もしもロボ子さん(達)とそんな関係だったら 作:バタースコッチ
そして今日は、バレンタインデーですね
自分ですか?男ですがあげる立場ですね
ダークマターのチョコを配りに…ふふふ…
まぁ冗談はこの辺にして、今回もまた誕生日小説になってます
今回書いた方は、悪魔の保健医、癒月ちょこ先生
ではでは、ごゆるりと…m(_ _)m
高校を卒業し、親の元を離れた僕は、一人暮らしを始めた。
始めたと言っても、ボロいアパートの一室を借りたに過ぎない。
ボロいだけあって、家賃は安い
僕が引っ越してきた地域は土地代が高いらしく、最初来た時は失敗したと思った。
でも運良くこのアパートを見つけ、借りる事が出来た。ボロいけど
僕がこの土地に引っ越してきたのには訳がある、その訳は…
大学に入ったからである
僕が大学に入ってからもう3年が経った
勉強のレベルも高く、何度か単位を落としかけた。
何とかここまで頑張ってやっていけていた矢先、物語は動き出す
「えー、産休に入られた桜先生に代わり、新しく保健医を招く事になりました。挨拶をお願いします」
校長先生の紹介で登場したのは、金髪美女だった。
男子は騒ぎ、女子は嫉妬の目をしていた
「皆様、初めまして、私癒月ちょこと申します。気軽にちょこ先生って呼んでくださいね、よろしくお願いします」
声を聞いた男子達は更に騒いだ、というより発狂した。
女子は…うん、知らない方が良いかもしれない
「えー、癒月先生には」
「ちょこ先生」
「…ちょこ先生には、保健の授業も担当していただきます」
一瞬黒いオーラ的なの見えたけど、気のせいだよね…?
教室に戻ると、話題はちょこ先生一色だった。
「ちょこ先生綺麗だよなー」
「毎日保健室通おうかな」
「食べられたい」
綺麗なのは認めるけど、毎日行くのはダメでしょ…後最後どうしたの?
「何よ男子達…ちょっと胸が大きいからってさ…」
「胸…」
「ムネ…」
女子達まで変な空気になってる、最後のはちょっと違う単語に聞こえるんだけど…
講義中もクラスはずっとソワソワしていた、と言うよりも男子達がソワソワしていた。
理由は簡単、授業が終わったと同時に保健室に行く為だろう…
「…であるからしてこの図式にはこの方式を当てはめてだな」
皆とは違うけど僕も早く講義が終わって欲しかった。
この講義が終わると昼食だからだ
まぁ、皆は保健室に行くからのんびり食べれると思うし
キーンコーンカーンコーン
「「「ウォォォォォォォォォ!」」」
チャイムが鳴ると同時に男子達は教室を飛び出して行った
皆お腹空かないのだろうか…
僕はのんびり食堂に向かい、昼食をとった。
後から聞いた話だけど、保健室に行ってもちょこ先生は居なかったらしい…
午後の授業はちょこ先生に会えなかったのがショックだったのか、全員落ち込んでいた。
放課後、僕は友人と近くのファミレスで軽く雑談していた。
話題は勿論、ちょこ先生
僕は保健室に行ってない組だから、話を聞いてるだけでちょっと楽しかった。
その後僕は友人と別れ、自宅に帰り少しの間仮眠をとった。
寝てる間に隣がバタバタしてた気がするけど、多分気にしたら負けだと思うから気にしないようにする。
思えば今日は変な一日だった、新しい先生に皆かき回されてる感じだった。
明日は休みだから、ちょっと出かけて気分転換しようかな…
目が覚めると時間は11時を過ぎていた、明らかに寝すぎた。
お昼は優雅にランチしたかったけど流石に無理になった
ふざけた事言ってないで、早く行かないと…
はい、という訳で到着したのがカフェ「スイート」、ここのスイーツが美味しいと評判なので来てみた。
中に入ると女子ばかり、男なんて僕だけだ。
それでも僕はここのスイーツが食べたい、だから来た。
昼食をとるはずが何でスイーツかって?
