もしもロボ子さん(達)とそんな関係だったら 作:バタースコッチ
何故投稿が逆になったか?
この10月5日は、ホロライブ所属1期生の白上フブキちゃんの誕生日なのです。
あれ?お菓子前にもフブキちゃんの話書いたよな?って?
書きましたね…なので今回はフブキちゃんはフブキちゃんでも別のフブキちゃんを書きました。
意味が分からない?そんな方は是非お調べになってくださいませ…
自分は欲望出しながら小説を書くだけでございます…
ではでは、ごゆるりと…m(_ _)m
俺は白上○○、16歳の高校1年だ。
妹が1人と、両親の4人家族だ
妹の名前はふぶき、5歳だ。
よく「おにぃちゃん〜」って甘えてくる、可愛い妹なんだ。
「○○、そろそろ支度をしなさい」
そうだった、俺は今日学校に行かないといけないんだった…
今日は日直だから少し早目に家を出なければいけない
「おにぃちゃん…もういっちゃうの?さみしいよ…」
あぁ…可愛いなぁふぶきは…出来ればずっと一緒に居てやりたいが…学校休むのはダメなんだ…
「ふぶき、ごめんな…兄ちゃん学校行かなきゃだから…帰ってきたら遊ぼうな」
「うん…いってらっしゃいおにぃちゃん!」
さて、早く行こう…
学校まで半分の距離まで来た、実はこの近くに近道があるんだ…そこを通ればもっと早く着ける…使うか…
この近道は割と入り組んでるが、普通に進むよりは早く済む。
っと…そろそろ抜けるな…
キキーッ…ガシャン!
飛び出した俺と、自転車が激突した…
「痛っつつ…」
「おい貴様…死にたいのか?馬鹿なのか?急に飛び出してくるな」
自転車の持ち主であろうその女性は、辛辣な口ぶりで俺に言ってきた
「あ…悪い…急いでたからさ」
「フン…次から気を付ける事だな…死にたくなければ」
自転車の持ち主はそのまま自転車で去っていった…
「俺が悪いのは分かるが…ちょっと口悪くないか…?ふぶきにはあんな成長はして欲しくないな…」
そんな事をボヤきながら、俺は学校に向かった
「おーっす」
「あ、白上君おはよう」
「あぁ、夜空か…おはよう」
俺の挨拶に反応したのは隣の席の夜空メル、八重歯が出てて可愛い。
しょっちゅうアセロラジュースを飲んでおり、口から垂れていると血でも吸ったのか!?と誤解される時もあるらしい。
アセロラジュースで誤解されるってどんだけなのか…
「朝から疲れてるね…アセロラジュース飲む?あげるよ?」
「いや大丈夫、自分で飲みなよ」
「そう?じゃあ飲んじゃうね、ちゅぅぅぅぅ…」
夜空って見た目可愛いのにアセロラジュース飲む時何故か血を吸うみたいに見えちゃうんだよな…それがまた堪らない奴もいるとかだが…
俺か?まぁ可愛いとは思うが…トキメキは無いな…うん…
「白上おっはー、朝黒様に遭遇しちゃったんだね」
「あぁ…お前か…夏色」
こいつは夏色まつり、割とグータラやってる女子だ、よく俺の家に来てふぶきと遊んでる。
そして…何故か胸に対しての執着心が凄い、何故か?本人がぺった…どこかから殺意を感じた…止めとこう…
「んで?黒様って何だよ?」
「白上知らないの?黒上フブキ様、通称黒様だよ」
「フブキ!?妹と同じ名前なのか…へぇ…」
「あの方は同じ学年なんだけど、とても同い歳とは思えないんだよねー、威厳というか風格というか…凄いんよー、そして黒様に関わった人は皆…大変な目に遭うんよ」
「大変な目…?って何だよ?」
