ポケットモンスターXY&サン・ムーン 二人の紡ぐ物語 作:ソーナ
「アローラ!ソーナです。遅くなりごめんなさい!今回もゲストと一緒にポケ問題を出します。今回のゲストはこちらです」
「アローラ~、アイナ食堂の看板娘マオだよ~♪」
「こんにちはマオ。今日はようこそいらっしゃいました」
「ううん。こちらこそ呼んでくれてありがとうソーナ」
「いえ。こちらこそ遅くなってごめんなさいね」
「仕方ないよ。ソーナこそ無理しないでね」
「ありがとう、マオ。それではポケ問題を出します」
問題:『サトシとセレナが一緒に出掛けることになった場所はど~こだ?』
Ⅰ:ポケモンスクール
Ⅱ:アイナ食堂
Ⅲ:ショッピングモール
Ⅳ:森
「答えは本文の最後に!」
セレナがミロカロスをゲットした数日後、俺とセレナはククイ博士の家の前の砂浜でそれぞれ特訓していた。
「ピカチュウ、10万ボルト!ゲッコウガ、みずしゅりけん!」
「ピーカ、チュー!!」
「コウ、ガッ!!」
"ドカンッ!!"
ピカチュウとゲッコウガの技がぶつかり爆発が起こる。
ピカチュウとゲッコウガは互いに対峙している。
「よーし、そこまで」
俺はそうピカチュウとゲッコウガに声をかけ特訓を終わらせた。
「ピーカ」
「コウガ」
「お疲れ二人とも。二人ともいい動きしていたぞ!」
「ピーカチュー」
「コウガ」
『テールナー、だいもんじ!』
『テナッ』
俺たちの近くでセレナたちも特訓していた。
セレナは少し汗をかきながらもテールナーたちと特訓している。
ここ最近、俺はセレナをいつの間にか目で追い掛けていた。セレナを意識しているのだろうか?ミロカロスを助ける前からセレナにはドキドキしていたが、セレナがミロカロスを助けたときからいつの間にか目で追っていた。
思い出すのはカロスで、セレナと別れたときにセレナからもらった、キスだ。
それを思い出すと少し俺は顔が熱くなる気がしてくる。
そんな事を思っていると。
「・・・・・・・シ・・・・・・・トシ・・・・・・・・・・サトシ!ねえ、サトシってば」
いつの間にか目の前にセレナがいた。
「うわっ!?な、何セレナ?」
「聞いてなかったの?」
「あ、ああ。すまん」
「もお、サトシったら。ミロカロスの事で話があるの」
「ミロカロスの事で?」
「ええ。水タイプのポケモンは初めてだからどうしたら良いのか分からないのよ」
「そう言うことか。にしてもミロカロスか~。ミロカロスを見てるとミクリさんを思い出すな」
俺は近くの岩場に腰掛けながら、ピカチュウたちと仲良く遊んでいるミロカロスを見ながらそう呟いた。
「ミクリさん?」
「あ、セレナは知らないんだっけ。ミクリさんは、前はホウエン地方のルネジムのジムリーダーて今はポケモンコンテストマスターになんだよ」
「ポケモンコンテストマスター?それってポケモンコンテストと関係してるの?」
「ああ。ミクリさんはその中でもトップコーディネーターとして有名なんだよ。確か何回か雑誌の表紙に載ったこともあるはずだけど」
「サトシはミクリさんと会ったことあるの?」
「シンオウを旅していたときにな」
「へぇー」
「ミクリさんが主催するミクリカップって言うポケモンコンテストにも出場したことあるんだぜ」
「ミクリカップ?ポケモンコンテストじゃなく?」
「ミクリカップってのはミクリさんが主催するポケモンコンテストの事で、このコンテストで優勝した時に送られるリボンはポケモンコンテスト・グランドフェスティバルを行うカントー、ジョウト、ホウエン、シンオウどの地方の会場で使える特別なリボンなんだよ」
「凄いわねそれは」
「だろ!」
「ええ!」
「それで、ミクリさんがパートナーとしているポケモンがミロカロスなんだ」
「ミクリさんのパートナーがミロカロス・・・・・」
「ああ」
「・・・・・・・私もそのミクリさんみたいに出来るかな」
「セレナなら出来ると思うよ。でも、セレナはセレナらしい方が俺は好きかな・・・・・」
「え?」
「あ、いや、なんでもない!とにかくセレナはセレナ自身でミロカロスの魅力を引き出せばいいと思う」
「・・・・・そうね。ええ、サトシの言う通りだわ。何時もそれでやって来たのだもの。ありがとう、サトシ」
「ああ」
セレナはそう言うとミロカロスの方に駆け出していった。
セレナがミロカロスに着くと同時にピカチュウが戻ってきた。
「チャァー」
俺はそのままピカチュウの頭を撫でる。ゲッコウガは近くの木の幹に寄りかかり気持ち良さそうに寝ていた。
モクローは家で寝ている。まあ、モクローの場合は何時も寝ているのだが。
「サトシ」
ピカチュウを撫でているとセレナがミロカロスたちと戻ってきた。
「なに?」
「サトシ、私とバトルしてくれない?」