お昼よりも優先させたいと思ったから来た、ただそれだけ。
「いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ」
「ベリーベリーセットで」
「かしこまりました」
番号札を受け取り、席を探す
だが、どこも席が埋まっており、空きがない。
「あら?あなたは」
「?」
振り返ると、そこには癒月先生が居た。
「あ、昨日の先生」
「こんにちは、私の事はちょこ先生って呼んでいただけると嬉しいわ」
「いや、癒月先生って呼びます」
「あら、そう」
「癒月先生もここのスイーツを?」
「えぇ、ここのグランドショコラプディングが好きなの」
何か変な名前のメニューと思う方も居るだろう、要約するとプリンアラモードの全部チョコバージョンとでも思ってもらえれば良いだろうか。
チョコだらけだが、部分的にビターなとこもあるので美味しく食べれるんだとか
僕は頼まないけど…
僕が頼んだベリーベリーセットは至ってシンプル
ショートケーキが3つで、それぞれイチゴ、ブルーベリー、ラズベリーのソースを使っている。
上には勿論それぞれの素材を乗せてある、一つ一つのケーキがそこまで大きくないから、お腹も圧迫しないであろう。
スイーツは別腹と聞くが、僕は別腹じゃないから…
「そうなんですね、んじゃ僕はこれで…」
「待ちなさい、あなた席はあるのかしら?」
「え、いや無いですけど」
「私のところ、空いてるのだけど…良かったら一緒にどうかしら?」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
ただ同じ席でスイーツを食べるだけだ、やましい気持ちは無い。
癒月先生に案内された席は、外からも目立ちやすい位置にあった。
更にこのカフェは大学の付近にある、万が一在校生に見られたら僕の残りの学校生活に影響が出そうで怖い。
だが、もう一緒に座ると言ってしまった手前断れない
「さ、どうぞ」
「ども」
癒月先生に言われるまま、席に座る。
やはり目立つようだ、その理由が場所によるものか、男の僕が居るからなのか、はたまた別の理由なのかは知る由もない。
「お待たせしました、こちらご注文のスイーツでございます」
僕達が席に着いたタイミングで、店員がスイーツを持ってきた。
人気なカフェなのにこうも仕事が早いのは感心する
それでいて仕事も雑ではなくきっちりこなしている、これは確かに人気になるはずだ。
「さぁ、待ちに待ったスイーツですわ、早速戴きましょう」
癒月先生は早速一口食べる、途端に頬が緩んでいくのが目に見える
「とても美味しいですわ、甘味の中に微かにくる苦味、バランスが良いですわね」
「それは何よりかと思います」
僕も食べようと思う、まずはブルーベリーから。
…ふむ、酸味と甘味のバランスが良い。
これなら他の2つも美味しいのだろう
結論から言う、残りもとても美味しかった。
詳しい説明は省かせてもらうが、頼んで後悔はしなかったとだけ言っておく。
ちなみに、癒月先生は僕がブルーベリーを食べ終えた時に既に食べ終わっていた。
僕が食べてる間ずっとこっちを見つめていたが…
「ごちそうさまでした、では僕はこれで…相席ありがとうございました」
「どういたしまして、ではまた学校で」
僕達は席を立ち、店を出た。
までは良かったんだが…歩く方向が同じである
「…奇遇ですね、癒月先生もこっちに?」
「えぇ、私もこっちなのよ」
…まぁ、偶然なんてのは良くあること、どうせ次の交差点で別れるはず
「じゃあ、今度こそ…」
「えぇ、また学校で」
僕は癒月先生に別れを告げ、交差点を右に曲がる、が…癒月先生も右に曲がってきた。
流石にここまで偶然が重なるだろうか?
普通はこんなに偶然が起きるとは考えにくい
ふと、僕の頭に1つの考えが浮かんだ。
癒月先生が実はストーカーだったんじゃないかと
流石に考え過ぎだろうか…?