「さぁ?それは関わった人それぞれ違うらしいからねー、ドブに落ちる程度もあれば骨折したとかも…まぁ、白上も気を付けなー」
「あぁ…ありがとな…」
夏色から忠告を受けたが、やはりにわかには信じられない…何だよ大変な目って…
予鈴が鳴り、授業が始まる
俺はさっき夏色が言ってた事が気になり、授業に集中出来なかった。
昼休み、俺は食堂で昼食を摂ることにしてる
弁当を持ってくる事もあるけど、親はふぶきの世話もあるから無理せず食堂が楽って訳だ。
「今日は何食べるか…うどんも良いな…でもやっぱり定食か…」
「おばちゃん、日替わり定食」
「日替わり定食を頼む」
「え…?」
「む?貴様は…今朝自転車にぶつかってきた馬鹿ではないか」
ぶつかった俺が悪いのは分かるが、それでも馬鹿呼ばわりは癪に障るな…
「お前が…黒様ってやつなのか…?」
俺は少し躊躇いながらも聞いてみた
「ふむ…あまりその呼び名は好かんのだがな…そうとも、私が黒様こと、黒上フブキよ…」
「へ…へぇ…あの黒様がこんなべっぴんさんとはな…驚いたよ」
「フン…世辞などいらぬ…まぁ、私に関わらぬ事だ…」
黒様、いや…黒上フブキはそう言い残しその場を後にした
「はぁ…マジか、アレが黒様ねぇ…」
俺はボヤきながら定食を食べた
午後の授業は、とりあえず聞いてる感じで終わった
黒上フブキか…何か見た事あるような気がするけど…
放課後
「白上君、今日どこか遊びに行かない?」
「すまん夜空、妹迎えに行かなきゃいけないからパスさせてくれ」
「そっか…じゃあまたね!」
俺は夜空の誘いを断り、ふぶきの居る幼稚園に向かった
「すいません、白上ふぶきの兄ですが…」
「あぁどうも、ふぶきちゃーん!お兄ちゃんが迎えに来てくれたわよー」
「あ!おにいちゃーん!」ダッ
ゴスッ「お…おぉ…ふぶき、良い子にしてたか?」
「うん!ふぶきいいこにしてたー!」
「そっか、偉いぞ」ナデナデ
「えへへー」
「それじゃ、先生に挨拶して帰ろうか」
「うん!せんせー!さようなら!」
「はいさようなら、またね」
俺はふぶきと一緒に家に帰った、その帰り道…
俺達は黒上フブキを見かけた
「ねぇおにいちゃん、どうしたの?」
「ん?あぁ、何でもないよ、帰ろうか」
俺は何も見なかった事にして帰ろうとした、しかし
「おいおい、人の事見かけておいて何も無しか?貴様薄情だな」
「黒上…よ…よお、奇遇だな」
「そうだな、奇遇だな、む?そっちは……!?」
「あ!フブキちゃんだ!こんにちは!」
ふぶきは黒上に挨拶をした、そこは良い…だが、何で黒上の事を知っている…!?
「ふぶき、このお姉ちゃん知ってるのか?」
「うん!フブキちゃんはとおいしんせきのおねぇちゃんなんだよ!さいきんひっこしてきたんだって!」
「は!?親戚!?いや…俺は知らないんだけど…」
「しらないのもむりないよ、フブキちゃんずっとひきこもりさんだったらしいもん」
「お…おいふぶき…それ以上は…」
「フブキちゃんね、とってもかわいいんだよ!おへやのなかぬいぐるみでいっぱいなの!」
「へ…へぇ…ぬいぐるみ…ね…」
俺はいきなりの情報量に頭が痛くなった…黒上が親戚?それでいて引きこもりだった?更にぬいぐるみがいっぱい…そう考えると可愛く思えてきた…
「や…やめろ!そんな目で私を見るな!」
「いや…その…本当に親戚なのか…?」
「そ…そうだ…私は従姉妹にあたるな…うむ…」
マジか…これ学校で顔合わせる度に気まずいぞ…?
