もしもロボ子さん(達)とそんな関係だったら   作:バタースコッチ

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ど…どもです…(´・ω・`)
最近めっきり小説書く時間減りまして、遅れました…
そしてね…?タイトル通りなんですが…ロボ子さんのお話じゃないんです…
お前ロボ子さんの小説書くんじゃなかったんかよ…って突っ込みがある事でしょう…本当に…申し訳ございません…
そして今懺悔しておきます…おそらく次投稿するお話もロボ子さんのお話じゃないんです…その後輩さんのお話書く事になるかもです…
ロボ子さんのお話楽しみにしてる方…本当に申し訳ございません…
そしてもう一つ…このお話また1万文字超えちゃいました…もうちょっと短く出来たんじゃ…とか思っちゃいました…
で…ではでは…ごゆるりと…m(_ _)m


ケモ耳に固執する変た…ケモ耳好きな高校生 by白上フブキ

ケモ耳…それは存在だけで可愛いアイテム…

ケモ耳…それは着けると可愛さ倍増するアイテム…

ケモ耳…それは愛でる為に生まれたもの…

今回はそんなケモ耳をこよなく愛する変た…ケモ耳好きのお話…

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふわぁ…眠い…」

 

 

俺は〇〇、17歳だ、年齢の通り高校生だ。

欠伸をしてるのは、夜中までずっとケモ耳女子の画像を眺めてたからだ…ケモ耳可愛くない?可愛いよね!もう愛でたくなるよね!

おっと…興奮するのも良くない、落ち着かなければな…

 

 

「あ、〇〇先輩おはようございます」

 

 

登校中に声をかけてきたのは、高校の一つ後輩の白上フブキ、この子は狐の耳のカチューシャを何時も着けている。

そして1年の中でのアイドル的存在なのだ…

キツネ耳…良いよね…愛でたい…

 

 

「おぉ、フブキちゃんおはよう、今日も可愛いねぇ」

 

 

これが俺の何時もの挨拶、可愛いんだなぁ…後輩ってだけでも萌えがあるのにそこにケモ耳だぜ!?もう最高じゃないか!出来る事ならお持ち帰りしてずっとhshsしてたい…

ちょっと待ってくれ、どこに連絡しようとしてるんだ?

俺は至って正常だからな?

 

 

「もぅ…〇〇先輩可愛いは止めて下さい!フブキはカッコよくなりたいんです!」

 

 

この狐っ子…じゃない、フブキちゃんはカッコよくなりたいらしい…

でもなぁ…可愛い路線でいった方が良いんだよなぁ…

 

 

「あはは!いやぁフブキちゃんは可愛いなぁ」ナデナデ

 

 

「ふにゃ!な…撫でないで下さい!」

 

 

フブキちゃんは俺が撫でるのが嫌なのか手を退かしてきた

 

 

「ごめんよフブキちゃん、君が可愛いからつい…」

 

 

「次は気をつけて下さいね!隙あらば撫でてきて…恥ずかしいです…」ボソボソ

 

 

あぁ…可愛い…本当にこれお持ち帰りダメかな…?

飼いたい…フブキちゃん飼いたい…

…だから通報は止めてくれないか…?俺は何も悪い事してない!

 

 

 

 

 

「それじゃ先輩、私はこっちなので」

 

 

フブキちゃんはそう言って自分の教室へと入って行った

俺の教室は2階、フブキちゃんの教室は1階だ。

 

 

「おはー」

 

 

俺は教室に入る時こんな感じで軽く入る

 

 

「あ、〇〇おはよう、今日もフブキちゃんと登校してたの?」

 

 

挨拶してきたのはロボ子、こいつもネコ耳のカチューシャを着けてる

前に愛でたくて撫でたんだが…鳩尾に拳がめり込んでな…それ以来触れなくなった…

 

 

「おぉロボ子、おはー…まぁ家近いしな、必然的に?」

 

 

実は俺の家とフブキちゃんの家は300m程しか離れていない、俺の家の方が高校遠いから、フブキちゃんが待ってれば自然と一緒に登校する流れになる。

フブキちゃん撫でまくったりしてるけど嫌われては無いんだなぁこれが…

 

 

「へぇ…まぁフブキちゃん可愛いからね、何時か後ろから刺されるかもよ?アイドルと登校してるんだからさ」

 

