ポケットモンスターXY&サン・ムーン 二人の紡ぐ物語   作:ソーナ

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新年最初の投稿です。
楽しんで頂けたら嬉しいです。
それではどうぞ!


HAPPY NEW YEAR!

 

 

「広い場所ねサトシ・・・・・・」

 

「ああ。前に行ったオルドラン城の広間に似ているな」

 

「ピーカチュー」

 

サトシたちが扉の奥に進み、目の前の光景にそう呟いていると。

 

 

 

 

 

 

「うわぁ~、綺麗な場所だね」

 

「ああ」

 

「キリトくん、かなり広いね」

 

「そうだな」

 

 

 

 

「広いホールだね。何人入れるんだろう?」

 

「《星武祭(フェスタ)》のメインステージの観客席ぐらいじゃないかな?」

 

「・・・・・・幻想的な場所ね」

 

 

 

「すごい場所ですね兄様、姉様」

 

「うん。扉の奥がこうなっているなんて・・・・・・」

 

「フフフ。零華ちゃん眼が輝いているよ――――――って、それはことりちゃんたちもだね」

 

 

 

 

ホールの四隅からそんな声がサトシたちの耳にはいる。

サトシたちは声が聞こえてきた場所をみる。

そこには自分達と同年代と思わしき少年少女たちがいた。

サトシたちから右前側にいる一団はどこかの学校の白の制服や黒の制服、臼ピンクの制服を着て。

右側の一団は、同じくどこかの学校の制服を着ていた。だが、その一団の内三人の少女は白い同じ制服を、そして、九人の少女は紺色のブレザーとチェックのスカートを着て、残りの少年少女たちは同じブレザーを着て男子は青のズボンを女子はワインレッドのスカートを着て男子はズボンと、女子はスカートと同じ色の短めのネクタイをしていた。

そして、目の前の一団は統一感がなくそれぞれ歴戦の防具らしきものを着ていた。

すると。

 

 

 

「ヤッホー、みんな~!」

 

『『『『『『『『ソーナ(さん)!!?』』』』』』』』

 

「みんな、今日は集まってくれてありがとう!」

 

「いや、それは構わないんだが。いや、まあ、構わなくわないが・・・・・・・・。それよりここは何処なんだソーナ?」

 

「ここは、私の居城≪クランテュネス・アルファニスト≫の中だよ。キリト」

 

「なら、ここは・・・・・・・」

 

「うん。ここは私の住んでいる異空間だよ、明久」

 

「ソーナ、それじゃあ彼らは?」

 

「ここにいるのは私が呼んだ、各小説の登場人物だよ、綾斗」

 

「登場人物、ってことは何組いるんだソーナ?」

 

「私が投稿しているのは―――――《ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い》と《バカとテストと召喚獣 奏で繋ぐ物語》、《学戦都市アスタリスク 叢雲と歌姫と孤毒の魔女、3人の物語》そして《ポケットモンスターXY&サン・ムーン 二人の紡ぐ物語》の4作品だよサトシ」

 

「つまりここにいるのはソーナが投稿している小説の登場人物ってことか?」

 

「正解だよ、キリト」

 

「えーと、ソーナはなんで私たちを呼んだの?」

 

「あれ?キリトたちにはアリスとユージオが手伝ってくれたはずだけど・・・・・・そう言えば秘密にしといてって言ったんだったけ」

 

「それで一体・・・・・・」

 

「フッフッフッ。実はみんなを呼んだのは・・・・・・」

 

『『『『『『『『『呼んだのは・・・・・・』』』』』』』』

 

「みんなで、楽しく!仲良く!新年の始まりを過ごすためだよ!!」

 

「あー、そう言えばそろそろ今年も終わりなんだったね」

 

「そうだよ明久!それで、どうせならみんなと過ごしたいなって思ってね。言っとくけどリアルに友達が居ないからって訳じゃないからね。――――――――――まあ、友達なんてもの必要ないし要らないから、いないんだけどさ」

 

『『『『『『『『・・・・・・・・・・・・・・』』』』』』』』

 

「とまあ、そんなことよりみんな楽しくワイワイ過ごそう!」

 

『『『『『『『『オオォーーーーー!』』』』』』』』

 