「そ…そうか…」
「う…うむ…」
重い…空気が重い…
「ねぇおにぃちゃん、フブキちゃんつれてかえろうよ!」
「え?ふぶき何言ってるんだ?」
「だめ?」
うっ…そんな顔しないでくれよふぶき…
「わ…分かったよ…黒上、お前さえ良ければ…来るか?」
「な…何を言うか…私は別に…」
「フブキちゃん、きてくれないの?」
ふぶき…そのつぶらな瞳はダメだ…可愛すぎる…
「うっ……分かった、では寄らせてもらう…」
こうして、黒上を家に招く事になった…
白上家
「ただいまー!」
「ただいま…」
「邪魔する…」
「おかえり、あら…?あなたは…」
「ど…どうも、黒上フブキです…」
「あら〜黒上さんのところの娘さんね!こんな綺麗になって…!」
「あ…あぅ…」
黒上は俯きながらモジモジしていた
「なんだ黒上、トイレ行きたいのか?」
「馬鹿者!そんなのでは無いわ!」
「○○…デリカシー無さすぎよ…息子ながらに悲しいわ…」
「おにぃちゃん…」
待ってくれふぶき…お前にも引かれたら俺は…
「とりあえず、上がって上がって!」
「お邪魔します…」
まぁ、とりあえず団欒からかな…
父帰宅後
「ガッハッハッ!そうかあの黒上さんとこの嬢ちゃんか!こんなに綺麗になったんだ、貰い手なんてわんさかだろうなぁ」
「い…いえ、そんな事は…」
さっきとは違って凄い大人しくなってるな…まぁ元引きこもりらしいし、仕方ないのか…?
黒上は両親の質問攻めに疲れていた、そりゃ久々に会うんだ、話を聞きたくなるのも分かるが…
「黒上、大丈夫か?」
「な…何…これしきの事…平気よ…」
痩せ我慢だ、実際黒上の顔は青くなってる。
何かごめんな、黒上…
「○○ー、フブキちゃんに泊まっていくように伝えてあげて、あちらの御両親には話つけてあるから」
「あぁ、分かった」
「おーい、黒上今日泊まっていけってさ、お前の両親にも話してるらしいぞ」
「何…?いや、私は帰るぞ」
「いやもう外暗いし…帰るの危ないぞ?」
「し…しかし…」
「フブキちゃん、いっしょにねよう?」
「うっ…」
「ダメ…?」ウルウル
ふぶき…いつの間にそんな技術を身に付けたんだ…5歳なのに恐ろしい妹よ…
「わ…分かったからそんな顔しないでくれ…泊まるよ…泊まるから…」
「わーい!やったー!」
とりあえず、良かったのか…?
「じゃあ、おにぃちゃんもいっしょにねよ!」
「え…?俺もか!?いやダメだろ…黒上も居るんだし…」
流石にダメだ…ふぶきだけならまだ寝れたが、黒上も居るんだ…難癖つけられるのもごめんだ…
「そ…そうだぞふぶき、私もこんな奴と一緒に寝るのは…」
「もぅ…フブキちゃんはだまってて!おにぃちゃんとはなしてるの!」
ふぶきが反抗した!?
え…初めてだぞこんなの…
「おにぃちゃん!いっしょにねるの!」
「ふぶき…ふぶきはまだ小さいから分からないかもだけど、ふぶきは女の子、黒上も女の子、俺は男の子なんだよ、本来は一緒に寝るのはダメなんだ…分かってくれ」
「うぅ…おにぃちゃんなんてきらい!」ダッ
嫌い…か…泣きそう…
「黒上…ふぶきの事…頼んだ…」
「あ、あぁ…その、大丈夫か…?」
「ん?大丈夫だが?」
「そうか…なら良いが…」
結果、俺はふぶきに嫌われた…が、一緒に寝るのは回避した
ふぶきは黒上と一緒に寝る事になった、俺は寝室で一人だ。
悲しくないぞ…?涙なんて…流してない…グスッ
(フブキちゃーん!にゃふー!)