 

「そうだなぁ…その時はロボ子、俺を守ってくれよ」

 

 

俺は冗談混じりにロボ子に頼んでみた

 

 

「絶対助けてあげない!ボクのネコ耳カチューシャ狙ってるからね…」

 

 

おぅふ…そんな強く反対しなくて良いのに…まぁネコ耳カチューシャ可愛いからね…仕方ないね…

 

 

「へいへい、自分の身は自分で守りますよーっと…」

 

 

ガラガラ「ほらー席につけー、HR始めるぞー」

 

 

おっと…始まったか…面倒だけど真面目に受けるかぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

昼休みになった…

授業は面倒だったけどまぁ…それなりに受けた…

 

 

「腹減ったー…購買行くべ…」

 

 

俺は基本購買で昼ご飯を買っている、弁当作れれば良いんだけど、両親は作ってくれないし俺も作れない…まぁ仕方ないよね…

 

 

「おばちゃーん、焼きそばパンとコロッケパンちょうだい」

 

 

いつもこの二つのパンを買っている、というかそれしか買えないんだ…

ここの購買は毎日凄い行列で、残るのは大抵その二つ…

特に人気なのが昔ながらのお袋の味パンと、高級レタスのサンドイッチ…前者はちょっと高いけど500円、後者は高級なの使ってるせいなのかまさかの千円だ…

 

 

「はいよ、いつもありがとねぇ…」

 

 

俺は代金を払いパンを受け取ると、屋上に向かう。

雨の時は流石に無理だけど、屋上で食べるパンってのは最高なんだよな…共感してくれる奴…居る…?

 

 

ガチャ「さーて早速パンを」

 

 

「白上フブキさん、好きです!付き合って下さい!」

 

 

…タイミング悪くね…?

告白の場面に出くわすとか地獄じゃねぇか…とりあえず隠れなきゃ…

 

 

「あ…あの…急にそんな事言われても…」

 

 

んー?良く聞き取れないが…告白に戸惑ってるのは分かるな…

 

 

「僕…ずっとフブキさんの事好きだったんです…!」

 

 

ほほぅ…好きだった…ねぇ…?どんな奴なんだろな…コソッ

…っ!?あいつ…帝じゃねぇか…!あいつロリコンで有名なんだよな…

 

 

「こ…困ります…!私…好きな人が居て…ごめんなさい!」ダッ

 

 

あー…やっぱり振られたか、まぁロリコンだしな…仕方ないわな…

さて、早く食わなきゃ昼休み終わっちゃうわ…

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

あぁ…やっとこ学校が終わったよ…早く帰ろ…

 

 

「あ、〇〇先輩、一緒に帰りませんか?」

 

 

フブキちゃんが校門で待っていた…

 

 

「あれ?フブキちゃん今日部活は?」

 

 

フブキちゃんはすこん部という部活に所属している、どんな内容なのかは…教えてもらってない

 

 

「今日はちょっと部活に出る気分じゃなくて…」

 

 

フブキちゃんは目を逸らしながら答えた

 

 

「そっか…まぁなら良いけど…じゃあ帰ろっか?」

 

 

俺は面倒事になるのが嫌だから詳しく聞かない事にした

 

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

一緒に帰ってるは良いものの…昼休みのが頭をチラつく…聞いても良いのだろうか…?

 

 

「…?先輩…?〇〇先輩?」

 

 

「あ…あぁ、フブキちゃんどうしたの?」

 

 

考え事してたせいかフブキちゃんの声掛けに反応出来なかった

 

 

「〇〇先輩、何か考え事ですか?珍しいですね」

 

 

フブキちゃん…珍しいは失礼だと思うよ…?

 

 

「まぁね、俺だって悩みの一つや二つあるよ」

 

 

「へぇ…まぁ私も悩み事があるんですよ…」

 

 

ん…?これは…昼休みの件か…?

