あのあと、慎二が逃げたあと親父と大江さんと合流をして帰ろうとしたら上に報告行くぞと言われた。・・・あんまり上に報告って嫌なんだよなぁ。あの周りの目。いやね、みんなが凄いなぁ的な目で見てくるのが好きじゃない。しかも、知らん間に俺の噂は広まる。もうホントに困った。
某所にある会社。
社内ではまたまた噂が広まって居た。
「ねぇ、新人君聞いた?」
「何かあったんですか?」
「実はね、アレイスター2が生きていたらしいわ」
「へぇー」
「あれ?反応が薄い?」
「そりゃ、最近僕は来たばかりなのに誰とも知らない人が生きていたと聞いても・・・」
「あ、そうよね。じゃあ、アレイスター1は知ってるわよね?」
「えぇ、ここの下。通称特班の責任者ですよね?」
「そうよ。それでアレイスター2はアレイスター1がそこの責任者になる前のコードネーム。レヴィ1でそのアレイスター2はレヴィ2の時、2人で任務に当たっていたの。しかも、プライベートの時にとある人にレヴィ2の妹さんが銃弾に当たりそうに成った時、自分の体を使って庇ったのよ。他にも彼は今重要指定人物の馬上慎二を追っているのよ。更にね、開発部よりも物作りスキルも高く、任務で使用する道具とかも彼の発案らしいわ」
「え!?その人、滅茶苦茶凄いじゃないですか!」
「そうでしょ?しかも、最近では弟さんと妹さんのサポート役としてレヴィ1で活躍してるらしいわよ」
「その人、もしかして先輩より凄いんですか?」
「もちろんよ。デザートイーグルを2丁持ちで同時に撃つことも可能。銃の腕だとアレイスター1よりも格上らしいわ。しかも、妹さんもかなりのべっぴんさんなの!」
「その人って一度死亡認定されたんですか?」
「えぇ、でも2年経った今。戻って来たみたいよ」
「その人と是非会ってみたいですね」
「何何?その人の妹さんが気になるの?」
「まぁ、べっぴんさんとか言ってるので」
「悪ぃが何処の馬の骨とも知らない奴には妹はやらんぞ?」
と、2人が話していると俺登場!
「んで?俺の妹がなんだって?」
「いやね、彼がレイジ君の妹さんを狙ってるらしいわ」
「そうなのか?新人?」
睨みつける俺。
「いやいや、冗談ですよ。流石にそこまでの度胸はありません。所で貴方がアレイスター2ですか?」
「お、自己紹介が遅れたな。元アレイスター2で今はレヴィ1で活動してる在原澪史だ。よろしくな新人」
「あ、はい!自分、馬上京介って言います!よろしくお願いします!」
「あぁ、って。待てよ?・・・なぁ、京介。馬上澪史って名前知らないか?」
「?知ってますよ?一応、自分の従兄弟に当たりますが、今ではもう行方は分かってません」
「・・・そうか。ま、頑張ってくれよ京介。大江戸、しっかり鍛えてやれよ?」
「分かってますよ。先輩!」
「おう」
「おーい!アレイスター2、時間だ!行くぞ」
「あぁ、今行くアレイスター1!」
「ま、時間だからじゃあな」
俺が何故ここで話してたかと言うと担当の奴が取り込み中だったから暇つぶしだ。
「まさか、先輩。知り合いだったとは・・・」
「ま、昔。私も特班で働いてた頃の先輩だからね」
「って、その時あの人相当若いですよ?」
「まぁ、そうね。あと言っておくけど彼の元の名前。馬上澪史よ?つまり貴方の従兄弟。よかったわね。今度食事でも誘って見れば?それじゃ、行くわよ」
「えぇ?!それってどうゆう事何ですか!」
大江戸の後に続く京介。後後、彼らが登場する事は有るのだろうか。まぁ、分からないけどね。
場所変わり、幹部の部屋。
コンコン
「入っていいわ」
ガチャ
「アレイスター1、アレイスター2。予定の任務。完了しました」
「ご苦労。座って」
幹部に言われて座る俺と親父。
「もう、楽にしていいわよ」
「ぷはぁ。ようやくいつも通りの喋りに出来る」
「・・・おい、レイジ。いつも思うがお前はなんでそこまで気を楽に出来るんだ。一応、幹部の前だぞ?」
