IS『インフィニット・ストラトス』 鉄血と蒼穹…その先へ。 作:耀翔
っても、移す気ないとまでは行かないけど……
ちょっとだけ、というかこのIS作品ってだいたいはオリジナル話見たいな?でもちゃんとアニメ枠も入れますよ!
……早いかな?早いよね?コレ……
でも、この先のことを考えると必要になるんですよね。
ひさしぶり、三日月・オーガスだ。
今日はクラス代表戦だ。このクラス代表戦に勝てば
半年間だったかな。デザートフリーパスがあるため勝って貰わなければ……
「ねぇねぇみかみか〜」
ミカ「えっと……誰だっけ」
「同じクラスの本音だよぉ〜」
ミカ「本音……どうした?」
隣から本音と言うクラスメイトから話しかけられた。ごめん、クラスメイトの名前覚えられてないんだ……
本音「聞いてみたいことなんだけど……おりむーと2組の子どっち勝つと思う?」
どっちか迷うよね。
2組の代表候補生か……織斑か……
ミカ「…そうだな…相手は確か中国の代表候補生だから多分中国の代表候補生だろうね……けど」
本音「けど?」
ミカ「織斑には切り札がある。それの使い所を間違わなければ織斑は勝てる。」
本音「へぇ〜じゃあ!お菓子かけよ!」
ミカ「いいよ。俺は織斑に。」
本音「私は2組の子かなぁ」
織斑の知らないところで賭けが行われた。
絶対に勝てよ、織斑!
ーーーー
どうも、一騎です。
試合が始まる前に束さんからの連絡が来た。
内容は近いうちにミーくん達のIS見に行くよぉ〜
らしい。
まぁ、多分イチャつくんだろうけど……あはは…三日月と束さんのところ見てると胸焼けみたいなものになるんだけど。それと口から出てくるものがくっそ甘い。まぁ、そんなことは置いといて……クラス代表決定戦の時に出てきたのがフェストゥム スフィンクス型だったから大丈夫なんだけど……
唯衣「真壁?」
総士「一騎?」
一騎「……」
ほかのフェストゥムだったら少し辛い。リンドブルムとかあればちょっとは対抗できるけど。やっぱりザインに慣れすぎているのかな。
考え事に集中しているのか…2人からの声掛けには気づかずにいる。
総士「一騎。」
総士は一騎の肩を叩く。そこまで強くじゃないところを見ると優しい。
一騎「へ?あぁ、どうした?総士。」
総士「どうした?じゃないだろう……」
唯衣「さっきから下を向いていたのでな、少し心配になったのだ。」
一騎「あぁ……ごめん。考え事。」
まずこのクラス代表戦にゴーレム以外に出てこなければいいけど…そんなことを思っていたのがフラグとなったのか…
奴らがきた。
黒色のISと共に。
ーーーー
視点関係じゃ初めてね。
2組のクラス代表で中国の代表候補生の凰鈴音よ。
今日はクラス代表戦で…幼馴染の一夏と初回から当たっていてね。
その試合中なんだけど、アリーナのシールドを突き破って黒いISと金色の人型が3体も入ってきた。
鈴「な、なによあいつら……!」
一夏「鈴、逃げるぞ。」
鈴「はぁ!?」
ほぼシールドエネルギーがない一夏が隣に来て私に言った。
確かに、私達じゃ何にもできないかもしれないけど、生徒が避難できていない。それに、一夏は金色の人型を見て逃げようと言ってる。それほどやばいやつなのだろう。
鈴「逃げたいのは山々。けど、逃がしてくれなさそうね……!」
一夏「……そうだな。けど…もうすぐで来る。アイツらが。」
鈴「アイツら?何、救援でもくるの?それとも感?」
一夏「まぁ、そんなところだ。っと、噂をすれば…」
侵入してきたISの所にひとつの砲撃。多分目くらましだと思う。土煙が発生している時に……
空から降りてきたのは白色と紫色の全身装甲のIS2機とピンク色とベージュ色に近いIS……腕が長く、大きな鈍器みたいなのをもった……トリコロールのISが姿を現した。
ーーーー
ちょっと…キレそうだけど。落ち着こう。三日月・オーガスだ。
せっかく、織斑の勝ち星が上がりそうなところに……フェストゥムと……黒いIS。
黒いISに関しては多分封殺出来る。けど、フェストゥムを相手しろと言われてもきついものがある。それにまだ、避難すらできていない。それなら手段はひとつしかない。
ミカ「昭弘、動かなくなったら回収頼む。」
昭弘「はぁ?何言って……」
ミカ「……絶対防御カット、単一能力<ワンオフ・アビリティー>阿頼耶識起動。」
実質、三日月達には絶対防御は甘えみたいなものだった。
あの世界で過ごし生き抜いてきたからである。
絶対防御をきったら怒られるけど、今回は仕方ない。
あったら邪魔だし。
バルバトスのツインアイが緑色から赤色へと変わっていき……駆け出したと同時に黒いISが吹っ飛ぶ。
鈴「なっ……今何が起きたの……?」
一夏「三日月はさっき、単一能力って言った……確か単一能力って二次形態変化だっけ。それしないと発生しないものだよな?」
鈴「えぇ、そのはずよ。アンタ別だけどね。ほんと謎だわ。」
昭弘「お前ら、早く逃げた方がいい。あの相手は俺らがする。逃げんのが嫌なら弾でも弾いてろ。シノ、三日月の援護するぞ。」
シノ「おうよ!っー事だ。死ぬなよ二人とも!」
昭弘とシノは動き出したようだ。これで援護は期待できるし、『遠慮』なく殺れる。
総士「……僕と一騎は奴をやる。行くぞ!一騎!」
一騎「あぁ!」
総士と一騎も動き出した。
フェストゥムには対抗できないから。頼んだよ。
一夏「鈴、避難できるまでの弾除けするぞ!」
鈴「わ、わかった!」
ーーーー
こんにちわ、かな?
