旋空弧月を放つと同時に
ズバドゥン!!!
「え?」
散弾が僕と熊谷先輩を襲う。
諏訪隊の奇襲?
明野は?いや、とにかくシールドを張らないと!!
「「「シールド!!」」」
僕と熊谷先輩に加えて、離れたところから明野がシールドを僕たち二人に展開。
ガキッ!バリィン!!!
防ぎきれずに僕は足に被弾。左足が伝達系をやられたみたいだ・・・。
けど、
ザシュッツ!!!
僕の斬撃は熊谷先輩のシールドを超えて通る。
「ごめん、玲」
『トリオン体活動限界。ベイルアウト。』
熊谷先輩がベイルアウトした。
「椿!そのまま予定通り日浦さんを!!」
明野からの指示。確かに場所が割れてる今の撃ちに落としておかないと・・・。
片足がやられたけれど僕にはグラスホッパーがあるから追いつける・・・。
「ここは任せたよ!!」
諏訪隊の3人を相手に明野一人にするのは心配だけれども、日浦さんを放っておいても狙撃で落とされる可能性が高い。
そう判断してグラスホッパーを起動。日浦さんのところへ急ぐ。
――――少し前 明野視点―――
椿なら任せても大丈夫だろう。問題は諏訪隊だ・・・。
さて、警戒して、2人のところへ行くのがおくれてくれたらいいが・・・。
「おいおいマジか。」
一直線に二人のところへ向かう諏訪隊の3人を発見した。
隠れてる俺を無視してそのままいくのかよ。
まずい、少しはためらうかと思ったが当てが外れた。
2人への攻撃を防げそうにないな・・・。
けど、椿が片腕を犠牲にしながらも熊谷先輩を追い詰めている。
そこに
諏訪隊のガンナー二人がバッグワームを解除してのフルアタック。
奇襲を意識してか距離は射程内ではあるもののショットガンで戦うには離れている。弾が拡散して威力はそんなに高くない。
それなら・・・
「シールド!!」
俺もバッグワームを解除しつつ、二人にシールドを展開。
防ぎきれずに椿が被弾したが、重症は避けた。熊谷先輩も仕留めた。
ならあとは日浦さんのほうに行ってもらうだけだ。
「椿!そのまま予定通り日浦さんを!!」
「ここは任せたよ!!」
椿はすぐにグラスホッパーでここから離れていった。
こういう時の判断が早いのが助かる。
そして、
シールドのためにバッグワームを解除したから奇襲としての効果は薄れたけどいい間合いだ。
銃を起動、アステロイドで3人をけん制しつつ近づく。
そして
「旋空弧月!!」
狙うのは一番厄介な諏訪さん。
しかし、
「諏訪さん!!」
狙いを読まれたか笹森がカバーに入る。
二人分のシールドが俺の斬撃を防ぎに入る。
ガキィ! バシュッ!
シールドが壊せたが狙いがそれ、諏訪さんではなく笹森の右腕に
斬撃が通った。
あの深さなら伝達系は破壊されてるはずだ。
一人仕留めたかったけれど仕方がない。
状況は悪いが逃げられそうにない。距離をうまく詰めて戦わないとな。
3人は厄介だ・・・と思っていると、
「諏訪さん、ここは任せて椿君を!!」
「おう、まかせたぜ!!」
諏訪さんが椿を追っていったようだ。
確かにグラスホッパーを持っているとはいえ椿はそれなりに負傷している。
落としに行かない手はない。
本来なら生かせないほうがいいのかもしれないが、さすがに3人を相手に立ち回るのはきつい、
素直にいかせて笹森に切り込む。
スコーピオンなしでの戦いなら五分五分
だけど、今回は笹森の右腕がなく、スコーピオンも使用しての3刀流だ。
立ち回りを気にしてもそれなりに有利に戦えるはずだ。
さぁ、正念場だ。
捕捉 トリガー構成
明野 雅樹
左手 右手
弧月 弧月
旋空 スコーピオン
バッグワーム アステロイド(突撃銃)
シールド シールド
浅上 博雅
左手 右手
メテオラ バイパー
アステロイド スパイダー
バッグワーム ライトニング
シールド シールド
椿 健太
左手 右手
スコーピオン 弧月
free 旋空
バッグワーム グラスホッパー
シールド シールド