もしもロボ子さん(達)とそんな関係だったら   作:バタースコッチ

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どもですm(_ _)m
今回も懲りずにロボ子さんじゃないお話…そろそろ怒られるレベルなのかな…
今回はサブタイトル通り、赤井はあとさんのお話です。
8月10日が誕生日と知り、急いで書いたお話…甘く出来てると良いなぁ…
ではでは、ごゆるりと…m(_ _)m


ツンツンメイドがデレる時 by赤井はあと

ここはメイド喫茶ホロライブ

このメイド喫茶には色んなメイドさんが居る…

元気いっぱいなメイドさんも居れば、癒しが満載のメイドさんも居る…

でも、そのどちらにも分類されず、素直になれないメイドさんが一人居る模様…

今回のお話はそんなメイドさんと一人の青年のお話…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カランカラン「おかえりなさいませ!ご主人様♪」

 

 

ドアを開けると、メイドさん達がお出迎えしてくれる

メイド喫茶に来てるんだから、当たり前なのかもだけど…

 

 

「ただいま、一人なんだけど」

 

 

僕は大抵一人で此処に来てる、友達が居ない?単純に友達と来るのが恥ずかしいだけだよ…友達はちゃんと居るよ…?居るよ…?

 

 

「はい!1名様ですね!何時もありがとうございます!」

 

 

僕はここホロライブの常連客、スタンプカードもあって一回来る毎に一個スタンプが押される。

スタンプがいっぱいになると好きなメイドさんを指名出来てその料金は無料で一定時間話す事が出来る

今日はスタンプカードがいっぱいになってるので指名をしようと思ってる…指名するのは…勿論あの子…

 

 

「今日はコレ使いたいんだけど…大丈夫かな?」

 

 

僕はメイドさんにスタンプカードを手渡す

 

 

「はい!大丈夫ですよ!誰を指名されますか?」

 

 

「じゃあ…赤井はあとちゃんでお願いします」

 

 

「かしこまりました!ではこちらでお待ち下さいませ!」

 

 

 

 

 

 

 

「お…おかえりなさいませ、ご主人様…」

 

 

はあとちゃんが来た

この子はこの喫茶では珍しいツンデレ属性の持ち主、なんだけど…ツンが強いみたいで人気が微妙らしい…可愛いのに…

ちなみに僕ははあとちゃんが好きです、ツンデレ可愛い…

 

 

「はあとちゃんこんにちは、よろしくね」

 

 

「アンタも物好きよね、私みたいなの毎回指名してさ…」

 

 

そう、僕は毎回指名ははあとちゃんにしてる、だって好きだし…可愛いし…

 

 

「こーら!はあとちゃんご主人様に向かってアンタはダメよ?」

 

 

他のメイドさんから注意が入る

 

 

「あはは、僕は大丈夫ですよ、僕と居る時くらいは自然体でいて欲しいから」

 

 

「申し訳ございませんご主人様!せめてものサービスでドリンク一つ無料にさせていただきます!」

 

 

別に良いのになぁ…僕は自然なはあとちゃんが好きなだけなのに

 

 

「はぁ…またやっちゃったか…どうも治らないわね…」

 

 

「ん?はあとちゃんどうかしたの?」

 

 

「別に、気にしないで」

 

 

はあとちゃんは気にしないでって言ってるけど…気になるものは気になるんだよね…

 

 

「ほら!ゲームとかしましょ?時間が勿体無いわ!」

 

 

はあとちゃんは誤魔化すようにゲームを勧めてきた…はあとちゃんがそのつもりなら、こっちだって考えがあるからね…

 

 

「分かった、じゃあ…愛してるゲームをしようか…罰ゲーム付きで、勿論大丈夫な範囲で」

 

 

「分かったわ!私が負けるなんて有り得ないもの!」

 

 

フフフ…僕も恥ずかしいなんて無いからね…これは自然にはあとちゃんに愛を囁けるものでもあるからね…

 

 

「それじゃ僕からいくね…はあとちゃん、愛してるよ」

 

 

「っ!私も愛してるわ」

 

 

最初からぐらついたな…これはあっけないかな…?

