納得行くまで時間の掛かったが、どうにか完成しました。色々とめちゃくちゃなのは、目を瞑ってくれると嬉しいです。
比較的に生まれてしまった。
他生命体とは関係なく、平等性が欠ける事はしたくないだけとか。
色を教えてもらった。
『■』だとか、意味が無いのは分かっているのだろうか?ここは宇宙だけなのに、暗闇と点滅する星の光だけなのに。
平等性に欠けた生命体が現れた。
だから洗いに行こう、この『世界』を。『人間』を。
何だこれは、こんなの、生命体なのか?
人間の手は平行世界に渡っていた、様々な形を取り立ち塞がる『理不尽』を薙ぎ倒していく。
分かる筈のない答えが広がるこの暗闇を自由に泳ぐ彼らは、高次元的な異能があるわけが無い。いや、ある者もあるがそれより輝いて見える者がある。
特別じゃない、ただ『生きたい』?ただ『行きたい』?ただ『活きたい』?
解らないんだ、彼らは。『人間』は。
高次元の『神々』に比べ劣った生命体なのに、その神々が創ったシステムを破壊していける。
そのくせ大きな欲望を持つ癖に似合わない位の短命。
意味があるのか?
そしたら、気がついた時には同じ物を背負った『人間』がその摩天楼に穴を開けている。
無限に紡がれる命の螺旋。
破壊されていく次元の壁。
喰い潰しあう同種の闘争。
そして、誰もが望む。
何も変わらない『平穏』
それは『進化』と言った。生存しょうとする力、抗おうとする力。
「私はココにいる!!」と言う為に、自分がまだなんの為に生まれたのかも知らないけどそれでも。
叫びたくなる、僕も『可能性』なんだと!
それは人間すべてが持つ力、それを捨てた異能。
卑しく、賤しく、愚かしく、醜く、羨ましい。
異能が。神々が。星星が。異生物が。理不尽が。
『人間』に近づき、這い寄りその力を奪おうとしているなら。
ーーーすべての『平穏』の為に虚無に還す。
青色空、駒王学園の屋上で一人の少年が天を仰いだ。
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兵藤一誠はそこで目を覚ました。
一人には大きすぎるベットと伽藍堂な部屋、ゆっくりと体を起こし、自身の右腕の存在を確かめる様に撫でた。
あれは夢だったのか?目覚めたばかりの呆けた頭で、一誠は今までのことを振り返る。突如として現れた『少年』によって消された右腕、次々と灰と化す仲間たち。最後の景色は何処とも知らない路上で倒れ込んだことだけ。
「………そうだ、そうだよ。アレは夢だったんだ。」
そう、あれは全て悪い夢。起きればリアス部長がいる、仲間たちがいる何も変哲のない『平穏』がある。そう一誠は己に言い聞かせた。悪夢と全てを片付け、いつも通りに夢を朧気な記憶の隅へと追いやる。
そうなると次に湧き上がったのは不安だった。
一誠はやはりその不安を拭いきれずにいた、どうもあの感覚が脳にこびりついて離れない。そう右腕が灰へと『戻って』しまう感覚を、ならばといち早く部長達と会ってこの不安を拭いきろうと一誠は制服に袖を通し始めた。
すると、ドアの向こう側から「一誠、起きてるの?」のと母親のモーニングコールが掛けられた。半開きに開けられた扉の隙間から母の顔が伸び、驚いた表情を見せた。
なんだか久しぶりに再開した様な感傷が湧き上がった。瞳は微熱を帯びて、ホロッと涙出そうになった。
あれ?と疑問符が浮かんだ。
いつも通りではない事が今一誠の身に起こっている、どうしてだろうと思考を張り巡らすが。矢張り、口に出して聞かなければ理解できない。
「母さん、リアス部長達は?今日はまだ寝てるの?」
