ヒューマンエゴイズム   作:菊川 数時

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【情熱の赤(ブースト:レッド)】
 人間の理不尽、その一つ《情熱》の体現。
可能性を滾らせて人はなにかに夢中になったり、躍起になるその人間の持つ何もかもを燃やしつくそうする炎は誰にも消すことはできない。終わらない夢幻へと至ろうとする人間の傲慢さはこの炎の起源なのかもしれない。

 




【その後のリアスグレモリーと眷属たち】

【兵藤一誠】
 左手を灰にさせられて、行方不明。

【リアスグレモリー】
四肢の神経を全て引っこ抜かれ、脳と子宮を強制リンクさせられ延々と男たちに陵辱されている。その後回収する予定、存命。


【アーシア・アルジェント】
 神器と悪魔の駒を虚無に還され、ただの死体になる。
いや、戻ったというべきか。



【姫島 朱乃】
 電線に接続され、自家発電で駒王町の電力を担っている。まだ存命中。


【塔城 小猫】
 姉の黒歌に無傷で引き渡したあと、姉と共に脳みそを砕かれる。


【木場 祐斗】
 剣が好きそうだからっていうだけで穴という穴に自身が精製した剣を詰め込まれた。


【ゼノヴィア・クァルタ】
 聖剣とその因子、そして忘れず悪魔の駒を虚無られ、生きる意味について少年自ら講義し(一ヶ月不眠不休)、今では少年とともに社会で生きる方法を模索している。
存命中。


【ギャスパー・ヴラディ】
 吸血鬼ということなのであらゆる弱点の検証実験材料と化す。例えば20キロのニンニクを無理やり食わせたり、聖水プールに突き落としたり、一ヶ月太陽の元に放置させたり(サハラ砂漠でサボテンに括り付けられている状態)、まぁ彼は今日も頑張って生きています。





【ロスヴァイセ】
 コイツが一番厄介で、とりあえず悪魔の駒を虚無ったのは良かったが半神という厄介な立場でどうすれば良いのか難儀している。とりあえず足の腱を切り落とし、隠れ家に住まわせている、彼女自身少年との生活も満更ではないとか。だが、ロスヴァイセちゃん!少年はどうやったら君を正当に殺せるかいつも考えているぞ!












 読む前にグロ注意、性的描写があるから気をつけてください。



プラン:Demon

それは突如に降り注いだ『理不尽』だった。

 

 たった一日にして悪魔の総人口から100000人が殺され、無残に、残忍に、その死を壁に釣らされ散っていった。また同胞たちの首を団子のように一本の枝に突き刺さりその表情はこの世の悲劇を体現し恐怖と憎悪を混ぜ合わせた、何か。

 

 

 この自体に現魔王サーゼクスは手をこまねいているだけでは無かった。地上にいる上級悪魔を魔界に引き戻し、各勢力に応援を求めた。 

 だが…………各勢力は応援を出さなかった。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 見てしまったのだ。

 

 神も天使も龍も堕天使も神器使いも、画面越しで行われていた、たった一人の少年の蹂躙を。

 

 

 

 

 

 アフリカのサバンナ平原に一人の少年がいた。

 

 

 齢十代の細身の何もしなくても風が吹けばすぐに倒れてしまいそうな子どもが悪魔の第一連合部隊20000人に向かって、歩く。

 

 

 連合の隊長と思わしき悪魔が号令をだす。

 

 20000の怒号が込められた勇ましき声、大地を揺らし天に響かせる、報復と誇りの意志を力に第一陣の遠距離の魔法攻撃が空に目掛けて投擲された。

 

 それは一定の高さまで上がると少年目掛けて落下していく魔法の槍の群像、その光景はさながら古の大戦を彷彿させる神々しさがそこにあった。

 

 少年はそれを無表情に眺める、自身に投擲された殺意の鋭さに不動せずに。

 

 弾着ッ!!