(お、おい止めろふぶき…ちょっくすぐったい…)
楽しそうだなぁ…でも良いんだ、間違いなんて起きたら大変だからな…
いや、従姉妹と間違いなんて…ヤバいだろ…
「ん…今何時だ…?」
俺は何時の間にか寝ていた
ふぶき達は…楽しくやってたのかな…
「おはよう」
「おにぃちゃんおはよう」ムスッ
「おはよう白上」ゲッソリ
「お前ら…何があった…?」
起きて二人に挨拶したが、黒上は疲れてる様子で、ふぶきは拗ねていた…
「フブキちゃんすぐねちゃってつまんなかった…」
「いや…ふぶきがあったかくてだな…その…」
あぁ…そういう事ね
「ふぶきはあったかいからなぁ…寝ちゃうのも分かるぞ、うん」
「そうなんだよな!もうあったかくてな…最高なんだ…」
「あらあら、二人して凄い会話ねぇ…なーに?夜は楽しめたのかしら?」
黒上とふぶきのあったかさトークをしてると、母さんが来た、そこまでは良い…なんだよ楽しめたとかさ!?
「母さん…黒上は従姉妹なんだぞ…?間違い起きたらダメだろ…?」
「あら、従姉妹じゃなかったら間違い起きても良かったみたいな言い方ね?」
「なっ!?おい白上貴様…!」
「ち、違うわ!俺は例え話をしただけで…」
「おにぃちゃんとフブキちゃんかぞくになるの?そしたらいっしょにすめるね!」
ふぶき…何故お前はそんなにノリノリなんだ…?
「誰がこんな奴と家族になるもんか!?」
「そ…そうだ!俺だって流石に嫌だわ!」
「そ…それにそういうのはもっと段階をだな…」ボソボソ
「ん?黒上何か言ったか…?」
「何でもないわ!馬鹿者!」
何故いきなり罵倒されるのか…謎だ…
「はいはい、夫婦喧嘩はそこまでにして早く朝ご飯食べちゃって」
「「夫婦じゃない!」」
「「あっ」」
「息ピッタリじゃない」フフッ
俺と黒上は何も言えなくなった、言った瞬間また同じ事を言うかもしれないからだ…
何でこうなってしまったんだ…
今日は休み、普段ならふぶきと遊ぶんだが…
「フブキちゃーん!えへへ…」
「ふふ…かわいいな…」
黒上とふぶきが遊んでます、はい…俺は蚊帳の外です
まぁ、ほっこりするから良いんだけどさ
仕方ない…ちょっと作ってくるか…
「はーい!おやつの時間よー、今日のおやつはアップルパイよー」
「わーい!おやつー♪」ダッ
「あっ…」シュン
ふぶきは一目散にアップルパイに向かって行った、黒上は…少し寂しそうにしてるな…
「黒上、俺達も食べようぜ」
「う…うむ…」
「いただきまーす」アム
「「いただきます」」
「おいしいー!ママがつくったの?」
「それは○○が作ったのよ、ねぇ?○○?」
「ん?あぁ、まぁな…」
「おにぃちゃんありがとう!だいすき!」
はぅあ!ふぶきの大好きが…身体に染み渡る…
「む…確かにこれは美味いな…貴様やるではないか」モグモグ
「そりゃありがとよ…」モグモグ
「貴様本当に私と結婚するか?」ニヤリ
「んぐっ!?ゲホッゲホッ…何言ってんだよ!?」
黒上からのあまりにも唐突な事を言われ、俺は噎せてしまった
「なに、このような美味い物を食べれるなら…一緒に居ても良いかなと思っただけよ」
黒上は食べながらなのか顔がよく見えないが、微かに頬が赤らんでるようにも見えた。
「だ…だから俺はお前と一緒になる気は…」
「そうか?私は本気だぞ?」
黒上はそう言って、俺の頬に手をあててきた
「ば、バカ!止めろよ…」
「フフッどうした?顔が赤いぞ?」
こいつ…俺をからかって楽しんでやがる…
そうか、お前がそういうつもりならこっちにだって考えがあるからな…?