そう何時もなら、同居しているリアス部長かアーシアが起こしに来てくれるのが兵藤一誠の日常の始まりなのだが。それが今日に限って無い。
だから、それを夢で片付けるものではなかったのだ。
母は意味の分からない風で首を傾げた、すると態度は言葉として明確に表現された。
「誰よ、その人?」
「……………は?」
現実から遠のいた筈の夢が、真実に変わった瞬間。
人はその要領を得なくなる、受け止める事が出来なくなる。
気付いたときには、もう家を飛び出していた。
どうして、
なんで、
質の悪い冗談なんだと、ドッキリなんだと。
首根っこを掴んでも、それに怒っても。
皆は、口を揃えて。
『知らない』
木場も、小猫ちゃんも、アーシアも、ゼノヴィアも、ギャスパーも、朱乃さんも、そして。リアス部長も、何処にも、最初から居なかった様に成っていた。
旧部活棟の部室にも行った。朱乃さんの神社にも行った。先生たちにも聞いた。生徒会にも行った。
取り敢えず、思いつく限りの場所へ
思い出がある筈の場所へ、息を切らして奔った。
そして、結局何も無かった。
いや、最初から気付いていたんだ。本当は。
だって、右手に宿っている筈のドライグの意志が感じられていなかったんだ。
こうして、現実を突きつけられるまで盲信していただけなんだ。
やっと、足を止めた時にそこが校庭だった事に気付いた。学校に備え付けられた大きな時計を見上げると、それはもう二時限目の半ばの時刻を指していた。
現実が、兵藤一誠という人間を否定している、そんな疎外感が世界に満ちているように思えた。今までリアス部長達との思い出の痕跡が跡形もなく、いや、最初からあるはずの無い妄想に成っていた。
一体どちらなのか?
悪魔の様な非現実的なあの日々が本物なのか、それとも偽物なのか………。
不意に学校を見上げた。何かが足りない、そんな欠損した駒王高校を正面に兵藤一誠は膝から、崩れ落ちた。脱力感が唐突に彼から生きる力を奪ったのだ。
このまま、息を止めてしまおうか。とも思った、それだからか。一誠はふと屋上に人影を見た気がした、こんな時間に誰が?最後の好奇心が腕を動かし、日差しを遮った。そして、息が止まった。
あの『少年』が居た。
あの『悪夢』の元凶が屋上の鉄柵の向こうで、こちらを見ていた。
こちらが『少年』の存在に気づくと、手の平を上下に降ってきた。どうやら、来いと言っているようだった。兵藤一誠は最後の力を振り絞った、皮肉なことにあの『少年』が自分にとって最後の希望なのだ。
全ての平穏の為、リアス部長達との日常を奪い返す為。
兵藤一誠は、再び駆け出した。
勢いよく、屋上への扉が、開かれた。
二度目の全力疾走は、貧弱だった人間の頃と同じ体力に成り下がった一誠には、厳しいものだった。
息を切らし、肺の隆起を繰り返す。
頭を上げると、あの『少年』が出会った頃と同じ無感情な表情でそこに居た。青空とコンクリートの境に、二人は再び対峙した。
フツフツと一誠の中で、何がが煮えたぎってきた。
腸が燃え盛るような錯覚も憶え、無性に奥歯を強く噛み締めた。息も整っていない一誠は、小柄な『少年』に掴みかかり、鉄柵に叩きつけた。
「リアス部長達を、どこにやった!?」
怒号の儘を吐き出す。
右手を灰にさせられた事など忘れ、今にも殴り掛かってやろうと考えたが、最後の理性が一誠を踏みとどめた。
『少年』はそれがどうしたと相変わらずの鉄仮面であった、一誠はなにか真っ白いキャンパスに話しかけている錯覚をした。
「…………………、説明が欲しいなら、勿論説明をしょう。君には、その権利があるから」
平坦な声音で告げられた一誠は、取り敢えず『少年』を地面に下ろし、話を聞くことにした。