 

 

 

 

 

 

 少年を中心に魔法の槍は周囲の地面に突き刺さり爆発とともに砂埃をあげる。

 

 やったか!?と悪魔の軍勢と騒ぐ、だが砂埃と灰が舞う煙からヌルリっと何事もなかったように少年が現れた。

 

『チッ、第二陣!!接近戦部隊行け!奴には触れるなよ、魔法は見ての通り効いていないことも忘れるなよ!』

 

 隊長からの迅速な指示に悪魔たちは直ぐに武器を構え、少年の元に翔ける。一人がトマホークを投げる、悪魔の非現実的な身体能力をフルに込められたトマホーク顔面に目掛けて投擲されたが、トマホークの刃を少年は掴み取る。

そこだッ!!と言わんばかりに十人の悪魔たちが少年の180度から襲いかかる。

 

 

 そして少年のマントが風に靡いた。

 

 

 グサッ!クヂャ!ブシャ!ドコォッ!!

 

 肉を傷みつける醜悪な擬音性が戦場に響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       19990>1

 

 

 

 

 そして、灰が舞った。

 

 

 

 肉と血を裂きながら血塗れのマントを着けた少年が先程まで命だったモノの中心に立っていた。

 

 その姿は異様どころか異端、畏怖にだったろう、その場にいた多数の悪魔たちは戦慄し今後去ろうとする。

 

 

 それに油に火を付けるように

 

 少年は一歩、また一歩と赤い大地を歩み。

 

歩み、歩み、歩み、歩み、歩み、歩み、歩み、歩み、歩み、歩み、

 

 

 遂にその枯れ草の大地に踏み入れた瞬間に心が爆発した。

 

 

『ウワァアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

 悪魔の連合は2つに崩壊した。

 

一つは、恐怖で逃げ出そうとする者たち。

 

もう一つは、恐怖に抗おうと神風特攻隊の如く突進する者たち。

 

 

 

 緊縛した精神を一気に崩壊した彼らにもう、隊長の言葉は届かない。

 

 

 

    

 

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  少年はトマホークを投げ、飛来する悪魔たちの首を切断する。

 

 

 

 

 

 

 

      

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  少年は二人の悪魔達の顔を両手で掴み、それを盾に正面に突っ走る。その時盾になった悪魔に触れた悪魔は次々と灰に還した。

 

 

 

 

 

 

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 少年はマントの中からトプソン機関銃を二丁取り出し、周囲に乱れ撃つ。

 

 

 

 

 

 

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 少年を中心に色の無い空間が広がり、その空間に有ったあらとあらゆる生命体から色がなくなり次の瞬間、灰に還した。

 

 

 

 

 

 

    

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 少年は空を翔けて逃げようとする女悪魔の捕まえ、首と胴体をオモチャの様に引き千切りその口に手榴弾を有りたっけ詰め込み、その他の空を飛ぶ悪魔たちの集団に投げつけた。そして火と光が爆ぜた。

 

 

 

 

 

 

 

      

        1000>1

 

        殺した。

 

 

 

 

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        殺した。

 

 

 

 

 

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        殺した。

 

 

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        殺した。

 

 

 

 

 

 

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        殺した。

 

 

 

         1>1

 

 

      そして、殺した。

 

 

 

 

 蹂躙の跡がサバンナの大地に広がるその中心で、少年と連合の悪魔が対面していた。

 

 悪魔、セラフォルー・レヴィアタンが血と肉の腐臭が交じる地面に尻込み恐怖で涙を流していた。

 

 対する少年は無表情でその醜態を眺めていただけだった。

 

 

 

 

 

 

 彼女は、セラフォルー·レヴィアタンはいわゆるシスコンというモノだった。

 

 妹のソーナ・シトリー/ 支取 蒼那を誰よりも愛していた。妹はエセ魔法少女の姿とふざけた言動をする姉が恥ずかしがっていたが、それより魔王として君臨している姉の姿は誇らしかった。 

 

 

 二人は微笑ましい姉妹愛溢れる仲だった。

 

 

 

 そして、彼女は見てしまったのだ。

 

 妹の変わり果てた姿を。尊厳を踏みにじられた四肢のない死体を。

 

 

 そして、彼女の心から春の暖かさが消えた。

 

 瞳に地獄の獄氷を滾らせて、妹を殺った少年を心底恨んだ、憎んだ、一寸の一時もただ少年の死に様を連想し続けた。

 

 今回の作戦も率先して隊長を名乗り出た。

 

 この手で、妹と同じ目に合わせるために

罪を償わせるために。

 

 それなのに、それなにのに。

 

 

 

 なのに、なんでこうなったんだろう?

