俺の名前はヤムチャ。地球人で武道家だ。戦闘能力は軽く100万以上はあるんだぜ!! 戦闘能力とは、銃を持った人間が持つ危険度が5程度だと思ってくれ。つまり俺はこの星地球では、地球人最強なんだ。あるハゲも除けばな・・・・ 地球人最強の俺は、この星ではヒーローにもなれるだろう。世界征服だってできるかもしれない。それなのにこの星には人間以外の生物がいるんだ・・・・ あいつらさえいなければ俺は、、、、、俺は、、、、、
「おいザコ」
「...... 」
「おい貴様俺様のことを無視する気か??」
「なんだよベジータ」
「ふん。それでいいんだ。ところで、お前はこんな人気のないところで何をしている?」
このM字ハゲの名前はベジータ。サイヤ人にして、俺の何億倍も強くて、俺に敵意をいつも向けている。何故ならこいつの妻は俺の元カノだからだ。
「別になんだっていいだろ。」
「ふん。雑魚が考えることはよくわからん。」
「お前こそ何してるんだ?ベジータ」
「俺はブルマに頼まれてこの辺でしか手に入らない晩飯を狩りに来ただけだ。」
「そうか。それは大変だな。お前も随分と丸くなったもんだな。」
「チッ。ヤムチャのくせに俺様に」
「悪かったベジータ。俺は用事があるからまたな。ブルマによろしく言っといてくれ。」
「ふん」
クソ。ベジータの野郎、俺を完全に見下してやがる。俺がブルマの元カレってことを、あいつはまだ気にしてるのか。まあいいこんな生活とも、もう少しで...見つけたぜ。最後のドラゴンボール。
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ドラゴンボールとは地球の神が創った物であり、ドラゴンボールを7つ集めることにより、どんな願いでも叶えることが出来る。
この世界、つまりドラゴンボールワールドでは、ヤムチャの必要度は微塵も無いと言い切れるほどの弱者である。サイヤ人である孫悟空、ベジータを含め、ヤムチャより遥か空の上にいる者は5万といる。
超えられない壁がヤムチャにある。そんな現実に嫌気をさしたヤムチャはあることに気付く。もし俺が他の世界に生まれてたら、皆んなから必要とされる存在になれたんじゃないか?いや、ヒーローになれるんじゃないか?
ヤムチャは自問自答を繰り返す日々を何日も続けた故に、ある答えに辿り着く。そうだ。生まれ変わってヒーローになろうと
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「出でよ神龍、そして願いを叶えたまえ。」
雲ひとつない空だった筈が、途端に暗くなりはじめた。すると大きな雲からドラゴンが現れたのだ。
「さあ、願いを言え。どんな願いでも2つだけ叶えてやる。」
「俺をこの世界とは別の場所に飛ばしてくれ。環境は出来るだけこの地球と似てるところにしてくれ。そして、この世界みたいに、化物レベルで強いやつがいないところに。」
「承知した。だがいいのか?その願いを叶えることは可能だが、お前の仲間の記憶はそのままだぞ?お前がこの世界から居なくなって心配するだろう。」
神龍に心配されたヤムチャだが、彼は既に覚悟を決めている。こんなゴミ扱いされる世界よりもマシだと自分に言い聞かせる。
「承知した。お前の願いは次の願いを叶えてから、叶えてやろう。」
「感謝するぜ神龍」
「さあ、2つ目の願いを言え」
「俺の強さはこのままで、姿形を変えて新しい体をくれ。そして男がいい」
「承知した。 ではさら..