バルバトスのISコアです。名前は無いよ。
阿頼耶識と私のリミッターは全くの別物で……少し戸惑った。
私のは擬似的に阿頼耶識のリミッターに似せた物を束さんに付けてもらったからグレイズアインの時はそのリミッターを一時的にだけど解除したからかな。単一能力が阿頼耶識になったのは。でも、私の体みたいなものだから分かる。なんか、別な物を感じる
そんな所にひとつのコードが届く。
「これは……Mark-dreizehn?なんだろうこれ…」
Mark-dreizehn。
これが何を意味しているのか……
dreizehnは確か13番のはず。何語だったかな……?
ーーーー
総士「くっ……!この3体……普通のスフィンクス型とは違うぞ…!」
3体のうち2体のスフィンクス型は僕の方に来ており、ホーミングレーザーとルガーランスで攻撃を捌き、回避している。
このスフィンクス型2体は…連携を取ってきている。まるで…そう、あの時みたいに。そんな時、ありもしない機体コードがニヒトに送られてきた。それは……Mark-dreizehn。確かこの機体はカノンの機体のはず。一瞬でも探せればいい。そう思い、ホーミングレーザーの火力を最大にしスフィンクス型に放つ。スフィンクス型2体は被弾しており、地に落ちていた。
総士「なっ……!バルバトスからだと?今は分かったからいいか。それに、思わぬダメージだったらしいな!」
アンカーユニットを使い、2体のスフィンクス型のコアに突き刺し、消滅させる。
総士「……終わったか。あと1体……まぁ、大丈…」
真横を何かが高速で飛んできた。
それに反応出来るわけなく立ったまである。急いで振り向いてみるとそこにはアリーナの壁にぶつかり、倒れているエルフが。
総士「一騎!おい、返事をしろ!」
エルフの近くに行くのだが……流れ込んでくるデータに驚きを隠せなかった。マークエルフ大破と言う。見ただけでわかるのは絶対防御すら貫通し腹部を貫かれている。エルフの頭が砕け散り、一騎の頭が見える。そんな時、横からの攻撃に反応出来ず、吹き飛ばされる。吹き飛ばした敵を見ると……そこには……
総士「エウロス型…!」
ーーーー
真っ暗だ……周りを見ると真っ暗な空間だけがみえる。そんな空間にただ1人だけ……それに、体もうごかない。
『久しぶりだね、一騎。』
聞いたことのある声が聞こえた。その声は初めてザインに乗った時にも。聞こえた。それに、総士を助け出すために一緒にウルドの泉にも……
一騎「……その声は…乙姫?」
乙姫『うん。一騎、貴方はこんな所で止まっちゃダメな人だよ。貴方にはまだやることがある。それは分かってるよね。』
一騎「……わかってる。けど、体が動かないんだ。」
乙姫『大丈夫。動くから……ウルドの泉でやってたこと覚えてるかな。』
一騎「忘れるわけない。でも、なんでそんなことを今?」
目の前に急に現れたのは何かのコア。
何かわからないのに、そのコアには何故か妙な感覚があった。
乙姫『両手を前に出して……あとは分かるよね?私が出来るのはここまで。次会う時まで。バイバイ、一騎。』
そこからは乙姫の声なんか聞こえなくなった。
けど、やることは決まった。動かなかったはずの両手を動かし、コアを包むようにする。
真っ暗な空間が音を立て崩れていく。崩れ、見えてきたのは……愛機のザインだった。
一騎「そこにいたのか。」
ザインに触れると視界が白くなっていき……目を開けると
マークザイン 各部位異常なし。シールドエネルギー(以後SE)異常なし。武装 ルガーランス×2 ガルム44×1。ソロモンの反応。エウロス型と断定。
一気に流れてくる。
一騎「行くぞ、ザイン…!」
あけましておめでとうございます。
そして暫くおまたせいたしました。
ようやくですよ。でも、書いて期間が開き、ごっちゃごちゃですけどね。やっと上げれました。はは……