「分かったよ、じゃあ結婚するか」
「ほぅ?その気になったのか?」
「あぁ、でも俺達はまだ学生だからな、卒業してからになる」
「私は一向に構わんぞ?」
ここまでは大丈夫なのか、なら次で…
「じゃあ、先にキスでも済ましておくか、結婚するんだし普通だよな?」
「な…何…?」
「何を驚いてるんだ?俺達結婚するんだろ?」
「そ…それはそうだが…」
「ならキスぐらいで戸惑う事も無いだろ?」
「だ…だが…」
「ほら、するからな」
「え…ちょっ…」
俺は黒上のその後の言葉を聞かずに唇にキスをしようとした、が…
「こんちわー、ふぶきちゃん居ますー?遊びに来ましたー」
「あ!まつりちゃんだー!」
「ふぶきちゃんこんにちは、お兄ちゃんはどこかな?」
「おにぃちゃんこっちにいるよ!」
誰かが来たようだ、この声は…夏色か…?
ガチャ「あ、白上やっほー、遊びに来たよーって…あれ?何で黒様がここに居るん…?」
「よぉ…夏色…」
「…」
ヤバい…夏色にバレた…?
「ふーん…あ、ふぶきちゃん今日はお外で少し遊ぼっか?」
「うん!」
「じゃあ行こっか」
「お、おい夏色…」
「お幸せに」ニッコリ
夏色はそう言い残しふぶきを連れて出て行った…
これ言いふらされたらかなりヤバくないか…?
「く、黒上…?」
「…」カァッ
あ…ダメだ黒上の顔真っ赤になってる…
「おーい、黒上ー?黒上フブキさーん?」
「…ハッ」
「気付いたか、大丈夫か?」
「う…うむ…」
流石にこの状況でキスは…不味いだろうな…からかい過ぎたか…
「さて…ふぶきも行っちゃったしどうするかな…」
「キスをするのではなかったのか?」
「お前…本気か…?」
俺は冗談混じりのつもりだったんだが…
「何だ、貴様は本気ではなかったのか?腰抜けめ」
「なっ!?そこまで言うなら本気でするからな…」
俺は黒上を抱き寄せ、頬に手を触れ…キスを…
「ちょっ押すなって…撮れないだろ?」
「声大きいですよ、バレちゃいますから」
何か声が聞こえる…その方向を向くとそこには親父と、知らない男の人が居た…
「え…誰…?」
「父様!?」
え…?父様…?アレ黒上の親父さん!?
「やぁフブキ、どうだ?どこまで進展した?」
「あ、あの…その…」
「その様子じゃダメだったか…」
「ごめんなさい…」
え…何がどうなってんの…?
「やぁ白上君、私はこのフブキの父だ」
「あ、どうも…」
「さ、私達に構わずチュッとしてくれ」
「いや…何でカメラ持ってるんですかね…?」
「そりゃ娘と君のキスシーンを撮るためさ」
「何故…?」
「何故って…それが娘の願いだからね」
「と…父様!?」
願い…?俺とキスするのが…?
