魔法少女リリカルなのはFechter   作:草ナギ

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投稿が前回と同じでかなり遅れてすみません!
なんとか書けましたので投稿しました。
さてはて、何が介入なのかな?


11振り 介入なの!

 

なのはは廣光【大倶利伽羅】と話をした後、ジュエルシード探しに出かけた。

なのは達は知らなかったのだが、その日は稽古は無くなのはの家の裏手の扉から抜け出した。

なのはは夕方過ぎ頃の時間に家を抜け出した。

絶対にフェイトの事を考えながらジュエルシードを探すハズっと、睨んでいたので陰ながらなのはを追いかける。

すると公園の方からジュエルシードが発動した事を感知し、直ぐに向かってバリアジャケットを纏う。

同じくらいの時に公園に着いたらしいフェイトと光忠【燭台切光忠】、アルフの2人と1匹が現れる。

そこでジュエルシードに取りつかれた樹にフェイトは攻撃魔法を放つが、樹はバリアで防いでしまった。

 

「生意気に、バリアまで張るのかい」

 

「うん、今までのよりも強いね。それに……あの子も居る」

 

そう最後に言った言葉を呟いた時、樹の近くに居たなのはを攻撃する為に木の根を地面から鞭の様に使ってきた。それを避ける為に

 

[Flier fin.(フライヤー フィン)]

 

高く飛行する。だが、高さが足りないらしく

 

「翔んで、レイジングハート!もっと高く!」

 

そうなのはが言うとレイジングハートが答える。

 

[All right!(オール ライト!)]

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

「フェイトちゃん、少し離れるけど良いかい?直ぐに戻るよ。」

 

「私1人で大丈夫。彼の事でしょ?気を付けてね」

 

「うん、ありがとう。フェイトちゃんも気を付けて。一筋縄ではいかなそうだからね」

 

そういうと直ぐに居なくなる。廣光を探しに行った様であろう。

そして、それを見送ったフェイトは攻撃方を変える為にバルディッシュに言い放つ。

 

「アークセイバー……!いくよ、バルディッシュ」

 

[Arc saber.(アーク セイバー)]

 

フェイトの攻撃魔法、ブーメランの様な形をしたその魔法は樹の根を切り裂いていくが、樹本体に対してはバリアを張って防がれてしまう。

一方、高く舞い上がったなのはは空中にて

 

[Shooting mode.(シューティング モード)]

 

レイジングハートが形を変えて攻撃系の魔法を放つ準備が終わる。

 

「いくよ!レイジングハート!……打ち抜いて!ディバイン!」

 

[Buster!(バスター!)]

 

魔法(と、いうか魔砲、砲撃と言った方が良さそうである)が放たれ、上からの攻撃に樹の動きはなのはの魔法によって潰されながらも妨げられる。だが、ココでその隙を見逃す訳もなく、フェイトもまた魔法を放つのであった。

 

「貫け轟雷!」

 

[Thunder smasher!(サンダー スマッシャー!)]

 

その魔法もまた強力で樹も2人からの攻撃に耐えようと必死になっているのが分かったが、その努力は空しく、2人の攻撃によってジュエルシードが樹から出て来た。

 

[Sealing mode Set up!(シーリング モード セットアップ!)]

 

[Sealing form, set up(シーリング フォーム セットアップ)]

 

「ジュエルシード、シリアル7!」

 

「封印…!」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

「ここからが本番だな。」

 

「そうだね、僕のみに付いていた監視がなくなった今、僕に出来る事は見守る事だけさ」

 

「それで良いのか?」

 

「僕が知って見たところ、彼女達は相当頑固みたいだからね。2人はお互いに譲れないモノがある。だから、争う訳だけど……本当は止めたいよ?いくら【非殺傷性設定】があるからとは言っても、怪我しないか心配するよ」

 

彼らがいるのは、なのは達を肉眼で見える範囲にある公園の林の中だ。

隠れる事には適した場所である。

何故隠れるのか、それはただ単に、少女達の決着が付くのを見守る為だ。

自分達(廣光と光忠)が近くに居ては”少女(主)を守る”と誓った事が逆に邪魔になると判断したからである。

そう、前世の時ではあるが、【主】を守るという”刀剣男子”の本能。使命が彼女達の戦いに介入してしまわないかと思ったのだ。

それでは意味がない。

ちゃんと彼女達自身で戦い、どちらかの意思を貫き通した方が勝ちである。

だからこそ、離れる。ギリギリの範囲で。

 

「始まっ「ストップだ!」!?フェイトちゃん!」

 

「なのは!」

 

無事にジュエルシードを封印した後、少し会話していた様だが特に問題はなかった。

けれども、その後。

なのはとフェイトがお互いにデバイスを振り上げて突撃した瞬間。

2人の間に1人、少年がなのはのデバイスとフェイトのデバイスを受け止めて戦闘行為を中止させた。

 

「時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ。詳しい事情を聞かせてもらおうか」

 

そう言って飛行していた、なのはとフェイトを地上に降ろす。

いきなりの介入に驚きと共に彼女達の決着を台無しにされて怒りが湧く。

 

「名前からして何処かの組織か。政府みたいなモノか?」

 

「どちらかというと政府というより、うーん、政府と検非違使(警察)を足して割ったら管理局になる感じかな?」

 

「そうか」

 

「でもあの子どういうつもりかな、フェイトちゃん達の戦いを邪魔するなんて。水を差された感じがするよ」

 

「確かにな。だが、今はなのは達の元へ行くぞ」

 

「うん」

 

そう会話すると2人はそれぞれの少女(主)の元へ走る。

 

「このまま戦闘行為を続けるなら…「なのは!/フェイトちゃん!」!他にも仲間が居たのか」

 

