IS『インフィニット・ストラトス』 鉄血と蒼穹…その先へ。 作:耀翔
筆が乗りそうな日です。
やりますよー
いつもより500字短め
久しぶりだな、昭弘・アルトランドだ。
正体不明機の襲撃の次の日になったが、変わりなかった。
だが、ひとつ変わったのが…三日月だ。あの三日月が遅れてくるという事件があったが織斑先生は厳重注意で終わった。多分、束さんと寝ていたんだろうな。ラボに居た時も何度かやらかしていた。それよりも、織斑先生は知っていたのか…?
それで、2組に転校生が来た。その転校生は中国の代表候補性らしく…それに織斑との面識もあったらしい。まぁ、クラス代表戦には織斑がでるから関係はない。時間は過ぎていき昼休み。
ミカ「昭弘、大丈夫?ぼーっとしてるけど」
昭弘「あぁ…お前よりはな」
ミカ「……朝はやらかした。」
昭弘「……その様子だとまだ迎えてないらしいな。また一緒に寝たのか」
ミカ「普通にね。それの他に何があるって言うのさ」
この様子だと2人の初夜はまだ先のようだ。
まぁ、なんかいいんだけどさ…先を越されないで済みそうだ。って、なんの先なんだ?俺でもわからん……オルガがここにいたら笑われそうだな。それよりも、三日月は本当に変わった。あっちの世界に居た時よりもな。変わったといえばシノも変わ…かわ……変わってると思う。少しは。
ミカ「昭弘、放課後模擬戦をしないか?」
昭弘「模擬戦?いきなりどうしたんだ」
ミカ「……ちょっと試したい事もある。ダメか?」
昭弘「いいや、断る理由がない。いいぞ。」
ミカ「第4アリーナ。借りといたから。じゃ。」
そう言って三日月はどこかに行った。
三日月からの模擬戦を申し込まれるのは初めてだ。何かあったのか?
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時間は過ぎていき、放課後。第4アリーナにて…
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昭弘「……いつものメンバーが揃ったな。」
ミカ「だね。」
観客席には一騎、総士、シノ…俺の前には昭弘。そして知らないやつ3人。いや、1人は知ってる。日本初、束以外にISを作った立花唯衣。凄いと思う。束も褒めて他ぐらいだし。
ミカ「……昭弘、いきなり始めても?」
昭弘「大丈夫だ。」
俺と昭弘は模擬戦をするためにいる。
この前の感覚をもう一度、つかみたいから。
模擬戦開始の合図入らない…俺は巨大メイスを取り出し…昭弘はグシオンハルバードを取り出す。まだ、動く時じゃない。
ミカ「……」
昭弘「……」
この沈黙の中、先に動いたのは昭弘だった。
そこまで距離は空いているわけもない。それなのに瞬時加速<イグニッション・ブースト>を使い死角に入り込み、ハルバードを…『殺す気つで降る。もちろん、驚いた。いつの間にか侵入されていた。それに。ギリギリで避けるが違和感を感じた。
昭弘「それ避けるのかよ」
ミカ「……遊撃隊の隊長だったから!」
俺はメイスを構え、1歩踏み込み…瞬時加速を使う。そのまま一直線に突っ込む……
昭弘「一直線か…悪くねえ!」
ミカ「一直線だって?笑わせないでよ、昭弘。そんなことするわけない」
昭弘の数メートル先で右左とスラスターを点火……ジグザグに動く。
昭弘「なっ…!?」
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唯衣「あれは……個別連続瞬時加速<リボルバーイグニッション・ブースト>?」
凛峰「……そうだと思う。」
楯無「うそ…!?1年生で…?」
一騎・総士・シノ「「「個別連続瞬時加速?」」」
こんにちわ、真壁だ。
いま、アリーナにて昭弘と三日月の模擬戦見てるんだけど三日月の行った講堂に驚いている。
唯衣「個別連続瞬時加速ってのはスラスターに次々点火させることによって行う加速のことだ。成功率は低いがな。」
楯無「あの子…すごいわね…代表候補生でも…片手で3本…それぐらいじゃないかしら?」
三日月は本当にすごい。
そんなことを平然とやってのける。憧れる所でもあり、ちょっと悔しい。そんな中、総士は何か、見ていた。
一騎「どうした?総士。」
総士「ん?あぁ。バルバトスのメーターを見ているんだ」
一騎「メーター?」
総士「そう、メーターだ。そのメーターがこれなんだが」
総士は俺にも見えるように見せてきた。
そのメーターは93\100。俺は隣のメーターがポンッと出てきたのを見た。そのメーターの上にある名前はグシオンリベイクフルシティ。昭弘のISだ。
一騎「総士、フルシティのも出てきたぞ?」
総士「なんだと!?」
メーターを見ていて、戦況がどっちに傾いているのか、気づいていなかった。が、フルシティのメーターは…97\100だった。
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機体が熱い。でも動きが段々良くなっている。さっきから昭弘は防戦一方。そろそろ退屈になってきたので一気に決めるため、瞬時加速で巨大メイスの間合いになったところでメイスを上からー…その時、バルバトスが止まった。
ミカ「なっ…」
昭弘「バルバトスの動きが止まった……今だ!」
これを機に昭弘は動いた。ハルバードをしまい、サブアームも稼働。それで俺を殴ってくるが、昭弘も止まった。
昭弘「動かない……!?」
ミカ「……」
動きは止まっているのだが、エイハブ・リアクターは動いているのに気づいた。それを昭弘にも聞いてみることにした。
ミカ「昭弘、エイハブリアクター動いてない?」
昭弘「あ?エイハブリアクター?動いてるぞ。」
ミカ「……なら少し待ってみよう。」
昭弘「おう。」
少し待つと目の前に168/777と出ていた。これの意味がよく分からないが待ってみることにした。そうする他ないから。
数分後、やっと777/777になった。その時、単一能力<ワンオフ・アビリティー>『阿頼耶識』が発動可能になったという知らせが来た。
ミカ「……阿頼耶識。昭弘」
昭弘「俺もでた…阿頼耶識って」
ミカ「……俺らの世界のだよ。ここまでにしておこう。この単一能力はいつでも発動できるらしい。と、なるとシノのISも。」
昭弘「多分、メーターが出てくるだろうな。今回のことをまとめるために……シノと一騎、総士を集めて話し合うのがいいかもな」
ミカ「そうだね。」
こうして、不思議に終わった模擬戦。
この後、集まって話をした。
短く言うとシノのIS、フラウロスにもメーターが出てくる可能性があるということ。だけ。じかんは過ぎていき……クラス代表戦。
個別連続瞬時加速のよき例がわからん。これでいいのか?
久しぶりに筆が乗った。