「さて、あいつらもうまくやってくれるだろうし、引き受けたからにはこっちの仕事をきっちりとこなさないとな。」
相手の位置もマップで確認。仕掛けも十分に仕掛けてある。
「浅上くん。そろそろ射程内に入るわよ。準備はいい?」
「了解だよ、村中さん。攻撃開始する。」
「頑張ってね。サポートは任せて。」
村中さんからの視覚支援でマップだけでなく、建物越しでも相手のおおよその位置がわかる。これなら私のバイパーならなんの問題もない。
「バイパー!!」
建物のうえを通るように弾道を引く。
これなら建物が多くても関係ない。私が一方的に攻撃できる。
建物越しに私のバイパーが間宮隊をおそう。
が、さすがに不意打ちの警戒はされていたか・・・。おそらく防がれたな。3人がまっすぐにこっちへ向かってくる。
「浅上くん、移動ルート視覚に表示するね。」
断続的にバイパーを打ちながら移動する。遮蔽物が多いお陰でこちらが一方的に攻撃できる。
っと思っていると・・・。
間宮隊のいるところから上空に向けて弧を描くようにハウンドが飛んできた。弾速を遅くすればハウンドの旋回半径は狭まり、上空に向けて打てば建物越しでも攻撃できる。
が、その程度の攻撃なら想定済みだ。
「バイパーフレア。」
バイパーでフレアを展開。自分に当たるハズの弾を迎撃。
ハウンド相手ならこの程度の攻撃、バイパーだけでしのぎ切れる。
引き続き、建物のうえから襲うように弾道を設定し、反撃する。
「さて、そろそろか・・・。」
ドゴゴゴォォオゥゥゥンンンンン!!!
仕掛けていたメテオラトラップが起動した。それと同時に間宮隊の誰かがベイルアウトしたようだ。
数が二人に減った。これならもう逃げ回る必要はないな。
残った間宮隊の二人が見える位置まで移動する。
落ちたのは鯉沼隊員だったか。
まぁ関係ないか。
間宮隊長も片足を無くしてるな。今が攻め時か・・・。
「バイパー、アステロイド!!」
左右のトリガーを同時に展開するフルアタック・・・どうだ
「「シールド!!!」」
フルガードで防がれた。流石に私のほうがトリオン量が上回っているとはいえ二人相手だと流石に防がれるか・・・。
けど・・・いつまで防ぎきれるかな。
相手は弾道が読みにくいバイパーも防ぐためにシールドを広げている。シールドは広げれば広げるほど強度が下がる。つまり・・・
弾道を設定、直前でアステロイドとが着弾するところに収束するように設定。
一点突破でシールドを破壊する!!
が、設定のあいだに二人のハウンドがこちらへくる。
「バイパー!!メテオラフレア!!」
メテオラとバイパーでフレアを展開。2発かすったが被害は0に等しい・・・。
そして、続けて
「バイパー、アステロイド・・・喰らえ!!!」
先ほど設定した通りに放つ。
「シールド!!」
「シールド!!・・・なに・・・。」
二人のシールドを貫通。秦隊員を貫く。
トリオン隊活動限界 ベイルアウトします。
秦隊員を貫いた。残りは片足を失った間宮隊員のみ。
「くっ!!ハウンド!!アステロイド!!」
「バイパー、メテオラ。フレア。」
フルアタックで攻めきるしか勝機がないと見てきた間宮隊長が攻撃を仕掛けてくる。
けど・・・。もう無駄だ・・・。
メテオラの全てとバイパーの半数を持ちいたフレアで相手のフルアタックを相殺。
残った半分のバイパーが間宮隊長を貫く。
私のフレアは条件さえ整えば攻撃と防御が同時に行なえる。
先輩には申し訳ないが・・・。この試合、私たちの勝ちだ・・・。
戦闘隊活動限界。ベイルアウトします。
そして、そのことを示すように、自動音声がながれ、自分たちの勝利が放送される。
生存点含め、8対0対0。私たちの完全勝利だ・・・。