ZOIDS ~Inside Story~外章 『Ruined Country Princess』   作:砂鴉

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後書き

 本作を読了いただき誠にありがとうございます。作者の砂鴉です。

 

 今回は『ZOIDS ~Inside Story~』の外章ということですが、いかがだったでしょうか。本編の方で慣れ親しんでいただいたキャラクターの大半が出演しない(出たとしても冒頭のみ)なため、いつもの拙作を期待していた方々には少し不満だったかもしれません。

 え? 結局いつもの私の描き方だった? だったら、嬉しいような、複雑なような……。まぁ、本家バトルストーリーのような淡々とした描写は私には無理そうです。相変わらず、ラノベ風の描写が多くなり、戦記とするには少し首を傾げる無双な戦闘描写が出て来る事でしょう。

 

 

 

 ともかく、本作は『ZOIDS ~Inside Story~』の過去編ということで、あちらでは出演できないキャラクターが幾人か、あちらにも出ている方々の若き姿を出すことが出来ました。……あるキャラに至っては、もう隠す気も感じられないほどでしたが(笑)

 

 とにもかくにも、堪能いただけていれば幸いです。

 では、今回も零れ話をいくつか。毎度おなじみ作者のグダグダなのでテキトーに流し見で構いませんよ?

 

 1、文章量について。

 いつもは10000字越えを平気で叩き出す私こと砂鴉ですが、今回はとにかく文字数を抑えました。話を要点のみに絞って、とにかく少ない文字数でまとめることを目指して書いてみました。

 お気づきと思いますが、本作は大体1話3000~5000字程度に収まってます。本編第一章並みに抑えることが出来ました。

 まぁ、あっちは1話に多くの場面を突っ込んだり一つの場面が長すぎたりであんなことになってるのですがね。……たぶん(汗)

 自己分析のあまりできていない砂鴉です。

 

 2、オリジナル機体について。

 唐突に登場しましたゾイド、ウルフドレイクについて補足を。

 当機体は砂鴉の頭の中で想像した機体です。作中での役割はジークドーベルの僚機としての登場が主となります。その性質のイメージはずばりハイエナ+猟犬。エレナたちを執拗に追いかける敵機体です。

 機体そのものがどんなものかと言えば、モンハンワールドに登場するオドガロンみたいな。いつか作ってみたいなぁと思ってます。たぶん私の事だから思うだけ。私が作るのは文章の世界しかないでしょう(苦笑)。

 

 ってか、初のオリジナルゾイドが蹂躙される敵の有象無象って……。普通は主役張れるようなカッコいいゾイド出すだろうよ。なんなんだ私は。それでいいのか私のオリジナルゾイドよ……。

 

 3、本作におけるエレナ・ムーロアについて。

 無気力に苛まれたマイナス思考状態です。最もひどかった時と比べるとだいぶマシになったとはアルファスの談。

 エレナの思考については、もう本作のストーリーを計画した辺りで大幅弄っております。本作はエレナが悩み抜いた末に共和国の指導者を目指すまでを描く予定。ってわけで、この先のお楽しみとしていただければ……。

 

 4、その他登場キャラについて

 アルファス

 実は『ZOIDS ~Inside Story~』本編にも登場したことがあるあのご老人です。ネタバレは避けますが、次章にて本編での姿、立場を表す予定です。ヒントは本作中での他キャラとのやり取りですね。お楽しみに。

 

 ゼラムド

 もう分かりきってるだろう『ZOIDS ~Inside Story~』主要人物の彼。この人はね、この頃からはっちゃけてます。ちなみに、この時代の彼の容姿は……某とあるラノベシリーズの木原クンをイメージしてます。性格は、まだイメージ元の方がはっちゃけてますがね……。ですよね?

 

 ところでアルファスとゼラムドはなぜフルネームではないのか? それは……姓の方を本編での名前としてるからですね。ってわけで二人については次章で。

 

 ダニー・ダンカン トビー・ダンカン

 なんか生きちゃってた人。本作を書くに当たって、どうせなら旧バトストのキャラクターを登場させたいなぁと思いwikiを漁った結果、登場させることにしました。ダニーに至っては奇跡の生還を果たさせてます。兄の散り様とその後の弟の慟哭に至るエピソードは、読んだことありませんが感動ものでしょう。

 ……なわけで、それをぶち壊してるんじゃないかと悩んでました。

 

 と、つらつら書きましたが、彼らの登場は本編の最初期から決定してたんですよね、実は。

 

 ローヴェン・コーヴ。

 本編主人公ローレンジのお祖父ちゃん。主人公の血縁者なのでちょっとどころかかなり設定盛りました。バトスト原作には登場してない彼ですが、ご容赦ください。

 親衛隊の二つ名とかは独自設定です。相方に抜擢したアッシュ・ラボーンもそのうちでてきますよ。

 

 ヴェルカナ

 この旅、エレナ以外むさい男ばっかだな。真面目キャラが三人だし、エレナはマイナスモードだし、アルファスだけじゃ空気が持たないな。……姐御欲しいな。

 以上の理由で追加しました。基本、欝なお話ですが欝すぎないように書いていきたいです。ルドルフが目を輝かせるような冒険譚な話にもしたいですし。

 イメージは……例の彼女。運び屋ですしね。

 

 

 ひとまずキャラクターに関する裏話は以上です。まだまだ他にも登場予定のキャラクターはいますので、今後をお楽しみください。

 

 5、次章について

 次回は語り部が変わります。エレナの視点からの物語を期待していた方には申し訳ありませんが、本作を彩ってくれるキャラは他にも多々います。

 本作はエレナの物語を主軸に、それを形作ったキャラクターによって語られるストーリーです。

 全四章構成でお送りする予定ですので、各章の語り部を予想しながらお待ちください。

 

 

 

 えー今回の裏話は以上としたいと思います。まだまだ語りたいことが出て来るかもしれませんが、その時はちょこっと書き足すかもです。

 ともかく、しばらくはこちらを執筆していくつもりなので、よければ目を通していってください。そして、冒頭の注意そっちのけでこちらから読んだ方、ぜひ本編『ZOIDS ~Inside Story~』にも目を通していただければ幸いです。

 

 それでは~

 

 

 

 


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