「待て」
神龍が消えようとした時だった。誰かが神龍を呼び止めた。
「おい、雑魚。馬鹿なことはやめろ」
「ベジータか、、俺を止めても無駄だぜ。でも、まさかお前が心配してくれるとは思わなかったぜ」
「ふん、勘違いも程々にしろ。俺はただ、お前の周りにいるゴミ共が心配するから止めただけだ」
「そんなやついない」
「カカロットとは何十年の付き合いだろ?それにプアールはどうだ?天津飯もそうだ。それに、、ブルマも悲しむだろう」
「ふん。確かにな。でも俺はいいんだ。この世界にいても俺はゴミ見たいなもんだ。
だから、俺は生まれ変わってヒーローになるんだ。」
「お前がヒーロー?笑わせるな。」
「笑ってくれてもいいぜ。だがベジータ、俺は悟空やベジータ、お前らみたいなヒーローになりたいんだ。」
「俺様みたいにだと?ふん。いい加減にしろ。俺はヒーローじゃない。」
「いいや、お前は間違いなく地球のヒーローだ。お前は自分が思っている以上に、皆んなから愛されてる、優しくて強くて、そして家族思いのヒーローだぞ。」
「ふん。反吐がでる」
「ベジータ。ありがとうな、最後にお前と話せて良かったぜ。」
「もういくのか?」
「ああ。覚悟が決まっている内に行かないと、この星のことが恋しくなるだろ。」
「わかった。お前みたいなゴミが消えて精々するぜ。」
「最後までお前は変わらないな。」
「神龍頼む」
「ああ、承知した。」
「さらばだ」
神龍がヤムチャの願いを叶え、ヤムチャがベジータの前から消えた。さっきまで暗かったはずの空が、瞬く間に明るくなり、雲ひとつない空に戻った。
「チッ、元気でなヤムチャ」
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ここから本編に入ります。
この星の名前は地球。世界総人口の8割以上は何らかの特異体質である超人世界の中、緑谷ヤムチャは無個性である。
個性と呼ばれる特異体質を使い、犯罪を犯す敵ヴィランを“個性”を使って捕まえる『ヒーロー』は、現代では多くの子供たちの憧れの職業だ。当然、今年で中学3年生になる緑谷ヤムチャも、ヒーローになるのが子供の頃からの夢であった。しかし、彼は無個性。そんなこと不可能である。事実、彼の母も彼の友人誰一人、彼がヒーローになれると微塵も思っていない。
緑谷ヤムチャは母に頼まれ、近所のスーパーまで足を運んでいた。
僕がヒーローになれるわけないよな。今日もかっちゃんやクラスメイトに僕がヒーローになれるもんかって馬鹿にされたし。
クソ。かっちゃんも個性がいいからって調子に乗りすぎだよ。
「おい小僧!死にたくなければ金をだせ」
「へ?」
ヤムチャは突如背後からヴィランに金の要求をされた。ヴィランは個性であろう何かで、ヤムチャを威圧している。
「小僧。死にたいのか?はやくだせ」
ヤムチャはヴィランの要求に逆らうことも出来ず、すぐさま手持ちのお金を渡そうとした時
「なんだ、小僧?はやくしろ」
「い、いやだ。このお金はお母さんのお金なんだ!お前らみたいなヴィランになんか屈しないぞ」
ヤムチャは発した言葉とは逆に、足は震え、話し方もぎこちなくなっている
「もういい。死ね」
ヤムチャはヒーローになりたいと夢があった。でも現実は残酷だ。今の時代、無個性の僕が出来ることなんて限られている。だからって僕はヴィランなんかに従わない。
「僕はヒーローになる男だ」
ヤムチャはヴィランに屈することなく、勇敢な姿を見せ立ち向かった
「ヤムチャ、、、聞こえる?ヤムチャ」
誰かが俺の名前を呼んでいる。
「かあさん?」
「ヤムチャ!意識が戻ったのね??あなたヴィランに立ち向かって、もう少しで死ぬところだったのよ??ヤムチャ聞こえてるなら返事しなさい」
「ああ。大丈夫だ母さん。ありがとう。」
「よかった。もう馬鹿なことはやめて。お母さんはヤムチャがヒーローじゃなくても、あなたのことを誇りに思ってるんだから」
「ヒーローか、、ありがとう母さん。」
「あら?ヤムチャ少しこの前とは雰囲気が変わった?何かたくましくなった気がするわ。それに、僕じゃなくて俺って男らしいじゃないの」