 

 

「私…今日告白されたんです、二年の先輩でした…」

 

 

まさかフブキちゃんからその話題くるとは…まぁ俺は知らない体でいかなきゃな…

 

 

「告白かぁ…フブキちゃん可愛いしモテモテだね」ナデナデ

 

 

「茶化さないで下さい!後可愛いは止めて下さい!」

 

 

またフブキちゃんを怒らせちゃったようだ…女の子って難しいな…

 

 

「まったく…〇〇先輩は何時も何時も私を撫でるんだから…もっとロマンチックなとこが良いのに」ボソボソ

 

 

怒ってるのは分かるんだけど…何言ってるのかサッパリ聞こえないや…でも怒ってるフブキちゃんも可愛いなぁ…

 

 

「ごめんごめん…んで、その二年の人に告白されてどうしたの?OKしたの?」

 

 

話題を戻そうと俺はそう聞いた

 

 

「いいえ、お断りしました」

 

 

まぁ、知ってたけど…

 

 

「断っちゃったの?まぁフブキちゃんはアイドルだし…相手に求めるものが大きいのかな?」

 

 

俺は何時もみたいにちょっと茶化す感じで返した、が…

 

 

「そうですね、〇〇先輩にはきっと分からないでしょうね」

 

 

フブキちゃんは素っ気なく答えた。

何か…刺を感じる…

 

 

「フブキちゃん、ちょっと言葉に刺を感じるんだけど…?」

 

 

「別に、何時も通りですよ?」

 

 

やっぱり何時もと違う…何か怒らせたのだろうか…?

 

 

「では〇〇先輩、私はこれで」

 

 

フブキちゃんは結局最後まで機嫌を損ねていた…

 

 

「あ、あぁ…またね?」

 

 

「はい、また」

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は結局フブキちゃんが怒った理由が分からないまま帰宅した

考えても分からないので、ロボ子に連絡をとってみることにした

 

 

 

プルルル…プルルル…ガチャ「あ、ロボ子か?〇〇何だけど今大丈夫か?」

 

 

「うん?まぁ大丈夫だけど」

 

 

「そっか、悪いな…それでロボ子、何か知らないけどフブキちゃん怒らせちゃったみたいなんだけど」

 

 

「はぁ?〇〇何しちゃったの…?」

 

 

「いや…何で怒らせたのかも分からないんだ…」

 

 

「〇〇…女心分からないもんね…詳しく聞かせて?」

 

 

 

 

 

俺はロボ子に帰り道であった事を話した

 

 

「〇〇…それは君が悪いよ…アイドルなんて肩書きはフブキちゃんにとって嫌なんだよ…それなのに君がそんな事言っちゃうなんてね…バカだなぁ…」

 

 

ロボ子にまで怒られてしまった…

 

 

「明日しっかり謝ることだね…後は休日に遊びに誘ってみたら?」

 

 

「そうだな…ん?なんで遊びに誘わなきゃいけないんだ?」

 

 

謝るのは分かったが、何故遊びに誘うのかがよく分からなかった

 

 

「と・に・か・く!明日謝るのと遊びに誘う事!良い?」

 

 

ロボ子から念を押された…

 

 

「わ…分かったよ…んじゃまた学校でな…」

 

 

俺は電話を切った…何か凄い疲れた…

仕方ない…謝る為に何も無しはアレか…料理得意じゃないんだけど…少し頑張るか…

 

 

 

 

 

 

 

チュンチュン…チュンチュン…

 

 

あ…朝になってるし…ヤベェ…まさか朝まで料理する事になるなんて…とにかくもう準備しなきゃ…!

 

 

 

 

 

 

 

俺は何とか完成したのをカバンに詰め、学校へ向かった…

 

 

 

「あ…」

 

 

フブキちゃんが家から出てきた…

 

 

「お…おはよう」

 

 

昨日の今日だからか、挨拶がぎこちない感じになってしまった

 

 

「おはよう…ございます…」

 

 

フブキちゃんは俺と目を合わせてくれなかった

ここまでになるとは…正直思ってなかった…

 

 

「な…なぁ、フブキちゃん…」

 

 

俺は覚悟を決めてフブキちゃんに話しかける

 

 

「なんですか?〇〇先輩」

 

 

うっ…やっぱり顔合わせてくれない…何時もならこっち見てくれるのに…

 

 

「今日の昼休みさ…ちょっと時間貰える?」

 

 

「え…?」

 

 

フブキちゃんがやっとこっち向いてくれた…

 

 

「えっと…どうかな…?」

 

 

「分かりました、昼休みですね…どこに行けば良いです?」

 

 

「屋上で…良いかな…?」

 

 

昨日も別の奴に屋上に呼ばれてるんだ…ダメかもだけど…

 

