葛葉猊琳は召喚師である   作:嘔吐羊

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prologue-前世界より

 

 

 子供の頃、俺は所謂幽霊が見えていた。

 

 見えるものは幽霊に留まらず○ノノケ姫のコダマのようなもの、宗教画で見られる鬼や悪魔のようなものまでが見えていた。それら異形のものは目が合ったり声に出してしまうと、俺に危害を加えてきたり、ついて回ったり、はたまた目的や意味が理解できないことをしてきた。 

 巻き込まれるのを避けるため見えないふり、気づかないふりが出来る様になるのに10歳くらいまでかかってしまった。

 

 結果他の人には見えないものが見えていたせいで、俺は周りの人間から嘘つき呼ばわりされていた。

 

 ただ嘘つき呼ばわりされるだけならまだ何とかなったかもしれない。

 俺の行動や言動以外の迷惑が周囲にかからなければ。

 

俺のことを助けたいのか正義漢なのかは知らないが、俺の言動を正そうとしたり友人の輪に誘う生徒がいた。俺のことが気に食わないのか、余計なちょっかいを出してくるガキ大将もいた。そういった生徒らは異形の者にとっては俺の同類と思われたのか、俺と同様にちょっかいを出されていった。

 俺と違い異形が見えていない彼らは、その原因を「俺に関わっている」以外に思いつける筈も無く、俺から離れるぐらいしか出来なかったのだろう。そうして俺に関わろうとしてくる生徒はだんだんと少なくなっていった。

 

 そうして家族を含む周囲が、腫れ物に触るような態度を取るようになって数年。青春らしい青春を謳歌出来ずに高校3年生になった俺は、大学受験の受験勉強に苦労しつつ、将来に不安を抱いていた。

 

 そんな秋口のある日の放課後、俺は帰り道に奇妙な存在を目にした。

 良くも悪くもそいつが、俺の運命をあさっての方向に向かわせたのだ。

 

―――――――――

 

 

 一日の授業の終わりを知らせる放課後のベルが鳴る。俺の学校では清掃は昼に行うので生徒たちはそのまま自由の身となる。部活に行く生徒、何処に遊びに行こうか相談する生徒など様々だが、みな一様に教室から移動するための支度を始めている。

 

 そんな中ただ一人だけ、俺は席に座ったままで一枚の紙と向き合って唸っていた。

 

 彼が見ているのは大学の一次入試(センター試験とも言う)の模擬試験の結果である。

 その結果は文系科目の成績こそやや悪いものの、総合偏差値は平均をなんとか超えている。有名な大学さえ選ばなければ問題はなさそうである。現に志望校のうち半数以上は高評価が出ている。志望校の選び方に俺の隠れた慎重さが垣間見えるが、俺が頭を悩ませているのは成績のことではない。

 

 俺が在籍する高校では、この時期になると模試の結果を踏まえた担任との二者面談を行っている。一人にかける時間は5分も無いものの、そのわずかな時間で志望校を弱点強化のための相談をする奴や、志望校の変更を諭されて決心した奴だっている。

 そんな面談で担任の男性教師に俺が言われたことはたったの二つ。模試の結果を見せられて、

 

「結果を見ましたか、君の得意不得意がよく表れていますね。」

「ですがこのまま勉強を続ければ大丈夫でしょう。これで面談は終了です。」

 

 何ともあっさりしたものである。時間にして30秒も掛かっていない。次の女子生徒には俺の分の時間まで使って10分弱は掛かっていたのに。

 とはいえ、それは良い年した男性教師がその女子に色目を使っているわけではない……と思う。どちらかというと俺の霊感体質が怖くて避けられているのだ。

 

 俺の体質のせいで人に避けられているのはよくあることだ。

 他にも具体例を挙げてみよう。例えば俺の席配置もその一つだ。

 俺の席は廊下側の1番後ろ、日に当たりにくいだの1秒でも早く帰れるだのと羨ましがる奴もいるかもしれない。けれど俺のクラスに羨ましがる奴はいない。

 

 何故ならその席配置は俺の近くの生徒を極力少なくし、俺がいつ教室から抜けてもいいようにする為の配置である。

 俺の近くにいると異形たちの悪戯の対象になる確率が上がる。悪さをしているのが異形だと分からなくても、被害を被る事だけは分かっている。

 俺が教室からいなくなれば、俺に引き寄せられた異形たちは俺と一緒に出ていく。以前余りにも周りに異形が集まりすぎたので無断で出て行ったことがあるが、戻った時に一言言われるだけで済んだ。

 

 話が大きく脱線したが、周囲は俺を避けるし、俺も周囲に関わらない事が習慣づいている。このことが今俺を一番悩ませていることだった。

 

 高校まではなんとかやってこれた。テストで必要なだけの点数を取って、宿題を提出する。それらが血の付いたものに見えようと、多少破けていようと、大した問題じゃない(と俺は思っている)。