その後、3つの交差点も同じだった。
もう疑惑どころか恐怖すらあった、なので僕は1つの行動に出た。
ダッ
逆方向に全力ダッシュをした、いくら癒月先生でも女性、更にはヒールを履いているのだ、そう簡単には走れない。
結果、癒月先生と離れる事に成功した。
ダッシュを始めた直後、何か聞こえた気がしたが聞かなかった事にしておく。
大分遠回りになってしまったが、やっとアパートに着く事が出来た。
「はぁ、はぁ、やっと着いた…何であんなに曲がる方向一緒だったのか分からない…」
僕はそのまま部屋に入った、すると10分経たない内にドアを叩く音が聞こえてきた。
帰って来て早々休ませてくれない、まぁタイミングは待ってくれないものだ、仕方ないと割り切るしかない
「はーい、今開けます」
扉を開けるとそこは、癒月先生が居た
「あ、すいません先日隣に越して来た者…ですが…え?」
「癒月…先生…」
隣に引っ越して来た人はまさかの癒月先生だった
「あ、あー…あの…とりあえず、これどうぞ」
「あ、ありがとうございます」
住民の皆に配っていたであろう粗品を受け取るが、その後の話が続かない
「そ、それでは私はこれで…」
「あ、はい…また」
新任の先生が隣の部屋とは…何でこうなったのか分からない
「はぁ、学校の方が隣のお部屋に居るなんて…引越し先間違えたのかしら…?」
月曜日
隣の部屋のドアが開く音が聞こえる、やはり教師という役職上、早く学校に行くのだろう。
僕はもう暫くしたらになる、というか行くか迷う。
休みの日の事がもし教室に拡散されている場合、男子達に命を狙われるんじゃないかと思ってしまった。
案の定、クラスの一人からメールが来た。
内容は
○○、お前今日来たら血祭りになるぞ
だそうだ、この文面だけでお分かりいただけただろうか、既にバレテーラなのだ。
だがあまり休むのはいけない、単位落としてしまうと進級出来なくなってしまうのだ。
なので、朝からは行かない、午後から少しだけ行く事にする。
午後になった、今の時間帯だと皆昼だろうか?
いや、癒月先生の居る保健室に居るのかもしれない
とりあえず、今が行く時か…
「よぉ○○…待ってたぜ…?」
教室に入った途端、クラスの1人が僕に近付いてきた
「この写真、何が写ってる?」
クラスメートが僕に携帯を見せつけ、そこには僕と癒月先生が写っている。
「僕と…癒月先生だね」
「何か…言う事あるか?」
凄い笑顔で聞かれる、だが…目は笑っていない
「あの…さ、僕は別にそういうつもりじゃなくて」
「問答無用じゃー!」
癒月先生のせいで僕の大学生活、かなり変わってしまうかもしれない
普段の僕はあまり目立たず、ソツなくこなしていたのに…
学校から帰宅した僕は、全身ボロボロだった。
僕が来た事を聞きつけたクラスの連中が、僕を見つけるなり襲いかかってきたのだ。
とにかく、疲れが出たので少しだけ休む事にする…
午後22時頃だろうか、僕は突然目が覚めた。
何故覚めたか、それは隣がバタバタしていたからだ。
きっと癒月先生が帰って来たのだろう、遅くまでお疲れ様だ
ドンドン
「ん…?はーい」
こんな時間に誰だろうか、僕はドアを開ける
ガチャ「こんばんは、ちょっと付き合って下さらないかしら?」
そこには酒を片手にドアに手をかけてる癒月先生が居た。
「どうしたんですか?癒月先生、お酒なんて持って」
「せっかくだから一緒にと思って」
「はぁ」
なんとも腑抜けたような声を出したと思う。
とりあえず癒月先生を部屋に招き、飲み始めた。
のだが…
「んっ…んっ…はぁ…♡」
飲む度にこんな色っぽい声を出すのだ、飲んでるこっちまで変な気持ちになっていく。
というか癒月先生、明日も仕事なのに酒瓶換算で3本も飲んで大丈夫なのだろうか…?
