特急白鳥北陸路殺人事件    作:新庄雄太郎

8 / 11
「雷鳥34号」に髪長の女性と思ったら、男だった。犯人はベジータと共謀してたのか

さて、今回初となる、公安特捜班にカーチェイスが登場します


第7章 国道8号線・カーチェイス

午後1時頃、今野と小泉が富山署にやって来て、直江津で「雷鳥34号」に乗っていた人が女性ではなく、男性だと判明しました。

 

「主任、直江津駅で撮り鉄していた高校生に聞いてみたら、「雷鳥」に乗っていた人が髪長の人は男性だと言ってました、髪長の人は女性に見えるが実は男性だったと。」

 

「何っ、それ本当か。」

 

「はいっ、間違いありません。」

 

「じゃあ、洗面所にいた人がその女性か。」

 

「ええ、可能性があります。」

 

「よしっ、その男の緊急手配だ。」

 

国道8号線 滑川・魚津方面

 

国道8号線を交通指導中の交通指導課のパトカーが警ら中、手配中の青のトヨタ・サイノスを発見した。

 

「おいっ、あの車手配中の車に似てないか。」

 

「これ違う?。」

 

「ナンバー確認したら。」

 

「富山55のさの14-28、あった。」

 

「間違いない。」

 

ファンファンファンファンとパトカーのサイレンを鳴らし、サイノスを追った。

 

「こちら指導20、手配中のサイノスを発見。これにより追跡します。」

 

ピピピピピピっと、高山と小海の日産・セフィーロの無線が鳴った。

 

「こちら小海です、どうぞ。」

 

「こちら水野、手配中のサイノス発見追跡中。」

 

「よしっ出ました、場所は。」

 

「富山市内から水橋方面に追跡中です。」

 

「了解、高山君今、小泉と水野が手配中のサイノスが水橋・魚津方面に追跡中だって。」

 

「よしっ、小海さんしっかり捕まってよ、俺だってやるぞ。」

 

高山と小海が乗った日産・セフィーロは右折する際はドリフトし、水橋方面に向かった。

 

やがて、3台のパトカーと2台の覆面パトカーでサイノスを追跡した。

 

「くそっ、捕まってたまるか。」

 

ラピスは、ハンドル操作を誤り、交差点で左にに入っていた乗用車と衝突し、サイノスは横転した。

 

「く、くくく、くそーっ、捕まってたまるか。」

 

「もう逃げられねぇぞ、ラピス。」

 

「俺は、頼まれたんだよ、ベジータに10万払うと言われたんだ。」

 

「誰に頼まれたんだ。」

 

「ランチって言う女に頼まれたんだよ。」

 

「ランチに頼まれた。」

 

「ええ、ランチは今頃ベジータと一緒に逃げるってよ。」

 

「どこへ逃げるんだ。」

 

「そこまでは知らねぇよ。」

 

「じゃあ、あなたはL特急「雷鳥34号」に乗ってたのか。」

 

「ああ、そうだよ、雷鳥に乗ったのはこの俺だ、新潟から乗ってたんだよ。」

 

「それ本当なのか。」

 

「ああね間違いないよ、自由席でベジータと一緒だったんだからな。」

 

「あの女の事は、富山へ下車したんだからな。」

 

「じゃあ、どの列車で乗り換えた。」

 

「多分、名古屋行の特急だったぜ。」

 

ラピスは、ベジータと一緒に「雷鳥34号」に乗ったと自供した。

 




登場人物

ラピス 元暴走族


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。