「あのなぁ、まさか従兄弟が居るとは思って無かったんだよ。しかも、父方の従兄弟にな」
「マジかよ!そりゃ驚きだ」
「別にいいわよ。私だって彼の従兄弟なんだから」
「ですが・・・」
「ほら、麗子さんも言ってるじゃん」
「分かったよ」
菊野麗子
俺の母方の従兄弟で俺よりもちろん年上だ。年齢は秘密だそうだ。
「それで?今回も捕まえられなかったの?」
「あぁ。ごめんなさい」
「あ、別に怒ってないわよ。それにしてもあのクズ。いつまで逃げるんだか」
「麗子さん、ホントあいつの事嫌いですよね」
「当たり前よ!会うたびにいやらしい視線を向けてくるし」
「ホント、いつも俺の兄がご迷惑をお掛けしてました」
「ま、クズを捕まえられれば好きなように拷問できる権利は貰ってるからね」
・・・・そこは同情だな。なんたって麗子さんは相当なSだ。ほかの奴らから聞いたことがあるんだけど、その拷問を喰らった奴は次の日から麗子さんをお姉さまって呼ぶらしい・・・。怖いわ。
「それじゃ、報告も終りかしら?」
「えぇ、他にあるわけじゃないです」
「なら帰るか。行くぞレイジ」
「あ、アレイスター1は残りなさい。これから報告書のお時間よ?」
「おいおい、マジで言ってるのか?」
「当たり前じゃない!そんな時間がかかる仕事。レイジにはさせないわ。何と言おうが幹部権限でレイジは帰っていいわよ」
「了解です。んじゃ、親父は伝えておくぜ」
「え・・ちょ。ま」
「それじゃ。失礼しましたー」
ふぅ。これでようやく帰れる。・・・めんどくさいから俺の能力の一つ。空間転移を使いますか。
空間転移。文字通り空間自体を転移させる。まぁ、欠点で言うと登録している座標じゃなきゃ無理なわけだ。
「・・・お前って、ホントに親バカだよな」
「・・・あら?あんたがそれ言う?」
「あ?」
「何よ?やる」
「あー!いいぜ?受けて立つよ」
「こちらこそ望むところよ!」
「今日で絶対に
「決着を付ける
「「トランプで!」」
この二人は相当な親ばか。そして、いつも勝負をしている。結果はいつも引き分け。こりゃ、アレイスター1が家に帰るのは遅くなりそう・・・。
っと。お家に到着。
まずは寝よう。うん、そうでもしなきゃ倒れそうだ。
ガチャ
「ただいまー」
「お帰りなさいませ、お兄ちゃん」
「・・・」
玄関を開けるとそこにはメイド服姿の七海が居た。
「七海?どうしたんだ、その格好」
「お兄ちゃんが喜ぶかなと思って・・・。似合ってる?」
「あぁ、滅茶苦茶似合ってるぞ」
(いやもうホント最高かよ!七海のメイド服とかもう至福!可愛さでお兄ちゃん倒れそうだ)
「でね、この格好してるのは意味があってね。リビングに来て」
七海の後を靴を脱いでついて行ってみるとそこには・・・
「なッ?!こ、これはっ!七海特製のストロベリーサンデー!?」
そう、俺が一番大好きな食べ物。七海特製ストロベリーサンデーだ。(作者もイチゴ好き
説明すると、全部イチゴを使っている。ただそれだけ。そしてイチゴマシマシだ。
「ま、まさかこれを俺に?」
「う、うん。お兄ちゃんが帰って来たってことで・・・。どうかな?」
「最高です」
(俺は、いい妹をもったな。これだけで昇天しそう)
「じゃあ、座って」
七海に言われた通りストロベリーサンデーの前に座る。
食べようとしたらストップを掛けられた。
「待って。食べさせてあげる。はい、あーん」
「?!あ、あーん」
七海のあーんだと?!ありがと神よ。
「ど、どう?」
「・・・あぁ、久しぶりに食べたけど最高に上手いぞ」
「良かった」
この後。何回も七海に食べさせてもらった。
食後
「あれ?そういや、暁は?」
「あ、暁君なら日用品の買い物。澪史君はいかなくて平気?」
「いや、大丈夫だぞ」
あ、言っておくけど、もう普通の服だからな?