ソーナの掛け声により楽しいパーティーが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーティーが始まり、ホール内には様々な食べ物や飲み物が置かれ、各自それぞれ他の登場人物たちと話していた。

ある場所では――――――

 

 

 

 

 

 

 

「凄いわねあなたたち」

 

「うん。学校の廃校を阻止するためにそんなことするなんて、生半可な気持ちじゃできないよ」

 

「ホントだよ~」

 

「えへへ、そんなことないよ」

 

「そうです。私たちは自分達のためだけではなく、音ノ木坂学院全員のためにしているのですから」

 

「やれやれ、海未ちはほんと固いな~」

 

「なっ!?そ、それはどういう意味ですか希」

 

「そのまんまの意味やんよ。なあ、エリチ」

 

「え、ええ。そうね」

 

「まあ、海未が堅いのはいつものことだしね」

 

「まあ、それは確かに言えるわね」

 

「凛もそうおもうにゃ~」

 

「真姫に、にこ、凛もですか!?」

 

「わ、わたしはそんなことないと、思うよ」

 

「かよちんはやさしいにゃ~」

 

「そう言えば絵里ちゃんはロシアに住んでいたんだよね」

 

「ええ。もしかしてレインとセブンもかしら?」

 

「ええ、そうよ。と、いってもお姉ちゃんが7歳、私が1歳の頃に両親が離婚して私はアメリカに、お姉ちゃんは日本に行くことになったのよ」

 

「そうだったの。ごめんなさい、辛いこと言わせてしまって」

 

「気にしないでいいわよ。それに今はこうしてお姉ちゃんと会えるんだから、平気よ」

 

「アハハッ♪。全く、セブンはほんと甘えん坊だな~」

 

「別にいいでしょお姉ちゃん」

 

「はいはい」

 

「セブンちゃんかわいい~♪」

 

「ま、まあ当然よ」

 

「それでなんだけどセブンちゃん」

 

「なにかしら?」

 

「これ着てくれないかな~?」

 

「な、ななな、なにそれ!?」

 

「え?これはことりが作った服だよ~」

 

「あ、あなたが作ったの!?じゃなくてなんで幼稚園の服なのよ!」

 

「似合うかな~って思ったの~♪」

 

「わ、わたしはもう12歳よ!」

 

「まあまあ、早く着替えよう~♪」

 

「いやーーァ!た、助けて、お姉ちゃーん!」

 

「え、ええ・・・・・」

 

「ことりちゃんの悪い癖が出ちゃったね」

 

「全くことりは・・・・・・。可愛いものに眼がないんですから」

 

「へぇー。そうなんだ」

 

「あ、戻ってきたみたいね」

 

「お待たせ~♪セブンちゃんを更に可愛くしてみたよ♪」

 

「せ、セブン?」

 

「ど、どうかな、お姉ちゃん?」

 

「うん!超かわいいよ七色!」

 

「お、お姉ちゃん!?それリアルネームよ!」

 

「ありゃ~、レインちゃんも変なのが出ちゃったよ」

 

「もしかしてレインってエリチと同じでシスコンなのかな?」

 

「う~ん、見た限りそうみたい」

 

「ちょっと希、シルヴィアさん。私は別にシスコンじゃないわよ。それにシスコンならあそこにいるわ」

 

「綾斗くんと話してる明久くん?」

 

「まあ、確かに絵里の言うとおりだと思いますよ」

 

「そうだねぇ。明久くんは昔から零華ちゃんのこと大切にしてたからねぇ~」

 

「アハハ。過保護過ぎってほどだけどね」

 

「それもそうね」

 

「あ、でも綾斗くんもかなりのシスコンだよ」

 

「そうなのかい?」

 

「うん。綾斗、子供の頃なんて遥お姉ちゃんの後ばっかり追いかけていたんだから」

 

「それはかなりのシスコンだな」

 

「でも、ちょっと可愛いかも♪」

 

「やれやれ。英玲奈はともかくあんじゅもことりと似たような慣性の持ち主だったわね」

 

『『『『『『ハハハハハ』』』』』』

 

 

 

 

 

 

 

アイドル同士、音楽関係などを話していたり。

また、あるところでは―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

「遥さん、免許皆伝なんですか!」

 

「ええ。リーファちゃんとラムくんはどうなの?」

 

「私のところは免許皆伝とかはない、ですね。剣道なので」

 

