半年以上空いてしまった事をまずはお詫びします。
殆ど文字が書けず完全にスランプ状態でした(仕事が忙しかったのもありますが…)
それでも一文字でもと書いた結果、こうなってしまいました。
次話からストーリーが進むと思いますので、もしまだ読んで頂けるのであれば、お待ちください。
「ふわぁ…」
朝起きたら俺はソファーに横になっていた。普段はベッドで寝ている為、慣れてないせいか腰が痛いような気がする。
「ええっと、確か…」
昨日アルフがDVD(Gガンダム)を見たいと言いだして…
一巻を見終わった後、続きを見たいと言いだして…
三巻を見始めた辺りから眠くなって、夢中になってた二人に言って居間のソファーに寝たんだっけ。
と言っても二人からの返事は無かったけど…
「…ん?」
何かの音が聞こえる…?
今の時刻は午前5時を回ったところ。いつもならまだ寝ているが、昨日は温泉から帰ったばかりで多少気疲れしていたからな。
「そういや、アルフとフェイトはどうしたんだ?帰ったのか?」
あの二人はたまに泊まったりするが、基本的には夜になったら家に帰ることが多い。
一応泊まる事も考えて昨日俺はソファーで寝ていたが。
そんな事を思いながら俺は音が鳴っている部屋、俺の部屋に入った。
『俺のこの手が…』
「「真っ赤に燃えるぅぅ!!」」
『勝利を掴めと…』
「「轟き叫ぶぅぅぅ!!」」
…なんだこれは。なぜアルフとフェイトの二人は拳を突き上げながらテレビに画面に向かって叫んでいるんだろうか。
「アルフ…?フェイト…?」
ちらりと画面の方に目を向けてみるとそこではモビルファイターに向けてゴッドフィンガーを当てるゴッドガンダムが映っていた。
「ひょっとして…あれからずっと見てたのか」
まぁ…ガンダム好きとして気持ちは十分分かるが…
「お、おいアルフ?続きが気になるのも分かるが、とりあえず一休みしたら…」
「ふん、こんのバカ弟子がぁ、ワシに指図しようなどと…十万年早いわ!」
「………なん、だと…?」
完全にマスターアジアに染まってるよ…染まっちゃってるよアルフさぁん…
弟子になった覚えは無いんだけどなぁ…
「…フェイト、アルフを説得してくれないか?さすがに徹夜はやばい…」
俺は助けを求めるようにフェイトと向き合う。するとフェイトは顎に手を当てながら下を向き、何かを呟いていた。
「私の右手が光って走る…いや、光って奔るの方がいいかな…」
完全に必殺技考えてやがる…気持ちは分かるけどさ。
その後、説得に1時間を費やして何とか帰ってきてもらった。
けど俺はまだ知らなかったんだ、この出来事があんな事態を招くなんて…
~~~~~~~~~~
「ふわぁ…」
「誠太郎君今日はどうしたの?いつもより眠そうだね」
「ちょっと朝から疲れる案件があってな…」
すずかにそう言われ、俺は机に突っ伏していた顔を上げる。
学校に着いて俺は朝のゴタゴタもあり、昼休みまで勢いで寝通してしまった。
「さてと、屋上で昼飯と行きますか。なのはとアリサは?」
「先に行ってるって。私は誠太郎君を起こす係」
「なんじゃそりゃ」
机から身体を起こし、思いっきり背伸びをすると体からパキパキと音が鳴る。やっぱり机で寝ると姿勢が悪くなるせいか体が休まったような気がしない…
「んあ~~!よく寝た~」
「…やっぱり」
「ん?なんだすずか、何か言ったか?」
「う、ううん何も!さ、屋上行こう?」
「お、おう」
「(やっぱり誠太郎君て…どこかおじさんくさいなぁ)」
釈然としないまま俺はすずかに手を引かれ連れていかれる。まぁいいか、特別気になるわけじゃないし。
そんなこんなで屋上に上がるとそこにはなのはとアリサが向かい合ったまま睨み合っていた。な、なんだ?
「どうなってんだありゃ」
「分かんないよ…もしかして、ケンカ?」
「ケンカ…?」
とりあえず俺達はそのまま様子を見ていることにした。
「ねぇなのは。あんた、何か隠してるでしょ?」
「…そんなことないよ。アリサちゃんの思い違い」
「そんな顔してよく言うわね。いかにも『私何か悩んでます』的な表情してるわよ」
「っ!」
…なんでこんなに険悪なムードに。とりあえず止めに入るか。
「おいおいどうしたんだよ二人とも、穏やかじゃないな」
「誠太郎君…後で、話すよ」
「誠太郎には話すのね…もういい!なのはなんて知らない!」
「あっ、アリサちゃん!?………なのはちゃん、とりあえず私は…」
「………うん、アリサちゃんをお願い」
そう言ってすずかはアリサを追いかけていった。さて、とりあえずなのはに聞いてみるとするか。
「で、何があったんだよ?」
「わたし、実は今悩んでて…その事でアリサちゃんに迷惑をかけたくなかったの。けどアリサちゃんに悩んでる事がばれちゃって…」
「それってもしかして、魔法関係の…」
「うん…」
なんてこった…一緒にジュエルシード回収をしてて、全く気がつかなかった…
いつもニコニコ笑ってて、一生懸命やってるように見えてた。
「悪い、気づかなかった…」
「ううん、気にしないで。大丈夫だから」
「でもーーー」
キーンコーン
予鈴のチャイムが鳴った。あと五分で授業だ。
「…授業が始まっちゃうから、いこ?」
「あ、ああ。後で、聞かせてくれよ?」
「……………うん」
一枚皮を剥いたら泣いていそうな笑顔で、なのはは教室へと戻っていった。
俺は少しの間そこに立ち尽くしていた…