『少年』は乱れた襟を正すと、真っすぐにまるで大学教授のように言葉を紡ぎ出した。
「兵藤くん、君は何かスポーツはした事はあるかな?」
「は?何を言ってんだ、話が逸れている」
「君に『納得』してもらおう説明をする為に、必要なんだ。付き合ってくれ」
スポーツ、そう言われても学校の授業でやったバスケとかサッカーしか思い当たらない。
「スポーツってのは相手と試合し、競い合うことを前提としなければ成り立たないモノなんだ。相手に勝つために技術と能力で競い合う。」
何もスポーツに限ったことでも無い、人が努力し、何かに打ち込む。その根本には『相手に勝つ』という明確な目標がある。否定する事のできない確かな闘争心というモノを人は無意識に持っている。
「俺は、これが『戦争』を縮小したモノだと思っている。」
「は?」
「試合で勝っても負けたとしても、それは次の糧へとなる様に。戦争でも、効率よく人を殺す為の兵器を開発し、その科学力を高めていった。事実、その副産物が今の人間の暮らしの支えと成っている。」
人の時代は良くも悪くも『戦いの歴史』で成り立っている、生きるために命を刈り取る武器を作り出し、それで文明と死体の山を築いてきた。
「人は闘いを辞められない、闘いとは、人類が、生命全てが本能的に知っている“進化への手段”だと………。けど人類同士の争いにも停滞の兆しを見せ始めた、人間にはその本能を抑える理性があった、そこが他の生命体との差だとも言える。」
_____このまま、闘い続けることは非効率的だと。
一誠は身のしれない悪寒に襲われた、これ以上は聞いてはいけないと彼の本能を揺るがす。語る『少年』の声音が段々と興奮を感じさせた、これが理性から来るものなのか兵藤一誠はまだ分からない。
「だから、仮想敵を創ることにしたんだ。
それが悪魔、天使、堕天使、妖怪、龍、そして神と言った非人類だ。」
息が詰まった。
兵藤一誠の思考が灰色に成った、五感はおぼつかないモノとなり、『少年』の語りが耳を通り過ぎていく。
「“大いなる存在”によって創られたソレ等は、人間のカタチと人間を遥かに超える力を与えられた。が、一つだけ与えられなかった物があった。それが、」
________《可能性》。
これこそ、神々や人外共が恐れ、封じ込めようとした物。いずれ、可能性の餌食となるその“存在の運命”を変えようと奴らは人類を、食い物とした。
「そう。奴等にも感情があった。恐怖だ、矮小な奴らは人類の可能性を止めるべく様々なことを行った。それが君たちの世界で言う“神器”と呼ばれる物だ、あれは人間の可能性を力として分散し、人間を下位位存在へと陥れるシステムだ。あとはいい感じに管理、支配すればいい。」
「他の世界線では、“異世界転生”や“異世界特典”、あと“レベル表示”なんてものもあった。強大な力を授けられた人間に成長も進化もあり得ない、彼らには永い研鑽も無ければ“死”が敗北とも思わない」
なにかに負けて弱いまま死んだ奴が、一体どうして次の世界でも強いはずがあるか。己の可能性を捨てた者に進化への栄華は有り得ない。
成長とは、決して数値にして満足するものでは無い。
レベルの上限が100までだとして、そこが己の最終到達点だと足を止める、それは進化への怠慢でしかない。
「例えどれだけ強い力や"設定"が有ろうとも、いずれ人類の可能性によって敗れる。この工程を“進化”と言わずしてなんというか!!全ては“大いなる存在”と進化の果に意味が有る、人間にはその権利がある、資格がある!」
