FGOでガチャ引きたいぃ。。。
俺は今全力で空を飛んでいる。ゾオン系【
小咲さんから届いた理由は図書館近くのショッピングモールでヴィランの起こした人質事件に巻き込まれたこと、小さな少女が犯人の手にあること、自身は気づかれていないこと。
自身が動くこと、それらが書かれていた。まず思ったことは、僕じゃなくて警察でしょ。と思うが、自分に知らせてくれたのは嬉しい。
でも彼女には早い。確かに彼女に渡した個性は協力だ。何せそれひとつ使うのには大してデメリットが存在しないからだ。誰が全く関係の無い水に弱いと初見で分かるだろうか。
彼女自身訓練もしているから強いが、心が、覚悟がまだ出来ていない。テレビや伝聞で見聞きするのと本物の悪意を目にするのは別格。
そこには明確な殺意がある。
無事でいてくれるといいが。今出来ることは一刻も早く駆けつけることだ。一応警察には連絡しといたからヒーローと警察が向かったはずだか。
俺は一層スピードを加速させる。
私の名前は波動ねじれっていうの。私は雄英高校の2年生ヒーロー科、ヒーロー志望。仮免試験で合格して仮免を取得、NO.9ヒーローリューキュウの事務所にインターンしている。
そんな私に、来年雄英を受験する後輩から連絡が来た。名前は黒崎優魔君っていうの。とても中学生とは思えないほど賢く、冷静で落ち着いている。その上、彼がそこいらのヒーローより強いということも知っている。
ここのところ、会える時間がなく嬉しくなったけど内容を見て慌ててリューキュウに連絡した。
「ねぇねぇ、リューキュウ動かないの?」
私は事件が起きたという、ショッピングモールにリューキュウのサイドキックのヒーローネジレとして同行しやってきた。
「犯人の個性と人質がいるから、私が行けないのよ」
赤いチャイナ服のようなヒーローコスチュームの若い女性、彼女が今の私の上司リューキュウだ。
それからしばらく時間が経ったが事件に進展は無かった。だけど、急激にじたいは動き出したの。
男のヴィランに捕まっていた小さな女の子を女子中学生が助け出したという、情報が入った。。それに合わせて私たちは突入しようとした。
けれど人質に紛れていたもう1人のヴィランによって少女を助けた女子中学生は気絶させられしまった。
ほかのサイドキックの人は遠視の個性で私たちに状況を教えてくれているのだが、女子中学生の容姿の特徴を聞いた私は驚き、納得した。何故、優魔君が私に連絡してきたのかを。
その容姿は最近彼がよく話す、白音小咲という彼の友達?に類似している。
そんなことを考えながら、対処法を考えているとさらに状況は悪化した。何と、 小咲という子がレイプされかけているというのだ。
私もリューキュウも同じ女性として許せなくなった。小咲ちゃんは泣くこともせずただ耐えていると聞いた。
そんな時、私とリューキュウのすぐ上で鳥が羽ばたく音が聞こえ少し後方に、羽を生やした優魔くんがいた。
「状況を教えてください」
僕は着いてそうそう目に入った、リューキュウとネジレに状況を聞いて腸が煮えくり返りそうになった、否、もうとっくにひっくり返ってるかな。
だと言うのに何故か心は冷静だ。冷静にどう
「リューキュウさん、僕に個性利用の許可を、全員を無傷で助けられます僕なら」
僕は頭の中で組み立てた作戦を端折ってリューキュウに話した。
リューキュウの許可をとった僕はまず、最近修行中のワンピースにおける戦闘技術で新世界に必須だったあれを使う。
その技術とは"覇気"。
体を鉄のように固くする武装色
気配を探る見聞色
そして王の器を持つものが使える威圧の覇王色
これらを認識したのはつい数ヶ月前だ。小咲さんの虐めが発覚する少し前に突如人の気配に敏感になった。まるで全員に見られているかのごとくでとても気持ち悪くなったが、覇気じゃないかと気づいて、修行し始めた。
今ではほんの少しだが3色全て使える。
【スケスケの実】で透明になって犯人のいる上の階に向かい、見聞色の覇気で下の階の気配を探る。
犯人の近くの上まできたら能力を【トントンの実】に変えて床を殴りつけ、下の階に降りる。
「助けるから"ルーム シャンブルズ"」
即座に【オペオペの実】でルームを展開、人質を全員離れた場所へ移動させ小咲さんを自身の腕の中へ。
「もう大丈夫、僕が来たから」
小咲さんに微笑みながら目線を合わせ、【ネムネムの実】で眠らせる。ルームで調べたら媚薬が盛られていて辛そうだったからそのまま近くで待機しているリューキュウ立ちの元にシャンブルズで送る。
「さぁ、覚悟はいいなヴィラン共、僕は怒ってるぞ」
「ガキ1人に何ができるんだァ?」
「こっちは邪魔されたんだ、命はないと思いなさい」
どうやら僕は舐められているらしい。ヒーローが来ているのに僕が一人で来たということがどういうことかもわからないで。
殴りかかってくる男をかわし、
「遅すぎる」
拳に【バリバリの実】のバリアを覆わせる。そのまま腹にストレート。
「ガハッ!!」
全力で筋肉を絞って殴り飛ばす。
「次は貴方だ」
「どうやら相当戦えるのね、坊や。でも毒ガスはどうしよもないでしょ?」
「舐めるな、人は指を結べばバリアをはれる」
自身にバリアを張り毒ガスを防ぐ。そして起き上がった男諸共、
「加減なんてしない、全力の一をくらえ"バリアクラッシュ"」
バリアをヴィランに向けて全力で叩きつける。
「牢の中で後悔でもしてな」
壁まで吹き飛び気絶しヴィランをヒーロー立ちに任せて僕は小咲さんの所へ向かった。
私はNo.9のヒーローと言われるけど、一瞬彼、黒崎優魔君に気圧された。強者にしか分からないが微量に殺意が漏れていた。それは何に対してだろうか?
「あなたに任せるとして、ヴィランは殺すのは無しよ?それに、今回だけよ許すのは」
と話したら彼はこういったのだ、
「もしも助けなければいけない人がいて、助けたい人がいて、法律だかルールだかに縛られて救えないのならヒーローなんて糞だ。それなら僕はヴィランになってでも彼女を助けに行ったよ。命は助かった?人質が大事?それとも自己保身で止まった?名誉が大事?………違うと思うよ、僕は。仕事だから守るんじゃない、守れるからヒーローじゃない、強いからヒーローじゃない」
「誰かを助けることがヒーローなんだ。僕はヒーローに必要なのは自分の意思を貫き通し、守りたいものをどんなことをしてでも守ることが出来る人達だと思います。」
冗談なんて少しもない、本気の言葉。それは現役ヒーローですらあまり持っていない覚悟。
彼はもう既にそれを持っていた。気圧された自分が恥ずかしくなる。彼はきっと凄いヒーローになる。
少なくともそれまでは、私はもっと頑張らなければ。
あの少年が少しでも正しいヒーローの道を歩めるように。
私は私の考えの元でヒーローとしてネジレとして活動している。なのに今日は自分では何もすることが出来なかった。悔しいなぁ。
彼は自身の助けたいものを何でも助けられる強さを持っている。きっとそれは単なる強さじゃない。意志の強さだ。
私も彼みたいになりたい。
負けないよ、優魔君。
なんかもうダメですね。