僕はあまり飲めない為、烏龍茶を飲んでる
「癒月先生、飲み過ぎでは…?」
「○○様…飲まなきゃやってられないのよ…?」
「でも飲み過ぎだと思うんですけど…」
それに何故か様付けだし、かなり出来上がってるような気がする
「うるさいですわね…飲んでない方に言われたくありませんわ!」
癒月先生は怒声を上げながら酒を更に飲んでいった。
部屋に招いたの失敗だったのかもしれない…
「うぅ…私だって…私だって…!幸せになりたいわよぉ…」
酒を飲み始めて2時間、かなりのハイペースで飲んでいた為か顔が凄く赤くなっている。
更には泣きながら飲んでいる、泣き上戸ってやつなんだろうか?
「…」ゴクゴク
「ちょっと○○様?聞いてますの?」
泣き上戸に絡み酒もある様子だ、非常に厄介だ…
「ちゃんと聞いてますよ、大丈夫です」
「他の先生方から、独身なんですか?結婚しないんですか?って言われるの…本当に辛いのよ…私だって結婚したいわよ…でも相手が見つからないのよ、チヤホヤされるのも歳下の学生ばかり、でも皆が見てるのは…うぅ…」
そこまで言うと癒月先生はまた泣き始めてしまった。
「何ででしょうね?世の男性ほっとかない気がするのに」
「そうよ!私はこんなにも綺麗で!艶めかしくて!ボンッキュッボンなのよ!なのに何でよー!」
あー…分かった、癒月先生残念系な人なんだ
普段隠してるんだろうけど、もしかしてバレてる節でもあるのだろうか…
その後、更に2時間も癒月先生は飲み続けた。
流石に時間もマズかったから、必死に止めてお開きにしたんだが…
「すー…すー…」
「どうしよ、癒月先生寝ちゃったよ…」
部屋に戻ってもらおうとした矢先、癒月先生は机に突っ伏しながら寝てしまった。
「癒月先生ー…部屋に戻りましょう…?」
「結婚…したいわよ…」
ダメだ、もう完全に寝てる…
このまま寝かすのもアレなんだが…
「毛布だけ掛けとくか…癒月先生おやすみなさい」
僕は毛布を癒月先生に掛け、そのまま就寝した。
午前3時半
「ん…寝ちゃってたみたいね、うぅ…寒いわ…布団に入らなきゃ…あら?今日の布団と抱き枕は暖かいわね…よく寝れそうだわ…」
この時癒月先生は忘れていた、その部屋は○○の部屋であり、抱き枕と思い込んでる物は○○だという事を…
午前8時
「んー…ふわぁ…それなりに寝れたか、けど何か動けない?何で…って!?」
目が覚め身体を起こそうとするも、身動きがとれない○○は驚愕した。
癒月先生が自分の布団に入り込んでいたからだ
「ちょっ待っ…」
僕は急いで布団から離れた、癒月先生が抱きついていたのでそれも振りほどいた。
「な、何がどうなってるんだ…」
「ん…騒々しいわね…あら?私の部屋じゃない…?」
「あ、癒月先生おはようございます…」
「おはようございます、何で私はあなたの布団で寝てたのかしら?」
僕は知らないぞ、癒月先生に毛布掛けてそのまま寝たんだから…
癒月先生が自分で布団の中に入ってきたとしか思えない。
「僕は何もしてませんよ」
「…本当に?」
「何で自分の通ってる教師に手を出さなきゃいけないんですか…」
「それは…私が魅力的だったから襲ったとか?」
※この小説は健全な小説です、変な展開は期待しないで下さい
「そりゃ癒月先生は綺麗だし魅力的だとは思いますが、襲いませんよ」
「…私をそういう目で見てなかったのに、そういう風に言ってくれるのは嬉しいわね///」
言葉を間違えたのだろうか、癒月先生凄い照れてる…
「あっいけない…出勤の準備しないと間に合わなくなるわ…」
「あー、時間的に危ないですね」
「あなたも早く準備しなさい、遅れるわよ?」
癒月先生は酒瓶を片付けた後、急ぐように部屋を飛び出して行った。
(普段言わない方があんな事言うのは…ドキッとするわね、あれがギャップ萌えなのかしら…)
その日を境に癒月先生からの絡みが多くなった気がする。
それに、部屋も隣同士だから余計に…
