ポケットモンスターXY&サン・ムーン 二人の紡ぐ物語 作:ソーナ
SAOと交互に出していくと思うので少し遅くなると思います。
俺はマオに手を引かれて校舎の中に入ると、目の前に全身骨格の化石が目に入った。
「おお!プテラにアマルルガ、ガチゴラスの化石だ!すっげー!」
今まで色々な化石を見たがここまでの化石は見たことがなかった。
窓から外を見るとポケモンと一緒にバスケットボールやサッカー、野球、ポケモンバトルをしている子供たちが目にはいる。
「うお~!ポケモンスクールって凄い場所なんだな~」
俺が感動してそう言うとマオがクスッと笑い、
「でしょ。ここはポケモンとトレーナーが一緒に学ぶところだよ!」
と説明してくれた。
「へぇー。いいなぁ~」
俺は不意にそう口に出していた。
「ふふっ♪」
そのままマオと会話・・・・・・と言うよりポケモンスクールについて聞いて歩いていると不意にマオが1つの扉の前で止まった。
どうやら目的地についたみたいだ。
マオはそのまま扉をノックし。
「校長先生、新入生を連れてきました」
と言った。
「え!?新入生!?」
俺はマオの予想外の言葉に驚きを洩らした。
そのまま俺があたふたしていると中から扉が開かれた。
扉を開けてくれたのは。
「バリ?」
バリヤードだった。
「え?ポケモン?」
「バリヤード!もしかして!」
「あら~、よくここまで来られたわね」
「ママ!?」
バリヤードに続いてママのハナコが中から出てきた。
「ちょっと見直したわ」
「良かった~。先に来ていたんだ」
俺はポケモンスクールに来たのは良いがどうやってママに伝えるか悩んでいたのだ。
ママと会えて安堵しているとママの後ろから。
「アローラ、サトシ」
聞き覚えのある声が聞こえた。
「え?」
「ポケモンスクールへ、ようこソルロック!」
「オーキド博士!?あれ、でも、なんか違うような・・・・・」
俺はポケモンの表情の物真似と名前を使ったギャグを言った人を見てそう感じた。
よく見ると、俺たちの知っているオーキド博士と目の前にいるオーキド博士は微妙に違う。
髪の量は多く、肌は褐色だったからだ。
「はっはッはッは!よく似ていると言われるよ。私はカントーのオーキド博士のいとこ、ナリヤ・オーキドだ」
「この学校の校長先生なんだよ」
「へー」
「よろしくナックラー」
「な、ナックラーって・・・・」
「あはは。校長先生は何時もポケモンギャグを言っているの」
「人もポケモンも一緒に、明るく仲良く暮らすのが、一バンギラス!」
そう言うとナリヤ校長は校長室の中に入ってしまった。
俺とマオ、ピカチュウ、アマカジはナリヤ校長のポケモンギャグに呆然としてしまい苦笑いを浮かべ校長室の中に入った。
「・・・・・・それで、リザードンを追い掛けてきたら、たまたまここに出られたんだよ」
「なーんだ、新入生じゃなかったのね」
「ごめん。なんか説明する隙が無くて」
「ううん。こっちこそごめんね。あたしってよく、早とちりしちゃうんだ」
「いや、むしろここまで案内してくれてありがとうな、マオ。マオに案内してもらわなかったらママとバリヤードに合流も出来なかったし、オーキド校長先生にも会えなかったと思うしさ」
「そうかな。・・・・・そう言ってくれると嬉しいよ」
俺とマオが互いの誤解を解いている間、オーキド校長は電話でカントーのオーキド博士と繋げていた。
「おーい、ユキナリ!私だ。無事卵は届いたぞ!」
『おー、ナリヤ。そうか無事に届いたか。ありがとう、ハナコさん』
「どういたしまして」
「ねえ、校長先生。サトシにキャンパスを案内してもいい?」
「もちろんポリゴン!ヤブクロン!」
「行こう、サトシ!」
「ああ!」
俺は期待に胸を膨らませ、マオと一緒に校長室を出た。
「ここが、あたしたちの教室よ」
「ピィーカー」
「うわー、広いな~。凄くいい景色だ。それに・・・・・風が最高だぜ」
「ここだけじゃなくて、さっきあったグラウンドとか湖とか。この広いキャンパスで色々な事を教わるんだ」
「へぇー」
俺はマオのこのポケモンスクールについて説明を聞き感動していると。
「お二人さん、アローラ」
俺たちの後ろから新しい声がかけられた。
振り向いてみるとそこには日焼けした肌に白い帽子とサングラス、白衣を着た男性がいた。
「ククイ博士!」
「博士?」
「あたしたちの先生よ。博士、この子はサトシ」
「オーキド校長から聞いたよ。サトシ、ピカチュウ。ポケモンスクールは良いところだぜ。今日だけでも楽しんで行ってくれ」
「はい!」
「ピカァ!」
ククイ博士と挨拶をしていると、外からポケモンのうなり声の用な声が聞こえた。
