「ただいま。つかれた~」
明日は隊長の家へ行くのか。隊長自体化け物なのに娘二人と来たら、二人とも化け物並みなんだろうな。←(化け物が言うセリフじゃない)
隊長はああ見えても、防衛軍のリーダーだし、地位もそれなりに高い。はぁ、どう接すればいいんだろう。
まあいいや。とりあえず永琳の夕食でも食ってから考えよう。
「お、今日もうまそうだな」
「あら、お世辞でも嬉しいわよ」
「いや、お世辞じゃないんだが」
本当にお世辞じゃないんだけどな。
っと、気がつくと朝になっていた。
え?展開が早い?しょうがないじゃん。作者がめんどくさがってるし。と、誰に言っているかわからないことを呟いていると、
「部下のほうが早いとかそろそろ隊長も年貢の納め時かなー。」
なんて馬鹿げたことを言っている山本勝介と、
「こら、失礼なこと言うな。どうも、隊長。」
と、礼儀正しく挨拶こっちは片霧彩夏。
自分は二人の私服姿を見るのは正直初めてなのだ。
だからちょっとだけいつもと違う感じがしたのは気のせいだろう。
10分位雑談をしていると、
「おーい、待たせたな。」
「本当ですよ、何分待ったと思うんですか?」
「いや~すまんすまん。つい寝坊しちゃって。 テヘペロ」
正直、男がやっても気持ち悪いと思うだけなのだが。
「そうだ、防衛隊長、さっさと家に行きましょうよ。子供が待っていますよ。」
意外にもフォローを出したのは勝介だった。これは裏がある。そう直感で感じ取った。
「お、そうだったな、ついてきてくれ。」
そういって防衛隊長の後をついていく。途中、「どんな可愛いい子なんだろう。」と、何やら危ない発言も聞こえたが、そこはあえなくスルーした。
「うゎーでけーーーーーーー。」
この世界に来てから何度目になるであろうこの言葉。
「さあ、紹介しよう。私の妻の彩有里だ。」
「どうも、紹介からあったように今人の妻の彩有里です。」
なんともまぁ、とても30歳後半には見えない若さ。勝介なんかもう鼻の下伸ばしているし。
「どうも、防衛軍第5軍隊長の如月蒼夜です」
「へぇ、あなたが?」
ん?何で知っているんだ?
「よくこの人から話されるんですよ。期待の新入りです。」
「いや、まだまだですよ。」
「うふふ、謙虚なのね。」
そうかなー。
「まぁ、とりあえず今日君たちに教えてほしい娘たちだが、ちょっと待っていてくれ。」
それから数分待つと、ドアが開いた。
「紹介しよう。自慢の娘、依姫と豊姫だ。」
そう言って出てきたのは、薄い紫色の髪の子と、金髪の子だ。おそらく薄い紫が依姫、金髪が豊姫だろう。
「こんにちは、今日教えていただく依姫です。」
「こんにちは。豊姫です。よろしくお願いします。」
と、両方とも礼儀正しい挨拶をくれたのでこちらも返そうとしたのだが、
「やぁ、君が依姫ちゃんと、豊姫ちゃんかい?いい名前だ。僕の名前は山本勝介。今日君に手取り足取り教えに来た先生だ。」
・・・・・・・・・・いきなり性格の変わったイケメン気取りの勝介がすごい勢いであいさつしていた。