孤独を受け入れてくれるパレット   作:ロクでなしの神

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はじめまして、ロクでなしの神と申します。
ハーメルンでたくさんのssを見ていると、自分も書きたくなったので書いてみた次第です。上手い人と比べると雲底の差がありますが、自分の好きなように綴っていくので温かく見守ってください。
もしかしたら、貴方の運命を狂わせる物語かもしれませんよ…?


第1章 希望とのReunion
1.幼き日のBAD MEMORY


『こっちに来るんじゃねぇ!この泣き虫!』

『アハハ!違うだろ!コイツは◯◯だろ!』

『『『アハハハハハ!!!』』』

ー どうして。どうして、笑うの?僕はただ、普通に生きてるだけなのに。ー

また次の日も。

『友達になろう!』 ー 何で?ー

『ワハハハ!嘘に決まってるだろ!?』 ー 知ってる。でも、辛い。涙が止まらない。ー

そんな事が、何日続いたことか。僕がここに来て、教室が最初と変わったから、多分、1年は過ぎてるはず。始めの勉強が終わって休み時間。いつもの3人が目の前に来る。笑ってる。でも、嫌いな笑い顔。

ー 今日もまた笑われるのか。ー

そんな風に思っていたら、思った通り、また僕を悪く言って笑う。

『なんでそんな事するの!かわいそうじゃない!』

……最初、分からなかった。この長い時間、僕に味方してくれる子なんていなかったから。でも…

ー だめだよ、そんな事言ったら、君までみんなから悪くされちゃう。僕に…関わらないで…ー

『何だおまえ?遠い所から来たってだけで、女がやりあうってのか?なぁ皆、コイツ面白いな!』

部屋が笑いに包まれる。けれども、彼女は。

『人を笑ってそんなに楽しい?貴方達がこの事をどう思っているかは知らないけど、これは立派なイジメなんだよ!?』

ふんわりとしたピンクの髪を持った少女は言う。

『大丈夫。私は絶対、貴方の味方でいるよ?』

周りからしたら、何を言っているんだ、という風に思えただろう。でも、その言葉が、僕には…

『………グスッ…ぅん、ありがとぅ…』

ー 何より、嬉しかったんだー

 

 

 

 

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「…………夢…か。えらく懐かしいもんを見たな…」

(漫画やアニメでよくある夢オチ、まさかリアルで体験するとはな)

時計はまだ6時にも指していない。もう少し寝たかったというのが本音。しかし、登校初日から寝坊するやら遅刻やらで恥をかきたくないので、タイマーを切り、ベッドから飛び降りる。その高さ、役70cm。普段なら難なく着地できるのだが…

「痛ッ…デェ!」

まんまと失敗、バランスを崩しそのままタンスの角に勢いよくデコをぶつける。

ー ガンッ!ー

「…プッ…ちょ、ちょっと待ってヒャハハハ!痛て痛て痛てハハハ!」

誰もいないし何もないから何を待てというのか。痛みと同時に襲う笑いの波。いつからこんな癖がついたのかと、自分でも分からん。

「ハーッ、ハーッ、プププ。あーヤベw朝っぱらから大事故ですよw 辞めたくなりますよもぉ〜」

過呼吸になりながら息を落ち着かせる。独り言が多い?んなの、しょうがねぇだろ、そういう生い立ちなんだよ。

「だぁ〜もう!最ッ悪だ。この先どうなっちまうんだろ〜ねぇ。俺の学校生活」

起き上がりながらぶつけたデコを手で触ってみる。

(…うん、こんだけのダメージなら、問題ないだろ。はぁ、ちょっと一安心)

バランスを崩したといっても、足首は挫いてないし、不幸中の幸いとはこの事か。

「じゃあま、とりあえず、朝飯にするか〜。久しぶりに何か作ってみようかな〜」

部屋を出て階段を降りる。1階に着いた瞬間、何かの気配を感じた。

それは…

「おっはよ!十矢君!早いお目覚めだね。も〜ベッドに潜り込んで、慌てる顔見たかったのに」

「おはよう、紅桜ちゃん。残念ながら、そうはいかんざきってね。ていうか、どうやって家に入ったよ?」

別の部屋の影に隠れていた女の子。

腰まである綺麗な黒のロングストレートヘアーを左右に揺らしながら「ん〜別に。普通にピッキングしただけだよ?」

普通の人が聞くと、犯罪レベルのトンデモ発言だ。

「はぁ、ま、今に始まった事じゃないし。慣れたし。朝飯、一緒に食う?」

「うん、食べるー !」

そう言って俺に抱きついてくる。そこそこある柔らかなその柔肉で腕が挟まれる。それ即ち、非常にマズイ。

「ん〜どうしたの十矢君?顔が赤いよ〜?」

笑いながら言ってるあたり、わざとだ。ま、さっきも言った通り、慣れた。だが、この感覚は慣れない。これだけは別物だ。

(む〜、そうだ、こういう時こそ、自分が何者か思い出すんだ)

・名前…真紅 十矢(しんけつ とおや)

・年齢…16歳(高2)

・性別…男(当たり前)

・履歴…思い出したくない、今日から花咲川女子学園に入学

ま、こんなところか。頭を使ったら柔らか感覚はなくなっており、

「ほら、早くご飯食べよ!」

いつのまにかリビングの扉の前で手招きをしている。

ついでに、彼女の事も整理整理っと。

・名前…杉田 紅桜(すぎた ててら)

・年齢…16歳(高2)

・性別…女

・履歴…杉田財閥の令嬢。大学卒業レベルの知能を持っており、いわゆる人生勝ち組というやつだ。何やら俺にゾッコンらしく、猛アピールをしてくる?ちなみに俺はノーサンキュー。おまけに

『十矢君の面倒見たいから、高校行かない』とか言って、結局この家にいる。

それを許す親と俺よ…ま、子とよく似て、親も中々に凄いんだけど。

とりあえず、この事は後にして、飯作ろう。頭使ったら腹減った。

(はぁ、この先、どうなっちまうんだか)




はい、バンドリ!のキャラは出てきません。子供時代は出てきたけど。
タイトルと説明文で分かった人もいるはず。
つまりはそういうことさ。(薫風に)
次回、次次回には出します(当たり前)
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