 

「屋上…ですね、分かりました」

 

 

大丈夫みたいね…とりあえずは…

 

 

「それじゃ、私急ぐので」

 

 

フブキちゃんはそう言って走って行ってしまった…

やっぱりまだ…怒ってるかな…

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラ「おはー…」

 

 

俺は何時もの挨拶をするが、少し元気は無い…

 

 

「〇〇おはよう、元気無いね…まさか失敗したの?」

 

 

ロボ子が挨拶をして聞いてきた、だが俺の元気の無さは別にある…

 

 

「ロボ子おはー…違うんだよ…寝てないんだよ…作業してたら朝になっててな…」

 

 

「なぁんだ…安心したよ、これで失敗したなんて聞いたら…フフフ…」

 

 

ロボ子さん…笑いが怖いです…

 

 

「フブキちゃんにはとりあえず昼休みに話そうと思うから大丈夫だよ…フブキちゃん本当に人気なのな…」

 

 

「当たり前だよ、背も小さいし一年だし、守りたくなるタイプだよあの子は…なんで〇〇がずっと一緒に居るのか分からないくらいだよ」

 

 

だよなぁ…本当に可愛いんだ…ってロボ子…後半のは聞き捨てならんぞ…

 

 

「まぁ報告するから、待っててくれ」

 

 

「分かった、まぁ…頑張れ?」

 

 

その後はHRが始まったので話す事は無かった

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

昼休み…屋上に行こう…

 

 

ガチャ

 

 

フブキちゃんはもう居たようだ…俺も昼休みになってすぐ来たはずなのに…

 

 

「早いね、フブキちゃん…待たせちゃったかな?」

 

 

「いえ、大丈夫ですよ、今来たところですから」

 

 

「そっか…なら良かった」

 

 

「それで、何ですか?まさか…〇〇先輩も昨日の先輩みたいに告白する気ですか…?」

 

 

フブキちゃんは何故か顔を赤くしながら言った

 

 

「告白!?いや…しないよ」

 

 

流石に驚いた…まさかそんな返しとは思わなかった…

 

 

「…そうですか、じゃあ何の用ですか?」

 

 

あれ?何で今ちょっと残念そうに…?また冷たくなってるし…

 

 

「うん…その…昨日俺が変な事言っちゃったせいで怒らせちゃったからさ…謝りたくて…」

 

 

「そうですか、別に私は気にしてませんよ」

 

 

フブキちゃん…気にしてなかったらそんなに冷たくならないはずなんだよ…

 

 

「それでさ…こんなんで償いになるかは分からないけど…お茶でパンを作ってみたんだ…あんまり出来は良くないけど…」

 

 

俺は、フブキちゃんにお茶パンを渡した

 

 

「お茶…パン…」

 

 

フブキちゃんはお茶パンをまじまじと見ていた、ちょっと恥ずかしいんだけど…

 

 

「いただきます…」

 

 

ムシャ…モグ…モグ…

 

 

「美味しい…」

 

 

「そっか、それなら良かった」

 

 

フブキちゃんの舌に合ってくれたみたいだ、これで美味しくないってなったらもう取り返しつかなかったかもしれない…

 

 

「…ごちそうさまでした」

 

 

「お粗末さまです」

 

 

フブキちゃんの食べるスピードは分からないけど、それでも早いペースで食べてくれてたと思う。

 

 

「お茶パンに免じて、許してあげます…でも、〇〇先輩はもっと女の子の気持ちを理解出来るようにならないとダメです!」

 

 

許してもらったけど…やっぱり怒られるというね…

 

 

「ごめんねフブキちゃん…」

 

 

俺は頭を下げた、気持ちを分からなかった俺に非があるし…

 

 

「もう良いですよ、というか〇〇先輩、購買に行かなくて良いんですか…?」

 

 

「購買…?あっ…」

 

 

忘れてた…俺の今日のお昼…無いわ…

 

 

「…もう時間的に間に合いませんね」

 

 

「そうだね…まぁこれもフブキちゃんを怒らせた報いと思ってるからね…午後の授業寝てれば良いし…」

 

 

「ダメですよ!ちゃんとお昼ご飯食べて午後の授業も頑張って下さい!」

 

 

心なしかフブキちゃんのカチューシャぴょこぴょこしてない…?見間違い…?

