(元)勇者御一行   作:がじら

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どうもです!!がじらです!!!

本作は、3年くらい前にPCのメモ帳に書いてあったものを
小説として投稿させていただいています!!

ハーメルンにて、二作品目なので
まだ慣れない部分もあるかも知れませんが

それでも呼んでくれる方はよろしくお願い致します!!

それではどうぞっ!


元勇者御一行たちの決意

世の中は、地球規模の戦争をしていた。

 

我々人類が住む地球は、異次元に位置するという魔界からの侵略を受け

数多の街や国が滅ぼされていった。

 

魔界には魔王がおり、地球に嗾けられたのは下位魔族と呼ばれる

要は雑兵共なのだが、それにすら手も足も出ない程無力な人類。

 

そんな中、とある王国から

どこぞのRPGの設定のような勇者たちが選ばれた。

勇者、武闘家、魔法使い、僧侶の四人である。

 

その勇者たちは、下位魔族たちを次々と薙ぎ払い

諸悪の根源である異次元に突入し、

ふんぞり返っていた魔王との激戦の末

見事魔王の首を持ち帰ることに成功したのであった。

 

彼らを、国が、民が讃えて

国は彼らに一生遊んで暮らしても半分も使い切れないであろう

膨大な額の金を用意した。

 

勇者は、その王国内ではもちろん、他の王国の中でも

石像が彫られ、平和の象徴として飾られている。

 

武闘家は、格闘技大会の解説役、もしくはゲストとして挑戦者となり

不動の連覇をたたき出した。

 

魔法使いは、こんなことがもし、再び起ったとしたら……

と、考える、逃げるだけの民ではなく、立ち向かう民を作るべく

学校を設立、独学で手に入れた魔法を全て包み隠さず

教科書に書き、勉強させた。

顔が非常に良いため、俳優としても羽を広げていった。

 

僧侶は、世界で有数の教会を立ち上げ、日々、神へのお祈りを

欠かさないでいる。

 

 

……そんな順風満帆な、勇者御一行としての生活。

魔王を倒して、人類を救ったという事実がある勇者たちにも

金にも解決できない問題があった。それは……

 

 

 

 

老い。である。

 

 

 

 

勇者御一行が世界を救ってから

早くも40年が過ぎる。

 

所は、今や勇者が経営している「勇者の立ち飲み居酒屋」

である。

 

暇があればここに来店し、そして昔のことを

懐かしむように語るのが

今や勇者御一行の日常と化していた。

 

 

 

鬼将「おぉ……みんな、やっときよったか!」

 

 

勇者の名前は、二階堂鬼将(にかいどう おにまさ)(58)

未だに衰えぬ体で勇者の権威を振りかざしている。

 

 

そんな、もはやおじいちゃんな勇者が、来店してきた客に喋る。

 

そして、その来客もまた、おじいちゃんとおばあちゃんなのである。

 

 

龍馬「おお!久しぶりじゃのぉ!鬼将!!」

 

武闘家の名前は、宮岸龍馬(みやぎし りょうま)(55)

おじいちゃんのような……というか、おじいちゃんとは

思えないバッキバキの肉体が、服の上からでも見て取れる。

彼は、まだ武闘家として活躍しているようだが

未だに彼を越える武闘家は現れず、連覇記録更新中である。

 

巖魔「久しぶりじゃのぉ、じゃないわい!昨日もおうたろうが!!」

 

魔法使いの名前は、翔瑛巖魔(しょうえい がんま)(59)

中肉中背の絵に書いたようなおじさん。

俳優業もやっていただけあって、流石にイケオジ感が溢れ出ている。

未だに最上位魔法を、息をするほどポンポン出せる

最強の魔法使いである。

 

神奈「まぁ、そう言わずに……」

 

僧侶の名前は、司馬神奈(しば かんな)(60)

教会のシスター様であり、今でも

毎日お祈りの時間を欠かしたことは無い。

そのためか、未だに回復魔法、蘇生魔法では右に出るものはおらず

たまに病院に呼ばれて人命救助の手伝いをしているようだ。

 

鬼将「それじゃあ!今日も1杯やるか!!」

 

元勇者がやっていた居酒屋とは思えない客の少なさ。

というか、客は三人しかいない。

 

巖魔「そういえばこの前ゲートボールでの……」

 

 

鬼将「この前、近所の子供がの……」

 

等、おじさんトークに花を咲かせていた。

 

すると、居酒屋に備え付けのテレビが、急にニュースになる。

 

鬼将「なんじゃあ……?」

 

巖魔「まぁ、見てるか。」

 

龍馬「アナウンサーの嬢ちゃん、えらいべっぴんさんやなぁ!」

 

神奈「そんなこと言うとる場合ですか……」

 

 

アナウンサー「ただいま!バンディッシュ王国で

次元の乱れがあったと報告があり!

かつての戦争のように、下位魔族たちが襲いかかってきているようです!!」

 

鬼将「バンディッシュ王国っていやぁ、隣国さんじゃねぇか……」

 

巖魔「あそこの国に魔族じゃと……」

 

龍馬「えらいことなってるみたいやな……」

 

神奈「見過ごす訳には……いきまへんよな。」

 

 

 

皆が頷く。

 

鬼将「どうせこのまま生きても、老いて死ぬだけじゃい!」

 

鬼将は剣を振りかざして、言う。

 

巖魔「おうよ!まだ、若いもんには負けんってとこ見せてやらんとのぉ!」

 

巖魔は杖を脇に刺しながら、言う。

 

龍馬「ちょうど退屈してたんじゃ!人間ではもう満足できんからのぉ!」

 

武闘家セットを体にはめ込みながら、言う。

 

神奈「あら、久しぶりにみんなで冒険と洒落込みましょうかね……」

 

シスターの帽子や、鈴を持って、言う。

 

 

鬼将、巖魔、龍馬「いくかぁ!魔王に説教してやらんと!!」

 

そう言い、手を合わせるおっさん達。

 

神奈はそんな様子を見て神のように微笑み

「はいはい、行きましょうかね……」と、おっさん達と手を合わせる神奈。

 

 

これから、一味違う

異色の勇者物語が、始まります。




どうもです!!がじらです!!!

というストーリーなんです!!

私は、イケオジキャラが好きなんです!なので
今回はこんな作品を書かせてもらいましたっ!!

もう1つ、執筆中の小説がありまして
どうしてもペースはあまり早くなりませんが……
週一で更新できればいい方です!!

それでもよろしければ!
ご愛読の程をよろしくお願い致します!!

次回も期待していてくださいね!!
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