「あれは・・・・・」
外を見てみると校門でリザードンを連れた少年と、3人の人影が見えた。どうやら何か揉めてるらしい。
俺たちは急いで校門へと向かった。
校門へと近付くにつれてリザードンを連れた少年よ目の前にいる人影がわかった。
ドクロみたいなマークの入った服を着た怪しい人たちだった。
校門の柱の影に、リーリエ、スイレン、マーマネの3人が心配そうに見ていた。
「なんだ、あれ」
俺が聞くと。
「スカル団よ。無茶な事を言ってはバトルを仕掛けてくる嫌な奴らよ」
マオが睨み付けるような眼でスカル団を見て言った。
聞くとリザードンを寄越せだとかバトルしろだと言っている。
だがリザードンを連れた少年は落ち着いていて怯えも焦りもなく冷静だった。
少年が「後悔しても知らないぞ」と言うとスカル団の3人はモンスターボールをそれぞれ3つずつ手に持ち、ポケモンを出してきた。
それぞれヤングース、ヤトウモリ、ズバットが3体ずつ合計9体だ。
少年はどうしたものかと考えている感じだった。
「まてー!」
だが俺はスカル団のやり方に少しイラッと来てしまい、気づけば少年の横にたっていた。
「サトシ、危ないよ!」
マオが心配そうに言ってきた。
リーリエたちもあたふたしている感じだった。
「なんすカ、お前」
「お前ら3人がかりで卑怯だぞ!」
「ふん。ならどうする」
「決まってる、俺も戦う。手伝うぜ。え~と・・・」
「カキだ。だが助けはいらない」
「危ないよサトシ!」
「よしっ!・・・・・・行くぞピカチュウ!君に決めた!」
「ピカー!」
俺はピカチュウを出した。
ピカチュウも元気よく、ひさしぶりのバトルに気合い十分の用だった。
「無理はするなよ」
隣の少年はそう言うとモンスターボールを取り出し投げた。
「行くぞ、バクガメス!」
出てきたのは赤い体の背中に棘があるポケモンだった。
「かーっこいい!バクガメスって言うのか!」
「炎とドラゴン。両方のタイプを持つポケモンだ。俺の相棒さ」
カキがバクガメスについて説明してくれた。
「ヤトウモリ、ベノムショック!」
「ヤングース、かみつく!」
「ズバット、きゅうけつ!」
スカル団の指示に9体のポケモンが動き出す。
「ピカチュウ!でんこうせっか!」
「ピカッ!」
ピカチュウはでんこうせっかで一気にヤトウモリとの間を詰め攻撃した。
「速いっ!」
余りの速さにカキがそう呟いた。
残りの6体はバクガメスに攻撃を仕掛けた。
だが、バクガメスは攻撃を避けるのではなく背中で受け止めた。
背中に6体の攻撃が決まるといきなりバクガメスの背中が爆発した。
「今のは!」
「バクガメスの背中の棘は、刺激を受けると爆発するんだ」
「おー!かっけー!」
俺は素直にバクガメスを誉めた。
バクガメスは俺の言葉に嬉しそうに声を出した。
「ヤトウモリ、はじけるほのお!」
「ヤートォッ!」
ヤトウモリからはじけるほのおの攻撃がピカチュウに迫る。
「ピカチュウ、かわして10万ボルト!」
「ピカッ!ピーカー、チュー!」
ピカチュウの10万ボルトはヤトウモリ3体に見事に当たった。
「やったぜ!」
その俺たちのバトルを後ろの森の中から見ている存在に俺たちは全く気づかなかった。
「ピーカー!」
「へへ」
続いて攻撃を仕掛けようとすると。
「後は任せろ」
カキがそういって前に出た。
「えっ?」
困惑する俺をよそにカキはバクガメスに気合いをかけた。
「行くぞ、バクガメス!」
「バッスー!」
カキとバクガメスの気合いに左手の腕輪にはまっている鉱石が輝き出した。
「な、なんだ!?」
「ま、まさか・・・・アイツあの技を!」
「あ、あの技っすカ!?」
スカル団はカキの行動の事をわかるみたいだが、俺にはよくわからなかった。
「俺の全身!全霊!全力!すべてのZよ!アーカラの山のごとく、熱き炎となって燃えよ!」
カキはセリフと踊りを合わせて行い、ポーズを次々決めた。バクガメスもカキと同じ動きを真似している。
そして最後のポーズを取ると鉱石の輝きがより一層増しバクガメスにへと注がれていった。
「喰らえ!ダイナミック・・・・・フルフレイム!!!」
バクガメスの口から巨大な炎の塊がヤトウモリたちに向かって放たれた。ヤトウモリたちに当たると大きな爆発が起こり、視界が煙で遮られた。少しして煙が晴れると、爆発が起こった場所には小さなクレーターが出来ており、そのクレーターの中にスカル団のポケモン全員戦闘不能となっていた。
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