 

 

「し…仕方ないですね、私のお弁当分けてあげます!」

 

 

はい…?フブキちゃんの…お弁当…?

 

 

「え…いや悪いよ、フブキちゃんが食べなよ」

 

 

俺は申し訳なく思ったのでお断りさせてもらう…

 

 

「お茶パン食べたので、全部は食べれません…残したら私が怒られます…」

 

 

フブキちゃんはションボリしながら言った、デザートにすれば良かったか…失敗した…

 

 

「わ…分かった、じゃあ少しいただきます…」

 

 

「はい!」

 

 

俺が食べると言った途端フブキちゃんは笑顔になった、やっぱりフブキちゃんは笑顔が一番だよな…

 

 

 

 

 

 

 

フブキちゃんのお弁当は可愛らしい物だった、食べるのが勿体無いぐらいに…

 

 

「〇〇先輩、遠慮せず食べて下さい!」

 

 

あぁ…そんな笑顔で渡されたら食べずにはいられないよ…

 

 

「いただきます」パクッ

 

 

!?美味い…美味いぞ!

 

 

「フブキちゃん…これフブキちゃんのお母さんが作ったの?」

 

 

俺は聞かずにはいられなかった…

 

 

「い…いえ…今日は私が作ったんです…」

 

 

フブキちゃんは恥ずかしそうに答えた

 

 

「これをフブキちゃんが…!?とっても美味しいよ!将来良いお嫁さんになれるね!」

 

 

きっとフブキちゃんは良いお嫁さんになれる、そう確信出来た

 

 

「あ…あぅ…//」

 

 

フブキちゃんは顔を真っ赤にしながら俯いた、でも俺は気にせずお弁当を食べていた…

 

 

 

 

 

 

 

「あ…ごめん…あまりにも美味しすぎて8割ぐらい食べちゃった…」

 

 

「いえ、大丈夫ですよ、美味しいって言ってもらえて嬉しかったです」

 

 

本当に美味しかった、まさかすこん部に所属してるのが関係あるのか…?はたまた元々料理上手なのか…?そんな考えが頭を駆け巡った…

 

 

「それじゃ、残りは私が食べますね」パクッ

 

 

フブキちゃんは残りを全部食べた、あれ…?お箸…一緒だよな…?

 

 

「なぁフブキちゃん、一つ良いかい?」

 

 

俺はもう食べ終わるフブキちゃんに聞く事にした

 

 

「ふぁい?何でふか?」

 

 

あ…モゴモゴしてるフブキちゃん可愛い…じゃなくて

 

 

「あのさ…その箸俺が口付けたやつなんだけど…それって…間接キス…だよね…?」

 

 

カランカラン…

 

 

あ…フブキちゃんの手から箸が落ちた…

 

 

「あ…あぁ…いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

フブキちゃんは悲鳴をあげながら俺の鳩尾に一撃を入れた…フブキちゃん…良いパンチだ…バタン

 

 

「あ…〇〇先輩?〇〇先輩!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う…うぅ…」

 

 

目が覚めるとそこは保健室だった

フブキちゃんが誰か呼んでくれたのかな…フブキちゃんじゃ俺は運べないから…

 

 

「あ…〇〇先輩?起きましたか?」

 

 

右を向くと、フブキちゃんが座っていた

 

 

「フブキちゃん…俺は…」

 

 

「えっと…私が先輩の…お腹にパンチして気絶させちゃったみたいです…ごめんなさい…」

 

 

「あぁ…大丈夫だよ…俺の方こそごめんね…また変な事言っちゃったね…」

 

 

フブキちゃんが謝ってきたので、俺も謝った

仲直りしたのにまた拗れるのは嫌だから…

 

 

「い…いえ…大丈夫ですよ、私も嬉しかったし…」ボソボソ

 

 

また聞き取りにくいけど…怒ってはないみたいだ…良かった…

 

 

「それじゃ、そろそろ出ないとな…今何時かな?」

 

 

「今は…17時半ですね…」

 

 

え…俺5時間近くも気絶してたの…?ヤバくね…?

