ただ、アニメでやっていた一部をすっ飛ばしてしまいました。
戦闘シーンを私に期待しないで下さいね!すんごく苦手なんです……。
でもなるべく書く様にがんばります!
「所でユーノ」
「何ですか?廣光さん」
「……タメ口でいい、さんもいらない」
「え、でも……」
「でもも何もない。で、なのはは知っているのか?」
「あ、はい…じゃない、うん、えっと何を?」
「お前が人間であるという事だ」
「ああ、知っているハズだよ。初めて会った時だけどジュエルシードの怪物と最初に戦ってた時は人間の姿だったし、その時に見てるハズだ。ただ、今は魔力が足りなくなってこの姿で回復してるだけだから」
「………そうか」
「(嘘は言っていないな)」と嘘に関しては勘がそう言っているので多分大丈夫だろう。
その時はそう思ったが後でそれが間違いであったと知るのであった。
「でも、廣光には僕が人間なのは話してないよね?なんでわかったの?」
「………勘だ」
「え」
「勘だ」
「でも」
「勘だ」
「ア、ハイ」
まさか、魂を見ただなんて言えない。
たまに人間か、そうじゃないか魂を見て分かるという能力を持つ刀剣男子が居ると聞いたことがある。
前世の頃なら納得するがなぜ人間である自分が見えるのかが不思議だった。だが、これで分かったがどうやら付喪神だった頃の力が使える様だ。
まさか本体(刀)も呼べるか?とも思ったがそこは流石に呼べなかった。
後、幼い頃から体の中に何か籠っているモノがあると感じている。それが本体ではないか?と思っていたのだが違う様で……。ユーノから聞いたがどうやら俺にも魔力の様なものがあるらしい。もしかして籠っていたモノとは魔力の事か?と思いユーノの指導の下、念話を試してみた。そしたら直ぐに使える様になった。
どうやら本当に魔力の様だ。
その事はいい、この後が大変だった。
「で、このフェレットが原因でなのはは危険な目に遭わないといけない訳か」
その言葉から高町家のユーノ・スクライア被告人の裁判の様なモノが始まった。
結果から言わせてもらえるとユーノの勝利に終わった。
”辛くも”っと付くがな……。
失禁しなかっただけすごいと言っておく。一流の剣士2人の本気の殺気に当てられて一般人(今は動物)が平気な訳がない。
俺からの援護もあり、なんとかジュエルシード集めを許してもらった。
本当は恭也さん達もジュエルシード探しに協力したいと言ったのだが、なのはが自分と俺に任せてほしいと言ってきた。なのはの必死な説得により俺となのは、ユーノで探すことになった。
ただし、俺は死に物狂いでなのはを守らなければならない。
それは良い、問題ない。
なのはを守るのは俺の役目、俺の使命。
何も問題はない。
……どうやら今回、生まれ変わりとして人間になってから大分丸くなったものだなと思う。
刀剣男子の頃は「一人で戦い、一人で死ぬ」や、「俺は一人で戦う。お前らは勝手にしろ」などよく言っていたものだ。
今でもたまに思うが口に出して言おうとは思わない。
むしろ言ったらなのはが悲しむのではと思い、言えない。
アイツが泣くのは流石に堪える。
……実は今存在している俺は【大倶利伽羅】の亜種か、偽物なのではと思ってしまう。
それほど俺は他人と慣れ合う様になっている。
(それでも学校では「俺一人で十分だ」と言って本当にこなしてしまうのであった。2人作業の場合、仕方ないのでなのはか、ある程度の交友のあるクラスメイトとしている)
そんな色々な毎日を送りながら、ジュエルシードは順調に集まっていた。
神社での戦いや、犬?との戦いも無事に終了している。(主に俺が弱らせて、なのはが封印するという形だが)
なのはに聞くともうあれから5個集まっていた。
今まで怪物相手だったのであまり気にしなかったのだが、まぁ、とにかく今何を言いたいのかというと
「人間が使用するとこうなる訳か……」
そう、今現在、ジュエルシードの暴走によって樹が暴れだし、街を襲っているのだ。
暴走している樹から離れた場所に佇む2人と一匹。
ユーノ曰く、「強い思いを持った人間が発動させた時、ジュエルシードは一番強い力を発揮するから」との事。
その結果が樹の暴走。今までは運が良かったのだ。
「ユーノ君、こういう時はどうすればいいの?」
「え?あ…」
「ユーノ」
「あ、うん。封印するには接近しないとダメだ。まずは元となっている部分を探さないと。でもこれだけ広い範囲に広がっちゃうと、どうやって探していいか……」
「ユーノ、改めて聞くが、これは人間が”元”と思っていいんだな?」
俺からも問いかけられ答えるユーノ。
「え、うん。多分だけどね。間違いはないハズだよ」
「ならば、なのは」
「あ、はい!」
「この正面の太い樹からやや右側を調べろ。見つけたかもしれない」