 

 

「はあとちゃんのツンツン可愛いよ…愛してるよ…」

 

 

「〜//あ…愛してる…わよ…」

 

 

もう一押し…

 

 

「はあとちゃん…心の底から愛してるよ」ニッコリ

 

 

「//もう無理!私の負け!」

 

 

はあとちゃんの顔は真っ赤になっていた…

フフフ…僕が負けるなんて有り得ないね!だって好きだから

 

 

「悔しい…!で?罰ゲームは何よ?」

 

 

あ、ちゃんと罰ゲーム受けてくれるんだね、それなら…

 

 

「はあとちゃんの悩みを教えて?」

 

 

「な…悩みなんて…」

 

 

「嘘だね、毎回はあとちゃん指名してるけど今日は少し落ち込んでる、隠しても無駄だよ」

 

 

何度も指名してるからね、これくらいは分かるよ…

え?ストーカーじゃないよな?って?僕を犯罪者にでもしたいのかな…?

 

 

「分かったわよ…2週間後にホロライブ内で人気ランキングがあるのよ、なのに私の人気はそこまでだから…不安で…」

 

 

何時もツンツンだけど勝気のあるはあとちゃんが弱気になるなんて…よっぽどなんだな…

 

 

「僕が…一緒に考えようか?人気の出る方法…」

 

 

「え…?」

 

 

「はあとちゃんは可愛いんだし、もっと人気出ても不思議は無いんだから…お手伝いしたいんだ」

 

 

「ア…アンタ…」

 

 

「ダメ…かな…?」

 

 

「フンッ仕方ないわね!そこまで言うなら一緒に考えてくれても良いわよ!」

 

 

はあとちゃんの了解も得たし、これで一緒に考えられる…

 

 

「それじゃこれ、コースターあげるわ私のサイン入りよ!」

 

 

はあとちゃんからコースターを渡された、裏にははあとちゃんのサインと…連絡先が書いてあった…

バレたら大変なんじゃ…

 

 

「ありがとうはあとちゃん、それじゃもう時間だからもう戻るね」

 

 

「えぇ、行ってらっしゃいませ、ご主人様!」

 

 

バタン

 

 

 

(あの人…あんなに愛してるなんて言って…ど、どういうつもりなのよ…ドキドキがまだ止まらないわ…!顔も熱いし…もう!何なのよ!)

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ…はあとちゃんの人気かぁ…どうやったら出るかなぁ?

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は夜、はあとちゃんから渡された連絡先にメールをしてみた

 

 

メール

こんにちは、昼間に指名させてもらった〇〇です

コースターに書かれてた連絡先で送らせていただきました

それで今後の相談なんですが、何時頃時間空きますか?

 

 

ポチッ…送信完了

 

 

 

 

 

ブーッブーッ

 

 

ん?メール?

 

 

メール

赤井はあとよ!

明日なら何時でも空いてるわよ!

 

 

短くそう書いてあった

 

 

 

メール

では、明日の午後1時にカフェ・ルージュでどうです?

 

 

ポチッ…送信完了

 

 

ブーッブーッ

早!?

 

 

メール

分かったわ!遅れたら打ち首よ!

 

 

打ち首…?汗

まぁ…とりあえずこれで日時は決まったから良いか…

 

 

 

 

 

翌日

僕は30分前にカフェ・ルージュに着いた

遅れたら打ち首がちょっと不安に思ったから…

 

 

「あら、先に来てたのね」

 

 

はあとちゃんがその5分後に来た、はあとちゃんも早いね…

 

 

「こんにちははあとちゃん、早いね」

 

 

「折角打ち首にしてあげようと思ったのに…残念だわ!」

 

 

はあとちゃん…本気で打ち首にしようとしてたの…?