「はい、俺のところもリーファさんと同じですね。もっとも剣道をやっていたのは中学生までなんですけどね」

 

「ラム君、そうだったの?」

 

「はい。一回中学の全国大会で優勝しましたよ」

 

「すごいねラムくん。私のところは剣術だからなぁ。剣道もするはするけど大会とかには出ないんだよね」

 

「じゃあ、今度試合しませんか!」

 

「え、リーファちゃんと?」

 

「はい。あ、でも遥さんがよろしければですけど」

 

「私はもちろんいいよ!ラムくんもどうかな?」

 

「俺もいいんですか?」

 

「もちろん」

 

「もちろんだよ」

 

「では、お言葉に甘えて俺も参加させていただきますね」

 

 

 

 

 

 

 

三人の男女が剣について話していて、

またあるところでは――――――

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ、お前さんはかなり料理できるんだな」

 

「まあな。おれのところは兄妹が多くてな、親が不在勝ちなもんでおれが面倒見ているんだ」

 

「ほえー。その年で主夫みたいとはすげぇな」

 

「今はポケモンドクター見習いでな、家庭の方は弟たちが手伝ってくれてるよ」

 

「いい家族だな」

 

「全くだ」

 

「そう言うエギルだって嫁さんがいるだろうが」

 

「まあ、俺がいない間も支えてくれていたからな。自慢の嫁だ」

 

「くぅ~、羨ましいぜ紺畜生!」

 

「それについては同意するぞクライン!」

 

「タケシ!我が同士よ!」

 

「やれやれだな」

 

 

 

 

 

 

 

男三人が盛り上がっていて、

またあるところでは――――――

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあオーフェリアさんは綾斗さんにいつもそうやってもらっているんですか?」

 

「・・・・・・ええ。シルヴィアもだけど。恵衣菜や翔子、セレナは?」

 

「私は明久くんにいつも甘えてるかな。明久くんの膝の上で頭を撫で撫でしてもらうと気持ちよくて眠っちゃうだよ」

 

「・・・・・・私は雄二によく料理を作ってもらってる。家事もだけど雄二は吉井と同じくらい家事レベルが高い」

 

「私はよくサトシにお菓子を作ってるかな?お菓子を食べたときのサトシの嬉しそうな表情がかわいいというか、癒されるんだよね~」

 

「・・・・・・なるほど。私も今度綾斗にやってもらおうかしら?」

 

「膝枕を?」

 

「ええ」

 

「・・・・・・なら私も雄二にやってもらう」

 

「じゃ、じゃあ私もサトシに今度してもらおう、かな?」

 

 

 

 

 

 

 

と、結婚している女子の恋バナ?らしき、情報交換などをして――――――

 

 

 

 

 

 

 

『『『『『まだ、俺(僕)たちは結婚してないぞ(よ)!!!』』』』』

 

 

 

 

 

 

 

いま、なんか五ヶ所から同時に同じ言葉が聞こえた気がしたのですが・・・・・・・気にしないでおきましょうか。

そして、またあるところでは――――――

 

 

 

 

 

 

 

「おいおい、お前さんは忍者かよ」

 

「・・・・・・そんなことはない。一般」

 

「いやいや、それはさすがのオレっちもヤーちゃんに同意するゾ」

 

「や、ヤーちゃんっておれの事かよ、アルゴの姉さん」

 

「ニャハハ。いいネーミングだロ?」

 

「そ、そうかぁ?なら土屋はなんだ?」

 

「・・・・・・俺は別にいい」

 

「ン?ツッチーだゾ」

 

「プッ・・・・・!つ、ツッチー・・・・・以外にかわいい名前だな」

 

「ダロ?」

 

「・・・・・・あまり嬉しくない」

 

 

 

 

 

 

 

情報屋同士、情報入手についてを語っていたり。

またあるところでは――――――

 

 

 

 

 

 

 

「へぇー、そっちの世界も面白そうだな」

 

「ああ。俺たちの世界も面白いがキリトたちの世界も面白そうだな。VRMMOだったか?是非やってみたいな」

 

「俺もサトシたちの世界でいろんなポケモンと触れ合ってみたいな。ピカチュウみたいなポケモンが沢山いるんだろ」

 

「ああ。それぞれの地方によって出るポケモンも異なるんだぜ」

 