 だが大学、そして社会に出れば人と関わらざるを得ないだろう。分野にもよるがゼミなどは共同で長時間研究しなくてはならないだろう。成績から言って理系に向いている俺なんかは、なおさら研究で他人と触れ合う機会が多い気がする。

 社会で仕事をするにあたっても同様だ。一人で完結する仕事なんてほとんどない。伝統芸能の職人なんかが、もしかしたら師匠以外と関わらなくて済むかもしれないが、買ってくれる客や小売店とはどうしても接触しなくてはならないだろう。さらに言えば工芸品などに異形が取り付きでもしたら、謂れのない呪われたアイテムの出来上がりだ。

 今まで人と関わってこなかった故の自分の低いコミュ力と、異形たちの影響が合わさって最悪に思える。これからの人生をどうやって過ごしたらいいんだ……。

 

 そうやって長い間、名案が浮かぶわけもないのに悩んでいた。気が付くと、クラスに残っているのは俺一人だけになっていた。

 

「帰るか。」

 

 俺はそうやって問題を先送りにした。悩んでもしょうがないと。

 

―――――――――

 

 日の入りが早くなってきたせいか少し薄暗い此処は、俺が通学に利用している学校の最寄り駅の前の広場。バスやタクシーのために少しだけ開けている駅の出入り口の前だった。

 

 周囲には特に部活動に所属していないであろう生徒たちが、遊ぶために街へと繰り出している。そんな彼らに交じって、受験勉強の為に学習塾に通うであろう同級生らしき人影が、単語帳や小さめの参考書を片手に歩いているのがぽつぽつと見受けられる。

 

 他には早めに帰ることができる職業なのか、スーツ姿の大人たちの姿。そして近所に住んでいるであろう婦人たちが立ち話に興じている姿が見える。あと全く相手にされていないビラ配りをしている人も。

 配っているのがティッシュペーパーだったら、結果は違うんだろうなと思う。そして、ビラ配りなら人と一瞬しか関わらないので自分にも向いているのでは、と根拠の無いことを考えながら前を向く。

 

 

 駅前の人込みの中で一人だけ、俺の目に異質に映る存在がいた。

 

 

 俺の目に映るその姿は青年男性にも女性にも、少年にも老人にも、天使にも悪魔にも見えた。あらゆる姿が重なって、体の輪郭がぼやける様に見えるその存在は、けれど何処かで見たようにも思えた。

 そしてその存在感は今まで見てきた何よりも大きく、禍々しく、神々しいものだった。

 

(なんだ……あれは……。)

 

 言葉にしてしまいそうだったが、それ以前に圧倒されて声が出ない。

 見て見ぬフリを決め込みたかったのだが、その奇妙な存在感のせいでいつも通りの無反応どころか目を離すこともできなかった。

 あれは普通の人間が関わってはいけない存在だと、本能的に理解する。

 

 視線をずっと向けていたせいかその存在がこっちに気づく、気づいてしまう。

 目が合った。合ってしまった。

 

 その存在は何かに気づいたのか、少し驚いたような表情を見せた後にニヤリと笑った。

 

 その瞬間、緊張かそれとも恐怖か、俺の意識は途絶えた。

 

―――――――――

 

どれ程の時間、気を失っていたのだろうか。

 

 寝すぎたような気怠さを感じつつ目覚めると、俺は奇妙な空間にいた。

 まるで人口の迷宮のように道を形成した高くそびえ立つ壁、天井部分が開けていて空は真っ赤に染まっている。いや、満遍なく赤く光っている天井が高く遠すぎて、空のように見えているのかもしれない。

 金色の壁と床に走る、空と同じ色の真っ赤な線は目に優しくない。

 辺りはしんと静まり返っていて、人はおろか動物の気配さえ感じない。

 こんな景色は住んでいる街には存在しない。

 しかし、本来なら現実的ではない光景であるこの場所を、俺は知っていた。

 

 突然だが、特に親しい友人などいない俺にとって、娯楽といえば専らアニメやゲームくらいなものである。

 そのゲーム作品の中に女神転生というものがある。

 

 その作品では主人公が俺が今まで見てきた異形の様なものと関わり、自身の生存を賭けた戦いへと挑んでいく物語。

 その世界では天使であれ悪魔であれほとんど全ての異形を「悪魔」と総称する。主人公はそれら悪魔を時に従わせ・交渉し、時には打倒して道を切り開いていく。作品によっては自ら悪魔となったり、悪魔に逆に従うこともある。

 また、戦力が足りないと思ったら悪魔を合体させてより強い悪魔を生み出すこともできる。

 そんな「悪魔」との戦いを描いた作品は、異形に対して何もできない現実から逃れることのできる、数少ない理想だった。

 