お母さんはヤムチャが無事のことを確認したら、医者に呼び出されてるのを思い出して席を外した
「緑谷ヤムチャか、、俺は無個性だけどそんなの関係ない。この世界でオールマイトの超えて平和の象徴になってやる」
緑谷ヤムチャは現在中学3年生だ。ヴィランとの接触があり過去の記憶を思い出したヤムチャの現在の戦闘能力は10万を超える超人となった
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ヤムチャと母は家に帰宅し、晩御飯を食べていた時、家のチャイムが鳴った
「あら?こんな時間に誰かしら?ヤムチャ悪いけど見てきてくれない?」
「ああ」
「あなた本当に話し方も男らしくなったわね」
母はヤムチャの変化に気付くも、思春期真っ只中の息子のことを可愛く受け止めている
「どちら様ですか?」
ヤムチャはドアの向こうにいるであろう人物に問いただした
「私が来た」
ドアも開けたら、そこには身長がやけに高く、なんとも言えないオーラを放った人物がいた
「オ、オールマイト!!どうしてここにいるんですか??」
突如やってきた人が、幼少の頃からの憧れであったオールマイトであった為、ヤムチャは大いに動揺している。過去の記憶があるヤムチャでさえ、彼のこの世界での存在の強さを知っている。強さはもちろん、彼がいるだけで、ヴィランの抑止力になっていると言われるほどだ。つまりこの世界の平和の象徴
「緑谷少年、突然お宅を訪問して申し訳ない。たまたま今日この付近に現れたヴィランを追いかけていたんだが、君がヴィランに狙われている時、スーパーから近くの人がいない川までヴィランを誘き出したのを聞いたんだ。君のおかげで君以外の怪我人もいなく済んだんだ。」
「いや、俺はただヴィランに従いたくなかったから反抗しただけです。」
「緑谷少年。君は無個性なのに今日一番ヒーローらしいことをしたんだ。君の周りにいた大人達は何らかしらの個性を持っていただろう。だが彼らは君を助けずにいた。」
「オールマイト、どうして俺が無個性のことを知っているんだ?」
「ああ、君を助け、ヴィランをやっつけたヒーローから聞いたんだ。無個性なのに勇敢に戦っていたと」
「なるほど」
「緑谷少年。君はヒーローになれる」
ヤムチャは涙を流した。彼はこれまでの人生で人に認められたことがなかった。過去の世界でもそうだ。そして生まれ変わったこの世界でも無個性だった為、誰からも認められることがなかった。そんな中、尊敬するオールマイトから認められたヤムチャは涙がでて話すことができなくなった
「ヤムチャ?お友達が来てるの??お、オールマイト??」
オールマイトはお母さんにヤムチャと少しだけ話したいことを伝え、近くの川に向かった
「緑谷少年。もう大丈夫か?」
「ええ大丈夫です」
「緑谷少年。一つ質問をする。もし君が個性を得られるならどうする??」
「個性ですか?」
ヤムチャはこの質問の答えに少し悩んだ。彼は無個性であるが、今と前とでは意味が違う。無個性であろうが、この世界では化物クラスの強さを誇ろうであろう力がある。
「そうだな、、貰えるものなら貰うかな。どうせ弱くなることはないだろうし」
「そうか。ただ、反応が微妙だぞ緑谷少年」
「俺は無個性だけど、昔から鍛えてるし、武道も独学で習って来たから、ある程度は強いはずです」
「君は面白いな」
オールマイトは少し頬を緩めた
「私の個性を引き継いでくれないか?」
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ヤムチャ受験票持った??今日は待ちに待ったゆうえい高校の受験日なんだから、忘れ物したらだめよ
「ああ、バッチリだぜ」
オールマイトと出会っめから今日で一年。ヤムチャはオールマイトの母校でもあり、子供の頃からの憧れの高校に受験することを決め、今日がその試験日だ
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数時間前
