魔法科高校の劣等生 〜異世界からの来訪者達〜 作:zaurusu
異世界からの来訪者達
当初は約80年前に行方不明になった生徒が行方不明当時と姿変わらず発見されたと言うこともあり、マスコミはこれを大スクープとして、緊急特番として報道された。
そして、突然開かれた緊急記者会見でその一部始終をを見ていた人々は思わず驚愕した。
行方不明当日、友人の悪ふざけで作った魔法陣で異世界に転移してしまった事。
メリオダスとの出会い。
エリザベス王女を救い
かつての仲間を探す旅。
数々の死闘を繰り広げ
生と死の蓋を彷徨い。
王国の危機を救い
復活した魔神族との戦いへ
そして、現在
この時の雰囲気はなんとも言えないものだった。
息を飲んで話を聞きながら。一句一句を記録するものもいれば、馬鹿馬鹿しいと嘲笑うもの。
三者三様だった。
しかし、たった1人の記者の質問で馬鹿にした連中らは嫌でもそれが真実だと思わざるを得なくなる事になる。
その質問とは
「その、魔術と言うのを見せてもらっていいですか?」
と、シンプルなもの。
信春達が考え、その答えとして彼が出した答えが
「了解した」
パチン!
マーリンによる、転移。
ここにいる全員を上空五千メートルへと飛ばした。
突然、空へと転移さられた者たちは大混乱。そして、挙句には美化にしていた人物たちを地面ギリギリまでスカイダイビングさせるという魔術を見せた。
しかも、リアルタイムで放送され、見ていた者達を驚愕させた。
後日、民放の特番にて魔法大学の教授がこれを解析したのだが、現代魔法とは全く違う物であり、解析は不可能だっと言う結果が出た。
さらには、国の調査機関や軍部も調べたがやはり解析出来なかった。
このことから、彼らが異世界人だと言うことが証明され、その情報はネットやSNSを通じ世界へと拡散。
世界中が彼らに注目することになった。それが、いい意味でなのか悪い意味なのか
異世界からの来訪者達。
果たして、彼らがもたらすのは恩恵か混乱か。
今はまだ、誰も知らない。
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七つの大罪及び、信春がこの世界に来て1ヶ月がたった頃。
信春は昨夜の宴会で荒れ放題になった、豚の帽子亭を掃除していた。ちなみにメリオダスとエスカノールは店で出す酒を調達。
バンとキングは酔いつぶれて未だに爆睡中で、無理に起こして暴れては困るためそのまま放棄
ゴウセルは異世界の本に興味があるとかで、図書館に。
エリザベスとディアンヌ、エレインは近くのデパートへ服を買いに。たまには女の子同士で話し合いたいんだとか。ちなみにディアンヌはマーリンによって小さくなっている。
マーリンさんは……残飯処理騎士団長のホークを連れて何処かへ出かけてしまった。
なので、実質俺1人でこの荒れ果てた部屋を片付けている。
エリザベスさんとディアンヌ、エレインさん、エスカノール(眼鏡着用時)をを除いて、豚の帽子亭にはロクな奴しかいない。
大罪人なのは置いといて、掃除の一つくらいは出来るようになってほしい者だ。
これは給料を上げて貰わないと割に合わない。
と、考えていると
「あー、重かった。まったく、残飯処理騎士団長の俺にこんなことさせるなよ」
「すまないな、ホーク殿。今日は団長に頼んで残飯の量を増やしてもらうからゆるしてくれないか?」
「それなら、お安い御用だ!!」
扉が開く音が聞こえ、振り返るとそこにはマーリンと大量の荷物を括り付けられたホークがいた。
このやり取り、もう何回目だろうか。
まぁ、ホークは気にしてないようだから問題はないか。
それよりも……
「マーリンさん。一体何処にいたんですか、探したんですよ?」
マーリンさんがいれば、魔術でパッパッと片付けられたのに。朝起きたら既にいないから、してやられた気分だった。
「ああ、すまない。今日はちょっと用事があってな」
「用事?」
