魔法少年ガンダム☆ブレイカー   作:鈴野宗一ノ介

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友人が「早く出せ!」とうるさいので投稿しました(笑)


三話ブレイカー!

<じゃあ、説明も終わったし、早速展開してみる?>

 

「その前に・・・」

 

<どうしたの?質問?>

 

「腹減ったからチャーハン作っていい?」

 

<自由人だね、誠太郎は・・・>

 

元々腹が減ってたんだよ!なのに、野菜室でお前が見つかるし、いきなり説明タイムに入るし・・・

 

「大まかな内容は分かったからさ、あとは食いながら適当に聞くわ」

 

<ハァ・・・>

 

 

 

 

    ~~~~~~~~~~

 

 

 

「さて、と。じゃあそのバリアジャケットとやら、一回付けてみっか」

 

チャーハンを食べ終わると、俺は広い居間に移動し、一度そのバリアジャケットを付けてみることにした。

ちなみに、この小さい身体でチャーハンを作るのはかなり難しかった。力加減とか、届かないから椅子を使ったりとか・・・何か考えたほうがいいかもしれない。

 

<わかった。じゃあ一回僕を持って?>

 

「?ああ」

 

よく分からないままにハロを抱き上げる。すると、ハロが光り俺の右手首にブレスレットのように付く。

 

「おお?なんじゃこれ?」

 

<こうしないと、展開できないんだよ。セットアップって言ってみて?>

 

「それを言えばいいのか?・・・セットアップ!」

 

すると俺の体が光り、その光が収まると・・・

 

「おおおお!・・・・お?」

 

俺の体は、量産型ガンダムとも呼ばれる機体―――ジムになっていた。

 

「ジムになった!!すげええええ!」

 

赤い胴体、そして白い手足。

左手にはルナチタニウム製のシールド、右手にはビームスプレーガン。

背中にはバックパックとビームサーベル。

しかも、

 

「あれ?俺大きくなってる?」

 

そう。俺の体が、こっちの世界に来る前の俺の身長とほぼ変わらなくなっている。

 

<戦うときはその方がいいでしょ?>

 

「ああ、なるほど」

 

確かに小さい身体ではまだ慣れない事も多い。それならこの身体の方が戦いやすいな。

でも・・・一つだけ気になっている事がある・・・!

 

「・・・どうして頭はそのままなんだよ!?」

 

顔には何も付かずに、俺の顔のままだ。

これじゃあコスプレした痛い奴みたいじゃんか!?

 

<これはあくまでバリアジャケットだからね。頭まで覆うバリアジャケットなんて無いからさ>

 

「じゃあ設定しろよ!頭も覆えるように設定を!」

 

<そんな機能は僕にはないから。文句は神様にいいなよ?>

 

「この駄目神がぁぁぁあああああ!!!!」

 

思わず天井に向かって叫ぶ。通じないだろうけど・・・

 

<まあまあ。とりあえず、一回それ戻すね>

 

そうハロが言うと、俺の身体は元に戻る。

 

「はぁ・・・」

 

これから先、ああいう状態で戦うのか・・・はぁ。

 

<そんなに落ち込まずに、ね?次は僕を指で二回叩いてみて>

 

「まったく・・・これでいいのか?ってうお!?」

 

まだ俺の右手首に付いたままのハロを軽く叩くと、目の前に画面が出てくる。

その画面にはジムが映し出されていた。

 

「・・・ひょっとして、これでパーツの設定をするのか?」

 

<そうそう。今はその機体が標準になってるけど、そこで設定すれば、展開した時にその姿になれるよ>

 

「よし、じゃあさっそく・・・!」

 

俺はパーツと書かれたパネルを押す。

けれど、そこにはジムのパーツと旧ザクのパーツしかなかった。

 

「え?他にパーツないの?」

 

<うん。そのザクってやつは神様が善意で入れてくれたみたいだけど。それ以外は・・・>

 

ハロがそう言うと、急に俺の後ろにズシンとした重量感のある音が鳴る。

後ろを向くと、巨大な箱があった。それには―――

 

 

 

 

 

―――『1/10 RX-78-2ガンダム』と書かれていた。

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・は?」

 

<それを組み立てないといけないんだよね~?>

 

え?ちょっと待って、え?

これを作らないと、って1/10!?それって、完成すると180センチくらいになるんじゃ・・・

 

「これを組み立てないと、ガンダムのパーツは・・・」

 

<使えないって事。他のもそうだよ?>

 

「・・・オーマイゴッッッドォォォォォォォ!!!??」

 

なにそれ!?めちゃくちゃ大変じゃねぇかあ!!??

 

<まあこれ決めたの神様だけどね。「そう簡単にパーツをやりはせん!やりはせんぞ!ぬっほほほ!!」って>

 

「くたばれ駄目神ぃぃぃぃぃぃ!!!!」

 

 

 

 

 

    ~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

「やっと・・・腕が、出来た・・・!」

 

あれから三時間。

必死で作った結果、ガンダムの腕が出来た。

重さ自体は意外とたいしたことは無かったが、いかんせんパーツが多い。

ガンプラなんか比じゃないくらいに。

 

「こんなんじゃ、いつまで経っても完成しないなぁ・・・」

 

<ガンバレ!ガンバレ!>

 

「・・・なんだろう、なぜかイラッとするな」

 

<・・・誠太郎が「もういいから声戻せ」って言ったんじゃないか>

 

うるさい。イラつくもんはイラつくんだ。

それにしても・・・

 

「ああ~・・・暑いなぁ・・・」

 

もう10月だって言うのに・・・この暑さはなんなんだ。

 

<しかたないよ。夏真っ盛りだからね(・・・・・・・・・)

 

「そうかあ・・・夏かぁ・・・」

 

夏ならこの暑さもしょうがな・・・い・・・?

 

「夏?」

 

<うん、夏。英語で言うとSummer(サマー)だね>

 

「・・・俺死んだの、10月だった気がするんだけど」

 

<でも今は8月だよ?ついでに言うなら、夏休みだね>

 

「夏休み?」

 

そういえば俺は、こっちの世界での戸籍はどうなるんだろう?

 

「俺、戸籍無いよな?」

 

<神様が作ってくれたよ。誠太郎はこの夏休みが終わったら、転校生として小学校1年生として入学するんだよ?>

 

「へぇ~、どこに?」

 

<ええっと・・・私立聖祥大附属小学校、ってとこだよ>

 

「ふうん・・・」

 

知らない。

 

「まあ、とりあえず夏休み中に2、3体位は作っておきたいな」

 

<たぶん出来ると思うよ?それと、少し戦闘訓練はした方がいいかな>

 

「なるほどね・・・」

 

そりゃそうだな。戦うことに関して俺は素人だからな。

 

<僕の中に神様が作った訓練プログラムが入ってるよ。それを使えば少しは効率良く鍛えられると思う>

 

「おう、わかった。そん時は頼むな」

 

よっし!それじゃあ根気強く組み立てるとしますか!

 

 

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