 

 

「そっか…んじゃ帰らないとな…フブキちゃん部活は?」

 

 

「今日は少しだけ顔出してすぐ抜け出しました…〇〇先輩が心配でしたから…」

 

 

「そっか…ありがとね、んじゃ帰ろっか」

 

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道

俺はフブキちゃんと一緒に帰っていた

 

 

「なぁフブキちゃん、今度の休み空いてるかな?」

 

 

「え…休みですか?きゅ…急にどうしたんですか?」

 

 

やっぱり戸惑うよね…

 

 

「いや…仲直りは出来たけどさ…それでもやっぱりちゃんとお詫びしたくてね…」

 

 

「…分かりました、空けときますね、何時ですか?」

 

 

「んじゃ…土曜の11時、フブキちゃんの家の前でどうかな?」

 

 

「じゃあその時間で、楽しみにしてますね」

 

 

 

 

 

 

 

俺達はそのまま別れた、土曜の約束をして…

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅

とりあえず約束も出来たし、仲直りも出来たしで一段落か…

あぁ、ロボ子に連絡しなきゃな…

 

 

プルルル…プルルル…「あ、ロボ子か?〇〇だけど今大丈夫か?」

 

 

「ん?〇〇?どうしたの?」

 

 

「お前には報告しなきゃだからな…こうして連絡したんだよ」

 

 

「なるほどね、それで?フブキちゃんとはどうなったの?」

 

 

「結果的に、仲直りして遊ぶ約束もしたよ」

 

 

「結果的に?何か怪しいな…詳しく教えてよ」

 

 

途中恥ずかしいんだけどな…まぁ世話になってるし教えるか…

 

 

「…という事」

 

 

「〇〇…もう付き合っちゃえば?フブキちゃんと」

 

 

全部話したらいきなりこれである、意味分からない…

 

 

「はぁ?なんで俺がフブキちゃんと付き合う事になるんだよ…」

 

 

「だって〇〇ケモ耳好きじゃん?何時もモフモフしたいって言ってるじゃん?〇〇の話聞く限りフブキちゃんは少なくとも嫌ってはないよ、好意的にも見える」

 

 

…思い返せば確かに、毎日撫でたり可愛い言ったりしても嫌悪感は出してなかった。

本当に嫌なら関わってはこないか…

 

 

「まぁ後は〇〇がフブキちゃんの事をどう思ってるかによるから、ボクからは何も言わないよ、ゆっくり考えな?」

 

 

 

 

そうして電話は終わった、ロボ子は結局俺に悩みの種を残していっただけだった。

 

 

「俺がフブキちゃんを…どう思うか…ねぇ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はそのまま寝てしまった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土曜日

今日はフブキちゃんと遊びに行く日だ、と言っても何処に行くかは決めてないんだよね…

とりあえず、会ってから考えよう…

 

 

 

 

「〇〇先輩、こんにちは」

 

 

フブキちゃんは既に待っていた、少し早く来たはずなんだけどな…

 

 

「こんにちはフブキちゃん、待たせちゃったみたいだね…ごめんね?」

 

 

「いえ、全然待ってないですよ」

 

 

フブキちゃん…ちょっと汗かいてるよ…俺に心配させまいとか…

 

 

「それじゃ、何処に行こうか?何も考えてなくてさ…」

 

 

「それなら、カラオケに行きませんか?少し歌いたくて」

 

 

「分かった、じゃあカラオケに行こうか」

 

 

 

 

 

 

カラオケに着いた、ここは食べ物の持ち込みが出来るちょっと変わったカラオケだ

 

 

 

「いらっしゃいませ、ただ今カップル割がオススメとなっております」

 

 

へ…?カップル割…?

 

 

「カップル割でお願いします」

 

 

フブキちゃんは平然とカップルだって言いやがった…あ、でもちょっと顔赤いや…

 

 

 

 

 

 

「すいません〇〇先輩、安くする為にあんな事言っちゃって…」

 

 

「だ…大丈夫だよ、安くするために仕方なかったんだし…」

 

 

お互いが動揺してしまう事態になった…

 

 

「そ、それじゃ歌いましょうか!」

 

 

「そ、そうだね!」

 

 

空気を変えたく、歌を歌い始めた…

 

 

 

俺は基本無難な曲しか歌わない、あまり上手でも無いからな…

でもフブキちゃん歌上手いよなぁ…

 

 

 

「…はい、次は〇〇先輩が入れる番ですよ」

 

 

「あいよ、んじゃこれかな…」

 