 

 

 

 

 無表情で眺める少年の目には何も写していなかった。私も、悪魔も何も。 

 

 だから、抗うことを辞めてしまった。

コイツにとって人間以外の事は興味が無いのだ、あまりにも『理不尽』だとどれだけ嘆いても無意味だ。

 

 むしろこんなの状況が滑稽だ。逆に笑えてしまう、期待の新人悪魔たち19999人が一気に血のプールの一滴に成って、一人生き残った私は恐怖で小便垂れ流しながら地面を這いつくばっている。

 

『………、く、クヒャ、クヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!』

 

 

 彼女ができる最後の事は無我の境地による狂いだった。少年は狂った様に笑い続ける彼女の首を左手で掴み持ち上げた、丁度下半身が彼の目線上に上げられた。彼女の下半身の先から地面に向かって残った液体がポツポツと零れていく。

 

 彼女は自身の死を悟った。

 

 きっと死んでいった他の同胞と同じように尊厳の無い死を迎えるのだと理解した。

 

 これが理不尽、直面したもの全てはどうしようもない現実に逃避を選び続ける事しかできない運命の一端。人間の運命。

 

 

 そこ始まるのは長い走馬灯、脳内のドーパミンが一気に溢れ出し感覚的時間を加速させる。

 

『ねぇさん、アタシは貴方を。尊敬しています』

 

 

 

 

 

 思い出した。妹の言葉、あれはとても嬉しかった。ある日ある時に唐突に突き出された言葉が今でも鮮明に思い出せる。

 

 

 

 ーーー嬉しかった、とっても。

 

 

 

 

 

 

 狂った彼女の精神に憮然と何かが燃えだした。身体の奥底から燃え上がる何か、それは狂いを説き伏せ彼女に正気を取り戻させた。

 

 ガッ!!

 

 咄嗟に彼女は自身を持ち上げている少年の左手を掴んだ、そして彼に睨みつける。その瞳にはもう冷酷な氷の世界は宿っていない、妹の愛に燃える一人の姉の尊い意志があった。

 

『絶対にゆるさ《ザキュッ》、こふぅ!』

 

 少年は空いた右手で彼女の下半身に手刀を突き刺した、そこを弄り何かを見つけ出そうとしていた。彼女は精一杯の反撃に彼の左手を握りつぶそうとするが痛みも相まってそれほどの力に、至らない。

 

 なんとか、なんとか。傷の一つでも!!

 

 でも、そんなこと『人間の理不尽』が許さない。彼は弄る肉の中から、それを見つけ出した。それを彼女の体から引張り出そうと手を引く、それは肉体から沢山の血管と共に引きちぎられ、彼女は地面に落とされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは何か?

 

 簡単だ、女性の揺り籠。新たな命を宿す子宮だった。

 

 

 子宮が千切られるその痛みはもう、肉体が感知できる痛みの次元を超えていた。朦朧とする意識の中、彼女は動かせるはずのない身体を少年に向かい立とうと動かそうとする。

 

 それは真の愛のなせる業だった。

 

 

 そして、彼女は何にも掴まず虚無へと還った。

 

 

 それを見届けた少年は右手に握られた子宮を口にもっていき、食いちぎった。

 

 ーーーグチャグチャ

 

 咀嚼音が死の大地に響き渡り、一人少年は呟いた。

 

 

『…………………、灰の味だ』

 

 

 

 

 

 そして、地上の悪魔すべてが殺された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>≥>>>>>>>>>>>>

 

 

《平常の青》は悩んでいた。

 

 まずは悪魔の虐殺だと意気込んで、殺ったしまったがそれが仇となり悪魔の3分の2を悪魔の世界に逃げられてしまった。

 

 彼には『親戚』達と違い次元とか時間とか平行世界を渡る力はない、悪魔の世界に行ける手段が全て消されてしまっている以上自力で行くしかないのだが彼には異能と呼べる力はない、ただ『理不尽』と繋がることしかできない。

 

 前途多難、では他の奴らを虐殺に行くかと思ったがそれは直ぐに却下された。魔王サーゼクスに届け物があるのだそれが腐るうちになんとかこの手で送り届けたい。

 

 う〜ん、無表情で悩む姿は異常なほど不気味の極みであった。ふと頭の中の電灯がついた。

 

 

 『アレ』だったらできるんじゃないのか?いや、できる!

