これは堕落天使様のご提供で出させていただきました!ありがとうございます!
向かった先には、木のようなジュエルシードの怪物が居た。
「でかいな・・・なのは、いくぞ。ユーノは結界を頼む」
「うん!任せて!」
「う・・・うん」
何だかなのはの元気が無いような・・・気のせいか?
「セットアップ!」
<セットアップ!>
今日の俺は、赤と白のカラーリングの身体に大きな翼。
この翼の中には、無数のファンネルが搭載されていて、さらにこの機体はモビルアーマー形態にも変形が可能である。その姿はまさに・・・不死鳥。
そんな機体・・・GGF-001 フェニックスガンダムの姿になっていた。
いつの間にか、作れるガンダムのパーツの中にあったんだが・・・誰かがプレゼントしてくれたんだろうか?なんて、そんなサンタクロースじゃあるまいし・・・っと、今はそれどころじゃねえか。
「それじゃあさっそく・・・フェザーファンネル!」
俺の翼から大量のファンネルが飛び出していく。
これは翼に搭載されているオールレンジ兵器。これ・・・作るの大変だったんだよなぁ・・・
「当たれぇぇぇええええ!!!」
無数のフェザーファンネルからビームが出て、ジュエルシードの怪物のあちこちに命中する。
それを喰らいつつも、怯むことなく根っこのような物を伸ばしてくる。
「くっ・・・」
それをビームサーベルで弾く。切れねえな・・・あれ。
ジュエルシードの怪物にしては、強い・・・!
「なのは!援護を・・・なのは?」
ふと見ると、なのははまだセットアップすらしていなかった。
「お、おいなのは!」
なのはは俯いたまま返事がない。
「誠太郎!なのはが・・・!」
「なのは!しっかりしろ!」
「・・・っ!?レ、レイジングハート!」
今気が付いたかのようにセットアップをするなのは。
いったい何が・・・?
「あ、あの、誠太郎君・・・」
「とりあえず事情は後で聞く!いいか、俺が全力の攻撃をあいつに叩き込むから、それを援護してくれ!」
「わ、わかったの!」
「よし!それじゃあ、いくぜ!」
俺は変形してモビルアーマー形態になる。鳥のような姿になった俺は空を滑空し、怪物の上空で止まる。
途中根っこのような物で攻撃をしてきたが、それはなのはが弾いてくれた。
「バァァニングゥゥ・・・ファイアァァァアアア!!!」
翼から炎のようなエネルギーが身を纏い、俺は本当の不死鳥のような姿になる。
そのまま怪物に向かって突撃する。
「グゥゥ・・・ガァアアアア!!!」
それをまともに喰らった怪物は悲鳴をあげながら倒れる。
「なのは!封印だ!」
「うん!」
なのはがジュエルシードを封印する。そこから、2人の男女が現れる。
あれは・・・さっきのサッカーチームのキャプテンとマネージャー?あの2人が、このジュエルシードに願ったのか?まぁ、大事は無さそうで良かった。
これで一件落着・・・と言いたいが。
「・・・ひでえなこりゃ」
辺りの被害が尋常ではない。地面はボロボロだし、植物も吹き飛ばされている。おそらく、俺達が来るのが遅かったからだろう。
フェザーファンネルの攻撃は、全弾命中していたが、もし外れていたらこれ以上の被害だった。
「とりあえずここはずらかるしかない・・・」
直せるのなら最高だが・・・あいにく俺もなのはもユーノも、それは出来ない。
「なのは!」
「あ・・・うん」
~~~~~~~~~~
「ふぅ・・・」
しばらく走って一休みする。なのはは相変わらず元気が無いままだ。
「さて・・・なのは」
俺がそう言うと、なのはは身体をびくっとさせる。
「いったい何があった?」
「・・・・・・・・・」
だんまりか。まぁ、怒られると思ってるのかもな・・・
「ふぅ・・・なのは、頼む。教えてくれ。お前が悩んでいるのを見ると、俺も辛いんだ。どうしてもそれは・・・言えない事なのか?」
「そ、そんなこと・・・ないの」
「じゃあ、言ってくれ」
多少強引だったが、これで話してくれるはず・・・
「・・・私、知ってたの」
「何を?」
「さっきのジュエルシードを、あのキーパーの人が持ってるの」
「そうだったのか・・・それで、予め止められたのかもしれない今回の事を、気にしてたんだな」
「・・・うん」
そうか・・・それは確かに、やっちゃいけないことだったな。
「なのは」
「なに・・・?」
ごつっ
俺はなのはの頭に向かって一発拳骨をかます。
「~~~っ!?い、痛いの!」
「これでチャラだ。今回は怪我人とかは出なかったし、次頑張るってことで。今のはそれを忘れるなっていう意味での拳骨だ」
「で、でも・・・!」
「ある人が言ってたよ。『殴られもせずに一人前になった奴が何処にいるものか!』ってな。これはそう言うことだよ」
人が怒るときに殴るのと、叱るときに殴るっていうのは意味が違うと俺は思ってる。
怒りのまま殴るのと、教えたい事があって殴るのでは、全く意味が違うからな。
・・・まぁ、あの人は怒りのまま殴っていたような気もするけど。
「次同じ事やったら、こんなもんじゃないけどな。反省したなら次に生かせよ」
「・・・うん。わかったの」
「そうだな・・・ユーノから何か言える事があるんじゃないか?」
「え?ぼ、僕?」
ユーノはいきなり自分の事を言われて驚く。
「ええっと・・・なのは。今回の事をなのはがいつまでも悩んでいると、僕としても、その・・・辛いっていうか・・・元々は僕のミスだったわけだし・・・」
「あ・・・」
「だから、その・・・友達には、頼って欲しいっていうか・・・」
「そういうことだ。今のお前は、来たばかりの頃のユーノと同じだよ。自分の失敗をいつまでも一人で引きずったままだ」
「うん・・・」
「失敗から学べ。ユーノもそう思ってるだろ?」
「う、うん。友達になってくれたんだから・・・遠慮なんてしないで、相談してくれればいいんだよ」
なのはは、見かけたなら俺かユーノにでも一声かけてくれればよかったんだ。
それを怠ったから、こうなってしまったんだ。
「うん・・・ありがとう」
「よっし!それじゃあ今日は・・・帰るか!」
「せ、誠太郎君!ユーノ君!」
「「ん?」」
「私・・・!これから先、軽い気持ちじゃなくて、もっと真剣にジュエルシード集め、頑張るの!今日の事は、その甘えから来たと思うから・・・」
おいおい・・・こいつ本当に9歳児か?
言ってる事が9歳児のそれじゃねえぞ?
「ありがとうなの!それと・・・ごめんなさい」
・・・まぁ、そんな事はいいか。
俺達はこれからも・・・いや、これ以上に頑張るだけだ。
なのはの顔を見て、俺はそう思った。
もともとGジェネで知ってはいたんですけど、調べてみて改めてその強さに唖然としたこの機体。
めちゃくちゃ強いですね~。