「緑谷少年。よくぞこの1年間私のトレーニングメニューをやりきったな」
オールマイトと出会った翌日から、ヤムチャは毎朝オールマイトのトレーニングメニューを休むことなくこなして来た。それに加えて、前世での自分が武道家だったこともあり、武道のトレーニングもしてきた。
そんなヤムチャの体は
「本当に君の体は逞しくなったな。一年前とは大違いだ」
「ああ。感謝しますオールマイト」
オールマイトは彼と出会ってから、大きな疑問があった。どうして彼は無個性なのにこれほどまでに強いのか?体は貧弱でどう見ても、強いようには見えない。しかし、彼の戦闘技術はもちろん、力、そして何より彼は空を飛べてるじゃないか。確認のため、緑谷少年をもう一度病院に連れて行き、個性診断を受けてもらった。だが結果は、、無個性だ。
オールマイトは考えるのをやめた。きっとヴィランとの戦闘で、何かが目覚めたのだろうと。
「ヤムチャは力が目覚めてから、本当の力を誰にも見せたことがない。オールマイトが知っている彼の力は、全力のほんの一部でしかない」
「緑谷少年、本題に入ろうか」
「はい」
オールマイトの顔がいつにも増して濃くなっている
「私の個性を受け継いでくれるか?」
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試験会場入口
これから始まるであろう、ゆうえい高校戦闘試験を前に多くの受験者達が緊張している。
ヤムチャもその内の一人である。
オールマイトから個性を受け継いで数時間が経った。ワンフォーオールの力はこの世界では最強の個性と言える分類に入るであろう。事実、no1ヒーローのオールマイトの個性だ。ヤムチャは個性が無くても、オールマイトより遥かに強いが、彼の個性により本来の自分の戦闘能力が遥かに上がったのが体の奥から伝わってくる。
彼は今、はやくこの個性を使いたくて堪らないのだ。
「体から力が湧き上がってくるぜ」
「おいヤムチャ!道を開けろ」
「もう、かっちゃんは相変わらず変わらないな」
「うるせえクソナード!ナードのくせに俺と同じ土俵に上がってること自体目障りなんだ!とっとと試験受けて落ちやがれ」
「ひどいな。これから受験する人に向かって言うセリフじゃないよ。君はヴィランのほうが向いてると思うよ」
「ぶっ殺す。今は時間がないから試験後に近所の川に来い。逃げんなよ」
「そんなに俺のことをぶっ飛ばしたいなら、わかったよ。行けばいいんだろ?」
ヤムチャはこの1年間、これまでの性格を変えることなく過ごしてきた。別に人を見下してたわけではない。ただ、記憶が戻る前の自分が過ごしてきた中学生活を変に変えたくなかったのだ。だから、高校生活からはヤムチャはヤムチャらしく日々の生活を過ごすことを決めていた。もっとも、爆轟如きの存在を気にする必要がないのだが
「もういい。クソナードが」
爆轟は痺れを切らして会場に入っていった
「俺もそろそろ会場に入らないと」
その時ヤムチャは足を滑らせ頭が地面に着く寸前
「大丈夫?」
「え、ああ大丈夫だ。」
ふわっとまるで舞空術をつかっているような感覚がする
「私の個性!ごめんね勝手につかって。でも転んじゃったら縁起悪いもんね」
彼女を見た瞬間、体に電力が流れた。何て可愛くて優しい子なんだ。せっかく生まれ変わったんだから、恋愛ぐらいしたいな
「大丈夫??」
「え、大丈夫!ありがとう!あなたの名前は?」
「私は、うららかお茶こ」
「うららかお茶こさん。すごく可愛い名前だね」
「え」
うららかは突然可愛いと言われ驚いている様子を見せ、赤くなった顔を隠した
「ああ、ごめん。つい本音が出てしまった」
「それ謝ってないよ。でもありがとね」
「俺の名前は緑谷ヤムチャ」
「ヤムチャ君ね。よろしく!」
「よろしく!うららかさん。」
「緊張するよね」
「ああ、そうだな。今までやってきたことを信じて全力で試験に臨んだらきっと上手く行くよ!だから緊張も程々にな」
「ありがとう!ヤムチャ君!私そろそろ行くね!
