椿のポイントが3800、私たちのポイントが3400を超えたあたりで一度3人で集合した。
ボーダー内部にはファミレスのようなラウンジがあり、C級隊員でも利用できる。
「さて、集まってもらったのはほかでもない。そろそろ、私たちが避けてきた問題を解決していく必要があるからだ。」
椿は今週にも、このペースなら私と雅樹も来週中にはB級へ上がれる。そうなればこの三人で新しく隊を結成できる。そうなれば、いくらか決めなければいけないことがある。
「避けてきた問題?誰を隊長にするかとかか?」
「それも決める必要はあるが・・・。それに関してはすぐに決まる。」
「そうだね。すぐに決まるね。」
「誰がやるんだ?俺は椿でも雅樹でもどちらでもいいぜ?」
「「おまえ(雅樹)だよ!!」」
「俺?どうして??隊長ならいろいろ仕切らないといけないしそれなら俺より二人のほうが適任だろう?」
「基本的にはそうだな。けど、雅樹も俺が想定外のことが起きた時に弱いのは知ってるだろう?隊長として・・・現場で臨時に指揮をとるっていうのが私には苦手なんだ・・・。そもそも隊長は性に合わないしな・・・。」
「僕も隊長って柄じゃないからね・・・。隊長は雅樹に任せる。」
「まぁ二人が言うならわかった。俺が隊長をやろう。けど厄介ごとばかりを押し付けるなよ?」
「そこは信頼してるから大丈夫だ。基本的な作戦の立案や本部への報告などで必要な書類とかは私と椿でやるさ。いろいろ心配だからな。」
「・・・それって信頼っていうのか?」
「ろくなことにならないって信頼しているのさ。」
絶対に面白さをを優先したり、面倒くさがったりするからな。
まぁそれと隊長になると定例報告やらで余計な仕事も増える。それを押し付けるわけだからな、手伝える書類仕事とかはこっちでやらないと申し訳ない。
ちなみに、私の雅樹への信頼に関して、椿はニコニコと笑顔を浮かべており、否定をするそぶりは一切ない。
「だから雅樹は僕たちが立案した作戦の中からどれがいいのかと、想定外の時が起きたときとかの指示を頼むよ。」
「わかった。引き受けた。で、これじゃないなら俺たちが避けてきた問題ってなんだよ
」
「オペレーターだ。」
「あ~」
そう、オペレーターこそが私たちが早急に解決する必要のある問題である。
オペレーターがいなければ隊を結成できない。全員がB級に上がろうとしている今、この問題を解決しなければいけない。
「確か隊結成の申請を送ればオペレーターがいない場合本部から紹介されるんじゃなかったっけ?それじゃあダメなの?」
「あくまで紹介。どちらかといえば求人に近い状態みたいだから確実に決まるというわけではないみたいだ。だから、私たちの方でも勧誘していく必要がある。
それにオペレーターならだれでもいいというわけでもないからな。結成前に顔合わせをして、私たち3人との相性とかも見ていかないと・・・。」
結成したけどすぐに解散しました・・・とかになったら目も当てられない。
「というわけだ。まぁ今日明日決めようとか言うわけではないし、そう簡単に決まるものでもないから、いいオペレーターがいないか情報を集めておいてくれないか?」
「ん~、まぁわかったよ。こっちでもいろいろ探してみるね。いい人がいたらその都度グループ通信で連絡しようか」
「「了解」」
訂正 食堂ではなくラウンジでした。