「そりゃ行ってみたいな」

 

「それ、僕も行きたいな」

 

「俺も、かな」

 

「明久と綾斗もか」

 

「あー、でも俺は明久の世界が気になるな」

 

「召喚システム、だっけ?」

 

「うん」

 

「どんなものなんだ?」

 

「え~と、テストの点数がその召喚獣の力になって、操作は自分でやるんだ」

 

「ウゲー、テスト受けないといけないのか」

 

「俺たちのところもテストはあるけど、確か明久のところは違うんだっけ?」

 

「点数の上限がないからね。自分の能力次第ではどんどん点数が増えていくよ」

 

「うわー。大変そうだな」

 

「まあね。あ、でも綾斗のところも大変じゃないかな?」

 

「ん~。まあ、ね」

 

「アハハ、私としてはみんなの世界に行ってみたいけど」

 

「ソーナも?」

 

「それはそうだよ~。面白いじゃん」

 

「「「「アハハハ」」」」

 

「ところでみんなはなんで彼女たちが好きになったの?」

 

「ん~、俺は第一層からずっと一緒にいて、レインがいると何て言うのかな・・・・・・・・こう、安心するんだよ」

 

「僕は恵衣菜と小さい頃から一緒にいて、気心が知れているし一緒にいたいからかな」

 

「俺はシルヴィとオーフェリアと一緒にいると楽しいからかな。二人を俺は必ず守りたいって思うんだ」

 

「俺はセレナから様々なことを教えてもらったりしたし、セレナと一緒にいると安心するからと、夢を持っているからかな」

 

「なるほどね~」

 

「ソーナはいないのか?」

 

「え?なにが?」

 

「好きな人だよ」

 

「ええっ!?」

 

「そう言えばソーナはいないの?」

 

「気になるな」

 

「え、ええ・・・・・・。私は別にいないよ。それに友達とかいないから、そう言うのがわからないんだよね」

 

「「「「・・・・・・・・・・」」」」

 

「あの~、哀れむよいな目で見ないでほしいんだけどな~。ちょっと虚しくなるよ」

 

「アハハ・・・・・・」

 

「なんて返したらいいかな・・・・・・」

 

「ごめん、ソーナ」

 

「聞いちゃいけないことだったかな・・・・・・」

 

「ちょ、ちょっとー!べ、別にこの世界だったら幾らでも友達はいるよ~!」

 

 

 

 

 

 

 

主人公同士で話していたりした。

そして時は進み。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあて、今年も残り時間が少なくなってきたね」

 

ソーナはパーティー会場の時計を見てそう言う。

 

「ホントだな」

 

「ん~。みんなはなにかやりたいことあるかな?」

 

ソーナは会場の全員を見て言う。

 

「ん~。あ、じゃあソーナ、僕と試験召喚バトルしない?」

 

「え?」

 

「あ、明久くん!?」

 

「に、兄様!?」

 

「お、いいなそれ!じゃあ俺もソーナとデュエルしたいな」

 

「き、キリトくんも!?」

 

「じゃあ、俺もソーナと闘ってみたいな」

 

「綾斗くんまで!?」

 

「・・・・・・ハルお姉ちゃんどうにかして」

 

「アハハハ、無理だよオーフェリアちゃん」

 

「はいはい~!なら俺もソーナとバトルしたい!」

 

「サトシ!?」

 

なんと明久、キリト、綾斗、サトシからバトルの申請をソーナは受けた。

 

「って、ちょっと待ってよ!私は明久たちのように召喚獣持ってないし、キリトたちのように剣や防具も無いんだよ!更に言うと綾斗たちのように星脈世代でもないし煌式武装も装備してないよ!サトシのようにポケモンは持ってないんだよ!」

 

ソーナはそう言うが。

 

「その辺りはソーナの力で」

 

「作者の権限だね」

 

「ちょっとーー!!そんなのに使いたくないよ!」

 

ソーナはツッコミに疲れたのか呼吸が荒くなっていた。

他のみんなは苦笑や笑いを堪えているものが多かった。

 

「ハァー。―――――――いいよ。闘ってあげるよ」

 

「「「「よしっ!」」」」

 

「なんでそこで4人は嬉しそうにサムズアップするのさ!」

 

ソーナは更に落胆した。

 