僕と話す時いつもニコニコするようにもなった、何故なのかは僕にも分からない。
仕事の愚痴も聞くが、辛いような表情は一切なく話してくれる
(仕事の話を生徒にして良いのか疑問だが)
癒月先生と話してると僕の方も楽しくなってくる。
それに…何かドキドキもするようになった
もしかして僕は…癒月先生に…
「ちょこ先生、今日時間あります?」
「あ、茶羅先生…いえ、今日はちょっと…」
この茶羅先生、凄くチャラい事で有名
女性教師に次々と絡んでいくらしい
「ちょこ先生毎回断るじゃないですかー、もういつ空いてるのか教えて欲しいぐらいなんすけど」
(この人苦手なのよね、絡みたくないのよ…絡むなら○○様が良いわ…)
「はー…マジしらけですわ…」
茶羅先生は愚痴を零しながら去って行った、しかしその様子を見る者が一人…
「癒月先生…」ズキッ
(癒月先生と茶羅先生が話してるのを見ただけで、胸が苦しくなった…やっぱりこれは…)
その日の夜、癒月先生はまた僕の部屋に来た。
この光景はもう日常茶飯事になりつつある。
「今日もお疲れ様、成績の方はどうかしら?」
「…まぁ、それなりに」
癒月先生と話すのは楽しいはずなのに、今日は楽しめてない自分が居る。
理由はきっと、昼間見たあの光景…
「どうかしたの?何か元気無さそうね」
「いえ、元気ですよ」
「…そう、なら良いのだけど」
だが実際元気が無いのは事実、元気を出そうにも昼間のを思い出してしまう…
「今日は、僕もお酒飲みます」
「珍しいですわね、普段は飲まないのに」
「…まぁ、たまには」
今は飲まないと辛いのかもしれない、それに…酒を飲めば…
「グイッ…グイッ…ぷはっ…あぁ…」
「○○様…飲み過ぎですわよ?」
「これくらい…大丈夫ですよ…」
あの時と状況が丸っきり逆な感じになってしまってるが、僕は大丈夫だ…今は、飲まなきゃ…
「グイッ…グイッ…グイッ…グイッ…」
「もう止めなさい、それ以上は危ないわ」
「止めないでください!僕は…僕は…!」
「ダメよ、自分を大事にしなさい?」
癒月先生は必死に止めてくれる、でも僕は飲むのを止めない。
それから1時間、僕は飲み続けた
元々そんなに飲まない方だ、酒の回りは早かった。
「う…うぅ…」
「もう…本当に飲み過ぎよ…?もう今日は横になりましょ?」
「癒月先生…僕は…」
言うなら今しかない、酒の力を借りるというあまり良くない方法だが、普段言えない事を言うにはこうするしか無かった。
「僕は…先生が…好きだ!」
「えっ…!?」
「最初は別に、好きじゃなかった…皆が騒ぎ立てる中、僕だけは凄い冷静になるぐらいに」
「隣の部屋だった時も、厄介事としか思えなかった…でも、ずっと話してく内にどんどん…楽しくなっていった」
「何時の間にか、話してる時が幸せに感じるようになった、胸がドキドキしてきたんです、茶羅先生とのやり取りも実は見てました…それを見ただけで、胸が凄く締めつけられた…」
「○○様…」
その後も僕は内に秘めた想いを全部吐露した、癒月先生は黙って全部聞いてくれた。
決して笑わず、最後まで…
「…僕の想いは、貴女に届きますか?」
全てを言った今、後悔が多少あった。
これで拒絶でもされようならこの部屋に住み続けるのも辛いからだ
下手したら大学にも行けなくなるかもしれない
「もう…私が言いたい事まであなたが纏めて言っちゃってるようなものじゃない」
「え?」
「私も、自分の美貌には自信があるわ、それなのにあなただけは私に無関心だったわね。カフェの後にあなたが隣の部屋の方と知った時も引っ越し先間違えたと思ったわ、それでも一緒に飲んでる時、少しずつ楽しい時間に変わっていった。最近じゃ学校で生徒様や先生方の相手よりあなたの相手の方がとても楽しかったりしてたわ」
「癒月…先生…」
「あなたと過ごす夜の晩酌、とても…とても楽しくて素敵な時間だわ、これからも…ずっとあなたと一緒に居たい」
「私も、あなたが好きよ」
癒月先生も…僕を好き…?