「セレナと?」
「ええ。ミロカロスの事をもっとよく知りたいの」
「いいぜ
「ありがとう、サトシ」
ゲッコウガだとミロカロスはキツいと思うしモクローは起きないだろうからな、ピカチュウに任せるかな。
「ピカチュウ、頼んでもいいか?」
「ピーカチュー」
俺とセレナは少し離れて相対する。
テールナー、ヤンチャム、ニンフィア、ゲッコウガは木陰で休みながらバトルを見ている。
「行くぜ!ピカチュウ、キミに決めた!」
「ピカッ!」
「ミロカロス、お願い」
「ミロ!」
「先攻をどうぞ、セレナ!」
「じゃあ遠慮なく。ミロカロス、みずのはどう!」
「ミロ!ミーロッ!」
「躱せ!」
「ピカ!」
ミロカロスの放ったみずのはどう、をピカチュウは紙一重で躱す。
「ピカチュウ、でんこうせっか!」
「ピカッ!」
「躱して、みずのはどう!」
「ミロ」
「ピカッ!?」
「ミーロッ!」
「ピカー!」
「ピカチュウ!」
ピカチュウのでんこうせっかはミロカロスに上手く躱され反撃でみずのはどうを喰らった。
「ピーカ」
「大丈夫か、ピカチュウ!」
「ピカチュー!」
「よし!エレキボール!」
「ピカ!チュッ、ビカッ!」
「ミロカロス、りゅうのはどうで防いで!」
「ミロッ!」
「りゅうのはどう!?」
俺はセレナがミロカロスにりゅうのはどうを指示したことに驚いた。確かにミロカロスはりゅうのはどうを覚えるが、他のトレーナーのミロカロスを余り見たこと無いからだろうかりゅうのはどうを使ってくるとは思わなかったのだ。
"ドカンッ!!"
エレキボールとりゅうのはどうがぶつかり爆発が起きた。その影響で砂煙と黒煙が立ち上る。
「いまだ!でんこうせっか!」
「ピカ!」
爆発の影響で視界が遮られる中、俺はピカチューにでんこうせっかを指示した。
「どこから来る。気を付けてミロカロス!」
「ミロ」
「チュビッカー!」
「ミロー」
「ミロカロス!」
視界が遮られる中ピカチュウはミロカロスに接近し死角からミロカロスを攻撃した。
「よっし!」
「ミロカロス大丈夫?」
「ミロロロ」
「うん。まずは体力を回復しましょう、アクアリング!」
「ミロ」
「セレナのミロカロス、アクアリングまで使えるのか!?」
「ええ!」
アクアリングは自身の体力を徐々に回復させる技だ。
攻撃しダメージを与えても回復されたら意味がない。
「長期戦は不利か。・・・・・・・・よし!ピカチュウ、10万ボルト!」
「ビーカ、チュー!!」
「れいとうビームよ!」
「ミロー!」
"ドーンッ!!"
「くっ」
「うっ」
10万ボルトとれいとうビームでまたしても爆発が起こる。
爆風に吹き飛ばされないように俺は帽子を押さえながら、セレナは帽子とスカートの裾を押さえて踏ん張る。
「ピカチュウ!」
「ミロカロス!」
爆煙が晴れると二体とも倒れていた。
「ピーカ」
「ミロ」
俺とセレナは急いでピカチュウとミロカロスへと向かう。
「大丈夫かピカチュウ?」
「ピーカ」
「よくやったな、ピカチュウ」
「ピカ」
「ミロカロス、お疲れさま」
「ミロ~」
「うん。貴女もかっこ良かったわよ」
「ミロ」
「?セレナ、そのミロカロスもしかしてメスなのか?」
「え?ええ。そうよ」
「マジか」
「ビーカ」
俺とピカチュウはミロカロスがメスだと言うことに驚いた。正直気付かなかった。
「それで、どうだセレナ。ミロカロスのこと少しは感じた?」
「ええ。ミロカロスの事がわかった気がするわ。ありがとうサトシ」
「どういたしましてかな。俺たちももっとトレーニングが必要だな。な、ピカチュウ」
「ピッカァ!」
「私たちもね」
「ミロッ!」
「それで、この後どうする?」
「そうね・・・・・・・・」
セレナはミロカロスたちを見て少し考えたあと、
「サトシ、一緒に出掛けましょ」
俺にそう言った。
「えっ!?出掛けるってセレナと!?」
「ええ。もしかしてイヤ・・・・・?」
「そ、そんなことはないから平気だ」
「なら一緒に出掛けましょ」
「ああ」
俺はこの後セレナと一緒に出掛けることになった。
「それで、場所は何処だ?」
「そうね~・・・・・・・あっ、ショッピングモールはどうかしら?」
「ショッピングモールか一度行ってみたかったんだよな。いいぜ、行こう」
「ええ!」
「それじゃあ答えを発表するよ!マオ、お願い!」
「オッケー!答えは、Ⅲ:ショッピングモールでした~」
「みんなあってたかな?」
「いや~、セレナもこれで一歩全身だね~」
「そうだね~これからセレナがどうやっていくのか気になるよ」
「うんうん。あたしも気になる♪」
「だね♪それじゃあ時間になりましたので今回はこれで」
「また、次回会おうね~♪」
「「SeeYou NEXT Again!」」