この宇宙において、生命と呼べる者たちは余りにも無力な存在だ。しかし、生命には“生きる意志”が有る、その意志はこの世界を大きく変化させ、そして進化させる。闘いと可能性のサイクルは無限に続く、その果てに人類は何を見るか?それは永劫に続く人類の幸福な課題なのだ。
「それを邪魔する者は、“悪”だ。だから、俺が居る。全てが人間の『平穏』と『進化』為に、おれは全てを消す」
「…………なん、だよ、それッ!!?何なんだよ、リアス部長達は俺達の進化の為の消耗品なのかよ!!悪なのかよ!それじゃあ、よっぽど人間の方が……………!!“大いなる存在”ってなんだよ、進化の果てって何なんだよ!!」
兵藤一誠が叫んだ。
進化だとか、可能性だとか。そんなものに己の人生が否定されてしまうのが嫌だった。叫ばずにいられるものか。
そして、世界が突如暗転した。
夜とは違う暗さではない、まるで世界という一枚の絵に黒いペンキがぶち撒けられたかのような。いや寧ろホントにそうなってしまったと思ってしまいそうになる、五感すべてが暗黒へと染まり自己の存在が何処にあるのか解らない。
でも、遥か遠くの地平線、そこにある街には太陽の陽射しが降り注いでいた。それで、兵藤一誠は気付くことができた。自分は今巨大な何かの影の中に居るのだと、闇が目に慣れ始め上空を見上げると“ソレ”はそこに居た。
天を覆い尽くすほどの面積、微かに分かる土色からは生命の鼓動とうねりがある、ビルの光が天に点滅するとそれが巨大な何かの瞳だと思いついた。
“ソレ”は漸くその頭部の全容を表した。
瞳は円形の口に沿うようにして6つ瞬かせ、星を容易く削り食えそうな口、土色の身体は軟体的で例えるなら“芋虫”。余りにも巨大過ぎる、銀河系では測りきれないその全長。
何もかもを超越した生命体が大きくその口を開けた。
その時、見てしまった。
口内に広がる虚空の宇宙を、瞬く間に星の光が消えていきあらゆる存在を許さない虚無の力。闇が語りかけてくる、お前は居ないと。この世界にいなかったと。
この星を、生命の存在を根本から否定する虚無に兵藤一誠はただ諦めた。あれには敵わない、あれは戦えるモノでないと直感し、心を閉ざし、逃れられない天災にただ怯え、膝を抱いた。
地球を食らわんとするソレが吹っ飛んだ。
「は?」
絶望から一転、再び世界に日の光が降り注いだ。
一体何が起きたのか、要領を得ない所で宇宙に異様なモノが写っていた。
「…………拳?」
それは巨大な拳だった、その拳があの虚無の虫を殴り飛ばしたのだ。拳の表面には緑と青と砂色の何かが張り付いていた。一体何者、いやなんの拳なのか?宇宙を見渡すと拳はこの地球と繋がっていた。
そして、地面がうねった。
街が、海が、山が、空が、上下左右に移動していくそのたびに地表は割れ、大きく揺れ立つこともままならない。だが『少年』は微動だにせず変わりゆく宇宙と地球を眺めていた。
「進化の果てとは何か?それはまだ解らない、だが、我々は進化しなければ成らないんだ。平行宇宙を無意味に食い尽くす虚王蟲や全ての世界の生命を取り込もうとせんとする者達と戦い抗わなければならない」
「“大いなる存在”が何を齎せんとするか、それでも私達が生き残るためならば全てを糧としなければならないのだ。」
揺れが収まると兵藤一誠はゆっくりと眼を開けた。
「これが………、進化なのか………」
空は逆転し、大地は上空に、海は横に。
地球は変形したのだ、それも巨大な人形に。
これがこの世界の本来の進化。
この人類が到達した、闘いの為の武器。
進化とは、その種以外の生命を淘汰することと言う。が、生命そのものを淘汰するの者たちが居るなら。
それは間違いなく、“正義”なのかもしれない。
活きるため、生きるため。
闘争を繰り返し、人は進化し続けなければならない。
