日菜、記憶喪失になる   作:奥野 優翔

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初投稿です。
僕はPixivと小説家になろうとカキコを掛け持ちしている、奥野優翔と言います。
このシリーズはダラダラになるかもしれません(評価が良ければ少し早くなる)。
よろしくお願いします!


日菜、記憶喪失になる.1

んっ、ん。ここは…あたしの、家か。

あたしは、氷川日菜という…らしい。そして、紗夜という姉がいる…らしい。

そしてあたしは、記憶を失っている…らしい。

あたしの症状…それは、6時間に一度、記憶を失ってしまう…らしい。

そして、2週間に一度、30時間ほど眠ってしまう…らしい。

お医者さんのいうには、記憶を全て取り戻せれば、この症状は直せる…らしい。

タイムリミットは6時間。

あたしは昔はアイドルだった…らしい。pastel*palletというアイドルバンドをして居た…らしい。

天才少女…らしい。

今は、全然楽しくないなぁ…彩ちゃんがいれば…あれ?“彩ちゃん”って、誰だっけ?

きっと、記憶が無くなる前の知り合いだろう。

あたしはたまに、記憶がちょこっとだけ蘇ることがある。

今の“彩ちゃん”だって、そうだ。

昔のあたしを知ってる人は、こんなの全然あたしらしくないっていう。

あたしらしい、ってなんだろう。

そういえば…明日、30時間眠るんだっけ…?いつも寝る時間の、3.75倍…かな。

忘れないうちに、《記憶ノート》に書いておこう。

記憶ノート。それは、あたしが記憶を取り戻すための鍵。あたしがさっき言ったように、記憶がちょこっとだけ蘇った時の言葉をひたすらに書いていく。

記憶ノートには、今は少ししか書いて居ない。意味のわからないものもいっぱいある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

記憶ノート

 

・おねーちゃん(氷川紗夜)

・こころちゃん

・パスパレ

・るん

・彩ちゃん

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あたしが記憶喪失なのを知っている人は、家族だけだ。みんなには、言っていない。今は休み。pastel*palletも、学校も。

明後日から、学校。休むことにしよう。家族もきっと許してくれるだろう。

 

 

次の日。

あたしは学校を休んだ。

先生には本当のことを伝えて、後のみんなには具合が悪いとだけ伝えておくよう言った。

そして眠りについた…。

 

 

あたしは占いのお店にいた。

「えーと、あなたのことを占ってしんぜよう。今。今は、途方にくれているだろう。やるべきこと。やるべきことは、記憶のカケラを見つけることだな。記憶のカケラは、ランドピコにあるだろう。未来。未来は、きっと友達が切り開くだろう。お前さんは天才じゃ。きっと、大丈夫じゃ。引き止めて悪かったな。代わりに、朝の記憶リセットをなくしてあげよう。」

ランド、ピコ…それは、あたしの夢の中でたまに出てくる都会だ。そこに、記憶のカケラがある、と……。




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