提督の息子って結局は一般人だし、艦娘もほとんど年頃の女の子だし、すなわち一緒に住むと大変です   作:鳥王族

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白露目線で書いてみました。

口調等合ってるかが一番な心配


第2話 白露目線

今度、一緒に住むことになった提督の息子、司さん。

 

提督さんからいい子だって聞いてから安心したのに、すごく怒っている。

 

「今更、親父の世話になれって言うのか!」

 

ところどころ、聞く内容から司さんは提督のことを、お父さんのことを嫌っている節が見える。

なんでかな?家族って一番仲がいい間柄じゃなかったの?

 

あたしたち、艦娘には姉妹艦っていう姉妹みたいな関係性はあっても親はいない。だから、お父さんがいれば提督みたいな人かな?なんて思ってた時もあった。

 

提督さんが司さんの話をするときはとても幸せそうな顔をしていてそんな顔をさせることができる司さんが少し羨ましくもあった。

 

なんで、こんなに嫌っているんだろう?

 

知りたい。知らなきゃならない。

だから、絶対に一緒に住まなければ…

 

私は勇気を出して一緒に住んでくれることをお願いしようとしたとき、大淀さんが言った。

 

「司さん、たしかにまだ納得できないかもしれません。でも、手続きは終わっています。提督は自分にもしもの時があった時、あなたを一人にしないためにこのことを計画されてました。

そのため、あなたと一緒に住めないとなるとあなたかこの子たちが住む場所をなくしてしまいます」

 

それを聞いて驚いた。あたしたちは断られることなんて全く想像してなかったけどもし断られたらそんなことになるなんて…お願い断らないで!

 

そう思っていたら、司さんは私たちを見た後、嫌々ながらも了承してくれた。

 

そして、外に出て言ってしまった。

 

「はあ、よかったですね。なんとか一緒に住んでくれるそうですよ」

「でも、今は良くてももう嫌だって言われたら夕立たちどうするっぽい?」

「住むとこ失うってやつですか?司さんもそうですけど、そんなことあるわけないじゃないですか。もちろん、新しいところ用意しますよ」

「じゃあ、なんであんなこと言ったの?」

「ああ言う風に言えば必ず司さんが了承してくれると思ったからですよ」

「なンで、そンなことわかんだよ」

 

あたしも疑問に思ったことを江風が聞いてくれる。

 

「だって、提督の息子さんですよ」

 

大淀さんの自信満々のこの一言で妙にあたしたちは納得した。

 

「だから、思ったんです。最初は白露ちゃんたちの為にお願いしようと思ったんですけど、どちらかというと司さんのためにこの話を進めようって。だって、悲しいじゃないですか。どんなことが提督と司さんに起こったのかは知りません。だけど、司さんにも提督のこと好きになってもらわないと。二人は親子なんですから」

 

大淀さんは死んじゃった提督のことを思って少し目が潤ませながら言った。

 

「そのためには、少なくとも艦娘の誰かには一緒に暮らしてもらわないと一生すれ違ったままです!白露ちゃんたち、お願いします」

 

大淀さんに言われた私たちはみんなで顔を見合わせた。

 

そして…

 

「「「はい!!!」」」

 

みんなで大きな返事をした。

 

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