それが、全ての生命の尊厳を護るためなら
それが、肉の意志たる人間としての役目なら
「一誠くん、俺は最初に言ったように全ての生き物には生きる権利があると言ったね。そうとも君たちが正しい、生きる権利をたった一人の人間が決めていい物じゃない。」
_____けど、言葉が続く。
「けど、それでも逃げる続ける事はできない。いつか全ての宇宙の生き物達はあれ等に立ち向かわなければならない。“大いなる存在”は人類に進化の機会を与えられたなら、人はその義務として永劫に闘い続けなければならない。例え他の生命を滅ぼすことになっても」
だから、と言葉が続く前に『少年』は兵藤一誠へと翻し、微笑んだ。
「君には、その義務を先に果たしに行ってほしい。君はこの世界に、
呆ける暇もなかった、背後にとてつもない速さのモノが迫り降り立ったのだ。その影が兵藤一誠を包む、兵藤一誠は恐る恐る振り向くとそれは視界を埋め尽くす程の朱だった。
とてつもなく朱に染まった紅の鎧、胸には緑色の玉石埋め込まれ、頭部は西洋の龍の匠が施されていた。
兵藤一誠はこれに覚えがあった。
「ドライグ?」
彼の神器、赤龍帝の籠手の禁じ手。それそのものが兵藤一誠を見下ろしていた。何かに引き寄せられる様にそれへと歩み寄る、屋上から落ちないように差し出された腕に乗ると赤龍帝の鎧の胸に寄せられた。
深緑の宝石が一誠に反応するように、光輝いた。その光が再び輝くと一誠を包み込み、一誠はそれを見た。
生命だ。生きる歴史だ、光の中には生命の誕生の記憶があった。それは最初、小さな微生物として海で生まれやがて陸へ上がり太古の恐竜達の時代へと変わっていく。だが、度重なる異常気象に全滅してしまう。
次に猿が現れた。猿は道具を作り、炎を起こし、文明を誕生させた。動物を捕食し、生活を作り上げていく。やがて、人は火と道具を持ち戦いへと駆り出していく。
多くの命が失われた、そして多くの命が誕生した。
没落と繁栄の裏に、必ずと言って“大いなる存在”の意志があった。
『友よ、恐れることはない。生命はその存在が消えることは無い、皆そこへと先に向かうのだ。』
「ドライグ………、皆ここに居るんだな。独りじゃないんだな」
『そうだ、生命は無意識下に意志のネットワークを構築し、全ての存在の意志と重なり合うのだ。それは時に因果であり、空間であり、時間であり、概念であり、そして“大いなる存在”とも交わった』
『一誠、恐れることはないの。私達はここに居る、この宇宙がなくならない限り私達は共に存在し続ける。此処には全てがある、意味が有るの。』
「リアス部長……!皆!そうか、そうだったんだ。悲しみも怒りも憎しみもすべて意味があったことだったんだ」
『そうだ、私達は共に潰し合い憎しみ合った。だが、それも全て許せることだった。友になるのだ、共になるのだ』
『だから、進化する時なの。一誠、貴方が今の人類の進化の鍵なの、私達の存在意義を汚す“悪”を倒さなければならないの!』
『『『『『『『そう、旅立ちの時だ!!』』』』』』
「あぁ、皆一緒なら怖くない。行こう、共に。」
赤龍帝の鎧が紅く、赤く光り輝く。
生命の炎が力に、可能性が無限の螺旋を刻む。
次の瞬間、それは赤い軌跡を暗黒の宇宙に描いた。
独りだけの赤龍帝、だが彼らは一人ではない。
可能性が、無限の軌跡を描き、それは無限の力へと進化する。その力は蟲を突き破り、遥か宇宙へと、旅立つ。
そう言い残し、彼らは旅立っていった。
ただ一人駒王高校の屋上で、一人の『少年』が赤光に手を伸ばした。
「いつか、また、会おう。」
そういって、少年は新たな世界へと旅立って行った。
いつか、僕たちも逢える日まで。