 

 

 

 

 

 

フブキちゃん歌上手いんだけど…何かこう…好きって単語が多いんだよな…

某48人グループの大声だったり…某ツンデレタイガーのEDだったり…

 

 

「…ふぅ、歌うのやっぱり気持ちいいです!」

 

 

まぁ本人楽しんでるから良いかな…

 

 

「それは何よりだね、俺も久々に歌うからスッキリするよ」

 

 

「ですね!でもそろそろお昼ですね…お弁当作ってきたんですけど…どうですか?」

 

 

「作ってきてくれたの?食べたいな…フブキちゃんのお弁当美味しかったし」

 

 

「はい!どうぞ食べて下さい!後こっちは帰ってから食べて下さい」

 

 

お弁当とは別に違うお弁当箱を渡された

 

 

「ありがとう、それじゃいただきます」

 

 

やっぱり美味しいな…フブキちゃんのお弁当…

 

 

「あ、ちょっと席外しますね」

 

 

フブキちゃんは部屋を抜けていった

 

 

「んぐんぐ…食べ終わっちゃったか…こっちのお弁当箱…どんなのが入ってるんだろ…ちょっと開けてみても良いよな…?」パカッ

 

 

そこには手紙が入っていた

〇〇先輩へ、これを読んでるのは家なのか、また別の場所なのかは分かりません…

今回これを書いた説明しますと…

私はこの前告白されました、この事は多分話してると思います。

その時私は好きな人が居ると言ってお断りしました。

私は…〇〇先輩が好きです。

ずっと好きでした…この気持ちが届かなくても、何時も通りに接してくれると嬉しいです。

 

 

 

ロボ子…俺どうしよう…?本当にフブキちゃん俺の事好きだったよ…

そんな目でフブキちゃん見てなかったのに…

 

 

ガチャ「すいません戻りま…した…」

 

 

あ…

 

 

「あ…もう開けちゃった…んですね…」

 

 

「ご…ごめん…気になっちゃって…というか…この手紙…」

 

 

「う…うぅ…」

 

 

フブキちゃんが泣き始めてしまった…

 

 

「そうですよ…その手紙は私が書きました…私は〇〇先輩が好きなんです…!カラオケでそれとなくな曲歌ったのだって少しでも意識して欲しかったから…!それなのに…今読まなくっても…!」

 

 

フブキちゃんは泣きながら叫んだ

 

 

「ごめん…ごめんフブキちゃん…そんなつもりじゃなかったんだ…」

 

 

「分かってますよ!〇〇先輩優しいもん!意地悪だって優しかったもん!」

 

 

ギュッ

 

 

俺はフブキちゃんを抱きしめてた…

 

 

「ごめんなフブキちゃん…ここまでしてもらっちゃって…それでも気付けなかった俺を許してくれ…」

 

 

「〇〇先輩…」

 

 

「正直俺はフブキちゃんをそういう風に見てなかったんだ、妹みたいな感じに見てたんだと思う」

 

 

「…」

 

 

「でもさ…黙ってたけど屋上で告白されてた時、俺その場に居たんだよ…隠れてたんだけどさ…その時、もし他の男とフブキちゃんが付き合うって考えたら胸が苦しくなってた…だからさ…フブキちゃんが俺の事好きってなって嬉しかった、ここまでされてから思うのは卑怯かもだけど、俺もフブキちゃんの事、好きだよ…」

 

 

「〇〇先輩…!」

 

 

「本当は俺から言わなきゃいけなかったんだよな…ごめんねフブキちゃん…俺と、付き合ってくれないかな?」

 

 

「はい…!こちらこそよろしくお願いします…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな形でフブキちゃんと付き合う事になるとは思わなかった、フブキちゃん曰く、もっとムードがある場所が良かったそうだ…

ごめんフブキちゃん…

俺達が付き合った事は内緒にしている、フブキちゃんはアイドル的な存在なのに付き合ったなんて知られるとお互い大変な事になるからだ…

唯一、ロボ子にだけは事情を話した…

ロボ子は「良かったね、やっぱりフブキちゃんは〇〇の事が好きだったかぁ…えへへ、まぁこの事は内緒にしてあげるよ」と言っていた。

これでバレたらロボ子のせいだな…うん…

 

 

 

 

 

 

「〇〇先輩おはようございます」

 

 

「おはよう、フブキちゃん」

 

 

俺達は今日も変わらず挨拶をして学校に向かう…

 

 

「〇〇先輩、手繋いでも良いですか?」

 

 

「え…フブキちゃん、バレちゃうんじゃ…」

 

 

俺はバレるのを恐れていたが…

 

 

「校門前には離します、ダメ…ですか…?」

 

 

フブキちゃんは上目遣いで俺を見つめた…可愛いなぁ…そんなの断れないじゃないか…!