 

 決心したら彼は早い、胸に腕を当てこう叫んだ。

 

 

《情熱の赤(ブースト:レッド)!!》

 

 

 

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「サーゼクス様!!大変です、奴が!!現れました!!」

 

「何だとッ!?」

 

 少年の対処を思案中にイキナリ飛び込んできた最悪のニュース、あり得るはずがない人間が、たかが普通の子どもが次元を超えてこの世界にこれるのか!?

 

「奴は炎を纏って、魔界の3分の2を包み込んでいます!!」

 

 は? 

 

「既に上級悪魔の全員が殺され、バアル様、ベルゼブブ様がお亡くなりになられました!?」

 

 は?

 

いみがわからないとおくからけむりがあがってひめいがとおくからきこえてじかんがとんでぶかたちがわめきちらかしてわたしにすがって「たすけてください」っていっててそれでわたしはなにがどうしてなんで?

 

 

 

 

「サァーーーーゼェェェェェクゥッスゥゥゥゥゥゥゥ!!」

 

 

 

 

 

 屋敷全体に響く大声、聞き覚えがある忌々しい声、それは明確に私を呼んでいた。

 

 

ーーー向かわなければ。

 

 

 サーゼクスはホトホトと魔王の威厳の一つも感じられない、全てに疲れていた。何かの諦念を感じていた。

 

 同胞たちの命が炎と成って熱く廊下の窓から熱く紅く照らしていた、屋敷に漂う煙ったい匂いが一つ一つに助けを求める声に聞こえてまま成らない。

 

 漸く屋敷を出たサーゼクス、数十メートル先に炎を背後にあの少年が立っていた。映像で見た無表情の顔ではなく見間違える程の獣の様な笑顔でこちらを睨みつけていた。ホントにあの少年か?と勘繰ってしまうほどの変貌をしていた。

 

 でもそんなこと直ぐにどうでも良くなった。

 

 つま先に何かが小突いた。下を見る。見てはいけなかった。

 

 

「……………そ、総司?」

 

 私の眷属の沖田総司が首だけで転がっていた。よく周囲を見渡すと他の眷属たちが無残な姿で転がっていた。

 

 そして、奴が掴んでいるのは四肢を失った妻の……、………………、ぐれーふぃあ?

 

 

 

「ウワァアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 サーゼクスの怒りが天を超えた。一瞬にして滅びのエネルギーの人形へと進化し、大地を蹴り上げ少年の元へと急行する。一撃の拳が、少年の頬にうち込まれた。音を超えた速度と全てを滅ぼすエネルギーが乗った拳を幾度も少年に叩き込まれた。

 

 バキバキドコォッドコォッ!!

 

 少年の骨と肉が幾度も砕かれ、壊され、粉微塵になり、叩きつけられ、その繰り返しを何も言わず受け止めていた。ただ上向きの三日月の様に口を作りながら…………

 

 

 

 その蹂躙は3日3晩続いた。その間、魔界を覆い尽くしていた炎は勢いは収まらず延々と何かを燃やしつしていた。

 

 サーゼクスはもうどうでもよかった、魔界だとか復讐だとか、今はただ!

 

『世界のために、コイツを殺す!!』

 

 圧倒的使命感。失ってしまったものは二度と取り戻せない、悪魔は滅ぶだろうそう確信していた。だがここでコイツを殺さなければ他の種族達にも同じ悲劇が降り注ぐ、それはなんとしても防がなければならない!!

 

 無限に力湧き上がる、まるで今は亡き同胞たちが背中を押して力を分けてくれるようだ。見えない繋がりを全身に感じるよ、世界が、皆が、私の心が、勝てと言っている!!