「ああ!お互い合格できたらまた学校で!」
ヤムチャは彼女に恋をした?いや、今はそんなことは後の話だ
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会場内
子供の頃からの大好きだったプレゼントマイクが、雄英にいるんだから落ち着いてなんかいられない。ヤムチャはボソボソと独り言を話してると、一喝されてしまった。真っ当なことを言われて、会場にいた受験者はみなヤムチャのことを笑った。ライバルが一人減ったと
プレゼントマイクが試験の詳しい説明を終え、生徒たちは戦闘試験会場に移動した。
「なんだこの広さ? 」
ヤムチャは驚いた。会場の中に大きな一つの町があるんだから無理もない。
「はやくオールマイトの力を使いたくて体が疼いてやがる。あれ?あの子はうららかさん」
ヤムチャは試験会場にうららかさんがいるのを見つけ、声をかけようとした時
「おい君。彼女は精神統一しているのがわからないのか?」
「え?」
「君は何だ?妨害目的で試験を受けているのか?」
「なんだと?」
このメガネはさっき会場で俺のことを睨んできたやつだ。こいつのせいで、またさっき同様みんなから笑われている。大方ライバルが減ったと思っているんだろ?
その時
「ハイ!スタート!」
「どうした?実戦じゃカウントなんかないんだ!走れ走れ!」
全員走り出し、ヤムチャは少し遅れてしまった
「あちゃー少し遅れてしまったな。まあいいオールマイトの力を使うまでもない」
ヤムチャ片腕でエネルギー弾をつくりだした
「全ての受験生諸君。少しだけハンデをやろう。俺はこの場所から一歩も動かずに合格をもぎ取ってやる」
「は?あいつ何いってるんだ?そんなの不可能だろう」
ヤムチャの大口を聞いていた受験者達皆大笑いしている
「操気弾」
ヤムチャは小さな弾みたいな物質を作り、次の瞬間その物体は消えたのだ
「なんだ?消えたぞ?」
「消えたんじゃない。ただ、超高速で飛ばしているだけだ。」
高速で移動させている操気弾で次々と仮想ヴィランを倒して行く。その速さと強さは、周りの受験生には恐怖でしかない
「おっとそこのお前危ないぞ」
「え?」
ヤムチャは視界に入った仮想ヴィランを全て倒していっているため、それが誰かと戦闘中の仮想ヴィランでも関係ない。まだこの時、ヤムチャにヒーローポイントが莫大に加算されていることは知る由もない
「ふう。そろそろ500ポイントぐらいいったかな?仮想ヴィランの気配はもうほとんど感じない」
ヤムチャのせいで、ほとんどの仮想ヴィランが倒されていった。
その時、目の前に大きな仮想ヴィランが現れた。大きいってレベルじゃない。まるで山みたいに大きい。
こいつと戦っても意味がない。何故ならこの山みたいにでかいヴィランと戦っても0ぽいんとだからだ。
「一先ず逃げるとするか」
その時、
「いったあ」
うららかさんだった
今にも気を失いそうな歪んだ顔をしている彼女をみて、ヤムチャは何も言えなかった。
メリットは一切ない。だが、彼女を見捨てるなんか言語道断だ。
そして、
「大丈夫?今安全のところまで連れていってやるからな」
「え、空を飛んでる?あなたも重力を操れるの?」
ヤムチャは彼女を抱えて、近くの安全地帯まで舞空術で連れいった
「まあそんなところだ」
「ありがとう!私はもう大丈夫だから、ヤムチャは仮想ヴィランを倒してポイントを稼いで!!もうすぐ時間切れだよ」
うららかは自分のせいでヤムチャが不合格になるのが嫌だから、彼にもう大丈夫だということを伝えた
「俺は大丈夫!もう合格できるだけのポイントを待ってる。最後に君の仇を討ってやる」
そういうと、ヤムチャはうららかがいた場所から、舞空術で超大型仮想ヴィランの頭の目の前まで飛んでいき
「確か、お尻をぎゅっと締めて…
デロトイトシュマッーーシュ」
ヤムチャがオールマイトの力を使い、大型仮想ヴィランだったであろう原型が留まってないガラクタの破片が空を舞っている。
大型仮想ヴィランがいた背後の試験会場の町が跡形もなく消えている。
超強力な一撃にその瞬間は誰も口を開くことができなかった。その数秒後に大きな破壊音が遅れて彼らの耳まで届いたのだ
一体何が起こったんだ?