「じゃあ、最初に綾斗、次にサトシ、で明久、キリト。でいい?」

 

「俺は構わないぜ」

 

「僕も」

 

「俺も大丈夫だよ」

 

「俺もだぜ」

 

「じゃあ、移動しようか」

 

『『『『『『『『『『移動?』』』』』』』』』』

 

「うん、移動。ハイッ、と」

 

ソーナが指をならすと次の瞬間、パーティー会場からバトルフィールドに来ていた。

 

「それじゃあ早速闘おうか、綾斗」

 

「そうだね」

 

フィールドにはソーナと綾斗だけ。残りは観客席に座っている。

 

「それじゃあ――――」

 

綾斗はそう言うと自身の純星煌式武装《黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)》を展開した。

 

「いくよ、セレス」

 

『了解です、綾斗』

 

「はぁ、――――――おいで《虹の銀河(ガラクスィアス=イリス)》」

 

ソーナがそう言うと何もない虚空から、虹色に輝く双剣が出てきた。

 

「じゃあ、いくよ!」

 

綾斗はそう言うと否や凄まじい速さでソーナに《黒炉の魔剣》を振り下ろしてきた。

 

「よっ、と」

 

ソーナはそれを双剣をクロスして受け止める。

 

「せいっ!」

 

そして、《黒炉の魔剣》の軸をずらして綾斗の校章を右手の剣で切りつける。

 

「ん?」

 

ソーナは切りつけた箇所に手応えが感じられず眉を潜めた。

切った場所には青いガラスのようなものがでるが、それはすぐに虚空へと消えた。

 

「そう言えば綾斗の星辰力は膨大だっけ」

 

「まあ、オーフェリアには及ばないけど」

 

「そりゃそうでしょう――――――よっ!」

 

「ふっ!」

 

「セアッ!」

 

「ハアアッ!」

 

気合の入った声が周囲に響響き渡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして8分後。

 

「ゼアッ!」

 

「ッ!」

 

 

『戦闘終了(エンド・オブ・デュエル)!Draw!』

 

 

綾斗の攻撃を受け流し、カウンターでソーナの放った斬撃と綾斗の放った斬撃が二人の校章を同時に真っ二つに切り裂き、デュエルが終了した。

 

「引き分けか。強いなソーナは」

 

「綾斗こそ、強すぎるよ」

 

「謙遜しないでよ。ソーナの武器もだけど力量も凄かったよ」

 

「綾斗と比べるとまだまだだけどね」

 

ソーナら自虐的に肩をすくめながら言う。

 

「さて、次はサトシか」

 

「じゃあ俺は観客席にいくよ。頑張ってねソーナ」

 

「ハハ、善処するよ。ありがとう綾斗」

 

綾斗はそう言うと、観客席に向かって歩き去った。

綾斗が立ち去ると、代わりにサトシが来た。

 

「綾斗に勝利おめでとう、ソーナ」

 

「ありがとう、サトシ」

 

「バトルは一対一のシングルでいい?」

 

「いいけどひとつ問題があるんだよ」

 

「問題?」

 

「・・・・・・私がポケモン持ってないこと」

 

「あ」

 

「もしかして今さら?それに私言ったはずだけど・・・・・・」

 

「あー、じゃあ、また今度でいいか」

 

「ごめん、そうしてくれると助かるよ」

 

「じゃあ、この試合はバトルは無しと言うことで。次は明久か」

 

「そうだね」

 

「まあ、頑張れよソーナ」

 

「ありがとうサトシ」

 

サトシとのポケモンバトルはソーナがポケモンを持っていないと言うことで先に見送りで、次は明久とのバトルになった。

 

「早速だけど試合しようソーナ」

 

「うん。科目は日本史でいい?」

 

「僕はいいよ」

 

「オッケー、じゃあセットするね」

 

ソーナはそう言うと、召喚システムのフィールドを張り、明久から距離をとった。

 

「いいよ、明久」

 

「うん、じゃあ――――」

 

「「試獣召喚(サモン)!!」」

 

 

 

 日本史

 

 2年Fクラス 吉井明久 978点

 

 VS

 

        ソーナ  814点

 

 

「ソーナも日本史得意なの?」

 

「まあ、ね。5科目の中で私は国語と社会が得意だから」

 