 何でこんな回想をしたかというと、目の前の光景がそのゲームで見た光景と瓜二つだからだ。

 そのゲームで得た知識を基に鑑みるに、おそらくシリーズ大元の三作目である「真・女神転生Ⅲ」。

 この空間はその作品に出てくる「アマラ経絡」と呼ばれる道のどこかだろう。

 人の負の感情が生み出す「マガツヒ」と呼ばれるエネルギーが流れ、どこかへと送られていく道。道の途中ではそのマガツヒを求め、魑魅魍魎が跋扈しているはず。

 

 ゲームの世界が現実になった、または俺がゲームの世界に入り込んだ。そんな信じられない可能性を、目の前の光景が否応なしに本当なのだという事を突きつけてくる。

 何処からともなく悪魔が飛び出してくるのではないか、そう思って周囲を警戒するとふいに気づく。

 暗い色のハンチング帽をかぶった金髪の青年が少し離れた道の中央にいる。

 この青年の姿には見覚えがある。放つ気配は先ほどの奇妙な存在と同じもの。

 そして何より...

 

「やあ、起きたみたいだね。」

 

 シリーズ通して登場する、最も強大で厄介な悪魔の擬態の一つである。

 

 

―――――――――

 

 気を失う前に見た奇妙な存在。それと同一であろう青年が、バーカウンターにある座席の様な少し高めの椅子に腰かけている。

 

「君にぜひ行ってほしい世界がある。そこでは君のような存在がその力を扱う術を心得ているものが大勢いる。そこに行けば、君がずっと望んでいた力が手に入るだろう。」

 

 青年は困惑している俺をお構いなしに、坦々と話し始めた。

 

「しかし、君がその世界に行くには二つの契約をしなくてはならない。一つは僕と、もう一つは世界との契約だ。」

 

 青年は律儀に指を2本立てて、それを1本に戻すジェスチャーを交えながら説明する。

 

「僕との契約は君をその世界に連れていく為のもの。つまり案内をする僕に対する報酬を払う契約だ。世界との契約はこれから行く世界に適応しその世界に拒絶されない様にする為の契約だ。」

 

「此処までで質問は?今なら受け付けるよ。」

 

 話が通じる事と姿が見覚え有るものに変わっている為か、俺は恐れを抱きつつも話せるくらいには落ち着いているようだ。

 なのでまずは、なぜ俺がこのような提案をされているのか、その理由を尋ねた。

 

「理由か……。まあ大きく分けて二つある。

一つは君のマグネタイト、霊力と言ったほうが分かりやすいかな。君は中々の霊力を持っているが、この世界ではそれが活かせていない。見たところそこいらの下級悪魔にさえ、対抗する手段を知らないようだ。

それを理由に将来を悲観し生きることもままならないなら、いっそのことそれを活かせる別な世界に行ってみないかい。職業の斡旋と大して変わらないよ、詰まる所はね。」

 

 淡々とした口調で青年は話す。

 如何なる理由かはわからないが此方の事情を把握しているらしい。

 そして彼の話す内容が正しいのなら、悪魔が寄って来た原因が俺のマグネタイト(=霊力)に引き寄せられてと言うことに納得がいく。

 

 俺は理由は分かったと頷いて続きを促す。

 

「続けるよ。

 そしてもう一つは君の知識。これから君が向かう世界、その世界の辿るであろう未来の可能性は、こちらの世界では既に物語として語られている。正直言って僕はその未来が少し気に食わない。

 その物語を君は知っているし、当事者になれるなら君は未来を変えようとするだろう。僕はそう予測したからこそ、君にこうして提案している。」

 

 提案するのがこの青年という事と俺の知識。となると十中八九は女神転生の世界だろうと予想できる。

 もしかしたら今から行く世界はこの青年にとって都合の悪い、例えば必要以上に秩序が保たれている「人類みな神の従僕」みたいな世界になるのかもしれない。

 

 俺がそこそこのマグネタイト量を誇り、女神転生の原作知識もある。

未来を変えようとするかは疑問に思うものの、納得のできる理由だと思った。

 

 俺が選ばれた理由は分かった。

 次は先ほど言っていた契約の詳細を知りたい。

 

「順応が早くて助かるよ。

 そのまま君を連れていきたいところだが少々問題があるんだ。

 本来君は元の世界の人間であって、これから行く世界にとっては君は異物だ。そのまま連れていけば世界そのものが排除しようとするだろう。それを避けるためには以前の世界との契約を断ち切り、新しく暮らす世界と契約しなければならない。

 もう一つの契約はいたって簡単。世界を移動するなんて事を君一人でできるわけがないから僕が送ってあげよう。勿論悪魔を従わせる力が身につく場所へ。

 最後に肝心要の契約の対価だが……。」

 