 

 

「とりあえず、入って話そうか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、とりあえずはあとちゃんの考えてる感じってどんなのなの?」

 

 

はあとちゃんの人気を上げる為の会議が始まる

 

 

「そうね…私が考えてるのは皆みたいに何かカチューシャでも付けようかしら?ロボ子先輩とフブキちゃんはカチューシャ付けてるし…人気も高いから…」

 

 

なるほどカチューシャか…

 

 

「どんなカチューシャが良いのかな?」

 

 

「そうねぇ…とりあえず1通りのカチューシャは持ってきたわ、この中で決まれば良いけど」

 

 

はあとちゃんは複数のカチューシャを出してきた

色々持ってるなぁ…犬に兎、これは…馬?流石に…ん?猫もあるのか…猫なら…

 

 

「はあとちゃん、猫のカチューシャはどうかな?」

 

 

僕ははあとちゃんに猫のカチューシャを勧めてみた

 

 

「え…猫…?ロボ子先輩と被るじゃない…嫌よ…」

 

 

はあとちゃんは乗り気じゃないみたいだな…

 

 

「一回だけお願い!ね…?」

 

 

「し…仕方ないわね…!一回だけよ!」

 

 

「に…にゃぁ…赤井…にゃあとにゃ…?」

 

 

………グハァ!ヤバい…ヤバイって…可愛すぎる!

 

 

「…」

 

 

「ちょっと!何か反応しなさいよ!」

 

 

「…ハッ!?可愛すぎて意識飛んでたよ…」

 

 

「な…何言ってるのよ!?もう…」

 

 

はあとちゃんは照れてるのかそっぽを向いた

 

 

「はあとちゃん、猫だよ…猫のカチューシャ付けてやれば人気上がるよ!絶対上がるって!」

 

 

僕は確信した…はあとちゃんは猫カチューシャを付ければ絶対人気が出ると…

 

 

「は…恥ずかしいわよ…!猫以外で決めて欲しいわ…!」

 

 

「ごめん…無理だよ…猫のはあとちゃんが可愛くてたまらないんだ!」

 

 

「う…うぅ…分かったわよ!猫でやれば良いんでしょ!」

 

 

勝った…計画通り…とかじゃないけど、良かった…

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃ、猫カチューシャでの対応の練習頑張ってね、はあとちゃん」

 

 

僕達はあれから猫カチューシャを付けての対応の練習をした、恥ずかしがってたけどはあとちゃんは真面目に取り組んでくれた。

 

 

「分かってるわよ…人気ランキング上げたいし…」

 

 

「うん、それじゃ頑張ってね、また喫茶で」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、僕はホロライブに寄った

 

 

カランカラン「おかえりなさいませ!ご主人様!」

 

 

「ただいま、はあとちゃん指名出来るかな?」

 

 

「はい、かしこまりました!」

 

 

少しすると、はあとちゃんが来た

猫耳カチューシャを付けて…

 

 

「お…おかえりなさいませ…ご主人様…」

 

 

「可愛い…」

 

 

「な…何を言ってるんですか…ご主人様…」

 

 

何だこの生き物…今までのツンツンが消えてる…!

愛らしい…モジモジしてるのが…もう…尊い…

 

 

「はあとちゃん…本当に頑張ったんだね…!これならきっと人気上がるよ…!」

 

 

「そ…そう…?なら嬉しいな…」

 

 

「でも、僕の前ならキャラ作らなくても良いよ?作らない方も僕好きだし」

 

 

「そう?なら少しだけ素に戻すわ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

それから僕達は人気ランキングについての話や、他愛もない話をして楽しんだ

 

 

 

 

 

 

「それじゃそろそろ戻るね、またね」

 

 

「えぇ、行ってらっしゃいませ、ご主人様」

 

 

 

 

 