確か、あいつの体から電流みたいなものが流れあの大型仮想ヴィランに殴りかかったと思ったら粉々になったんだよな?
何という少年なんだ?彼は誰だ??
力が規格外すぎる。オールマイトに匹敵するか、それ以上だぞ
緑谷少年。君は一体何者なんだ。
確かに私は彼に個性を渡した。今見せた技も間違いなく私の個性だ。しかし、規格外すぎる。普通はあれ程の力を使った場合、体が持たずに粉々になるはずなのに、彼は無傷だ。それに彼は空を飛んでいる。君は一体、、
——————-
試験が終わり会場を後に彼は今近所の川まで向かっている
ワンフォーオール。まさかここまで強いとは想像以上だぜ。大型仮想ヴィランを倒すことは力を使わずにしても余裕だろうが、拳だけであの一撃は悟空やベジータ並みだぞ。いや、あいつらよりも上の可能性もある。なんせ俺は気を全く使わなかったんだから
ヤムチャはオールマイトから受け継いだ個性により、自分の強さが遥かに上がったことが嬉しくて、一人でニヤニヤしている。他人から見たら、ただ変な妄想をしている変な人物にしか見えないだろう。
おいクソナード!遅いぞ。殺されたいのか?
ああ、かっちゃんか
何ニヤニヤしてるんだよ!気持ち悪い
別に君には関係ないよ。で、僕もこんなところまで呼び出しといて一体何がしたいの?
ヤムチャは今までとは違い明らかに余裕があるような態度を彼に見せた。彼は今、最高に気分が良く、そしてすごく自信に満ちているのだ
殺す!
爆豪は両腕の手のひらからを爆破させながら、ヤムチャに殴りかかった
しかし、
どうしたのかっちゃん?
クソナードが避けるんじゃねーよ!!
彼の攻撃は一切当たらずにいる。ヤムチャは余裕な顔を見せながら、最小限の動きで避けている
おい!お前俺も舐めてるのか??
別に舐めてなんかないよ。ただ、君が僕を見下してるだけじゃないのか?
当たり前だろう!無個性のお前と俺の個性では格がちがうんだ
また個性の話か。君はいつも個性個性うるさいな。一つ教えてあげるよ。僕は君を見下してなんかいない。ただ、眼中にないんだ。強さも怖さもね。ただ、力がないのに口だけが達者な君のことなんか
ヤムチャは嘘は一切言っていない。ヤムチャとしての記憶が無ければきっと、力があっても彼に対しての苦手意識はあったであろう。しかし、今は違う。遥か空の上にいる悟空やベジータ達を知っている彼は、たかが爆轟如きに恐怖を抱かない
ぶっ殺す!!!
一向に攻撃が当たらない爆豪は戦法を変えて、地面を爆破させた。砂埃が舞狩りあたりの視界が見えなくなった時
死ね!!!!!
爆豪が爆破させている片腕で、ヤムチャの腹を殴った。これには爆豪も勝利を確信していた。当たった感触もあるし、今出せる全力の一撃を食らわせたんだから。と思いきや
わかったか?君の全力の一撃をガードなしで食らっても結果はこれだ
ヤムチャの腹は傷ひとつすらない。
何故だ、、、クソナードに傷すらつけれないのか?
かっちゃん。ごめんね僕は用事があるから。
ああ、そうだ。今日の実技試験の点数なんだけど、少なくても300点以上はあるぜ。俺たち勝負していたよな?
300だと???
