投稿が遅くなってしまい申し訳ありません。
資格試験やら引っ越し準備やらでいろいろ立て込んでおりまして・・・。
投稿のペースがしばらく少し落ちると思いますが
今後ともよろしくお願いします。
ランク戦翌日の翌日の昼下がり、私たち明野隊はラウンジに集まっていた。
目的はもちろん反省会のためだ。
「さて、全員分の注文はそろったな。それじゃあ昨日の反省会と行こうか。」
隊長である雅樹の声で反省会を始める。
昨日の反省点といえば・・・。
「諏訪隊の動きを読み切れなかったことだな。作戦の立案担当の私の落ち度だ。すまない。」
そう、那須隊への対策はうまく作用していたが、諏訪隊への対策が不十分だったために予定していたより点数を稼げず、引き分けに終わってしまった。
そして、下位に降格。
「作戦を立てたのは浅上だけど、試合前にみんなで話し合ってそれでいいってなったじゃないか。浅上一人の責任じゃないよ。」
「そうだよ、浅上君。みんなの責任だよ?」
椿と村中さんがフォローを入れてくれた。
確かにみんなで話し合ったが責任は感じているため、そういってもらえるとありがたい。
「それに、今回の反省会は反省点を見つけるためのもので、誰かに責任を追及するためのもんでもねぇしな。諏訪隊を足止めできなかった俺も悪い。」
「僕だって、もうちょっとでもはやく熊谷先輩を倒せていたら結果は違うことになってたと思うよ。」
「私も、スタアメーカーのこと気づくの遅れて警告できなかったし、浅上君のサポートも十分にできなかったからね。お相子だよ。」
3人も口々に先の戦いの失敗を上げる。
「ランク戦でうちの隊のデータが増えてきて、うちの隊の行動パターンや狙いが少しずつ読まれやすくなってるってところか・・・。」
「諏訪さんたちには特に入隊のころからいろいろ知られてるからね。
こっちの狙いが読まれたっぽいね。」
相手チームの特性やメンバーの性格だけじゃなくて、いかにこっちについて知っているかも考えながら作戦を考えていかないとな・・・。
「戦術は相手の戦術のレベルも考慮して立案する。だったか。前に東さんが言ってた。次の試合は気を付けるさ。」
「次・・・か、茶野隊と吉里隊だったな。」
ヒロがつぶやく。
「そうだな。茶野隊は2丁拳銃のガンナーが二人。吉里隊はガンナー、アタッカー、オールラウンダーというバランスのいい編成だな。特に吉里隊は作戦に応じて空きスロットになにか入れているから、何が来てもいいように備えておく必要があるな。
それと、次の戦いは撃ちにマップの選択権がない。つまり・・・」
「いままで私たちは相手に対して対策する側だったけど、次のランク戦では対策される側になるってことだよね。」
村中さんが結論を述べてくれた。
「そう、だからそれを踏まえて作戦を考えていく必要がある。
マップ選択権を持っているのは吉里隊で、吉里隊がうちにたいして有利に戦えるようになるのは――」
―――中距離戦闘だから、それに対する対策をかんがえていこうか・・・
と続けようとしたところで、ラウンジの入り口に、小柄な女の子―雪下さんの姿が見えた。
そして、『私の視線を感じたのだろう。』
私に気づいて、そして逃げるようにラウンジから出ていこうとした。
「ヒロ?」「「浅上(くん)?」」
話の途中で口を止めた私に対して三人がいぶかしむ。
が、詳しく説明する暇がない。
「すまない、すぐに戻る!」
反省会の途中だが、急いで追いかけることにした。
3人にはあとで事情を話すとしよう。
一言だけ断って雪下さんを追いかける。
いまならまだ間に合うはずだ!!!