あの感じなら人気ランキングも大丈夫だと思った

はあとちゃんが頑張ってくれてると僕も嬉しい…

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、黒猫が僕を横切って行った…

よく不吉の象徴とか言われてるけど、僕はあんまり気にしてない

だって猫可愛いもん…

そう、だから何事も無く人気ランキングの日を迎えると思っていたんだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日後、事件は起きた

はあとちゃんが行方不明になったとニュースが流れた…

 

 

カランカラン「おかえりなさいませ!ご主人様!あ…」

 

 

メイドさんは気付いたようだ…僕の顔がとても青くなってるのを…

 

 

「ご主人様…大丈夫ですか…?」

 

 

「うん…大丈夫だよ…はあとちゃんは…居ないんだよね…」

 

 

「はい…ご主人様がはあとちゃんと話した翌日…行方不明に…」

 

 

そうだったんだ…でもそうなると心配だ…

 

 

 

 

 

 

僕は暫く連絡をとってない知り合いに連絡をする事にした…

僕と同じメイド好きで今はハッカーのクロマルだ…

彼なら…はあとちゃんの居場所を割り出せるかもしれない…

 

 

 

 

 

 

 

 

クロマルが居る場所は秘密の隠れ家みたいな場所、合言葉が無いと決して会う事は出来ない…

 

 

 

「合言葉は…?」

 

 

「メイド萌えラブキュン…」

 

 

恥ずかしい合言葉だけど…これを言わないと会えないんだよなぁ…

 

 

「久しぶりだな…〇〇…」

 

 

「久しぶりだね…クロマル…」

 

 

多分2年振りかな…一緒にメイド喫茶行ってたのが良い思い出だよ…

 

 

「今日はどうした…?」

 

 

「人を探してるんだ…メイドなんだけど…」

 

 

「…!赤井はあとか…」

 

 

流石クロマル…情報早いね…

 

 

「うん、はあとちゃんを探してるんだ…探してくれないかな?」

 

 

「止めておけ…」

 

 

え…?

 

 

「何で?」

 

 

「赤井はあとはゲリラオタク集団オタッキーズに攫われている…奪還は不可能だ…」

 

 

オタッキーズ!?なんであんな過激な奴らがはあとちゃんを…

 

 

「それでも…助けたい…!はあとちゃんは人気ランキングを控えてるんだ…その為に必死で努力したんだ…!それを無駄にはさせたくない!」

 

 

「決心は鈍らないか…」

 

 

「勿論…」

 

 

「仕方ない…これがオタッキーズのアジトの場所だ…」

 

 

え…クロマル仕事早すぎない…?

 

 

「何でもう場所割り出してるの…?」

 

 

「お前が来るのは想像がついた…この前カフェ・ルージュで赤井はあととお前が入っていくのを見たからな…今回の件で動くだろうと読んでいた…」

 

 

クロマルに見られてたのか…それにはあとちゃん変装してなかったし…仕方ないか…

 

 

「ありがとうクロマル…人数構成とかは分かる?」

 

 

「今の時間なら5人程だろう…焦るなよ…」

 

 

「ありがとう、それじゃはあとちゃん助けに行ってくるよ!」

 

 

「グッドラック…」

 

 

僕はクロマルの隠れ家を後にした…はあとちゃんを助けに向かう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここか…」

 

 

オタッキーズのアジトに着いた…僕は一応護身用にグローブを着ける…

え?そこはもっとマシな武器だって…?

流血沙汰は嫌なんだよ…

 

 

バァン!「はあとちゃん大丈夫!?」

 

 

僕は勢いよくドアを開け突撃した

 

 

「あ…ご主人様…」

 

 

はあとちゃんは縄で縛られていた…

 

 

「待ってて、今解くから…」

 

 

「あっ…後ろ!」

 

 

 

ガン!