少女の元へたどり着いたらデバイスを手に取り時空管理局執務官、クロノに対して抜刀出来る様にデバイスの柄に手で握る。

 

『一旦引き上げるよ。フェイトちゃん、悪いけど、目の前にあるジュエルシードは諦めて。彼、多分だけど見た目に反して、フェイトちゃんより強いよ。』

 

『そんな!』

 

『アルフ、フェイトちゃんの事任せたよ』

 

『あいよ!任せな。…あんたも気を付けるんだよ』

 

『ふふっ、ありがとう。すぐ帰るからのんびり待っててね』

 

そう念話で会話し、アルフは人間の姿でなんとかフェイトと共にその場を離脱しようとした時、青い色の攻撃魔法弾が放たれるが、全て光忠のデバイスで切り落とす。

顔だけ軽く後ろを振り返り、アルフとフェイトが無事に離脱した事を見届けると

デバイスを腰に差し直し、柄から手を放した。

 

「逃げる事を諦めたか」

 

「逃げるのを諦める?いいや?僕はただの殿さ」

 

そう言うとポケットから何かを取り出し、地面に叩きつけた。

そして叩きつけた物から強烈な閃光が照らされる。

 

「くっ、閃光弾か!」

 

あらかじめ閃光弾を叩きつける事を伝えられていた廣光は、なのはを後ろに隠して自身も片腕を目の前でかざし、眼を閉じていた。

閃光が止む頃に目を開ける。

辺りを見回すと、光忠は……居ない様だ。

 

「え?光忠君、いつの間に…」

 

「大丈夫か。なのは、ユーノ」

 

「うん、私は大丈夫」

 

「僕も大丈夫。廣光が盾になってくれたからね」

 

「そうか……」

 

そうの後、ちょっとほのぼのした空気を壊す声がする。

 

「ちょっといいだろうか?君達だけでも話を聞かせてくれ」

 

なのはとフェイトの戦いに介入してきた少年が話しかけて来たのだ。

いきなり介入して上目線で話を持って行こうとする。その態度が気に食わなかった。

 

「……慣れ合うつもりはない」

 

「な、何?僕はただ、話を聞きたいと言っただけだろう。ちゃんと答えてもらうぞ」

 

「……その態度が気に食わないと言っている。それがモノを訪ねる者の態度か?」

 

そう言うが、学校での廣光も人の事が言えなかったりする。

ただし、目上の人にはちゃんと敬語で話したりするので意外と真面目でもあったりするのである。

 

『ひろ君、ひろ君。ブーメラン、言葉のブーメランなの』

 

『黙っていろ』

 

『は、はい!』

 

念話でツッコミを入れるなのはだったが、直ぐに黙されてしまった。

 

「敬語も使えないとなるとお前、執務官とか言っていたが、お前を教育した人物の話をちゃんと聞いていたのか?教育者が泣くぞ」

 

「な、な、なぁ!?」

 

「こんな事は言いたくないが、執務官、向いてないんじゃないのか?まだ子供だろう?」

 

「き、君だって子供だろう!少なくとも僕は君より年上のハズだ!」

 

「え?」

 

「え?」

 

「ん?」

 

少年、クロノの言葉で一瞬空気が固まった感じがしたがすぐに再起動する。

年上?

 

「……失礼を承知で聞くが、お前、何歳だ?」

 

見た目だけなら、クロノは9歳のなのはとあまり変わらない身長をしている。

若干、廣光の方が高い。

 

「……歳だ」

 

「ん?」

 

クロノは廣光を睨みつけながら言う。

 

「14歳だ!」

 

「……………すまない」

 

「あ、謝るなぁぁぁー!僕が惨めだろう!この際笑え!笑ってろ!」

 

廣光はクロノの肩に手を置き、言った。

 

「男は女より成長が遅い、気にするな。これからが本番だ」

 

「慰めは要らない!少し高いからって調子に乗るな!」

 

「……多分俺も人の事が言えなくなるだろうからな。他人事ではない」

 

廣光は刀剣男子だった頃は日本人にしては(?)高い方の175㎝だったが、背を伸ばしたい気持ちはよくわかるつもりである。

 

「何を言って!⦅クロノ!⦆は、はい!」

 

クロノの横に空中に浮くモニターらしきモノが現れる。

そのモニターには少し、クロノに似た雰囲気の女性が映っている。

 

⦅突然の出現失礼します。

私は時空管理局巡行艦アースラ艦長、リンディ・ハラオウン提督です。

我が局員が失礼しました⦆

 

流石に”艦長”と名乗っているあたり、頭は下げられないがしっかりと言葉で謝罪するリンディ。

 

「母さ…艦長!謝罪は不要です!こんな失礼なヤ⦅クロノ⦆……失礼しました」

 

⦅どうか話を聞かせていただきたいのです……我が時空管理局の艦船【アースラ】へ来ていただけないでしょうか?⦆

 

廣光は正直赴くのは却下したいのだが、今は仕方なしとして頷くしかないのか…っと悩んでいると

 

「ひろ君、私とユーノ君は大丈夫だから行こうよ。お話で解決できるなら、それに越したことないもん」

 

「うん、なのはの言う通りだよ。僕達は大丈夫。行こう、廣光」

 

「なのは…ユーノ…」

 

しばらく考えていたがこうなっては自棄だと

 

「わかった。その申し出、受けよう」

 

こうして艦船【アースラ】に赴く事になったのであった。




はい、時空管理局の介入です!
クロノくんキター!クロノくんや、リンディさん達、大好きではあるのですが、つい、ツンとした態度をとらせてしまいます。
さて、次回はどんな感じになるのか。謎ですね!(書いてるのお前やろ)
次回にご期待!(いつになるかわかりませぬ…。すみません)
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