魔法少年ガンダム☆ブレイカー   作:鈴野宗一ノ介

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原作に入った途端、するする書ける・・・!

今回は、どのモビルスーツを出すか迷いました。
ではどうぞ。


十話ブレイカー!

『誰か・・声・・・力を・・・』

 

ん?何だ・・・?

夢の中で声が聞こえる・・・力?

いったい・・・なんなんだ?

 

それきり声は聞こえなくなってしまい、俺も朝まで意識を起こすことは無かった。

 

 

 

 

 

    ~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

「なのはも聞こえたのか?」

 

「うん。私の場合は、はっきりと夢として見えたの」

 

朝、学校に着き、なのはとすずかとアリサに声のことを話してみた。

するとなのはだけは、同じものを聞いたらしいのだ。

 

「男の子が、何かと戦ってたの。倒したみたいなんだけど、その子も倒れちゃって。『誰か僕の声を聞いて。魔法の力を貸して』って言いながら・・・」

 

魔法の力、ね・・・ひょっとして始まるんだろうか。とうとう・・・

 

「なのは、プリティアの見過ぎじゃないの?」

 

アリサがそう言うと、なのはは顔を真っ赤にして、

 

「ち、違うよ!今は見てないの!」

 

「この間なんか、プリティアの変身グッズ見てショーウィンドウに張り付いてたじゃない」

 

「・・・あ、あれはただのプリティアじゃないの!新シリーズの『ふたりはプリティア ShiningStar(シャイニングスター)』なの!」

 

「見てない私達からすると、大して変わらないんだけど・・・」

 

すずかが苦笑しながらそう言う。

 

「まあとにかく、夢は夢ってことで。それじゃあもうすぐチャイム鳴るし、席に戻るか」

 

 

 

 

 

    ~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

放課後。

今日は俺以外みんな塾があるようで、俺達はいつもと違う道を通っていた。

 

「あっ!」

 

急になのはが止まる。

 

「どうしたなのは?」

 

「あ・・・ううん。なんでもない」

 

そうして再び俺達は歩き出した。その時、

 

『助けて!』

 

「「!?」」

 

俺は何か声が聞こえた。表情から察するになのはにも聞こえたのだろう。

 

「今、何か聞こえなかったか?」

 

「え、別に?」

 

「何も聞こえなかったけど・・・?」

 

聞き間違いか・・・?俺となのはが2人とも?

 

『助けて!』

 

「やっぱり聞こえる!」

 

なのはは駆け出す。俺もそれに続き、それを見てアリサとすずかも走りだす。

 

「あっ!」

 

「こいつは・・・」

 

そこにいたのは、イタチ(フェレット?)だった。

肌色のような毛並で、首に赤い石が付いた首輪をしている。

 

「どうしたのよなのは?急に走り出したりして・・・」

 

「見て!」

 

「動物?怪我してるみたい!」

 

「ど、どうしよう・・・」

 

「落ち着けってなのは。俺達じゃどうしようもないから、この近くの獣医さんのところへ行こう」

 

俺達はそいつを抱え、動物病院に向けて走り出した。

 

 

 

 

 

「怪我はそこまで酷くないけど・・・随分と衰弱してるみたいね。ずっと一人ぼっちだったんじゃないかな」

 

「院長先生、ありがとうございます」

 

俺達は揃ってお礼を言う。

 

「いいえ。どういたしまして」

 

「先生、これフェレットですよね?どこかのペットなんでしょうか?」

 

アリサがそう尋ねると院長先生は少し困ったような顔をして

 

「フェレット、なのかな?変わった種類だけど・・・それにこの首輪についてるのは・・・」

 

その時、フェレット(仮)が目を覚ます。

そして、俺となのはを交互に見る。

 

「なのはちゃんと誠太郎君が・・・」

 

「見られてる・・・?なのは、指、出してみたら?」

 

「う、うん・・・」

 

なのはは恐る恐る指を出してみる。するとフェレットがそれを舐めた。

そうした途端、再び倒れてしまう。

 

「しばらく、安静にした方がよさそうだから、とりあえず明日まで預かっておこうか?」

 

俺達はその提案をありがたくお願いすることにした。

俺達は明日また見に行こうと、決めたのだった。

 

 

 

 

 

    ~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

その日の夜。俺は晩飯を食っていると、

 

『・・・えますか?僕の・・・か?』

 

「?なんだ?変な声が・・・」

 

<セイタロウ!マリョク!>

 

「ハロ、どうした?喋っていいぞ?」

 

<この近くに魔力反応がある!>

 

「魔力反応?ってことはまさか・・・!」

 

<うん!原作が始まったんだ!>

 

 

 

「な、何?いったい何なの?」

 

なのはが声を聞いて駆けつくと、そこには名状しがたい黒い何かがいた。

それが何なのかはまったく分からない。けれども、とてつもなく嫌なものだと感じる。

そしてそこから、放課後に助けたフェレットが飛んでくる。なのははそれを受け止めた。

 

「来て・・・くれたの?」

 

「喋った!?」

 

「お願い。君には資質がある!僕に少しだけ力を貸して!」

 

「資質?」

 

「僕はある探し物のためにここではない世界から来ました。でも、僕一人の力では思いは遂げられないかもしれない。だから、迷惑だとわかってはいるんですが、資質を持った人に協力して欲しくて。お礼はします!」

 

「いや、そんなこと言われても・・・」

 

その時。黒い何かがなのは達の方を向く。そして、そのまま襲い掛かってくる。

 

「えっ!?い、いやぁぁあああ!!!」

 

 

 

 

 

 

「当たれぇぇぇぇええええ!!!」

 

 

 

 

 

 

その時、一つの光の筋が降り注ぐ。それによって黒い何かは怯む。

俺はその場に降り立った。

 

「大丈夫か!なのは!」

 

「せ・・・誠太郎君!?その格好は!?」

 

今の俺は、フェイズシフト装甲の白い身体に、右手にラケルタ・ビームサーベル、左手にルプス・ビームライフルを持ち、

そして何よりも目立つのは、『自由』を象徴するその青い翼(ウイングバインダー)・・・

 

そう、形式番号ZGMF-X10A フリーダムガンダムになっていた。

 

「話は後だ!俺はこいつを何とかする!フェレット!今のうちにやることあるなら終わらせろ!」

 

「は、はい!」

 

よし!さあて後は・・・

 

「お前の相手はこっちだよ」

 

俺はそいつと相対した。

 

 

「彼方誠太郎・・・フリーダム、行きます!ってね」

 

 

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