 

 

 

はあとちゃんが声をかけてくれた時にはもう遅かった…

後ろから何かで殴られた…

 

 

「っ…つぅ…」

 

 

「おいおい…一人で乗り込んで来たのか…?バカじゃねぇのか?」

 

 

オタッキーズの一人と思しき奴が何か喋ってる…

 

 

「ご主人様…ご主人様…!」

 

 

あぁ…はあとちゃんごめん…何か身体が重いよ…

クソ…折角クロマルが場所教えてくれたのに…肝心の僕がこんなザマだなんて…

 

 

「はぁ…仕方ない奴だ…だから焦るなと言ったのに…」

 

 

え…?この声…クロマル…?

 

 

「こんな所で友を失う訳にはいかないからな…少し手助けしてやるよ…」

 

 

クロマルはそう言って4人を素早く片付けた…あんなに強かったの…?

 

 

「うぐぐ…まだ頭が痛い…」

 

 

僕はなんとか立ち上がれた…頭を殴られてるからまだフラフラする…

 

 

「〇〇…大丈夫か…?」

 

 

「クロマル…ありがとう…というか強過ぎだよ…」

 

 

「あぁ、これはな…仕事柄必要だったからな…」

 

 

仕事柄…?ハッカーなのに…?

 

 

「畜生…てめぇら許さねぇ!」

 

 

オタッキーズの頭がバットを振りかざしてくる…

 

 

「流石に…頭にきてるんだよ…許さないのはこっちの台詞だ!」

 

 

ドゴォ!

 

 

グローブをはめた拳が頭の腹にめり込む…

 

 

「グ…グゥ…」

 

 

頭はよろけている…ここで…仕留める…!

 

 

「お前らが…オタクを語るなぁぁぁぁぁ!」

 

 

ドゴォォン…

 

 

「カハッ…」

 

 

僕は全力のパンチでオタッキーズの頭を倒した…僕は全力なのにクロマルは涼しい顔で4人倒したんだもんな…ヤバイなぁ…クロマル…

 

 

「お疲れ、〇〇…」

 

 

「あぁ…クロマル…ありがと…」

 

 

 

「とりあえず、赤井はあとの縄を解いてやれ…」

 

 

「そうだった!はあとちゃん大丈夫?」

 

 

「え…えぇ…そっちの人…」

 

 

「おっと赤井はあと…俺の事は詮索するなよ…?」

 

 

「え…えぇ…分かったわ…」

 

 

はぁ…はぁ…流石に…もう限界かな…

 

 

「ちょっとご主人様…大丈夫…?」

 

 

「う…うん…ちょっと疲れちゃった…もっと運動しておけば良かったよ…」

 

 

「〇〇は赤井はあと…お前が行方不明になったと知ってすぐ俺の所に来た…そしてこの場所に来た…この意味が分かるか…?」

 

 

「ちょ…クロマル…止めて…」

 

 

「普通なら警察に任せておくべき事だろう…だがコイツは行動を起こした…」

 

 

「クロマル…止めてくれ…」

 

 

「行動を起こした理由…それは…」

 

 

「赤井はあと…〇〇はお前に惚れてるんだ…」

 

 

クロマル…こんなところで暴露しないでよ…というか僕その事言ってないよ…?何で知ってるの…?

 

 

「ご…ご主人様…それ本当なの…?」

 

 

バレちゃったら仕方ないか…白状しよう…

 

 

「うん…僕ははあとちゃんが好きだよ、初めて訪れたあの日から…ずっと好きだった…まさかこんな状況で告白する事になるなんて思わなかったけどね…」

 

 

「ご主人様…」

 

 

「でも、メイドさんとの恋なんてやっぱりダメだなって分かってるから…これからも楽しく話せればそれで」

 

 

「ご主人様!」

 

 

「え…?」

 

 

はあとちゃんが突然大声を出した…

 

 

「わ…私は…正直ご主人様にそんな風に思われてたなんて思いもしなかったです…私は人気も無くて…言葉もキツいし…良いところなんて…」

 

 

「それは違うよはあとちゃん」

 

 

僕はそこではあとちゃんの言葉を遮った

 

 

