魔法少年ガンダム☆ブレイカー   作:鈴野宗一ノ介

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今回、とあるチート機体が登場します。
これは堕落天使様のご提供で出させていただきました!ありがとうございます!


十八話ブレイカー!

向かった先には、木のようなジュエルシードの怪物が居た。

 

「でかいな・・・なのは、いくぞ。ユーノは結界を頼む」

 

「うん!任せて!」

 

「う・・・うん」

 

何だかなのはの元気が無いような・・・気のせいか?

 

「セットアップ!」

 

<セットアップ!>

 

今日の俺は、赤と白のカラーリングの身体に大きな翼。

この翼の中には、無数のファンネルが搭載されていて、さらにこの機体はモビルアーマー形態にも変形が可能である。その姿はまさに・・・不死鳥。

 

そんな機体・・・GGF-001 フェニックスガンダムの姿になっていた。

 

いつの間にか、作れるガンダムのパーツの中にあったんだが・・・誰かがプレゼントしてくれたんだろうか?なんて、そんなサンタクロースじゃあるまいし・・・っと、今はそれどころじゃねえか。

 

「それじゃあさっそく・・・フェザーファンネル!」

 

俺の翼から大量のファンネルが飛び出していく。

これは翼に搭載されているオールレンジ兵器。これ・・・作るの大変だったんだよなぁ・・・

 

「当たれぇぇぇええええ!!!」

 

無数のフェザーファンネルからビームが出て、ジュエルシードの怪物のあちこちに命中する。

それを喰らいつつも、怯むことなく根っこのような物を伸ばしてくる。

 

「くっ・・・」

 

それをビームサーベルで弾く。切れねえな・・・あれ。

ジュエルシードの怪物にしては、強い・・・!

 

「なのは!援護を・・・なのは?」

 

ふと見ると、なのははまだセットアップすらしていなかった。

 

「お、おいなのは!」

 

なのはは俯いたまま返事がない。

 

「誠太郎!なのはが・・・!」

 

「なのは!しっかりしろ!」

 

「・・・っ!?レ、レイジングハート!」

 

今気が付いたかのようにセットアップをするなのは。

いったい何が・・・?

 

「あ、あの、誠太郎君・・・」

 

「とりあえず事情は後で聞く!いいか、俺が全力の攻撃をあいつに叩き込むから、それを援護してくれ!」

 

「わ、わかったの!」

 

「よし!それじゃあ、いくぜ!」

 

俺は変形してモビルアーマー形態になる。鳥のような姿になった俺は空を滑空し、怪物の上空で止まる。

途中根っこのような物で攻撃をしてきたが、それはなのはが弾いてくれた。

 

「バァァニングゥゥ・・・ファイアァァァアアア!!!」

 

翼から炎のようなエネルギーが身を纏い、俺は本当の不死鳥のような姿になる。

そのまま怪物に向かって突撃する。

 

「グゥゥ・・・ガァアアアア!!!」

 

それをまともに喰らった怪物は悲鳴をあげながら倒れる。

 

「なのは!封印だ!」

 

「うん!」

 

なのはがジュエルシードを封印する。そこから、2人の男女が現れる。

あれは・・・さっきのサッカーチームのキャプテンとマネージャー?あの2人が、このジュエルシードに願ったのか?まぁ、大事は無さそうで良かった。

 

これで一件落着・・・と言いたいが。

 

「・・・ひでえなこりゃ」

 

辺りの被害が尋常ではない。地面はボロボロだし、植物も吹き飛ばされている。おそらく、俺達が来るのが遅かったからだろう。

フェザーファンネルの攻撃は、全弾命中していたが、もし外れていたらこれ以上の被害だった。

 

「とりあえずここはずらかるしかない・・・」

 

直せるのなら最高だが・・・あいにく俺もなのはもユーノも、それは出来ない。

 

「なのは!」

 

「あ・・・うん」

 

 

 

 

    ~~~~~~~~~~

 

 

 

 

「ふぅ・・・」

 

しばらく走って一休みする。なのはは相変わらず元気が無いままだ。

 

「さて・・・なのは」

 

俺がそう言うと、なのはは身体をびくっとさせる。

 

「いったい何があった?」

 

「・・・・・・・・・」

 

だんまりか。まぁ、怒られると思ってるのかもな・・・

 

「ふぅ・・・なのは、頼む。教えてくれ。お前が悩んでいるのを見ると、俺も辛いんだ。どうしてもそれは・・・言えない事なのか?」

 

「そ、そんなこと・・・ないの」

 

「じゃあ、言ってくれ」

 

多少強引だったが、これで話してくれるはず・・・

 

「・・・私、知ってたの」

 

「何を?」

 

「さっきのジュエルシードを、あのキーパーの人が持ってるの」

 

「そうだったのか・・・それで、予め止められたのかもしれない今回の事を、気にしてたんだな」

 

「・・・うん」

 

そうか・・・それは確かに、やっちゃいけないことだったな。

 

「なのは」

 

「なに・・・?」

 

ごつっ

 

俺はなのはの頭に向かって一発拳骨をかます。

 

「~~~っ!?い、痛いの!」

 

「これでチャラだ。今回は怪我人とかは出なかったし、次頑張るってことで。今のはそれを忘れるなっていう意味での拳骨だ」

 

「で、でも・・・!」

 

「ある人が言ってたよ。『殴られもせずに一人前になった奴が何処にいるものか!』ってな。これはそう言うことだよ」

 

人が怒るときに殴るのと、叱るときに殴るっていうのは意味が違うと俺は思ってる。

怒りのまま殴るのと、教えたい事があって殴るのでは、全く意味が違うからな。

・・・まぁ、あの人は怒りのまま殴っていたような気もするけど。

 

「次同じ事やったら、こんなもんじゃないけどな。反省したなら次に生かせよ」

 

「・・・うん。わかったの」

 

「そうだな・・・ユーノから何か言える事があるんじゃないか?」

 

「え?ぼ、僕?」

 

ユーノはいきなり自分の事を言われて驚く。

 

「ええっと・・・なのは。今回の事をなのはがいつまでも悩んでいると、僕としても、その・・・辛いっていうか・・・元々は僕のミスだったわけだし・・・」

 

「あ・・・」

 

「だから、その・・・友達には、頼って欲しいっていうか・・・」

 

「そういうことだ。今のお前は、来たばかりの頃のユーノと同じだよ。自分の失敗をいつまでも一人で引きずったままだ」

 

「うん・・・」

 

「失敗から学べ。ユーノもそう思ってるだろ?」

 

「う、うん。友達になってくれたんだから・・・遠慮なんてしないで、相談してくれればいいんだよ」

 

なのはは、見かけたなら俺かユーノにでも一声かけてくれればよかったんだ。

それを怠ったから、こうなってしまったんだ。

 

「うん・・・ありがとう」

 

「よっし!それじゃあ今日は・・・帰るか!」

 

「せ、誠太郎君!ユーノ君!」

 

「「ん?」」

 

「私・・・!これから先、軽い気持ちじゃなくて、もっと真剣にジュエルシード集め、頑張るの!今日の事は、その甘えから来たと思うから・・・」

 

おいおい・・・こいつ本当に9歳児か?

言ってる事が9歳児のそれじゃねえぞ?

 

「ありがとうなの!それと・・・ごめんなさい」

 

・・・まぁ、そんな事はいいか。

俺達はこれからも・・・いや、これ以上に頑張るだけだ。

なのはの顔を見て、俺はそう思った。




もともとGジェネで知ってはいたんですけど、調べてみて改めてその強さに唖然としたこの機体。
めちゃくちゃ強いですね~。

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