「ホント!?」
「ええ!?」
「急げ」
「うん!」
[Area Search(エリアサーチ)]
「リリカル、マジカル…探して!災厄の根元を!」
目を閉じてなのはが集中する。
少し1,2分したか、しないかの短い時間に、
「見つけた!」
「本当!?」
廣光の言う通りの場所に2人の少年少女が抱き合って眠っていた。
「すぐ封印するから!」
「ココからじゃ無理だよ!近くに寄らなきゃ!」
「なのはなら大丈夫だろう」
「廣光!?」
「ひろ君……うん!出来るよ!大丈夫。ね、レイジングハート!」
レイジングハートを根元の正面の空に掲げる。
[ShootingMode、set up(シューティングモード セットアップ)]
すると、レイジングハートは今、なのはが必要とする姿へと変形する。
「行って!捕まえて!」
1発の砲撃が根元に撃たれ、ジュエルシードの力が弱体化する。
[Stand by Ready(スタンド バイ レディ)]
「リリカルマジカル!ジュエルシード、シリアル10!……封印!」
そう、なのはが叫ぶと極太の砲撃が放たれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こうしてシリアル10、ジュエルシードを封印出来たなのは。
だが、なのはの父親、士郎のオーナー兼コーチを勤めるサッカーチーム【翠屋JFC】のゴールキーパーがジュエルシードを持っていた事に気付いていたはずの事実。
割れた地面と壊れかけた街……こんな事になる前に止められていたかもしれない現実。そのことに心を痛め、やはり、士郎達に助けてもらわないと無理なのかと落ち込むなのは。
「前もって防ぐ事が出来なかった事を後悔しているのか?」
「え?」
「落ち込むなとは言わないし、後悔するなとも言わない。何より、今回、俺はほとんど何もしていないからな」
その場にずっとしゃがみこんでいたなのはの前に立つ廣光。
廣光の言葉に顔を膝に埋めていたなのはは直ぐに顔を上げて叫ぶ。
「そんな事ないよ!私が探索魔法を使う前から2人の事、見つけてたじゃない!すごいのはひろ君だよ!」
それは樹の中に人間が居て、それが根元となっているなら人の魂を探せばいい。
そう思い、魂の輝きを探すと直ぐに見つかった。それだけである。
「だが、俺ではジュエルシードを封印する事は出来ない。それに、俺は魔法を使えないし、基本接近型だ。遠距離攻撃出来ない。出来るとしたらナイフを投擲する位だろう」
「(僕的にはそれもすごいと思うけど)」
ちょっと場違いだが素直にそう思うユーノ。
廣光は封印の後からずっと落ち込んでいるなのはの手を取り、立ち上がらせる。
「なのは、これからもまた同じ事が起きるかもしれない。それでもユーノの手伝いをしたいと思えるか?」
「え……?」
「これはある意味強制みたいなモノだ。ジュエルシードを封印出来るのはレイジングハートを扱えるなのはのみ。恐らくこれから同じ事……いや、それ以上の事が起きるかもしれない。それでもやれるか?」
「ひろ君……」
「出来れば俺が扱えたら良かったが、そうもいかない。だが、あんたの事は俺が守る」
「ひ、ひろく「だから、”精一杯頑張る”じゃなく、これからは俺達の出来る”全力で頑張る”でいいんじゃないか?」!……あ」
廣光となのはは見つめ合う。そこには真剣になのはを廣光なりの気遣い、優しく見つめる眼差しがあった。
それを真正面から受けたなのはは自分の顔が赤くなるのがわかる位火照ってしまう。
お忘れかもしれないが廣光は相当な美少年だ。語られてはいないがたまに変態(特に痴女)が目の前に現れたりする位だ。(必ず穏便に(気絶させて)済ませ、警察に引き渡している。近場の交番では顔を覚えられる程だ)
そんな少年に見つめられ、優しい声で「俺が守る」と言われてしまえば誤解する所だろう。(っと、なのはは思っている)
「もう二度とこんなことが起きない様に、な」
「……うん!」
「だが」
「?」
「無理だけはするな、全てを抱え込むな、ホウレンソウを大事にしろ。以上」
「ひ、ひろ君!?結構、学校でひろ君に言われたくない事ばっかりなの!」
「あんたは時に俺より酷いからな。これ位言わないと聞かないだろ」
「むー!それは酷いの、ひろ君!」
「………だな」
「にゃ?何か言った?ひろ君」
「いや、なんでもない。帰るぞ」
怒る元気があればもう大丈夫だろうと判断した。
しかし、これからなのはにもっと困難な出来事が待ち受けていた。
そして、それは廣光にも言える事で……。
これからどうなるのか、それはまだ誰も分からない。
結構駆け抜ける感じで書いてしまった感がしますね。
そんなところを直したい今日この頃……。
何度も言いますが、文才が欲しいです……。