そしてタイトルのネタ切れ感が...どうしよう...。
クジャがハートフィリア家に来てから1週間が経った。
この1週間で、クジャとルーシィの仲は兄弟に見える程にまで深まった。
今、2人は庭でルーシィの契約している星霊を見に来ていた。
ルーシィは金色の鍵を掲げて誇らしげに言った。
「じゃあみててね、クジャ」
「うん、ちゃんと見てるよ」
「いくよ...開け、宝瓶宮の扉、アクエリアス!」
ルーシィが鍵を噴水の水に浸けながら鍵を捻ると、人魚の様な星霊が出現した。
「人魚...」
「ああん?一体なんの用だ、小娘」
「あのね、クジャに私の友達のアクエリアスをしょうかいしようと思ってね...」
「ああん?!私とお前は友達なんかじゃないよ!」
アクエリアスがそう言い放つと、ルーシィはシュンとした表情をしながら俯いた。
それに対しクジャが何か言おうとする前に一陣の風が通った。
『ちょっと!その言い方はないんじゃない?!それでも私の契約者の星霊?!』
「ああん?なんだこのちびっこい星霊は。それと、私の契約者ってなんだ?!」
『失礼ね!私は星霊じゃなくて召喚獣よ!貴方みたいなオバさんと一緒にしないでよ!』
「オバさんだって?!いい度胸してるなこの虫!」
『誰が虫ですて?!』
シルフとアクエリアスの一触即発な雰囲気にルーシィがクジャの所へやってきた。
「クジャ、あの子は何?」
「彼女はシルフ。星霊とは違う...そうだな、妖精...みたいなものだよ。彼女は君と契約したいみたいだけど、私のって言うには早いと思うんだけど...」
クジャがルーシィにシルフの説明をしていると、シルフ達が構え出した。
『もう怒ったわ!貴方の性根叩き直してあげる!』
「上等だ、私がオバさんじゃないって認めさせてやる!」
『クジャ!ルーシィ!乗って下さい!ここは危険です!』
「分かった。ルーシィ、コッチへ!」
「え、うん」
クジャがルーシィを連れて銀竜に飛び乗り、銀竜が飛んだ瞬間、アクエリアスの水とシルフの風がぶつかった。
2つがぶつかり合うと、力は拮抗し、飛び散った水が庭に虹を作った。
2人の衝突が収まったのを見計らって銀竜が地面に降りると、アクエリアスは消えていた。
クジャが疑問に思ってシルフに聞く。
「シルフ、アクエリアスは?」
『知らないわ。舌打ちしたと思ったら消えちゃったもの』
「多分、私が開いた時に使った魔力が切れたんだと思うよ」
『それよりも貴方、名前、なんて言ったかしら』
「え、る、ルーシィだよ」
『ルーシィね!ルーシィ、私達と契約して!やっと見つけたの!』
「私はいいよ。クジャ、契約してもいい?」
「僕は彼女達が契約者を探したいと言ってたから連れてきただけだからルーシィの好きにしていいよ」
「じゃあ、契約しよ!」
『じゃあさっそく...て、え?!』
「どうしたの?」
『みんな、契約するのはいいけど貴方の事認めないって言ってるわ。契約するんだから認めればいいのに!』
「私、嫌がられてるの?」
「まあ、契約出来るならしておけばいいじゃないか、後々ルーシィが認められれば力を貸してくれるんだろう?」
『そうだと思うわ。まったく、素直じゃないのが多すぎるのよ!だからルーシィは気にしないで!ルーシィ、手を出して』
シルフの指示にルーシィは恐る恐る手を出す。
「こう?」
『ええ、ルーシィ、ちょっと痛いけど我慢してちょうだいね』
シルフはそう言うと、ルーシィの指を噛んで血を出した。
シルフはルーシィの指から出る血を掬い、クジャの持っている宝石にそれを垂らした。
シルフはそれを終えると笑顔で言った。
『ルーシィ、これで契約完了よ!これからよろしくね!』
「う、うん」
「はぁ、シルフ、せめて説明してからやりなよ。ルーシィ手を出して、治療するから」
「はい」
未だ血が出ているルーシィの手にクジャは手をかざして魔法を唱えた。
「ケアル」
すると、クジャの手から緑色の光が出て、収まるとルーシィの傷は完全に治っていた。
「すごーい!」
「このぐらい対した事ないよ。じゃあ、そろそろ戻ろうか、ルーシィ」
「うん!銀竜、また今度乗せてね!」
『ええ、またいつか...』
戻る直前、クジャがある事を思い出した。
「おっと、忘れるところだったよ。ルーシィ、この首飾りがシルフ達がいるものさ。これは肌身離さず持ってなよ」
「うん、ありがとうクジャ!」
『私はいつでもルーシィの力になるわ!』
「ありがとう、妖精さん」
『妖精じゃないわ。私は風の召喚獣シルフよ』
「そっか、よろしくね!シルフ!」
『ええ、よろしくルーシィ』
クジャと銀竜が見守る中、シルフとルーシィは笑いあった。
次はちょっと長くなるので更新が遅れるかもしれませんがあしからず...