「七海こそ平気か?」
「ううん、私も平気」
「そっか。なら俺は部屋に籠るか」
「?何かやるの?」
「・・・折角だし、七海のタブレット貸してくれ。任務で使うの。ていうか、それ持って俺の部屋に来て」
「わかった」
実は今、製作中のアストラル能力を使った武器を見せるついでに七海のタブレットも更に改造しようという事。
「澪史君、持ってきたよ?」
「おう。んじゃ入ってくれ」
俺の部屋はホントオタク部屋。色々とアニメのグッズやらコスプレが飾ってある。が・・
「何するの?」
「いいからこっち来な」
七海を近くに寄せて、机近くのボタンを押す。すると・・・
ガコン
音を立てて床が下に下がっていく。
「え、えぇ?!」
「ここが俺の作業部屋のコンピュータールーム(小)だ!」
下がって行った先には滅茶苦茶広い部屋とコンピューターがびっしりと並んでる場所があるのだ。
「い、いつの間に・・・」
「あ、実は親父には内緒だからよろしく」
「でも、ここで何をするの?」
「あぁ。まずは七海のタブレットを改造だ。ちょっと貸してくれ」
少年?作業中
数十分後
「ほい、おしまい」
「何が変わったの?」
「耐久性。操作性。その他もろもろ任務に役立つ様に改造したのさ」
「数十分で出来るんだ・・・」
「ま、色々とあるからね」
七海のタブレットを返しあるものを見せる。
「七海、自分のアストラル能力を武器にしたいって思わないか?」
「いや、私の場合。回復系じゃん」
「普通はな?」
「と。言うと?」
「まぁ、まずこちらを見てくれ」
七海に見せるのは手に嵌める物と足に嵌める物だ。両手両足にな。
「あれ?この形。もしかしてDMC3のベオウルフ?」
「正解!DMC3の武器。ベオウルフをモチーフにして作った武器さ。これは、自分にアストラル能力を飛ばすことが出来る」
「飛ばす?」
「あぁ。ベオウルフも光の弾飛ばしてただろ?それに、攻撃するとき光を作りだしてたからな」
「確かに。・・・あ!ようやく分かった!お兄ちゃんの場合、炎と雷を使うからこれを作ったの?」
「それもある。けど、俺の場合。何もないところに雷や炎を出すことは出来るけど範囲もあるからさ。前に、ちょっと気が付いてね」
まぁ、昨日。実戦で使って気が付いたからその路線に切り替えたんだけどね・・・。
「これがあれば、炎や雷を障害物とかにぶつかるまで飛ばすことが出来るんだ」
「つまり、私の回復遠距離から出来るかもしれないの?」
「まぁ、七海用のも製作中だがまだ全然できてないから見せれないな。さて、俺は作業をするけど七海はどうする?」
「んー。まだ夕飯まで時間あるから見てる」
「そか。さーて、やりますか」
この日の後は普通の日常を過ごした。
そして、次の日。
「へぇー、ここが鷲頭研究都市かぁ」
車の中。俺は周りを見ながらそう呟く。きれいなビルや施設。これだけでもここら辺は新しいとわかる。
「そういえば、なんで車?ライトレールだっけ?あれに乗ってくれば良かったんじゃないの?」
「あー。実はだな、俺って電車とか苦手なんだよ。特に最近は痴漢冤罪とかあるからな」
「あ、それは俺も嫌だな。まぁ、大丈夫だとは思うけど」
「それと、車なら歌を歌いながら行けるしね」
「「納得」」
それから1時間ぐらいして橘花学院に付いた。
歌いながらも街並みを見ていたがやはりこの街はキレイで新しいことが一目で分かるようだった。
「ここが橘花学院か」
「ここもきれいだね」
「確か、設立されてまもないんじゃなかったか?」
「あぁ。ここもそんなに経ってはいないからな」
「てか、早く入ろう」
さっきから護衛の人の目線が痛い・・・。
「あのー」
と、護衛の人に話掛けようとしたら逆に声を掛けられた。
「はい?」
返事をしながらそちらを見ると一人の女の子が立っていた。
「「「あっ」」」
そう。この前だけど動画で見た女の子だ。
「急に声を掛けてすみません。在原澪史君と在原暁君と在原七海さんですか?」
「あぁ。俺が在原澪史だ。助手席にいるのが弟の暁。そして、後ろにいるのが妹の七海だ」
「良かった。人違いじゃなくて私は」
「「三司あやせさん」」
「で、合ってるよな?」
「え?そうでうすが、どこかでお会いしましたか?」
「いやいや、よくネットとかで名前を見かけてるし、姿も見かけてたのですぐに分かりました」
とここで、暁が話しかけてくる。
「そんなに有名なのか?」
「アストラル使いでは有名だぞ?」
「まさか芸能人?」
「あはは、全然違いますよ」
「ま、テレビでも結構でてたな」
「確か、ネットでも『可愛すぎるアストラル使い』って
「ちょっと、その話は辞めてください。あれ、結構恥ずかしいんですよ」
と、慌てて手を振る彼女。
・・・暁もいつかこんなかわいい彼女出来て欲しいけど。俺は・・・いいか。
「こほん。では改めて。初めまして。私は『三司あやせ』と申します」
「ようこそ。橘花学院へ」
いや、ホントにちょっぴりだったね。今書いてる時も足と腕が痛い(筋肉痛
そういえば、秋葉原にゆずソフトショップ出るみたいですね。自分はばあちゃんの所行く日でもあるので初日から行きます。確か8月4日の12時からかな?
それと、次の更新も少し遅くなります。
では、次回までごきげんよう