学園長としてやるべきことは全てやりましたし、既に学園艦の運営は軌道に乗っています。ですから、個人的には非常に満足していますし、引き受けた事への後悔はありません。ただ心残りとしては、学園の規模をこれより大きくしようと思うと、学園艦自体の大きさから既に限界となっています。この部分をなんとかしてもらいたいというのが、私の最後の願いです。岸さん、これは政治的にも非常に難しい事だとは承知していますが、私の最後の願いとして心の片隅に留めておいてもらえると幸いです。」

 

学園長の細見は、今年度新学科を設置した事で、知波単学園の学園艦のキャパシティーが限界となっている事を実感していた。しかし入学希望者数はどんどん増えており、おそらく来年度の入学者希望者は今年よりも更に増えるだろう。元々細見は、学園艦のような開放的な学校で多くの人間に学んでもらいたいと考え、学園艦の学園長を引き受けていた事もあり、出来るだけ多くの学生を入学者として受け入れたいという希望があった。とはいえ学園艦というハードの問題で、これ以上の受け入れが出来ない。また進水式での経緯から、新造艦を新たに受け取るという選択肢が無い事は理解しており、学園長としては打つ手が既にないのが現状だった。そのため自分の最後の願いとして、岸に頼んでこの問題を政治的に解決してもおうと考えた。

 

「細見君の最後の願い、この岸が預かった。それについては、なんとか出来るかもしれないという算段がある。だから必ず私が、その願いは叶えるから安心してくれ。最後まで細見君には迷惑をかけてしまったからね…その罪滅ぼしと思ってくれ。」

 

岸の言葉を聞いて、既にそんな計画がある事を知った細見は安堵の笑みを見せたが、池田流の家元である美代子は驚いた。彼女は、知波単学園の学園艦進水式で岸から直接代替艦は難しいと言われていたためだったからだ。

 

「岸さん。たしかこの学園艦は新造艦との取り替えは出来ないと言っていたと思いますが、事情が変わったのですか?」

 

「美代子さん、新造しなくても規模の拡張は出来ます。この艦を改装する事で大型化しようと考えているのです。もっとも試算では新造した方が遥かに安いようですが、こればかりは事情が事情ですからな。それと西住さん、黒森峰女学園の方も将来的には近代化改装を国が主体となって行う計画ですから、知波単学園ばかり贔屓にしているというのは、無しにしてくださいよ。」

 

同席していた西住流家元の西住かほは、まだ今年学生を受け入れ始めたばかりの黒森峰女学園の学園艦にも、将来的には近代化改装が行われる計画が既に出来ている事に驚いたが、知波単学園と自分のところの黒森峰女学園は、共に学園艦の一号艦と二号艦としてかなり優遇されているという事を改めて認識して頷いた。

 

「岸さん、何から何まで本当にありがとうございます。まぁ、少なくとも今年度は石にかじりついてでも学園長としての任をまっとうする予定ですが、今の話を聞いて私も安心して世を去れます。どうか、これからも学園艦や戦車道をよろしくお願いします。」

 

「細見君、これまで本当にご苦労だった。」

 

岸が最後に細見のこれまでの労をねぎらい、その日の集まりは解散した。岸と西住かほは、その後の予定もあったため急いで知波単学園をヘリコプターで後にしたが、池田流の池田美代子と美奈子、そして顧問の星野は学園長室に残った。

 

「細見閣下、これまで本当にありがとうございました。池田流がここまでやってこられたのは、閣下の尽力があってのものです。本当に感謝しております。それと…今回の件、本当に残念です。ですが、ここからは私達が力を合わせて知波単学園を守っていきますので、どうかご安心ください。」

 

「美代子さん、私も終戦後何もする事がなかったのですが、ここまで楽しませてもらったのです。こちらこそ感謝していますよ。それに、最初の学園の方向付けは私の手で行なえたのですから、自分の仕事にも満足しています。後は、私の同期の星野が頑張ってくれると思いますから、大丈夫ですよ。」

 

「まぁ、同期生の頼みとあれば断れんからのぉ。貴様の先程の話じゃと、来年度の開始から学園長を交代する事になりそうじゃの。まぁ、退任した後も、貴様の気がすむまでこの学園艦におれば良いじゃろうが。」

 

星野の言葉に細見が頷く。二人の会話を聞いて、池田美代子と美奈子は知波単学園にとって一つの時代が終わろうとしている事を感じていた。実際、第二代学園長となる星野利元は、学園組織の拡充など学園運営そのものについては率先して動き、細見の決めた路線を進めていったが、学園艦の自治については除々に権限を生徒達に委譲していき、極力学生自治に委ねる方針を採る事になる。そして知波単学園での学生自治による学園運営は政府内でも高く評価され、その後建艦される公立の学園艦でも同様の手法が取り入れられる事になっていき、第二代学園長の星野は教育者としての名声を高めることになる。

 

細見は自らの言葉のとおり、その年の卒業式に知波単学園の生徒達に対して自らの引退と、後任の発表を行い、卒業生と在校生を驚かせる事になる。そして次年度になり、新しい入学生を迎える知波単学園の学園長の席には、星野が座っていた。細見は退任後も知波単学園の学園艦に住み続け、最後の日まで学園艦で過ごすことになる。こうして学園艦第一号艦『知波単学園』は、始動の時代が終わり新たな時代を迎えようとしていた。




次章の開始は、この時代から10年以上経過した年から開始する予定です。ただ…ここから新年の準備などで時間がとられそうなため、次章の開始がいつになるかは未定です。ひょっとしたら今年中に投稿するかもしれませんが、おそらく新年に入ってからになりそうだな…と考えています。

今回も読んでいただきありがとうございました。
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