「この世界のありとあらゆる物が揃うという、アキハバラとか言う所にな。やはり、噂通り……いや、想像以上な場所だったなあそこは」
なんか、えらく上機嫌だ。
オタクの聖地だとかアイドルのなんやかんやとか言われてるけど、電化製品の天国であるからなあそこは。
マーリンは知識を求める故に、ブリタニアよりも遥かに文明が進んだこの世界に興味深々だった。
特に、電化製品には目がなく、昔流行った爆買いと言うものをしている。
そのせいで、店は電化製品で一杯に……なるどころか、ほとんど見かけない。
マーリン曰く、四次元空間に保管してあるから心配ないとのこと。
取り出すときは専用の袋に手を入れて、出したいものを唱えるだけでいいらしい。
なんか、どこかで見たことある気がするのだが、これ以上踏み出すのはやめたほうが良さそうなのでやめにする。
それはさておき
「秋葉ですか……メリオダスに出会う前はよく友人と行きましたね。面白い街ですからね。あそこは」
「ああ、確かにそのとうりだが、少し変わった奴が多い所だったな」
「変わった奴ですか?」
まぁ、オタクとか多いからね。きっとそんな人に出会ったの……
「ああ、R- 18というカーテンがかかった地下の店に入った時にな。よくわからんが、私を見た奴らが突然、四つん這いになって、踏んづけてくださいとか言ってきてな」
「ぶふー!?」
思わず吹き出してしまった。
マーリンは何かおかしな事言ったか?という顔で平然と話を続ける。
「最初は気色悪くて断ったんだが、その店の主人が踏んでくれたら最新の製品をプレゼントするというのでな。軽く、その場にいた20人位は踏んでやった」
その店の店長大丈夫なのか?それと、何してんだマーリンさん
「それでもらったのが、これなんだが……このちっこくて丸っこいピンク色の球体はどうやって使うんだ?見た所、このボタンを押すとブルブルと震えて……」
「わーわー!!それ以上はダメ!!」
マーリンさんの手からそれを取り上げる。
「取り敢えず、これは色々と危険でアウトなので俺が責任持って預かります!!」
そして、誰にも見つからないように秘密裏に処分する。
「そ、そうか。よくわからないが、危険なら仕方ないな。この世界のことは私よりもお前の方が詳しいからな」
まぁ、未来とはいえ故郷ですから
「それと、今後そういった店ははあまり近づかない方がいいです」
「何故だ?」
「アダル……んん、あそこは大人の性欲が詰まった場所ですから」
隠したようで隠しきれてないのだが、この際は仕方ない。
「ふむ、私たちの世界でいう娼館か?」
「ちょっと違いますが、同じようなものです」
実際は全然違うのだが、めんどくさいから否定しない。
「そうか。なら、今後R-18と書かれた場所には行かないようにしよう」
「そうしてください」
「しかし、娼館の割には男しかいなかったが……あそこは男色か?」
「マーリンさんこの話はもう、これで終わりにしましょう。出ないと、自動的に
「わかった」
自分の顔が必死だったのか、マーリンさんもこれ以上、追求するのはやめた。
「私は研究室にいるから、何かあったらよんでくれ。頑張ってこの店を綺麗にするんだな」
どうやら、手伝ってはくれなさそうだ。
まぁ、手伝ってもらったら見返りになにを求められるからわかったものじゃないから、いいか。
休憩のつもりでマーリンさんと話したが、余計疲れてしまった。
掃除を再開しようとしたその時
「あ、そういえばだな」
自身の研究室へと向かう途中、なにかを思い出したのかくるりと一回転して信春の方へ向く。
その時だが、俺は何故か嫌な予感がした。
マーリンさんの顔が笑ってるのだ。こういうときは大抵良くないことを考えているときだ。
そして、出てきたのが
「ノブ、お前にはこれから学校に通ってもらう」
「はい?」
まさかの入学宣言だった。
信春はマーリンさんには敬語で話します。
何故かって?
怖いからです。いろんな意味で