私たちもA級隊員めざしたい。   作:rerimeru

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反省会

鈴鳴支部へ帰還後。すぐに来馬隊長が集合をかけた。

 

「さて、帰還してすぐで悪いんだけど、さっきの振り返りと行こうか。こういうことは早いうちにしたほうがいいからね。」

 

確かに、振り返りは早いうちにしたほうがいい。それについては私もほかの人も賛成の様子だ。

 

「まずは、お疲れ様。初めてだったけど僕たちが出る必要はなかったね。君たちだけでも問題ない感じだった。自分たちではどう感じた?」

 

「そうですね・・・。これは私と雅樹・・・明野に言えることですけど、B級に上がってから持つようになった武器・・・アサルトライフルとライトニングですね。それの扱いがまだまだでした。飛行型に命中させるのが精いっぱいで時間をかけすぎる結果になってしまいました。もっと急所に充てられるように訓練が必要ですね。」

 

「たしかにそっすね。隣で見てたっすけど、まだ当たるだけでした。けど、つい最近スナイパーの練習を始めたっていう割には動いてる遠くの的に当てれるだけすごいと思います。」

 

あの子のおかげというのも大きいだろう。また今度お礼を言おう。

 

「明野君と椿君はどうかな?」

 

「俺もヒロと同じくまだアサルトライフルの取り扱いに慣れていないのと、銃と弧月の切り替えのタイミングもうまくつかむ必要があります。」

 

「自分は明野との連携にまだ改善すべきところがありました。明野がブレードトリガーを使っているときは比較的連携をとれますが、銃の時はうまく連携が取れず、倒すのに時間をかけてしまいました。」

 

雅樹と椿も反省点を述べる。

時間がかかったといっていたがなるほど。そういう理由か。

確かに今までC級だった時は個人訓練ばかりで集団戦はしなかった。

 

私と雅樹の射撃トリガーなら何も難しいことはないが接近戦の連携となるとそうはいかないだろう。

 

「確かに、遠、中距離のトリガーと違って近距離のトリガーの連携はシビアだ。味方に攻撃してしまう可能性もあるからな。二人を見ていたが、連携しての戦いはまだまだ訓練が必要だった。」

 

「銃とブレードの使い分けもだね。オールラウンダーはその場その場でうまく持ち替えないと攻撃がもたついてうまく戦えないからね。

 

そっちについてはあまり指導はできないんだけど、アタッカーとガンナー、それとスナイパーの連携ならうちがよくやってるからね。一緒に練習しよう。」

 

村上先輩、来馬隊長が続ける。

鈴鳴第一隊はアタッカー、ガンナー、スナイパーの編成だからうちとよく似た編成だ。

連携の仕方を教えてもらえるというのなら願ってもない。

 

「「「お願いします!」」」

 

3人そろってお願いする。

 

「うん。よろしくね。さて、自分たちでもよく振り替えてると思うけど、それ以外で僕たちが気になったところを言わせてもらうね。」

 

まず一つ目。浅上君の狙撃位置なんだけど、少し悪かったかな。飛行型の狙撃はできるけど、二人のサポートができるい位置じゃなかったからね。だから飛行型を撃墜してから長距離移動しないといけなかった。」

 

確かに狙撃位置によっては飛行型を撃墜してそのまま二人のサポートもできたはずだ。

私の腕だと連携は無理でも近寄ってくる敵のけん制くらいはできた。

味方との連携がまだ不十分ということか・・・。

 

「二つ目、敵の増援に対してうまく行動していたとは思うけど、最初の行動の際に敵の増援が来るかもって思って行動していないとだめだよ。最悪二人が囲まれて・・・ってこともあるからね。」

 

確かに・・・。目の前の敵にばかり注目が行き、増援について意識していなかった。気を付けないと・・・。それに、さっきの狙撃位置について、場所がよければたとえ二人が囲まれたとしても狙撃で退路を作ることができる。

 

狙撃位置を選ぶときはこのことを念頭に置かないと。

 

「3つ目。これは鋼からだけど、最後の二人で撃った旋空弧月。かなり強力だけど、タイミングを合わせようとして発動が遅れていたね。あの遅れが命とりになる可能性もあるからするにしてももっと早く合わせられるようにしよう。」

 

「「わかりました。」」

 

言われてみれば、確かに少し発動は遅かった気がする。発動が遅れれば反撃やガードを許してしまうし、素早く発動できるようにするのた大事だろう。

 

「ひとまずはそれくらいかな。けど最初に言ったようにすごかったよ。砲撃用トリオン兵の2体を倒したのはスムーズだったし、そこでの連携は良かった。砲撃が浅上君のところに行くと素早く見切ってもう一体のほうを仕留めに行った椿君はさすがだね。」

 

さすが来馬先輩。最後には持ち上げてモチベーションを上げてくれる。これが隊長としての素質というものだろうか・・・。

 

「さて、それじゃあ、長ったらしい振り返りはこれくらいにして、ちょっと新たに敵が来ない限りはアタッカーとガンナー、シューターの連携のとり方を教えるよ。」

 

結局、それ以上のトリオン兵は来ず、私たちはそのまま来馬隊に連携の仕方について、多々教えてもらうことができた。

 

 

 

 

 

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