それと、オールマイトを超えてno1ヒーローになるとか君はふざけてるのか?君はヒーローよりヴィランのほうが向いてるよ。協調性がなく、すぐに人を見下し、僕を今まで何年間虐めてきたか覚えてる?いいや。君は覚えてないか
爆豪は泣き崩れた。言い返すことができない。こんな筈ではないと。ゆうえい高校に首席で入学し、そしてその後はオールマイトを超えるno1のヒーローになる予定だった。それなのに今、目の前にいる無個性の彼に見下されてるんだ。
じゃあねかっちゃん。俺は君と違い、人をいじめなんかしない。見下しもしない。この世界で最高のヒーローになるんだ。もし君がこれまでのような、ヴィランみたいなことをするなら、その時は俺が止めるからな。
ヤムチャは爆豪に背を見せ、振り返ることなく去って言った
かっちゃん。君がもしオールマイトみたいなヒーローになりたいなら、ここでいつまでも泣かずにはやく這い上がってこいよ
ヤムチャが小声で言った言葉は誰にも聞こえなかった
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最終試験を受けてから一週間が経った。
ヤムチャ!!!!!起きなさい!!
母さんが慌てて、ヤムチャの部屋に入ってきた
いきなりどうしたんだ??
合否通知が届いたわよ!!!はやく見せて!
ついにきたか
ヤムチャは合格する自信があった。筆記試験も手応えがあった。実技試験ではまず落ちないであろう高得点を叩き出したのだ。
ヤムチャ!!結果は??
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校長!!どうして緑谷少年が不合格なんですか??彼は筆記試験も実技試験も余裕で合格ラインを超えてるんですよ!それに実技試験に関しては、歴代最高点数ですよ!!
オールマイトは弟子のヤムチャが不合格になったことが不満で仕方がなく、校長に何とか考え直すように説得している
それはわかってるよ。ただ、ヒーローで一番してはいけないことをした。
別に誰も彼のせいで怪我人は出ていないじゃないですか?
校長やゆうえいの教師達が、彼について問題視しているポイントがある。それはヤムチャがワンフォーオールで仮想大型ヴィランを木っ端微塵にしたことだ。それに加えて、他の受験生を考えずにあの一撃を放ったことが大問題なのである。もしあそこが都内なら数10万人以上の人が被害に遭ったであろう。
私、個人としては、彼をこの高校に入学させたいんだ。まだ若い彼は良い方にも悪い方にも転びかねないしね。
ええ!だから、彼を入学させましょう!まだ今なら間に合います!
我が高校のPTAや受験者の保護者の方々が断固として彼の入学を拒んでいるんだ、、
何故ですか??
とにかく、彼は不合格だ。
校長先生!絶対に近い将来後悔しますよ?
それに彼は私の個性の後継者なんです!だから、私は彼の近くで、彼を見守りたい。
オールマイト。君の気持ちは痛いほどわかるよ。でも、私一人の意見で彼を合格にされることは出来ないよ。
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中学校
第一志望かどうかは別にして、みんな高校に進学できて、先生は嬉しいぞ!
全ての高校受験の日程が終わり、無事にクラスのみんなは高校に入学できることが決まった。
それに、我が中学校から初のゆうえい高校ヒーロー科に合格した爆豪のことは、先生本当に誇りに思ってるぞ!
おいおい!先生!爆豪だけかよ!
俺たちもみんな頑張ったんだぞ!
もちろん!先生はみんなのことも尊敬してるぞ!!
でも、体を鍛えてガタイはでかくなったけど、やっぱり無個性のヤムチャはゆうえい高校に入れるわけなかったよな
クラスメイトは、予想通りにヤムチャは不合格だったから、みんなで彼をからかっている
おい!爆豪!何かヤムチャに言えよ!!
おいおい!爆豪がヤムチャを励ましたら、ただの嫌がらせにしかならないだろ
おい!!貴様ら黙れ!!!!
爆豪は突然クラスメイトに怒鳴った
なんだよ!ノリが悪いな
チ、胸糞悪い
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