「なるほどね。それじゃあいくよ!」

 

「参ります!」

 

ソーナの召喚獣は虹色のコートを着ているというなんとも派手な衣装だった。

そして、武器は双剣だ。

 

「ゼアッ!」

 

「ヤアッ!」

 

金属音が二人の召喚獣の武器から響く。

 

「やるね。もっと早くしていくよ!」

 

「それは私もだよ。それじゃあ早速!」

 

ソーナの召喚獣は明久の召喚獣から距離をとると、双剣を前に構えた。

すると、その双剣は一つに合わさった。

 

「!?それは、弓!?」

 

「いくよ!」

 

ソーナは弓を連続で射ち放ち明久の召喚獣を攻撃する。

明久は召喚獣を巧みに操作してかわしたり弾いたりする。

 

「更に!」

 

ソーナは弓を両手に持ち、分割した。すると、それは黒金と白銀の拳銃へと変わっていった。

 

「今度は銃!?」

 

「いっけー!」

 

「ちょ、ちょっとー!」

 

明久は素早くかわすがソーナはどんどん弾を撃つ。

 

「そして!」

 

「今度はスナイパーライフル!?」

 

そして、ソーナは二丁銃を結合し、黒銀のスナイパーライフルを構え、連続で撃つ。

そしてそれを明久は同じように構えた二丁銃で弾を撃ち落としていく。

弾撃ち(ビリヤード撃ち)だ。

 

「でもって今度は!」

 

ソーナはスナイパーライフルを片手で持ち横に構える。

その途端、スナイパーライフルは光輝き細身の剣、細剣に変わった。

 

「今度は細剣!?もしかして腕輪!?」

 

「え?腕輪じゃないよ。というより腕輪持ってないよ」

 

「え?じゃあそれは?」

 

「あ、これ?イメージをすることによって様々な武器に出来るんだ」

 

「うわー、チート?」

 

「いやいや、明久の《事象改変》の方が一番のチートだからね」

 

「あ、それは確かに」

 

「ね。それじゃあ、どんどんいくよ明久!」

 

「ええーっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから10分後

 

 

 2年Fクラス 吉井明久 36点

 

 VS

 

        ソーナ  25点

 

 

 

ソーナと明久の点数は、あと一撃で戦闘不能という状態にまでなっていた。

 

「これで決めるよ」

 

「もちろん!」

 

「ハアアァァァァァァァアッ!」

 

「ゼリャァァァァァァァアッ!」

 

ソーナの召喚獣と明久の召喚獣の双剣がそれぞれの召喚獣を切り裂き、互いの位置を交換して背を向けて立つ。

そして、

 

 

 

 

 

 2年Fクラス 吉井明久 0点

 

 VS

 

        ソーナ  0点

 

 

 

同時に召喚獣は虚空へと消えていった。

 

「引き分けかぁ~」

 

「つ、疲れた~」

 

「いやぁ、さすが明久だね」

 

「ソーナこそ、さすがだよ」

 

「アハハ、ありがとう明久」

 

「さてと、最後は―――――」

 

「俺の番だな」

 

明久の言葉を引き継いで、出てきたキリトが答えた。

 

「そうだね、キリト」

 

「じゃあ僕はみんなのところにいるよ。二人ともいい試合をね」

 

明久はそう言うと、キリトが出てきたところから観客席に向かって歩き去った。

 

「さてと―――――」

 

「うん」

 

ソーナはキリトの言葉に頷き、ウインドウを表示させデュエル申請画面を開きデュエルを申請する。

 

「全損決着でいいよなソーナ?」

 

「もちろんだよキリト」

 

モードを全損決着にしてデュエルを双方とも受諾する。

キリトとソーナは互いに距離を取り、向かい合う。

そして、キリトは背中に装備している双剣の柄を握り、抜刀する。

それぞれ剣の色は黒と白だ。

 

「『エリュシデータ』と『ダークリパルサー』、だね」

 

「ああ。俺の最もな愛剣だ」

 

「それじゃあ私も――――」

 

ソーナは目を閉じ集中する。

すると、ソーナの衣装がキリトの防具と似たような感じになった。だが、その色はキリトが黒に対してソーナは虹色のような七色の派手だが落ち着いた装飾だった。

そして、両手を広げ何かを掴むような動作をする。

 

