私たちもA級隊員めざしたい。   作:rerimeru

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試合前日。

作戦会議の後、仮眠をとったのち、夜勤にはなるが防衛任務を再び来馬隊と行い、

課題の残る連携について指導をしてもらうなどしていると、ランク戦の前日になった。

 

雅樹と椿は連携に二人での連携についてまだ来馬隊の人から指導を受ける予定のようだ。

 

ナンバー5アタッカーの鋼さんから直接指導してもらえるから訓練の質が高いとのことだ。

 

そして私は・・・。

 

午後から始まる狙撃主合同訓練だ。本来ならば夜勤の後には参加したくないが、トリオン体でいる間は眠くならない。便利なものだ。

 

今度テスト前あたりに使ってみるのもいいかもしれない・・・。

 

まぁそれでも集中力には影響は出るだろうし、早めに訓練ブースへ行って脳を休ませておくか・・・。

 

訓練開始まで30分以上あるが、防衛任務の疲れを少しでもとるために早めに移動をしていると、珍しい後ろ姿を見た・・・。

 

「あの子は・・・」

 

私の狙撃の師匠(私がそう呼んでいるだけだが・・・)が少し離れたところで歩いている。

 

狙撃手用の訓練場以外で会うのは初めてだな。何をしているんだろう・・・。とみていると。

 

ふりかえって後ろにいた人の中から私を見つめてくる。

 

気づいた(振り向く前に気づいたような動作だったが)みたいなので手を振って挨拶する。

 

「やぁ。二日ぶり。」

 

「・・・何か用?」

 

「この前はいろいろ教えてくれてありがとう。おかげで狙撃の腕が上がったってほめられたよ。」

 

実際この二日間で私の狙撃の腕は大きく伸びた。

別役さんからも上達をほめられた。

 

「・・・どういたしまして。」

 

素直に礼を受け取ってもらえた。少しずつこの人との会話にも慣れてきた気がする。 

いや、慣れたのは向こうのほうか・・・

 

「もう訓練ブースに行くのか?まだ時間があるぞ?」

 

「・・・人の多いところは嫌いなの。人が集まる前に行きたいから。」

 

「そうか・・・。」

 

「・・・あなたは?あなたも訓練ブースへ行こうとしていたでしょう?」

 

「今朝は防衛任務だったから。少し早めにブースへ行って脳を休ませたくてな・・・。今日の訓練は補足&掩蔽訓練だから個人ランク戦のブースだし、横になって訓練まで休める。・・・まぁ私も人が集まる前に行きたいというのもあるな・・・。」

 

「・・・そう。」

 

「まぁ互いにそういう理由があるなら早めに訓練ブースへ行こうか・・・。」

 

「・・・えぇ。」

 

 

二人で訓練ブースへ向かう。

会話は特にないが特に気まずさは感じない。

 

そしてブースにつくと分かれて個人スペースに入る。

 

さて、休憩をはさんで頑張るか・・・。

 

 

そして・・・

 

「訓練開始!」

 

狙撃手合同訓練が始まった。

 

捕捉&掩蔽訓練はレーダーの情報なしで90分間隠れながらほかの隊員を狙撃する。

 

狙撃の際に音などは出ず、自分の実力のみで敵を探す必要がある。

 

相手に命中すると+5点、撃たれると-2点。同じ相手を2度撃つことはできない。

 

狙撃手合同訓練用のステージというだけあって狙撃に向いている場所は多い。

 

が、

 

訓練に参加している人も多いのでそれなりに見つけることができる。

 

 

 

相手(敵)の目が多すぎる。狙撃に向いている場所から次々に撃っていくのもあるだが、被弾が多そうだから、狙撃場所にそこそこ程度向いている場所を探して敵を探す。

 

ビルの屋上で少し見たときとは頻度が下がるがそれなりに相手を見つけられる。

どんどん見つけてポイントを稼ごうとしていると・・・

 

 

ピピッっと音が鳴った。被弾をした様子だ。500メートル以上離れた場所から・・・。誰だ・・・。

 

さすがにその距離だと当て返すのは無理か・・・

 

その後も場所を変えつつ狙撃していったが、何度か狙撃された。

 

が、こっちもそこそこに当てていった。

 

 

 

この訓練に参加してわかったが、C級と正規隊員では狙いを見つける目、狙撃の正確さもあるけれど、狙撃のタイミング、補足から狙撃までの間隔の短さ。射程距離・制度が大きく違うと実感できる。

 

走っていても建物から飛び降りるときでもお構いなしに当ててくる。

 

今は動く相手にあてるのが精いっぱいなのであの子から教えてもらったことを思い浮かべながら索敵・狙撃を行っていく。

 

時間はまだある。可能な限り得点を取ってやる。!!

 

訓練開始から45分が経過した。

 

 

 




すみません、リアルのほうで忙しく、更新遅れてしまいました。
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