「はあとちゃんに出会えたから今の僕があるんだ…それを否定されたら…僕自身が否定されちゃうよ…」

 

 

「違うんです…」

 

 

はあとちゃんは涙を流した…

 

 

「私も…ご主人様に出会えなかったら…今の私に自身を持てなかった…人気を上げたいなんて思わなかった…!ご主人様に喜んで欲しかったから…私は頑張れた…!」

 

 

「はあとちゃん…」

 

 

「私も…ご主人様が好き…好きです…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕達は両想いだった、それでも僕達はメイドとお客の関係…付き合う事は許されない…それに…はあとちゃんには人気になる為のランキングがあるから…

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ遂にやってまいりました!ホロライブ恒例人気ランキング!各メイドさんがアピールをしてご主人様達がランキングをつけるこのイベントもいよいよ最後のメイドさん!赤井はあとちゃんだー!」

 

 

僕はこのイベントではあとちゃんが1位になれると信じてる…だってはあとちゃんは…

 

 

「にゃ…にゃあ…赤井…にゃあとだにゃ?よろしくにゃ?」

 

 

はあとちゃんは…可愛いんだから…!

 

 

「おい〇〇…何で俺まで連れてきた…」

 

 

クロマルがぶつくさ言ってる…

 

 

「クロマルにも是非はあとちゃんの魅力を知って欲しいからね、たまには良いでしょ?前みたいにこうやって二人でメイド喫茶も」

 

 

「ふむ…まぁ…良いものだ…」

 

 

僕達を余所に会場は今日一番の盛り上がり…はあとちゃん…やったね…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、僕ははあとちゃんに呼び出された、カフェ・ルージュの前に…

 

 

「待たせてごめんなさい」

 

 

はあとちゃんが来た、格好はメイド服のままだ

 

 

「ううん大丈夫だよ、どうしたの?」

 

 

「人気ランキング…1位を取ったわ」

 

 

はあとちゃんからその言葉を聞いた時、僕はとても嬉しかった

 

 

「やったね!はあとちゃん!僕も嬉しいよ!」

 

 

「全部…アンタのおかげよ…ありがとう…」

 

 

「ううん、はあとちゃんが頑張ったからだよ、僕は何もしてないよ」

 

 

全てははあとちゃんの頑張りがあったから、今回の結果なんだ…

 

 

「それでも、お礼言いたかったのよ…アンタには本当に助けられたから…」

 

 

はあとちゃんは顔を伏せながら僕に言った…

 

 

「そっか…今日はそれを言いに?」

 

 

「他にもあるのよ…私は…やっぱりアンタの事が好き…」

 

 

「ダメだよはあとちゃん、僕達は付き合えない…付き合ったらダメなんだよ…」

 

 

「だから…私はメイド喫茶辞めるわ…」

 

 

え…?

 

 

「は…はあとちゃん…?何で…?折角1位になったのに!?」

 

 

「私にとって人気ランキングで1位になるよりも…アンタと…〇〇と一緒に居たい方が勝ってるのよ!」

 

 

「はあとちゃん…」

 

 

「お願い…私と…付き合って…下さい…!」

 

 

はあとちゃんは涙を流しながら…僕に言ってきた…

 

 

「はあとちゃん…そこまで…」

 

 

「そこまでだ〇〇…」

 

 

クロマルが来た…

 

 

「クロマル…?何で此処に…?」

 

 

「流石に赤井はあとに辞められるとこっちも困るんでな…」

 

 

「それってどういう…」

 

 

「このクロマルさんは…ホロライブのオーナーなの…」

 

 

「え…!?クロマルが…ホロライブのオーナー!?」

 

 

「あぁ…一応肩書きはそうなってる…だから辞められると厄介なんだ…1位が辞めるなんてのは商売に響くからな…」

 

 

「で…でも私達はメイドとご主人様の関係よ…?このままじゃ付き合えないもの…」

 

 

「付き合えるかどうかは知らないが…一つお前達が一緒になる方法がある…〇〇…お前ホロライブの料理係になれ」

 

 

え…?僕が…料理係…?