胸の鼓動が…より早くなってきた…
「癒月先生…ってうわっ!」
立ち上がろうとしたら酒の回りが酷いのを忘れていた
そのまま癒月先生を押し倒すような形になった
「あら…気持ちを伝えた途端これ?随分積極的ね…?」
「あ…違…これは…」
「ふふふ…可愛いわね…本当に」ギュウ
凄い体勢で抱きしめられてる、自分の鼓動が癒月先生に聞こえてるんじゃないかって思うぐらい強く抱きしめられてる。
癒月先生は、あちこちが柔らかくとても甘い匂いがする…
「本当に、私の事好き?」
その言葉は、微かに声が震えていた
「はい、好きです…大好きです」
「…っ!私、嫉妬深いですわよ?」
「僕だって、結構ジェラシー感じる人間ですよ」
それを聞いてから癒月先生の力がより強まった、そろそろ痛みがきてるが、それ抜きにしてこのまま時間が止まっても良いと思える。
「じゃあ…癒月先生、じゃなくて…ちょこって…呼んで…?」
「そ、それは…」
「ダメ…かしら…」
寂しそうに呟くその言葉は、僕の胸を締めつけるには充分だった。
「ちょ…ちょこ…先生」
「もう、呼び捨てでも良いのに」
「そこは…学生と教師ですから」
その後、お互い気持ちを伝えあった2人は一緒の布団で一夜を明かした。
主に、ちょこ先生に抱き枕にされてただけだったが…
翌日
「良いですかちょこ先生、学校内では癒月先生って呼びますからね?これは付き合った事を悟られない為ですから」
「分かってますわ」
「では、ちょこ先生が先に行く番ですからね、行ってらっしゃい」
「むー…」
行ってらっしゃいと言った後、何故かちょこ先生はむくれていた。
「ん?どうしました?」
「ー…」
「え?なんて?」
「行ってきますのチューして欲しいの!」
チュー…付き合って初日にハードル高くないですか…?
「あの…チューはちょっと…」
「あなたがしてくれないなら私からしますわ!」
ちょこ先生は僕を掴み、そのまま胸元に引かれた。
「えっ…ちょこ先生…?んっ!?」
「はぁむ…チュッ…」
僕のファーストキスは、ちょこ先生から襲われるような形で奪われました…
「チュッ…チュッ…」
「んー!んー!」
「ぷはぁ…ご馳走様」ペロリ
「あ…あぅ…」
「では、行ってきますね」バタン
ちょこ先生は満面の笑みで出勤して行った、あの様子じゃその内バレそうでちょっと怖いが…
学校内では教師と生徒、部屋の中では恋人同士
この関係をバレずにやるのはかなり大変だろうけど、残り1年と少し頑張れば卒業、晴れて表立ってちょこ先生と一緒に歩けると思うと頑張れる。
そして何時かは…けっ…結婚…出来れば良いな…
読んでいただきありがとうございます
この方は一日に配信する回数も他の方より多く、とても有意義な時間を過ごせると個人的に思っております。
たまに(割と)ちょっぴりおやぁ…?な事もあったりですが…
もし興味持たれましたら、幸いです。
ではでは、また次のお話まで失礼しますm(_ _)m