 

 

「良いよ、じゃあ繋ごうか」

 

 

ギュッ

 

 

フブキちゃんの手から体温が伝わる、ほんのり暖かい…

 

 

「〇〇先輩の手、ちょこっとひんやりしますね、気持ちいいです」

 

 

「フブキちゃんの手は暖かいね」

 

 

「えへへ…頭も撫でて欲しいです…」

 

 

「え?フブキちゃん頭撫でられるの嫌なんじゃ…?」

 

 

「良いんです!早く撫でて下さい!」

 

 

「わ…分かったよ…」ナデナデ

 

 

「はにゃー…〇〇先輩のナデナデ…好きです…」

 

 

あれ…?この子狐のカチューシャだよね…?ネコのカチューシャに見えてきたよ…?

 

 

「ねぇフブキちゃん、そのカチューシャ…狐だよね?ネコじゃないよね…?」

 

 

気になったので聞いてしまった…

 

 

「これは狐ですよ?ネコのもありますけど…あっちはまだ恥ずかしくて着けれません!」

 

 

やっぱりあるのか…ネコカチューシャのフブキちゃんかぁ…可愛いんだろうなぁ…

 

 

 

 

 

校門前になった、俺達は手を離す…

 

 

「あ…」

 

 

「また下校の時に…ね…?」

 

 

名残惜しいけど仕方ないんだ…

 

 

「はい…下校の時はもっと一緒に居たいです…!」

 

 

「俺もだよ…じゃあ、また」

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラッ「おはー」

 

 

「〇〇!」

 

 

ロボ子が駆け寄ってきた

 

 

「お…おぉ、ロボ子おはー…どうした?」

 

 

「別に?ただ…おめでとう」

 

 

ロボ子は耳元で俺に祝いの言葉をかけてくれた、だけど…

 

 

「〇〇…先輩…?」

 

 

何故かフブキちゃんがそこに居た…

しかもフブキちゃんから見るとロボ子が俺にキスしてるようにも見える角度だ…

 

 

「え?フブキちゃん…?何でここに…?」

 

 

「ロボ子先輩に呼ばれて…え…?これ…」

 

 

ロボ子がフブキちゃんを呼んだ…?何の為に…?

 

 

「ごめんねフブキちゃん、ボクもね…〇〇の事好きなんだよ、だからこれは宣戦布告、ちゃんと捕まえておかないとボクが奪っちゃうからね…?」

 

 

「はぁ!?ロボ子お前何考えてるんだよ!人に後押ししといてこれは無いぞ!?」

 

 

俺の頭はぐっちゃぐちゃだった…

 

 

「ボクはあくまで〇〇の幸せを願ってるからね、その幸せがフブキちゃんで達成出来ないならボクが奪っちゃおうと思って」

 

 

ロボ子…お前悪魔か…

 

 

「ロボ子先輩にはあげません!私が…〇〇先輩を幸せにしてあげるんですから!」

 

 

フブキちゃん…それもおかしいからね…?

 

 

「フフフ…負けないからね?」

 

 

「わ…私だって負けません…!」

 

 

俺…どうなるんだろ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっとフブキちゃんと付き合ったというのに、まさかロボ子まで俺の事を好きとは予想外過ぎた…

これはフブキちゃんと幸せにならないと危ないな…色々と…

 

 

 

「修羅場だけは勘弁してくれよ…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます…
今回はロボ子さんの後輩さんの白上フブキちゃんのお話でした…
いや…その…ちょっと励ましいただきましてね…?もう書くしか無いなぁって…出来心だったんですぅぅぅぅ!
すいませんでしたぁぁぁぁぁぁ!
次もロボ子さんじゃないですが…どうかお許し下さいませ…
ではでは…また次のお話まで失礼します…m(_ _)m
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