「――――――来て、『ティング・トゥー・テル』、『スターライト・ナイト』」

 

そしてソーナの手元に白銀に輝く剣と虹色に輝く剣が現れ、それを握った。

 

「へぇー、それがソーナの剣か。俺やレインと同じで二刀流なんだな」

 

「まあ、二刀流の方がやり易いんだよ」

 

「じゃあ、始めようぜソーナ」

 

「了解」

 

キリトは左手を前に、右手を後ろに、腰を少し落として構える。

ソーナは右手を前に、左手を少し下げて構える。

そして、両者の中央に浮かぶウインドウが0になりデュエルが始まった。

 

「ふっ!」

 

「はあっ!」

 

キリトは始めに右手の剣を突きだしてきた。それをソーナは左の剣で反らす、そのコンマ一秒後左の剣が迫ってくる。だが、それはそに当たる直前にソーナは右手の剣で防ぐ。

 

「やるな!」

 

「≪二刀流≫ソードスキル《ダブルサーキュラー》だよね」

 

「ああ」

 

「それじゃあ今度はこっちの番だよ!」

 

ソーナはそう言うと否や、キリトの剣を弾き、左の剣でキリトの胴を薙ごうとする。

 

「ッ!?」

 

しかし、それはキリトがバックステップしてコートのボタンが取れただけだった。

だか、ソーナはさらに攻撃をする。右手の剣を振り上げ右斜めから振り下ろした。

 

「くっ!」

 

さらにそれをキリトは防ぐ。が、さらにソーナは左の剣で攻撃する。

 

「セアッ!」

 

「ッ!」

 

「ハアッ!」

 

ソーナは右手の剣にライトエフェクトを纏わせ、キリトを攻撃する。

 

「片手剣ソードスキル《バーチカル・スクエア》か」

 

「どうせなら私も使おうかなって、ね」

 

「なるほどな。じゃあどんどんいこうか」

 

「そうだね!」

 

「「ハアアッ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソーナとキリトは、幾つものソードスキルを放ち剣戟を与える。

そして、互いのHPがレッドゲージにまで入り、残り一撃で戦闘不能となるところまで削れていた。

 

「これで決めるか」

 

「そうだね」

 

ソーナとキリトはそう言うと、同じ構えをした。

右手を肩の高さまで上げカタパルトのようにし、剣の切っ先を相手に向け、左手を前にし構える。

 

「「ハアアァァァァァァァアッ!!!」」

 

右手の剣にクリムゾンレッドのライトエフェクトが付き、ジェットエンジンのような轟音が響く。

そして、剣を突きだしたような体勢で互いの位置を交換して止まった。

 

 

『Draw』

 

 

空中に浮かぶウインドウにはそう表示された。

どうやら二人のHPが同時に0になったらしい。

 

「はあ、はあ、はあ。さすがキリト」

 

「ソーナこそ。さすがだな」

 

「ありがとうキリト」

 

キリトは剣を背中の鞘に戻し、ソーナは剣を取り出したように虚空の中へとしまった。

 

「さてと、これで終わったし戻ろうか」

 

ソーナはそう言い指をならした。

ソーナが指をならすと、次の瞬間には元のパーティー会場に戻っていた。

 

「おっと、そろそろ新年だね」

 

ソーナは時計を見ていう。

 

「ホントだな」

 

「今年は色々あったけど、みんなのお陰でなんとかいけたよ。ありがとう」

 

ソーナはみんなを見てそう言う。

 

「あ、みんなカウントダウンを始めるよ」

 

 

 

 

『『『『『『『『『『10』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『9』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『8』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『7』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『6』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『5』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『4』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『3』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『2』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『1』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

そして、会場に鐘の音が響き渡った。

 

 

「ハッピー・ニューイヤー!!みんな今年もよろしくね!!」

 

 

『『『『『『『『『『こちらこそよろしく(お願いします)ソーナ(さん)』』』』』』』』』』

 

 

 

 

「みんな!今年も応援をよろしく!」

 

 

 

 




私の投稿作品4作品とのコラボどうでしたか?
少し疲れましたが、新年の初めとしては良かったなと思います。
これからも≪ポケットモンスターXY&サン・ムーン 二人の紡ぐ物語≫をよろしくお願い致します!!
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