「大したことじゃない。

 僕に支払うべき対価は肉体年齢及び寿命を十年分といったところか。

 そして世界に支払う対価は、以前の世界でしか知り得ない知識や記憶を他の誰にも話せなくなる事だ。」

 

「それは……。」

 

 対価として重いのだろうか、軽いのだろうか。

 今までの人生18年で悪魔と契約した事など当然ながら一度もない。勿論世界とも。

 この契約が俺にとって釣り合いの取れた取引なのか考え込む俺に、青年はさらに言葉を紡ぐ。

 

「困惑しているようだから言っておくと、僕との契約は半分以上は君のことを思うが故の契約だ。子供の学習能力や身体能力の成長性の高さと同じく、悪魔召喚師としての素質や能力は早いうちに伸ばしたほうがいい。

 ならば転生して赤ん坊から素質を伸ばせばいい、と思うだろうが必ずしもそうとは言えない。転生して異世界に行く場合、その才能は転生後の肉体の影響を大きく受ける事となる。記憶や魂を引き継ぐとはいえ、中々の素質を持つその器を捨てる可能性があるのは勿体無いと思うよ。

 だからこそ君を10年若返らせる。それだけだと寧ろ得だと思う人も多いし対価にならないから、その分の寿命を転移と若返りの対価として頂くよ。悪くない取引だと思うがね。」

 

 うん若返れるなら悪くない、なんて簡単に納得いく自分がいる。悪くない取引なのだが気になることがさらに増えた。

 

「さっき、悪魔召喚師って言いました?」

 

 更に話を続けようとしているのを遮り、青年に尋ねる。

「悪魔召喚師」

 文字通り悪魔と契約し、召喚し、使役する人たちのことである。俺はそれになるというのだろうか。

 

「召喚師では不満かい?それが嫌なら人為的に人を悪魔にする方法も無い訳では無いがね。あれは才能の有無に関係なく、適応する人間は極僅かだ。尋常でない苦痛を伴うし、万が一悪魔化できたとしても人であった頃の自我を保てる者は更にその一握りもない。それでも良ければ試してみるかい?」

 

 首を横に振り、即座に否定する。俺の人格が消えるなんてまっぴら御免だし、自我を保てたとしても悪魔になって文字通りの修羅の道を歩むつもりはない。

 

「そうだね。君が君らしくある為にも悪魔召喚師、サマナーと呼ばれる彼らのようになるのがいいと僕は思うよ。

 話を戻そう。世界との契約が必要なのはさっき話した通りだ。契約の内容に関しては悪魔化しない理由とさほど変わらない。

 世界に大きな影響を与えかねない異世界の知識。それ自体を消し去れば世界は何の抵抗もなく君の存在を受け入れるだろう。だがその場合、その記憶に根差した君の人格は歪むし、その世界の物語の記憶もなくなる。それじゃあ送り出す人間が君である必要がなくなってしまう。

 君の人格と記憶を保持したまま、世界に受け入れてもらう。その為の最低限の対価が「他人に話せない」という制約であり、世界に落とし込むための力が僕との契約。

 これで納得はしてくれたかね。」

 

 この内容もまあ、納得のいくと思う。

 けれど正直に言ってゲーム内で説明してくれる時よりも丁寧な説明で、逆に怪しく感じてくる。女神転生の登場人物って意味深な発言ばかりで終わる事が多いからな。特に目の前の青年のようなタイプは。

 そんな風に怪しさを感じつつも、内容に不審な点は無いし俺にとっても損はない。俺はこの青年と契約を交わすことにした。

 

「ありがとう、じゃあ早速契約に移ろう。方法は簡単。僕の手をつかんで、「契約する」と一言言ってくれればいい。」

 

 そういって差し出された右手を、同じく右手で握手する形で掴む。

 

「契約する。」

 

 失った青春を取り戻す。霊感体質を改善し、サマナーという確か(?)な職を手にする。そんな決意を込めて言う。すると対価であろう何かが、右手を伝って俺の体から抜けていった。妙な感覚だった。

 

「改めて、引き受けてくれてありがとう。

晴れて君はこれから新しい世界へと向かう。存分に思うがままに生きてほしい。

最後になるが言い残したことはもう無いかい?」

 

 そういわれて俺は右手をつかんだまま、

 

「あなたのお名前は?」

 

 確認する為に尋ねた。目の前の青年が俺の本当に知っている青年かどうかを。

 

「ルイ・サイファー。ルイとでも呼んでくれたまえ。」

 

 今までで一番いい笑みを見せつつ、ルシファー(ルイ)は答えた。

 

 その直後俺自身と俺の視界は、目も開けられない程に眩しい光に包まれた。

 

 




色々説明は聞いたものの、あっさりと契約しちゃう主人公。

まあ相手が相手だし下手に断れませんよね、普通は。
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