翌日、岡山提督は7時に起床、顔を洗い、朝食をとっていた。同時に緊張もしていた。なにしろ、この日は初の出撃だからだ。しかし、同時に艦娘を轟沈させないようにしないとだめだ。叢雲たちもついていってくれるし、分からないことも教えてくれるとのこと。そして、岡山提督は昨日に引き続いて建造を回した。敷波、初霜、初雪、荒潮が出た。岡山提督は4人に留守番をお願いした。
「あのー、あなたたちにお留守番をお願いしたいんですけど、いいかな?」
「お任せください!この初霜たちに何なりと!」
そして、叢雲を中心に、陽炎、深雪、長月、村雨、白雪は出撃した。岡山提督は護衛艦に乗っていた。目的地は鎮守府近海である。岡山提督はレーダーを注視していた。叢雲たちも辺りを見回し警戒していた。と、そのとき、敵の深海棲艦の駆逐艦を発見した。
数は1隻だった。得体のしれないものを初めて見た岡山提督は不安だった。しかし、叢雲たちは落ち着いていた。
「司令官、見てて、私たちの実力を!」
叢雲、深雪、長月の攻撃で駆逐艦は撃破された。
「すごいね、あなたたちは!撃破しちゃった。」
「何も驚くことはないわよ。これくらいはできて当然だし。」
そのとき、新しい駆逐艦が来た。
「初めまして、あたし白露型の駆逐艦、夕立よ。よろしくね。提督さんは?」
白雪は「あの船にいるけど」と指を指した。
「よろしく、提督さん。」
「ああ、よろしくお願いします。」
岡山提督は夕立に挨拶をした。しかし、まだ戦いは終わってはいなかった。このあち、あと1戦しなければいけなかった。そのとき、何かがでてきた。
「あれは何?時計みたいだけど?」
「あれは羅針盤よ。回して、針が止まったら針がさしてる方向へ行くの。ちょうどボスの方角をさしてるわね。」
「ボス?どんな奴!?」
「まあ、行けばわかるわよ。」
緊張気味の岡山提督だった。いよいよボスのところにたどり着いた。敵は軽巡1隻、駆逐2隻だった。倒せるか岡山提督は不安だった。そして戦闘開始となった!
「深雪、気をつけてよ!」
「大丈夫大丈夫!」
しかし、軽巡の攻撃が深雪に直撃、深雪は大破してしまった。
「大丈夫!深雪さん!」
「くぅー、失敗しちまったぜ・・・。」
「村雨さん、白雪さん、深雪さんをお願い!」
「わかったわ!」
村雨と白雪は深雪のところに行った。
「深雪、大丈夫?」
「ああ、なんとか。」
長月と陽炎は2人で駆逐艦1隻を撃沈させ、陽炎も駆逐艦1隻を撃破した。
「ぼくも出撃できたらなぁー。」
「だめよ!司令官にもしものことがあったらどうするの!」
結局出撃を止められた。あとは軽巡1隻となった。
「よぉし!一斉に攻撃だ」
陽炎、村雨、白雪、長月、叢雲の魚雷攻撃で軽巡は撃破された。そして、また新しい艦娘が来た。今度は響が来た。
「こんにちは、司令官。響だよ。」
島雪も挨拶した。
「もうそろそろ鎮守府へ戻ろう。深雪さんも手当てが必要だし。」
「そうね、戻りましょう。」
こうして、全員鎮守府へ戻った。鎮守府には病院もある。艦娘はもちろん、提督や一般の人もokである。
災害などに対応するためである。しかし、艤装の修理はどうするのだろうか?気になった。鎮守府に着いた岡山提督は、深雪に艤装を修理に出すようにいった。
「司令官、お風呂は?」
「お風呂?どこもけがしてないの?」
「大丈夫だけど?」
「んじゃむこうにあるから。どうぞ。」
「ありがとう!」
深雪は艦娘専用のお風呂場に向かった。岡山提督も提督室のとなりにあるお風呂に入ることにした。
「なんだかんだ言っても、ちゃんとできたなぁ。けどぼくも艦娘として出撃したらどうなるのかな?」
ふとこう思った岡山提督だった。翌日、新たに着た響、夕立を加え、朝礼をしていた。そして、響と夕立を紹介したあと、提督室に入ろうとしたが、叢雲がやってきた。
「司令官、遠征を忘れてるわよ!」
「遠征?」
叢雲は遠征についての説明書を渡した。短時間から長時間のものまでさまざまだった。
「遠征は、響さんと夕立さんに行ってもらうから。」
「なら一番短い時間の遠征が一番ね。」
響と夕立は遠征に出かけた。そこで、今日も岡山提督は艦娘の建造を行った。結果、雷(いかづち)、五月雨(さみだれ)、菊月、磯波、望月、満潮が出た。
「あまり調子に乗って建造したら資材足りなくなるわよ。」
「わかったよ、あと2隻ね。いま作ってるから。」
「1時間!?なにこれは?」
「え!?本当だ。1時間になってる。何がでるの!?」
1時間後、軽巡が出てきた。
「よぉ、俺は天龍だ。軽巡洋艦だぜ!」
「あたしは子日(ねのひ)、よろしくね。」
なんと初めての軽巡が出たのだ。岡山提督は初めて見る軽巡を見て、「かっこいい」と言った。
「そうか?そんなにかっこいいか!?」
「うん、かっこいい!」
これで、軽巡を必要とする遠征が可能となった。そして、川内(せんだい)、神通、那珂(なか)といった軽巡も仲間入りした。やがて、資材もだいぶ貯まった。
「あと、戦闘機や装備の開発も忘れちゃだめよ。」
「装備?」
装備はいろいろある。機銃や連装砲、単装砲、魚雷とかいろいろある。もちろん何が出るかは運次第である。岡山提督はさっそく、工場でやってみることにした。岡山提督は叢雲に案内されて工場に入った。そして装備を作る際の機械の操作方法を教わった。
「さあ、やってみて。まずはこの数字からね。」
岡山提督は言うとおりにやってみた。しかし、出てきたのはぬいぐるみみたいなものだった。
「あら、失敗ね。もう一度。」
岡山提督はもう一度やってみた。今度は単装砲がでてきた。みごと成功した。
「おめでとう!言ってなかったけど、艦娘を作る際、大型艦建造もできるわよ。戦艦とか空母とか、いろいろ作れるわよ。」
「じゃあ、やってみよっか?」
「駄目よ、資材をもっと貯めないと。大型艦建造はそのあとよ。」
結局、岡山提督は通常の建造で空母を作ることにした。そして、空母加賀が出てきた。
「私が加賀です。よろしく。」
「あ、よろしくお願いいたします。」
そしてさらに、岡山提督は戦艦建造にも挑戦、そして初めての戦艦である日向、霧島も完成した。
「私が戦艦日向だ、よろしく。」
「霧島と申します、よろしくお願いします。」
こうして、岡山提督の鎮守府の戦力は整っていった。もちろん、装備面でも忘れずに充実させていった。
ようやく2話完成です。1話完成して長い間待たせて申し訳ございませんでした。