 

 

「オーナー!?〇〇をホロライブの料理係に出来るんですか?」

 

 

はあとちゃんも驚いてる…僕も驚いてる…

 

 

「ちょ…ちょっと待ってよクロマル、話が急過ぎない?」

 

 

「お前が赤井はあとと一緒に居たいなら…この話は飲むべきだが…?」

 

 

「それは…そうだけど…」

 

 

「〇〇…俺はお前とメイド喫茶巡りをして、コイツには幸せになって欲しいと思った…そんなお前が従業員である赤井はあとを好きになり、赤井はあともお前の事を好きになった…両想いだ…このままだと赤井はあとは辞め商売が成り立たなくなる…それを止めるには…お前がホロライブの料理係になってもらうしか無いんだ…頼む…俺を助けると思ってホロライブで働いてくれないか…?」

 

 

クロマルは普段人に頼み事なんてしない…そんなクロマルが頼むなんて…

 

 

「クロマル…」

 

 

「〇〇…私からもお願い…一緒に働かない…?私は…アンタと一緒に居たい…!」

 

 

「はあとちゃん…」

 

 

はあとちゃんまで…そんなに僕と…

 

 

「分かったよ、僕ホロライブに就職する…料理係やるよ!」

 

 

「そうか…」

 

 

「〇〇!」ダキッ

 

 

はあとちゃんが僕に抱きついてきた

 

 

「〇〇…ずっと…ずっと一緒よ…?」

 

 

「うん…ずっと一緒だよ…はあとちゃん…」

 

 

「これで良し…か…それじゃ〇〇…早速明日から働いてもらうぞ…」

 

 

え…いきなり…?

 

 

「わ…分かったよ、頑張る」

 

 

明日からか…忙しくなるなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カランカラン「お帰りなさいませ!ご主人様!あ…今日から料理係になる方ですね!…それでぇ、はあとちゃんとどこまでいったんですかぁ?」

 

 

あれ…この子後半の台詞何でニヤケながら言ってくるの…?

 

 

「こんにちは、よろしくお願いします。どこまでって何も無いよ…?」

 

 

「それはいけませんねぇ?もっとイチャイチャしてくれないと…」

 

 

「あの…何か楽しんでない…?」

 

 

「いえいえ〜楽しんでませんよ〜」

 

 

絶対楽しんでる…

 

 

「あ、〇〇来たのね、こっちに作業着あるから来て」

 

 

はあとちゃんが僕を呼んできたので、その場所に向かう

 

 

バタン「〇〇!」ギュッ

 

 

扉を閉めた途端はあとちゃんが抱きついてきた

 

 

「これから一緒に働けるのね…」

 

 

「うん、そうだね…これからよろしくね?」

 

 

「えぇ…」

 

 

「うわぁ…あの二人とてもアツアツですよ?しぇんぱい…」

 

 

「そうだねぇ…甘々だねぇ…」

 

 

僕達が抱き合ってる現場を他のメイドさん達に見られた…

 

 

「あ…あぁ…いやぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

はあとちゃんの悲鳴が店内を包んだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから僕はホロライブの料理係になり、メイドさん達のお手伝いをするようになった。

自分で注文する時はそこまで気にならなかったけど、ここのメニューもなかなかな名前だなぁ…とか思ってしまった…

 

 

「オーダー入りまーす!メイドさんの萌え萌えオムライスお願いしまーす!」

 

 

注文が入った、さて…また今日も頑張りますか!

 

 

 

 

 

 

 

 




読んで下さりありがとうございますm(_ _)m
いかがだったでしょうか?
自分のイメージだとはあとさんはツンデレなイメージを持っております…
そんな彼女をデレさせるのはちょっと考えました…
ではでは、また次のお話まで失礼しますm(_ _)m
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