 

 

 

 

  

 

 そして、遂にそれは終わった。

 

 サーゼクスは命の限り攻撃を続けた、少年はぎりぎり人の姿をしていた。

 

 炎は収まり、大地を焦土に化した。もうここには繁栄を見せた魔界では亡くなっていた、それでもサーゼクスは満足していた。これで誰かが泣くことは無くなったと、そう確信していた。

 

 

 

 

 

 

「すげぇ、痛え!けどオレ、ビックバン以上の攻撃を受けたことあるからそれほど痛くなかったぞ!」

 

 それでも理不尽は立っていた。

嬉々とした声で、ところどころ痣をつけた程度で、笑顔で。

 

 

 

 

 

「…………………………………、ナンデ、なんでだ!!!お前、何で私達を、世界を滅ぼそうとする!!!!!」

 

 

 だからこそ力尽きたサーゼクスはその理不尽に憤ることしかできなかった。少年は顎を擦りながら少し考えた素振りを見せた。

 

「う〜ん、やっぱりオレの親友を殺されたこともあるけど……………………」

 

間隔をあけ、サーゼクスを睨む。

 

「人間の《可能性》を守るためだ。お前たち人外は人の可能性を喰い潰している、それは到底許されるじゃない!!だからオレはお前らを全滅させて、世界を。人間の《可能性》が廻る世界にする!!その為に俺は人間の理不尽を振るう。」

 

 

 人間のため、人間の理不尽を使う。

 

 また理不尽とは異種の運命の異名。

 

 であれば、その運命を創り上げるのは

 

 

      【人の可能性】

 

 

 

 

 

「さて、じゃあ今度は俺の番だな。」

 

 そう少年が言うとサーゼクスは首をもたげた、そのアクションは少年にとってとても良いベストポジションだったりした。

 

 じゃあ行くぜと言わんとサーゼクスの首を掴み、天井に斜め75度に持ち上げた。右手に炎が無から発生するその熱量は一瞬にして、魔界の焦土を再び焼き始めた。

 

「(なんだ、これはぁッ!?アツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイ!!!!!!!!!?????????????????????????)」

 

 

 炎は既に太陽の中心温度を遥かに超えており、数十倍に膨れ上がり生命の存在できるものでは無い。

 

「必殺ッ!!」

 

 

その少年の掛け声とともに炎は少年の右拳に収縮されていく、サーゼクスは脳内で危険アラームがガンガンと鳴り響いていた。

 

「逃れなくては!!」

 

 首を掴む左手に最後の力を何度も叩き込むがそれをものともせず嬉々に力を込め続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、炎が全て収まった。

それと同時にサーゼクスの首の拘束が解かれ、地面へと落下していく。そして少年は笑顔で叫んだ。

「『宇宙ゥゥゥゥゥゥ砕きィィィィィィィ!!』」

 

 光の如く拳は瞬く間の空間も時間も超え、サーゼクスの脳天に打ち込む。

 

 

 

 

ドォグワァアアアアア!!!!!!!!!!

 

 

 炎はもはやビームと化し、世界を溶かし尽くす。その熱量は魔界の次元を超えて地球の外へ、太陽系外へ、銀河団へと一直線に吹っ飛びその直線上の木星、冥王星、天王星を破壊した。

 

 まさに宇宙さえも砕く、情熱。

 

溶けていく魔界にいた少年は頭をかいて呟いた。

 

 

「リアスグレモリーの胎児返すの忘れた」

 

 

 そういって、人のナリソコナイを握りつぶした。

 




なんか世界滅亡のプラン思いついたから打ち込んでやった(誇らしげ)!! たぶん後2話書いて終わりかな、不定期だけど。

 とりあえす結構エグい描写書いたけどダイジョブかな?まぁ平気やろ(適当)




そして、最後に普通以外よ。私達の人間の可能性を舐めるんじゃないぞ。お前らに明日なんて、未来なんて、一歩でも踏み荒らさせはしない、人間はいるぞ。







 読んでくれありがとうございました。
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