「もう良いだろうフブキ、隠す必要は無くなった」
「…」
「娘は引きこもりでね、今の高校に来るまではロクに話せない状態だった、だが高校で君を見た時に何か吹っ切れたみたいでね…」
「はぁ…」
「父様もう止めてくれ!」
「やれやれ…」
「黒上…」
黒上は顔全体が真っ赤どころか噴火しそうなくらいだった…
というか少し泣きかけてる…
「父様なんて…嫌いだ…うぅ…」
「おやおや…泣いてしまったか…白上さん、すいませんが私は一度帰ります」
「分かりました、俺も少し出ます」
俺の親父と黒上の親父さんは家を出て行った、俺はこの泣いてる黒上にどうすれば良いんだか…
「うっ…ぐすっ…」
「どうすりゃ良いんだよ…」
俺は困った、本当に困った、ふぶきはあまり泣かない子だったからあやさなかったし…
「なぁ黒上、そろそろ泣き止んでくれないか…?」
「…た」
「何?」
「貴様に…知られた…」
「知られたって何を?」
「私の願い…」
「あぁ、俺とキスしたいってやつか…」
しかし今時キスしたいが願いってなかなか…黒上って変わってるんだな…
「知られたく…なかった…」
「黒上…お前何でそんなにキスしたがるんだ?」
「…だから」
「え?」
「好きだから!貴様が!好きだから!」
「…はぁ!?」
唐突過ぎて何が何だか分からなかった、黒上が俺の事好き?信じ難いけど…泣いてるしな…
「引きこもってた時、話だけは聞いてた…その後、高校で見かけて話通りの人間だったって分かった…そこから何故か好きになってた…」
「…」
「何でだろうな…貴様を想ってるだけで心が満たされていた、それでも…一度で良いからキスをしてみたかったんだ…」
「黒上…」
「だがもう良いんだ、私の気持ちも知られてしまったし、もう諦め」
「黒上」
「え…?」
俺は黒上を抱き締めた、泣いてる顔を何時までも見たくなかった。
「や…止めてくれ、離してくれ!こんな事されたら私は…」
「良いんだよ、黒上…好きでいてくれて嬉しいから、俺は」
「白上…」
「ごめん、俺お前に結婚するか?って言われてドキドキした、その後に俺からキスしようとしたのはお前が慌てる様子が見たかったからだ、でも今は違う…本気でキスしたい」
「だ…ダメだ…」
「ごめん、後で存分に煮るなり焼くなり好きにしてくれ」
「あ…」
俺はそのまま唇にキスをした
どれくらいしたかは分からない、俺が離れようとすると黒上が唇を押し付けてきたから…
「…」
「…」
キスした後、俺達は無言になってしまった…
無理も無い、俺が半ば強引にキスしてしまったから。
「なぁ、黒上」
「フブキ」
「え?」
「フブキと…呼んでくれ…」
黒上は口を尖らせながらそう呟いた
「分かった、フブキ」
「何だ?」
「ありがとうな」
「何故貴様が礼を言うんだ、本来なら私が言うべきであろう?」
「こんな俺を好きになってくれたからだよ」
「…」
「なぁフブキ、お前はもう満足なのか?俺とキスして、それで満足しちゃったのか?」
「何が言いたい?」
「俺は…その先に進みたい、お前と…付き合いたい」
「白上…」
「ダメか…?」
「馬鹿者…ダメな訳…無いだろう?」ニコッ
黒上は、いや…フブキは、俺に笑顔を見せながらそう返した…
「おはよう」
休みが終わり、また今日から学校が始まる
本来なら行くのはダルい、けど今は…
「ほれ○○早くせんと置いて行くぞ?」
「待ってくれよフブキ」
「おにぃちゃん、フブキちゃんいってらっしゃい!」
「「行ってきます」」
フブキと一緒に登校出来るんだ、ダルいなんて言ってられないし、むしろ嬉しい…
急いで行こうとすると、服を引っ張られた
「ん?」
「その…少しだけ…手を繋ぎたい…」
「あぁ、良いよ」ギュッ
「あっ…すまぬな…」
フブキは照れながらもそう言った、俺もちょっと恥ずかしかったりするけど、表には出さないようにしてる
「さぁ行こうか、フブキ」
「あぁ、行こう…○○」
俺達が付き合って初めての登校、夏色にバレてる感あるから多分弄られるんだろうけど、もう気にしてられないからな…
もうドンと来いだ!
「なぁ○○、式は何時にするか…?」
「気が早いぞおい!?」
読んでいただきありがとうございますm(_ _)m
この話は誕生日で書いたものなので、次は本当に書かないかもです…
自分が本来書いてるのはロボ子さんのお話なので…
まぁ、誕生日の時は書くかもですが…
ではでは、また次のお話まで失礼します…m(_ _)m